› 水とみどりの森の駅ブログ › 2014年03月

2014年03月31日

「千万町茅葺屋敷」営業終了のお知らせ

築後約300 年といわれる「茅葺屋敷」を中心に、敷地内を流れる小川、
屋敷裏の棚田など、「茅葺の里」には今なお田舎の風景が残っています。

ここでは、田舎暮らし体験、農業体験、そば打ち体験など、
自然と共生する生活文化の継承に取り組んできました。
(管理・運営は、地元の「じさんじょの会」に委託して行われてきました。)


長らく営業を続けてまいりました「千万町茅葺屋敷」(ぜまんぢょうかやぶきやしき)は、
平成26年3月31日をもって終了させていただきます。

平成15年8月のオープン以降、市内外から約17万人の人が訪れてくださいました。


◆ここからは少しだけ写真で茅葺の里の思い出をふり返ってみます。

「昔ながらの田植え体験」
子供たちは泥だらけになりながらも、
親子で一生懸命に苗を植え、「お米」の生長を見守りました。


「かしわ餅作り体験」
茅葺の里を散策して大きな朴葉を採集し、
でき立てのかしわ餅を包みました。やっぱり手作りは美味しい~☆


「稲刈り体験」
鎌を上手に使って手作業で稲刈りをしていきました。
お米作りはなかなか大変だと実感できました。


「布ぞうり作り体験」
製作は大変ですが、その履き心地は思いのほか足に優しく、
歩きやすい!と評判でした。


「流しそーめん」
大自然に囲まれた場所での流しそーめんは「美味しい!」の一言。
大人も子供も箸が止まりません!


「茅葺き屋根の葺き替え」
この時のために地元の皆さんは共同で大量の「茅」を集め、準備をしました。


「餅つき体験」
つきたてのお餅は最高です!
寒い季節のイベントですが、親子で力を合わせて餅をつきました。


「雪化粧した茅葺屋敷」 (撮影:池田 宏 氏)


思い出は尽きませんが、都会では味わえない貴重な体験ができたことと思います。
茅葺の里で出会った人や、色んな体験を通して分かち合った人たちとの語り合い、
笑い合い、ときに励まし合いながら、今日の終わりの時を迎えました。

この貴重な場所・建物をご提供いただきました所有者の方に心よりお礼申し上げます。

また、茅葺の里の管理運営を担ってこられた「じさんじょの会」の皆さん、
ご協力・ご利用いただきましたすべての方々に、この場を借りてお礼申し上げます。

本当にありがとうございました。 m(_ _)m



今後は順次返還のための作業に入っていきますので、
関係者以外の敷地内への立入りが出来ません。
ご理解とご協力のほどをよろしくお願い申し上げます。


投稿日 平成26年3月31日(月)
投稿者 岡崎市役所 環境部 自然共生課  


Posted by 岡崎市環境部環境政策課 at 16:52茅葺の里

2014年03月30日

2つの橋の命名者が来園されました!


平成26年3月22日(土)、「おかざき自然体験の森」炭焼き小屋前の橋を
「たんたんばし(炭々橋)」と命名した市内在住の岩瀬さんご夫妻が来園されました。
最近産まれたかわいい赤ちゃんと3人でいっしょにパチリ!

お子さんが物心つくようになったら、ぜひ一緒に来園してくださいね。

「この橋の名前の命名者が自分たちだと誇りを持って話せます!」と
うれしそうに話してくださいました。


こちらは、クスノキ広場前の橋を「つどい橋」と命名した一人、
市内の小学校に通われている川合亜弥さん(右)と妹のつぐみさんです。
3月25日(火)、春休みにおばあちゃんといっしょに来園されました。
姉妹仲良く「つどいばし」の立て札をはさんでピース!

記念撮影の後は、管理棟で工作をしました。
リョウブの丸い板に森の木の実や小枝を貼り付けた
かわいいペンダントを作っていました。

管理棟では、森の素材を使った工作が無料でできます。
来園されたおりには、ぜひ工作を楽しんでいってください。


命名者の皆さん、本当にありがとうございました!
これからも、森に多くの人が集い、子供たちが楽しく駆け回る
そんな憩いの場を目指していきたいと思います。

また4月以降の「おかざき自然体験の森」ブログをお楽しみに☆



撮影日  平成26年3月22日(土)・25日(火)
撮影場所 おかざき自然体験の森(八ツ木町)にて
投稿者  あだち


ふたばこの森まるごと自然体験フィールドふたば
あなたも感じてみませんか『五感のワンダーランド』
HP:http://www.sizentaiken.jp/  


Posted by 岡崎市環境部環境政策課 at 11:53おかざき自然体験の森

2014年03月26日

「ホタルの保護看板作り」を行いました!


平成26年3月23日(日)、ホタル学校で午前中の幼虫放流式に続き、
「ホタルを守ろう!保護看板作り」イベントを開催しました。

講師はおなじみ「自然・環境学習実践隊」の皆さん!
ホタルマスターファミリーや人間環境大学の学生さんなども参加していただき、
今年度最後のイベントを行いました。


看板作りといっても、メッセージやイラストなど決められておらず、
参加者それぞれが「ホタルの気持ち」になって看板作りを進めます。

まずは「記録シート」(上記写真)を持ってホタル学校内の展示を見ながら、
看板に書く「メッセージ」を各自じっくり考えていきます。


看板サイズは「50cm×45cm」。
メッセージ・イラストなどを考え、それらの配置を決めていきます。

「たくさんの人にホタルや自然の大切さを知ってほしいね」
「ホタルのいる川を汚さないように呼びかけたい」

など、ホタルへの想いが募っていきます。


鉛筆で薄く下書きをしたら、電熱ペンで縁どりをしたり、
アクリル絵の具で色塗りをしていきます。

何やら面白そうなキャラクターが描かれていますねぇ!
完成が楽しみです。


小さな女の子もお父さんと相談して積極的に色を塗っていますね!

