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2015年08月03日

昆虫博士入門!「チョウ・トンボの標本作り」

昆虫博士入門!「チョウ・トンボの標本作り」
平成27年7月26日(日)、ホタル学校で
「チョウ・トンボの標本作り」を開催しました。

講師は元教員で、岡崎市文化財保護審議会委員の三浦重光先生です。
三浦先生は野鳥や昆虫などに精通していて、野生生物の写真集も
発刊されているスペシャリストです。

昆虫博士入門!「チョウ・トンボの標本作り」
まずは三浦先生に昆虫捕獲のコツを教えてもらい、ホタル学校の周辺で
チョウ・トンボの採集をしました。川沿いや田んぼの近くには
トンボがよく飛んでいますが、そう簡単には捕まりません。

相手に気づかれないような慎重さと、一瞬のタイミングを
逃さない判断力が大切です。

昆虫博士入門!「チョウ・トンボの標本作り」
うまく網に入ってもまだ安心はできません。虫たちだって生きるのに必死。
油断しているとすき間から逃げてしまいます。こちらは親子の連携プレー
無事にトンボを捕まえることができました。

この日はあいにく風が強くあまり数が飛んでいませでしたが、
ハグロトンボやシオカラトンボなどを捕まえることができました。

昆虫博士入門!「チョウ・トンボの標本作り」
いよいよ教室に戻って標本作りです。三浦先生には実際に
博物館などで用いられているのと同じ本格的な方法を教えてもらいます。

まずは捕まえた昆虫たちを殺さなくてはいけません。
きちんと学習や研究に役立てる気持ちを心に、大切な命をいただきます。

昆虫博士入門!「チョウ・トンボの標本作り」
標本作りはひたすら繊細な作業です。昆虫の体を傷つけないように
展翅版(てんしばん)という板に専用の展翅テープで羽をのばし、
留め針で形を整えながら固定していきます。

昆虫博士入門!「チョウ・トンボの標本作り」
細かい作業なら手の小さい子どもたちのほうが上手にできる場面も!
親子で協力しながらの標本作りは家族の絆も深まることと思います。

作成した標本は1か月ほど乾燥させ、標本箱に入れて完成となります。
8月29日(土)に完成品をお渡ししますのでお楽しみに!

※標本が出来たらルーペなどで羽や体の模様、体のつくりなどじっくり
観察してみましょう☆「昆虫」にはきっといろんな不思議が詰まっていますよ!


三浦先生、参加者の皆様、大変暑い中をありがとうございました!


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撮影日  平成27年7月26日(日)
撮影場所 ホタル学校(鳥川町)
投稿者  からさわ


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Posted by 岡崎市環境部環境政策課 at 06:37 │鳥川ホタルの里(ホタル学校)

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