市内のホタルの保護活動を支援し、ホタルの生態や生息環境への
理解を深め、市内におけるホタル生息地の拡大を図るため、
毎月一回
「ホタルサポーター活動」を実施しています。
講師はホタル学校名誉校長の
古田忠久先生です。(写真)
※全国ホタル研究会顧問・生田蛍保存会会長
平成27年2月7日(土)、この日の活動には
「美合小学校」の
ホタル部の児童が郊外学習に訪れ、大人と一緒にホタルについて学びました。
※「美合」=「みあい」と読みます。
美合小学校のホタル部の活動は伝統があり、
学校内にはホタル飼育施設も充実していて、
懸命な活動が続けられています。
古田先生お手製の資料を基に講義が進められ、
カワニナやゲンジホタルの飼育方法についての解説を聞きました。
ホタル部の部員ともあって、みんな真剣なまなざしでお話を聞いています。
美合小学校では、四年生になると
「マイホタル活動」が始まります。
一人一匹のゲンジボタルの幼虫の世話を続け、観察をしていきす。
そして毎年9月の終り頃、成虫になってきれいに舞ってくれるよう
願いを込めてに川に放流します。
これらの伝統的な活動により、ホタルへの愛着はたいへん強く、
学習にも熱が入ります!
児童からの質問では「ヒルがたくさん発生してカワニナがやられてしまい
大変だった。どうしたらいいでしょうか?」といった、実際に起こった問題
などについて議論が交わされました。
生き物を飼育することは大変なことで、毎日の観察や異常の有無など
気を配ることの大切さを教えてもらいました。
この日、初めてホタル学校を訪れた児童もいて、
ホタルに関するいろいろな展示を見て回り、クイズにもチャレンジしました!
これからもぜひホタルの学習を続け、それぞれの地域で
ホタルが安心して棲める環境が整えられ、当たり前の光景として
ホタルの光を観ることができるよう頑張っていきましょう☆
◆美合小学校のホームページです。
http://www.oklab.ed.jp/weblog/miai/
学校行事や部活動、ホタルに関する活動のことも紹介されています。
ぜひご覧ください!
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撮影日 平成27年2月7日(土)
撮影場所 ホタル学校(鳥川町)
記録 ホタル学校スタッフ
投稿者 やまのうち
自然との共生を「ホタル」を通して考えましょう!
HP:
http://www.morinoeki.jp/hotaru_gakkou/index.html