「つかまえないで」 ちれちゃんが自ら考えたメッセージです。
ホタルの気持ちがよく表されている言葉だと思いました。


こちらはかなり本格的なデザインで、とてもカラフルで目を惹きますね。
「ホタルとなかよく」 この気持ちはとても大切ですね!


れん君もホタルの気持ちになって「きれいな川がスキ」と書いてくれました。
色使いがとてもきれいで、お母さんと一緒に最後まで頑張りましたね!


お父さんと力を合わせて作った看板です!
文字もイラストもとてもダイナミックで、
見る人の目を惹きつける看板が出来上がりました。


たつひろ君はメッセージを考えるのがとても早く、
「川をよごさないでね」と書いてくれました。
文字は少し小さめだけど、吹き出しを描いて
ホタルが語りかけている様子を描いてくれました!

お父さんも同じく吹き出しを描いて「明るい光はにがてだよ」と
ホタルの気持ちを一言で表現しています。


大学生もがんばりました!

「川によけいなものを入れないで!」
「つかまえないで!ぼくたちプロポーズ中」

川やホタルを『自然』の状態のままにしておくことは
私たち「人間」の責務ではないかと考えさせられますね。


「ゴミのポイ捨て いいことあるの?」
一瞬、立ち止まって考えさせられるメッセージですね。さすが勇治君!

「ポイ捨て禁止」のような固い表現ではなく、
問い掛けるメッセージは心に届きやすいと思いました。


「鳥川で 生きたい 輝きたい」
小さいころからホタルと関わってきた真名美さん。
小さくても一生懸命生きる「ホタル」の気持ちが
よく伝わってくる言葉だと思います!

※すべての看板をご紹介することができず申し訳ありませんが、
皆さん、ホタルのことを真剣に考えて看板を作ってくださいました。


最後は全員で記念撮影です!

予想以上に大変な作業だったと思いますが、
お一人お一人の想いとホタルの気持ちが詰まった看板を
鳥川ホタルの里に訪れる多くの方々にぜひ見ていただき、
ホタルや自然の大切さ、ありがたさを少しでも感じ取っていただければ嬉しいです!

ご参加いただきました皆さん、本当にお疲れ様でした。
看板の設置は5月の中旬を予定しています。
ホタル観賞の際にはぜひ「看板」も見てみてくださいね!



撮影日  平成26年3月23日(日)
撮影場所 ホタル学校(鳥川町)にて
投稿者  やまのうち


ふたば 自然との共生を「ホタル」を通して考えましょう! ふたば
HP:http://www.morinoeki.jp/hotaru_gakkou/index.html  


Posted by 岡崎市環境部環境政策課 at 10:11鳥川ホタルの里(ホタル学校)

2014年03月25日

ホタル学校で「ホタルの幼虫放流式」を開催しました!


平成26年3月23日(日)、ホタル学校で「ホタルの幼虫放流式」を開催し、
たくさんの方にご参加いただきました。

ゲンジボタルの幼虫は、地元「鳥川ホタル保存会」の皆さんと
ホタル学校の職員が共同で飼育してきたもので、
300匹を超える幼虫が元気に成長してくれました。


保存会会長の松田様による開会あいさつに続き、
地元市議会議員の鈴木様からもご挨拶をいただき、
その後、鳥川ホタル保存会の前会長の今泉清様に、
長年のホタル保護活動をふり返りながら講演をしていただきました。

ホタルが絶滅しかけたとき、その大切さに気付かされたこと、
鳥川小学校の子供たちとのホタルに関する交流活動、
鳥川ファンを増やすために山歩きコースの整備をしてきたことなど
様々なお話をしていただきました。

やはり「人」と「人」のつながりを大切にして、
ホタルを取り巻く自然を守っていくことの大切さを教えていただきました。


室内での式典終了後はいよいよ幼虫の放流です。
紙コップにゲンジボタルの幼虫とカワニナを入れて
参加者皆さんに一つずつ配っていきます。


初めてゲンジボタルの幼虫を見る子供たちも多く、
「成虫の姿と全然違うんだね!」と驚いていました。


放流は2ヶ所に分かれて行います。人数が多いので、
2~3回に分けて放流していきます。


この日は地元「豊富(とよとみ)小学校」の児童34人も参加してくれました。
放流は初めてという子も多く、「元気に成虫になってね!」と
願いを込めてゆっくり放流しました。

川の中で幼虫がどのように動くのか、みんなじっくり観察しています。


ホタル学校で様々な講座を実施してくださっている市民活動団体
「自然・環境学習実践隊」の皆さんも参加してくれました。

☆ホームページ
http://genki365.net/gnko/mypage/index.php?gid=G0000840

※実践隊の皆さんは、この日の午後開催の
「ホタルの保護看板作り」イベントの講師も務めてくれました。


時間はちょうどお昼。運動場からはいい匂いがしてきました。

保存会の皆さんが腕によりをかけて作ってくださった「猪汁」が振る舞われ、
柔らかく美味しい猪肉がたっぷり入った猪汁をいただきました!


気温も上がり、風も穏やかで、外での食事にはもってこいの日!
子供たちも「猪汁おいしい~!おかわりしよーっと!」と
たくさん食べてお腹いっぱいになりました。


こうして放流式は無事に終了し、「ホタル」を通じてたくさんの方々との交流が行われました。

この後、幼虫は自力でエサを見つけ、
桜の咲く頃に土手に上陸して土の中でまゆを作ってサナギになり、
5月下旬から順に飛翔を始めますが、
その間にも様々な困難が待ち受けています。
(小さな生き物が成虫になる確率は極めて低いのです)

6月に元気に飛び交う姿を見せてくれるよう願いつつ、楽しみに待ちつつ、
私たちも、この身近で神秘的な自然を大切にしていきたいと思いました。

放流式にご参加いただきました皆様へ、
この場をお借りしてお礼申し上げます。
本当にありがとうございました。     m(_ _)m



撮影日  平成26年3月23日(日)
撮影場所 ホタル学校(鳥川町)にて
投稿者  やまのうち


ふたば 自然との共生を「ホタル」を通して考えましょう! ふたば
HP:http://www.morinoeki.jp/hotaru_gakkou/index.html  


Posted by 岡崎市環境部環境政策課 at 10:33鳥川ホタルの里(ホタル学校)

2014年03月24日

記念植樹した「エドヒガン」(桜)が咲き始めました!


