2015年04月30日
新ルート開拓!「鳥川ホタルの里」
平成27年4月29日(祝)に、鳥川ホタルの里で
登山道の新ルート調査を行いました。
鳥川町では、地元の鳥川ホタル保存会が中心となって里山の
登山道整備を進めています。これまでにも様々なコースが整備されていますが、
まだまだ未開拓のルートもたくさんあります。今回はホタル学校から東へ進み、
額堂山(標高421m)へと抜ける新ルートの開拓調査を行いました。
★鳥川ホタルの里山歩きマップは、こちらのサイトから詳しくご覧いただけます。
http://www.oklab.ed.jp/tokkawa/
(鳥川ホタル保存会)
参加者は案内役として鳥川ホタル保存会の方と、
案内看板制作でお馴染の松本吉央さん、
そして岡崎年金者軽登山・里山ハイキングの会の皆さん合せて13名です。
ホタル学校を出発し、向かいのインフォメーションコーナーから
山道へと入ってきます。
はじめは林道があって歩きやすいですが、10分も歩くと道らしい道はなくなります。
ご案内いただいた地元の中島さん(御年90歳!)の記憶を頼りに山肌を進んでいきます。
途中に「炭焼き」の跡がありました。かなり古いもので、かろうじて
くぼみが残っている程度です。昔は鳥川でも炭焼きが盛んだったそうです。
こちらはおそらくイノシシの「ヌタ場」でしょう。ヌタ場とは野生動物が
体についたノミやダニを取るために体をこすり付ける場所です。
鳥川でもイノシシやシカの獣害が深刻な問題になっています。
途中で地図と現在地を照らし合わせながらルートを確認していきます。
木が生い茂っていて見晴らしが悪いので、尾根の向きやピークの位置を
確認しておおよその現在地を調べることになります。
途中に目印となるロープを付けながら進んでいきます。
似た景色が続くので、頻繁に目印をつけていかないと
あっという間にどこから来たのか分からなくなってしまいます。
そろそろ目的地に着いても良いころだけど…と思いながらもなかなか着きません。
だんだんと不安になってきたころで、既存のルートと合流しました。
皆さん一安心で笑顔がこぼれました。(ここで記念撮影「ハイ、チーズ!」)
里山は周りの景色が似ているので迷いやすく、正しいルートかどうか
確信が持てないまま歩くのは結構なストレスになります。
今でこそ鳥川の登山道は看板も設置されて分かりやすくなっていますが、
最初はみんなこうして調べてルートを作っていったんですね。
これまでの大変な苦労が偲ばれます。
今回調べた新ルートは5月以降、ピークやルートの名前を決めながら
整備を進めていく予定です。今から参加しておけば、自分の提案した名前が
採用されるかも!
次回5月23日(土)は登山道の案内看板作りを行います。
山歩きに興味のある方など、ぜひご参加ください☆
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撮影日 平成27年4月29日(祝)
撮影場所 ホタル学校(鳥川町)
投稿者 からさわ
自然との共生を「ホタル」を通して考えましょう!
HP:http://www.morinoeki.jp/hotaru_gakkou/index.html
Posted by 岡崎市環境部環境政策課 at 13:25
│鳥川ホタルの里(ホタル学校)