2013年04月06日
鳥川ホタルの里「トヨトミ梨」の花が満開!
鳥川ホタルの里(鳥川町)にある「トヨトミ梨」の花が満開になりました。
トヨトミ梨は、岡崎市指定の天然記念物で、野生梨の一種で全くの固有種です。よって野生のトヨトミ梨は世界でたった1本しかないという、とても珍しい木です。


かつて樹齢300年を超える大木(下の写真)でしたが、昭和34年の伊勢湾台風で幹が枯れてしまいました。しかし、根元から枝が伸び、現在のトヨトミ梨となり、復活したのです。現在のトヨトミ梨も、平成21年の台風18号で根元から倒れ、枯死寸前でしたが、奇跡的に復活をしました。

秋に小さな実をつけますが(下の写真)、渋くてとても食べられないので「石梨」とも呼んでいます。現在は、この実から育てた苗木が岡崎市内を中心に数十本育てられており、子孫が元気に育っています。ホタル学校にあるのもそのうちの一本です。
実をつけたトヨトミ梨
ホタル学校にある子孫
ホタルを育む山里の時の流れを見守り続けた「トヨトミ梨」。私たちに季節を告げる一つの存在として、いつまでも元気に成長を続けてほしいと願うばかりです。
撮影日 平成25年4月5日(金)
撮影場所 鳥川ホタルの里(鳥川町)にて
投稿者 ホタル学校スタッフ
自然との共生を「ホタル」を通して考えましょう! 
トヨトミ梨は、岡崎市指定の天然記念物で、野生梨の一種で全くの固有種です。よって野生のトヨトミ梨は世界でたった1本しかないという、とても珍しい木です。


かつて樹齢300年を超える大木(下の写真)でしたが、昭和34年の伊勢湾台風で幹が枯れてしまいました。しかし、根元から枝が伸び、現在のトヨトミ梨となり、復活したのです。現在のトヨトミ梨も、平成21年の台風18号で根元から倒れ、枯死寸前でしたが、奇跡的に復活をしました。

秋に小さな実をつけますが(下の写真)、渋くてとても食べられないので「石梨」とも呼んでいます。現在は、この実から育てた苗木が岡崎市内を中心に数十本育てられており、子孫が元気に育っています。ホタル学校にあるのもそのうちの一本です。


ホタルを育む山里の時の流れを見守り続けた「トヨトミ梨」。私たちに季節を告げる一つの存在として、いつまでも元気に成長を続けてほしいと願うばかりです。
撮影日 平成25年4月5日(金)
撮影場所 鳥川ホタルの里(鳥川町)にて
投稿者 ホタル学校スタッフ


Posted by 岡崎市環境部環境政策課 at 10:00
│鳥川ホタルの里(ホタル学校)