平成17年と18年3月に記念植樹をしていただいた桜「エドヒガン」が咲き始めました。
管理道路の南斜面(工作棟から炭焼き広場の上部まで)数十本植樹されたものです。
「エドヒガン(江戸彼岸)」の名のように、ソメイヨシノより早く、
お彼岸のころに咲くサクラです。

まだ、数輪咲き始めた木や、つぼみが膨らみ始めた木がほとんどですが、
3月下旬に見ごろを迎えるものと思われます。


記念植樹していただいた木の番号札が古くなって無くなってしまったものもあり、
昨年、森の職員が新しく番号札を作り替えました。

植樹された方の来園をお待ちしております。
(植樹された木の番号も記録に残っていますので、お問い合せいただければ確認できます。)


炭焼き広場の上部に記念植樹されたエドヒガンは、日当たりも良く開花が進んでいます。
3月22日(土)現在では「三分咲き」ほどです。


おかざき自然体験の森の春の花を代表する一つ「ショウジョウバカマ」も咲き始めました。
Dコースの炭焼小屋から少し登った散策路の土手に、
淡紅色のショウジョウバカマが咲き始めました。

写真では、中央下と左下にうっすらとピンクのものが「ショウジョウバカマ」の花です。


「ショウジョウバカマ」の名前の由来は、「ショウジョウ」は赤い花が中国の伝説上の動物の
「猩々」に似ていること、「ハカマ」は葉っぱの様子が「袴」に似ているところからきています。


この写真には4株のショウジョウバカマが写っています。
手前の2株はつぼみの状態です。数日で花が開き、4株とも咲きそろうでしょう。

そのほか「おかざき自然体験の森」では、「ニオイタチツボスミレ」なども見ごろを迎えています。
記念植樹の「エドヒガン」も咲き始め、
3月下旬から四月上旬には、「ヤマザクラ」が咲き始めます。

ぜひ、これらの春の花を愛でながら、散策に訪れてみてください。お待ちしています!



撮影日  平成26年3月22日(土)
撮影場所 おかざき自然体験の森(八ツ木町)にて
投稿者  あだち


ふたばこの森まるごと自然体験フィールドふたば
あなたも感じてみませんか『五感のワンダーランド』
HP:http://www.sizentaiken.jp/  


Posted by 岡崎市環境部環境政策課 at 14:46おかざき自然体験の森

2014年03月23日

わんParkで「ミニミニお花見ハイキング」を開催しました!


春の音が近づくわんPark。
平成26年3月16日(日)、「ミニミニお花見ハイキング」を開催しました!


…といっても、まだどこにも花の見えないわんPark。
でも、よく見てみると、花が咲いているんです。
これは「草の迷路」となっている低木「イヌツゲ」の花。


よく見てみると、花はいろいろな発見があります。
こちらは「実りの森」のサクランボ。
花を見て、おしべをさわったら…黄色い花粉がついちゃった!


中でも今いちばん美しいのは、この「サンシュユ」の木でしょうか。
拡大してみると、花が星型で、とってもキレイなんです。

じっくり園内を歩いて行くと、オオイヌノフグリやホトケノザ、
タネツケバナをはじめとした雑草の花、
そしてロウバイなど木の花も満開です。

初めて見る花も多い子どもたちでしたが、
ゲーム感覚で探しながら歩きながらホトケノザの蜜の味を味わったり、
ロウバイの芳香を楽しんだり、
虫メガネで花を拡大しておしべにふれてみたりと、
充分にお花見を楽しみました。

これからわんParkも春本番。
ヤマザクラが開花するころに、みんなも遊びに来てくださいね。



撮影日  平成26年3月16日(日)
撮影場所 こども自然遊びの森「わんPark」(淡渕町)にて
投稿者  ナリキヨ


ふたば でっかい原っぱで遊ぼう! ふたば 岡崎市こども自然遊びの森(愛称:わんPark)
HP:http://www.morinoeki.jp/wanpark01.html  


Posted by 岡崎市環境部環境政策課 at 21:03わんPark(こども自然遊びの森)

2014年03月19日

「春の花を見にいこう!」プログラムを行いました!


平成26年3月15日(土)「春の花を見にいこう!」プログラムを実施しました。
管理棟前に集まった参加者の皆さんに講師が名札を見せてくれました。
「ヌスビトハギ」(ひっつきむしの一つ)の種で名札の文字を書いています。
名札一つから植物をうまく活用しているんですね!


管理棟を出て、すぐ南の土手に来ました。もう「ツクシ」がたくさん顔を出しています。
ツクシは漢字で書くと「土筆」になります。
ツクシの頭、筆の穂にあたる緑色の部分を虫めがねで観察です。
たくさんの六角形でできていることを発見!


管理道を駐車場方向に向かって歩きます。
何気なく通り過ぎてしまいそうな1mほどの青々とした木の前で、講師が何かを見つけました!


ヒサカキ(非榊=サカキにあらず サカキより葉っぱが小さい植物です)の
5mmほどのつつましい白い花を観察しました。


工作棟の西の管理道の斜面やAコース沿いには、
おかざき自然体験の森の春の花を代表する「ニオイタチツボスミレ」が咲き始めています。


濃紫色の可憐な花を咲かせている「ニオイタチツボスミレ」です。
「におい立ち」という名が示すようによいにおいがします。
一度、においを嗅いでみてはいかがですか!
「ニオイタチツボスミレ」の見ごろは、これから3月下旬ごろまでです。


スミレの観察をしていると、秋の頃とは様子が異なるドングリを発見!
講師から「コナラ」のドングリが発芽して頭をもたげていることを教えてもらいました。


森の畑の前の広場に来ました。
コバルトブルーの「オオイヌフグリ」の花がたくさん咲いていました。
ナズナやホトケノザなど春を代表する野草を観察しました。


1時間ほど観察した後、森の田んぼの前のベンチで休憩です。
講師から野立て(お茶)の振る舞いです。お茶菓子もあって最高!


ティータイムの後の昼寝?ではありません。
木の下で仰向けになって、木の枝の様子を観察しました。
木の枝は、葉っぱが太陽の光をまんべんなく当たるように生えていることを発見!
植物の不思議な力に感動!


講師がハサミで葉っぱに切れ込みを入れて、「はい、葉っぱのぞうりの完成!」
身近にある植物を使っての遊び方を教えてもらいます。


町ではなかなか見られなくなってきた「ニホンタンポポ」を発見!
「セイヨウタンポポ」は、花の下の「苞(ほう)」と呼ばれる部分がそっていますが、
「ニホンタンポポ」はそりが無いので見分けられます。


ビオトープで水辺の植物を観察しました。
洋食のつまの「クレソン」を見つけました。
オランダカラシと言われるように、辛味のある植物です。


権現池の南を通って管理棟に向かいます。
「ヤツデ」を見つけました。「八ツ手」ということで葉っぱの裂けた部分を数えみると7つです。
講師からヤツデは7や9の奇数で裂けていると教えてもらいました。
植物のトリビアが一つ増えました。


「ウラジロ」は「裏白」で縁起の良い植物で、門松や鏡餅に使われます。
今回は、ウラジロのグライダーを教えてもらいました。
けっこううまく滑空して、童心に帰って遊んでしまいました!


管理棟南のビオトープに戻ってきました。
「ショウブ」の芽が出始めています。その芽を切って、笛を作りました。


2時間ほどの観察で、春の花をたくさん観察でき、
植物を使った遊びもいっぱい紹介してもらえました。
楽しく、とってもためになる「春の花を見にいこう!」のプログラムでした。

こらからおかざき自然体験の森では、ニオイタチツボスミレが見ごろを迎え、
ショウジョウバカマ等の野花を観察できます。
ぜひ、春の花を探しながら散策してみてはいかがですか!



撮影日  平成26年3月15日(土)
撮影場所 おかざき自然体験の森(八ツ木町)にて
投稿者  あだち


ふたばこの森まるごと自然体験フィールドふたば
あなたも感じてみませんか『五感のワンダーランド』
HP:http://www.sizentaiken.jp/  


Posted by 岡崎市環境部環境政策課 at 15:56おかざき自然体験の森

2014年03月17日

森の駅施設「4月イベント」のお知らせ!

皆さんこんにちは!
春の足音が少しずつ大きくなってきましたが、いかがお過ごしでしょうか。

この季節は「花粉」に悩まされる方も多いと思いますが、
長かった冬が終わりを告げ、動植物がいっせいに動き始める神秘的な季節でもあります。

ぜひ森の駅の各施設のイベントや活動にご参加いただき、
春の息吹を体全身で感じ取っていただければ幸いです。

以下に4月のイベントをご案内させていただきます。
ぜひ「森の駅」で自然を体感してみてください!


おおだの森「お花見会」
日時:平成26年4月5日(土)11時~13時 ※申込不要
内容:ヤマザクラを見ながら自由散策。頂上で飲み物の振舞いあり!


おおだの森「里山づくりボランティア活動」
日時:平成26年4月20日(日)9時~12時 ※申込不要・鬼沢八幡社集合
内容:植樹したサクラの手入れを行います。(雨天時は道具の手入れ)


日近(ひぢか)の里「鯉のぼりあげ」
日時:平成26年4月20日(日)~5月10日(土)
内容:毎年恒例の「鯉のぼり」を150匹をあげます。初日10時からは「日近太鼓」の演奏が行われます。


くらがり渓谷「自然観察会」
日時:平成26年4月13日(日) ※雨天中止(事前申込みは不要・観光案内所前集合)
内容:春を迎えた「くらがり渓谷」をじっくり散策し、草花を観察します。
※年間スケジュール表 ↓
http://www.morinoeki.jp/download/kuragari2014yotei.pdf


わんPark「草笛の達人教室」
日時:平成26年4月13日(日)10時30分~12時
内容:色んな草を使って笛作りにチャレンジ!きれいな音が出せるかな?


わんPark「ワラビを摘んで味わおう!」
日時:平成26年4月27日(日)10時30分~12時
内容:春の美味しい植物「ワラビ」を探して採取します。どんな味かな?


ホタル学校「ホタルサポーター活動」
日時:平成26年4月6日(日)10時~12時
内容:ゲンジボタルの幼虫のエサとなるカワニナの生態調査を行い、ホタルの生息環境などを学習していきます。


ホタル学校「春の水晶山トレッキング」
日時:平成26年4月20日(日)9時~12時30分 ※雨天中止
内容:標高467mの水晶山からは、三河湾・渥美半島が一望!天気が良ければ遠州灘も見えるかも。(距離8.3km)


ホタル学校「登山道の道しるべ看板づくり」
日時:平成26年4月26日(土)9時30分~14時
内容:鳥川ホタルの里の登山ルートに設置する道しるべ看板を製作します。(設置は後日)



◆定員・対象・服装・持ち物など、詳しくはイベント一覧表をご覧ください。
 (申込が必要なイベントは各施設までお電話にてお願いします)
http://www.morinoeki.jp/download/events_2604.pdf


皆さんのお越しを心よりお待ちしております。
※お問い合わせは「森の総合駅」まで(電話0564-82-2511)  


Posted by 岡崎市環境部環境政策課 at 19:20森の総合駅

2014年03月14日

恵田(えた)小学校の2・3年生が環境学習に来ました!

平成26年3月12日(水)、岡崎市立恵田(えた)小学校の2年生11名、3年生10名が、おかざき自然体験の森に環境学習に来ました。

まず、管理棟で森の職員から「里山」の暮らしなどについてお話を聞きました。


その後、森の楽しみ方の一つとして自然素材を使ったクラフトを体験します。
輪切りの板に小枝や木の実を思い思いにボンドで貼り付けていきます。


みんな真剣に取り組んでいますね。小さな枝や種をくっつける細かい作業はなかなか大変です。
30分ほどでかわいい顔やすてきなペンダントができました!


次に、管理棟前に集合して森の住人「野鳥」に会いに出発です!
さっそく双眼鏡で野鳥を探します。
鳴き声はするかな?何を食べているのかな?鳥は見つかったかな?


野鳥観察のあとは管理棟南のビオトープで、アカガエルの丸い卵の塊とアカガエルのオタマジャクシを観察しました。

1cmほどに育ったアカガエルのオタマジャクシはかわいいね!

郷南広場に向かう途中の棚田の跡に掘った池に、アカガエルの卵と同時にヒキガエルのチューブのような卵の入ったものを見つけたけど、見慣れないとちょっと異様なものに見えちゃうかな!?


郷南広場に着くと小鳥のさえずりが聞こえます。
「ホーホケキョ」 ウグイスの鳴き声です!
双眼鏡でウグイスの姿を探します。なかなか見つかりません…。

「ヒッ、ヒッ、ヒッ、カッ、カッ」
これはジョウビタキです。こちらはしっかり観察できました。


Dコースを歩いて三角広場に来ました。今日はとても良い天気でここまで歩くと汗だくです。
ベンチに腰掛けて休憩すると「チョウベイ、チュウベイ、チョウチュウベイ」と、どこからかメジロの鳴き声がします。
近くにサザンカが咲いているのでメジロがいるのか、先生が双眼鏡で観察しました。
いました!少し離れたところにメジロ発見!


四阿(あずまや)にやって来ました。とても見晴らしがいいですね!春霞で名古屋のビル群はぼやけていましたが、岡崎・豊田・安城の街並みや、伊勢湾岸道路のループなどすばらしいパノラマを満喫しました!

観察を終えて管理棟に戻ったら、待ちに待ったお弁当タイム。その後の自由時間では、野鳥観察に来ていたおじさんから「カワセミ」のつがいのいることを教えてもらいました。カワセミを見てその美しい姿に感動!

春の一日、おかざき自然体験の森で有意義な環境学習ができました。恵田小学校の2・3年生のみなさん、また家の人やお友だちとこの森に遊びに来てね!



撮影日  平成26年3月12日(水)
撮影場所 おかざき自然体験の森(八ツ木町)にて
投稿者  あだち


ふたばこの森まるごと自然体験フィールドふたば
あなたも感じてみませんか『五感のワンダーランド』
HP:http://www.sizentaiken.jp/  


Posted by 岡崎市環境部環境政策課 at 23:12おかざき自然体験の森

2014年03月13日

ホタル学校で環境教室!(岩津小学校4年生)

平成26年3月12日(水)、ホタル学校に岩津小学校4年生72人が来校し、環境教室を開催しました。風邪やインフルエンザなどが流行っていますが、幸いにも4年生は一人のお休みもなく全員参加することができました。


「鳥川に来たことがある(ホタルを見に来たことがある)子は?」と聞くと、7~8人の子が手を挙げてくれましたが、ほとんどの子が初めての訪れでした。


まずはじめに、みんながどれくらい「ホタル」のことを知っているか確認するために、7問の「ホタルクイズ」にチャレンジしました。

「全問正解する自信あるよ!」という子もいて、まずは自分で答えを予想し、その後、前の大型モニターで答え合わせと解説をしていきます。全問正解できた子も数人いましたが、間違えてしまった問題を特にしっかり覚えておくようお話しました。


続いてホタルの「ワークシート」(6問)にチャレンジします。これはグループ活動とし、ホタル学校の展示物の中から答えを探していきます。

展示物はたくさんあるので、ヒントとなる地図を頼りにグループで協力して答えを探していきます。


答えを見つけた瞬間、子供たちの目がキラッと輝きます。

「この辺りに書いてあるかなぁ?」 「答え見つけたよっ!」
あちこちで子供たちの言葉が飛び交っています。

タイムアップの笛の音で教室に集合し、大型モニターで答え合わせと解説を行いました。しっかりグループで協力して行動できたので、全員が全問正解でしたね!


休憩の後は外に出て自然観察「フィールドビンゴ」にチャレンジしました。

今日は天気も良くポカポカ陽気で、ビンゴカードを片手にホタルを取り巻く自然を楽しみながら観察していきます。


ハッキリとは見えなかったけどオレンジ色のチョウ(タテハチョウの一種!?)が舞っていたり、動物の落し物(シカの糞)を見つけたり、植物の芽や川の中を元気に泳ぐ魚たちを見ました。

「一列ビンゴできたよっ!」 「何か不思議な生き物がいる!」

最初はあまり見つけられなかった子も、慣れてくると色々な自然を見つける目が養われ、どんどん見つかるようになって笑顔が増えていきました。


これは「シカ」の足跡ですね。
糞もいっぱいあって「シカがたくさんいるんだね!」と、みんな実感していました。


美しいピンク色をした梅の花です。(学校裏手のプール跡地に植栽されたもの)
このまま暖かくなれば一気に開花しそうな勢いです。


全身が黒く、赤い紋が二つある「ナミテントウ」を見つけました。
この時期、まだ生き物は少ないですが、その分、見つけた時の喜びは大きいですね!


つるつるした手触りで、ハート型の葉っぱを見つけました。
冬場の自然は乏しいと思われがちですが、よ~く見ると色んな自然があることに気が付きます。

フィールドビンゴの最中に見つけた自然のごく一部をご紹介しましたが、子供たちは次々に色んなものを見つけて教えてくれました。

時間の都合でゆっくり・じっくりとは出来ませんでしたが、今日見つけられなかったものは学校に帰ってぜひチャレンジしてもらいたいと思います。

------------------------------------------------------------
こうして午前中2時間がアッという間に過ぎ、4年生のみんなは
バスに乗車して次の目的地「わんPark」に向かいました。

今日学習したホタルや自然のことについて学校に戻ってから復習し、6月になったらまた「鳥川ホタルの里」や、みんなが住んでいる近くの「おかざき自然体験の森」でぜひホタルの観察をしてみてください。きっと今までとは違う見方でホタルを楽しむことができると思います!

これからも身近な自然に触れて、小さくても一生懸命生きている生き物などを大切にしてくださいね。



撮影日  平成26年3月12日(水)
撮影場所 ホタル学校(鳥川町)にて
投稿者  やまのうち


ふたば 自然との共生を「ホタル」を通して考えましょう! ふたば
HP:http://www.morinoeki.jp/hotaru_gakkou/index.html  


Posted by 岡崎市環境部環境政策課 at 10:18鳥川ホタルの里(ホタル学校)

2014年03月12日

2つの「橋」の名称決定!(おかざき自然体験の森)

皆さんこんにちは!

おかざき自然体験の森の管理棟南の「クスノキ広場」前の橋と、炭焼小屋と炭焼広場を結ぶ橋の老朽化にともない、市民ボランティアのご協力を得まして順次架け替え工事を行った2つの橋の名称について、市民の皆さんから募集したところ、大人から子供までたくさんの方から「114点」もの応募をいただきました。

(応募期間:平成25年12月1日~26年2月28日)

審査の結果、下記のとおり名称が決定しましたのでお知らせします。
たくさんのご応募、本当にありがとうございました。 (^0^)/


◆クスノキ広場前の橋 … 「つどい橋」

[応募者] 阿知和 千代 さん・川合 亜弥 さん
[講評] たくさんの人が「集う」クスノキ広場で、その場所にある橋の名称にピッタリですね。


◆炭焼小屋前の橋 … 「たんたんばし」
(「たんたん」は漢字で書くと「炭々」ですが、今回はすべてひらがなの名称を採用させていただきました)

[応募者] 岩瀬 光暁 さん
[講評] 人が駆け足で「タンタンッ!」と渡っていく様子と、「炭」の音読みを掛け合わせたユニークな名称でなじみやすいですね。


--------------------------------------------------------------------
橋の名称に選ばれた3名の皆様、おめでとうございます!
後日、記念品を贈呈させていただきます。

合わせて、ご応募いただきました多くの皆様方に、この場をお借りしてお礼申し上げます。
本当にありがとうございました。

今後は、新しく決まった橋の名称看板を製作して設置する予定です。(森の職員が製作します)
春を迎え始めた「おかざき自然体験の森」にぜひお越しいただき、二つの橋を渡りながら里山の自然に触れてみてください!


★2つの橋の製作秘話はこちら ↓
http://sizentaikennomori.boo-log.com/e251538.html

★体験の森「3月」のイベントはこちら ↓
http://www.sizentaiken.jp/pege/program/purogram(2014.03).pdf

★体験の森「4月」のイベントはこちら ↓
http://www.sizentaiken.jp/pege/program/purogram(2014.04).pdf



ふたばこの森まるごと自然体験フィールドふたば
あなたも感じてみませんか『五感のワンダーランド』
HP:http://www.sizentaiken.jp/  


Posted by 岡崎市環境部環境政策課 at 18:37おかざき自然体験の森

2014年03月10日

生命の輝き!ヒキガエルの産卵とアカガエルのオタマジャクシ誕生


平成26年3月8日(土)、おかざき自然体験の森中央のビオトープに、「ヒキガエル」の産卵と同時に「アカガエル」のオタマジャクシが生まれているのを見つけました!


ビオトープの中央に直径1cmほどの透明なチューブのようなものがぐるぐる巻いて、四方八方に伸びているものもあります。これがヒキガエルの卵です。


よ~く見ると、チューブのようなものの中に黒い点がたくさん見られます。この一つ一つがヒキガエルの卵です。

※卵から孵ったオタマジャクシは、この透明なチューブのようなもの(ゼリー状)をエサとして食べます。ただ卵を守る役割だけではないんですね!


ヒキガエルの卵の左下を見ると、1cmに満たない黒い動く物体が見えます。これは、2月上旬に生まれたアカガエルの卵からかえったオタマジャクシです。このビオトープでは、アカガエルとヒキガエルが産卵をし、3月にアカガエルのオタマジャクシとヒキガエルの卵を同時に見ることができます。


ヒキガエルの卵は、陽だまり橋の下に掘った池でも見られます。


管理棟南のビオトープでは、2月上旬から下旬までアカガエルの産卵が見られました。


アカガエルの卵の塊が3つ見られます。一番右の卵の塊は、オタマジャクシがたくさんかたまっていて、黒く見えます。中央の卵の塊は、オタマジャクシが所々いるのが見えます。左の塊は、オタマジャクシが真中に少しだけ見えます。

これから暖かくなるとアカガエルのオタマジャクシがどんどん生まれ、日当たりのよいところに集まって、ビオトープの一部が真っ黒になる様子が見られます。

おかざき自然体験の森に訪れた時には、ぜひ、ヒキガエルの卵とアカガエルのオタマジャクシを観察してみてください!


★「生物多様性」 ~ まずは身近な自然から観察を始めてみませんか!



撮影日  平成26年3月8日(土)
撮影場所 おかざき自然体験の森(八ツ木町)にて
投稿者  あだち


ふたばこの森まるごと自然体験フィールドふたば
あなたも感じてみませんか『五感のワンダーランド』
HP:http://www.sizentaiken.jp/  


Posted by 岡崎市環境部環境政策課 at 09:19おかざき自然体験の森

2014年03月06日

わんParkで「カブトムシの里親になろう」イベントを開催しました!


平成26年3月2日(日)、こども自然遊びの森「わんPark」で、恒例!「カブトムシの里親になろう」イベントを行ないました。

幼虫を掘って持ち帰り、各自育ててもらう企画です。


当日は雨天で開催が危ぶまれたのですが、予約してくれた人が全員集まる快挙!


みんな、雨でもなんでも「カブトムシ」が大好き~!


わんParkで刈った草を置く場所には、良質の土ができるためにカブトムシが毎夏、卵を産んでくれます。そこを掘ってみると…


いたいた!カブトムシの幼虫です。

この日、子どもたちが掘り上げたのは約60匹。今ごろ、子どもたちの自宅で順調に成長を始めているはずです。

家族みんなで大切に育ててね。無事成虫になったら、ぜひわんParkに連れて来てください!



撮影日  平成26年3月2日(日)
撮影場所 こども自然遊びの森「わんPark」(淡渕町)にて
投稿者  ナリキヨ


ふたば でっかい原っぱで遊ぼう! ふたば 岡崎市こども自然遊びの森(愛称:わんPark)
HP:http://www.morinoeki.jp/wanpark01.html  


Posted by 岡崎市環境部環境政策課 at 10:13わんPark(こども自然遊びの森)

2014年03月05日

「ホタル学校だより」第2号を発行しました!

いつも「水とみどりの森の駅ブログ」をご愛読いただき、ありがとうございます!


「ホタル学校だより」第2号を発行しましたのでお知らせします。
(上下の画像をクリックするとPDFが開いてきれいに見ることができます)

ホタル学校もオープンして間もなく2年が経過しようとしています。ホタル飛翔シーズンはもちろんのこと、それ以外のシーズンでも沢山の方にお越しをいただき、ホタルの生息する豊かな自然に触れ、自然の不思議さや神秘さなどを覚えるひと時を体験していただいたことと思います。


第2号では、小学生がホタル学校で体験した環境教室や鳥川の山歩きの魅力、名誉校長の古田先生の歳時記や様々な活動・イベントについての最新情報を掲載しています。

ぜひお読みいただき、ホタル学校の取り組みをご理解いただくとともに、これらの活動やイベントにぜひご参加いただければ幸いです。

※原稿を執筆してくださった皆様、誠にありがとうございました。


☆ホタル学校だより第1号はこちら↓
http://www.morinoeki.jp/hotaru_gakkou/download/hotaru_news_001_2.pdf


◆ご不明点は「ホタル学校」までお問い合せください。
所在:岡崎市鳥川町字小デノ沢5-1
電話:0564-82-3027
時間:9時~17時
休み:月曜日(月曜日が祝日の場合は翌平日)  


Posted by 岡崎市環境部環境政策課 at 09:01鳥川ホタルの里(ホタル学校)

2014年03月04日

「椎茸菌を木に植えよう」プログラムを実施しました!


平成26年3月1日(土)、おかざき自然体験の森管理棟東の広場で、市民活動団体「森のこだま」によるプログラム「椎茸菌を木に植えよう」を実施しました。


9時30分に管理棟前に集合した参加者の皆さんは、講師からシイタケの栽培方法について色々と教えてもらいました。今日、菌打ちした木(ホダ木)からは、来年の春ぐらいまではシイタケが出ません。


その後、管理棟東にあるシイタケのホダ木置き場を見学しました。すると、少しだけシイタケの赤ちゃんが顔をのぞかせているホダ木もあります。ホダ木置き場は、ワイヤーメッシュで囲ってサルなどの野生生物からシイタケを守っています。


さあ、シイタケの菌打ち体験の始まりです!まず、「種駒」(シイタケ菌を培養した木片)を講師から見せてもらいました。そして、安全なシイタケの菌打ちの仕方を講師と森の職員に見せてもらいました。


大人が電気ドリルを使って原木に深さ2cmほどの穴をあけます。危険を伴う作業です。安全に十分気をつけて穴をあけていきます。


子どもたちは、大人にあけてもらった穴にシイタケの種駒を金づちで打ち込みます。原木の皮と同じ高さまで丁寧に打ち込みます。


幼児も金づちを使って菌打ちに挑戦です!「上手に打てたね」ほめてもらってにっこり!


1時間ほど作業をして小休止。管理棟に入って「寒茶」で体をあたためます。
(今年1月の「寒茶作りプログラム」で作ったお茶です)


さあ、シイタケの菌打ち作業の再開です。種駒を打ち終わったホダ木を「仮伏せ」(ホダ木を梅雨の頃まで仮に置いておくこと)の場所まで運びます。

太いホダ木はとても重いね!お母さんと協力して運ぶ微笑ましい様子が見受けられました。


みんながんばって、仮伏せの場所にホダ木を上手に積み上げてくれました!


11時過ぎ、2000個ものシイタケの種駒を打ち終えました。昨年に菌打ちして、シイタケが顔をのぞかせ始めたホダ木を抽選で1本お土産に持ち帰ります。もう少し大きく育つと食べ頃のシイタケになります。それまで大事に育ててね!



おまけ[郷南の梅の花を鑑賞してはいかがですか!]

郷南の池の東に1本の梅の木の花が見頃を迎えています。
この冬、森の職員が、ササに覆われている梅の木の周りのササを刈り取りました。
この辺りは、以前、梅の木が多数栽培されていたそうです。
いつしかササや竹に覆われて枯れてしまったものと思われます。
1本だけ生き残った梅の木の生命力を感じます。
近くにベンチもありますので、郷南に散策や野鳥の観察に行かれたおりに、
梅の花を鑑賞されてはいかがでしょうか。



撮影日  平成26年3月1日(土)
撮影場所 おかざき自然体験の森(八ツ木町)にて
投稿者  あだち


ふたばこの森まるごと自然体験フィールドふたば
あなたも感じてみませんか『五感のワンダーランド』
HP:http://www.sizentaiken.jp/  


Posted by 岡崎市環境部環境政策課 at 09:48おかざき自然体験の森

2014年03月03日

Ecoカフェミーティング「鳥川の未来づくり座談会」を開催しました!

平成26年3月1日(土)、ホタル学校でEcoカフェミーティング「鳥川の未来づくり座談会」を開催しました。(環境省の支援事業の一つとしてこの会が実現しました)


地元鳥川町の住民皆様のほか、環境教育・森林保全活動を行っている市民活動団体、人間環境大学の学生、小学校・大学の先生方、市民の皆様など、合わせて58名が参加されました。

今回は、多くの方々の協力を必要とする森や登山道の整備などについて、どのような方々に協力をお願いして連携を図っていくかを一つの課題として、京都や長野で里山や登山道整備などの活動をしておられるNPO法人や、企業との連携を支援している団体から講師をお招きし、セミナーとテーマ別の座談会を行いました。


はじめに、鳥川ホタル保存会の松田会長様よりご挨拶があり、「ホタルの保護活動や生息環境を守るための活動など、ぜひ多くの皆様方のお力をお貸しいただきたい!」とお話がありました。


当日のスケジュールは以下のとおりです。
----------------------------------------------------
・13:30~ セミナー1「都市住民との連携事例」(NPO法人信越トレイルクラブ)
・14:30~ セミナー2「大学生との連携事例」(NPO法人里山ねっと・あやべ)
・14:30~ 話題提供「企業との連携事例」(公益財団法人オイスカ)
・14:45~ 休憩
・15:00~ 座談会(上記3つのテーマに分かれて実施)
・16:30~ 終了


ご参加いただいた皆さんは、先進地事例のお話に真剣に耳を傾けておられました。


最初のセミナーでは「都市住民との連携」により、登山ルートの整備を実現された「NPO法人信越トレイルクラブ」(長野県飯山市)の木村さんがお話をされ、どのように地域の魅力を発信し、都市部に住む人たちの協力を得て整備にあたったかなどのお話をお聞きしました。

発端は「スキー観光地から自然資源を生かした観光の推進」であったこと、ボランティア参加型の観光商品として「ブナの森保全活動」や「里山の再生活動」、また、広域で取り組む全長約80km「信越トレイル」の発想と展開と題して、信越トレイルをつくり守る仕組みづくりやボランティアが支える仕組みづくりなど、様々な取り組みについてお話いただきました。


セミナー2では「大学生との連携」をテーマに、「NPO法人里山ねっと・あやべ」(京都府綾部市)の朝倉さん、「神浪山麓(こうなみさんろく)ふるさと会」の安藤さん、「立命館大学サービスラーニングセンター」の白井さんの三名の方に順にお話いただき、地域の魅力を再発見し、身近な里山の現状を知ってもらうため、都市部の大学生を里山に招いて行った様々な交流活動の事例をご紹介いただきました。

大学生と一緒に、郷土史学習・里山歩き・農業体験・交流会・自給自足的里山食の体験・古道整備・看板の修理などを行い、学生たちと一緒になっての活動が地域の活性化につながり、学生それぞれの人生のビジョン作りにも大きな影響を与えたことなども知りました。


また、「話題提供」として、「公益財団法人オイスカ」の長野さんから、「企業との連携」をテーマに事例をご紹介いただき、企業がどのような社会貢献活動を希望しているか、また、どのような活動を通してどんな成果を生んでいるかなどについてお話いただきました。


休憩を挟み、後半は前半で語られた3つのテーマ別に分かれて座談会を行いました。

こちらのテーマは「学生との連携」。学生たちがどのようなことを学びたいか、また、どのような活動に参加したいと考えているかなど、活発な意見が飛び交っていました。


こちらは「企業との連携」。オイスカの担当者の方が事例を紹介しながら、地域と企業との連携方法について意見が交わされていました。

難しいのは、地域は単発的な活動ではなく、できれば継続的な活動を希望しているということ。特に周辺の森や登山ルートの整備は、地元だけでは負担が難しくなっていて、「ホタルを観に来る方にもぜひ協力してもらえたら!」と切実な思いが伺い知れました。


1階の交流室では「都市住民との連携」について意見や提案がなされ、これまでの鳥川の取り組みをふり返ったり、現状の活動の問題点などを洗い出しながら、これからのホタルの里づくりにつなげていこうとの意識が高められました。


こうして3時間がアッという間に過ぎ、閉会の時間を迎えましたが、「色んな分野の人たちに携わっていただき、これからの鳥川の未来づくりが楽しみです!」とのお話もあり、新しい人の「つながり」によるホタルの里づくりに期待が高まります。


今回ご参加いただいた皆様方の「想い」を集約して、今後の活動の力とし、「鳥川ホタルの里」の環境保全・環境教育活動が広く“見本となる事例”として、さらに多くの市民の方々に知っていただけるよう、これからも幅広い活動を展開していけたらと思います。引き続き皆様方のご理解・ご協力をよろしくお願い致します。


※各地よりはるばるお越しいただきました講師・スタッフの皆様方に、この場をお借りしてお礼申し上げます。本当にありがとうございました。



撮影日  平成26年3月1日(土)
撮影場所 ホタル学校(鳥川町)にて
投稿者  やまのうち


ふたば 自然との共生を「ホタル」を通して考えましょう! ふたば
HP:http://www.morinoeki.jp/hotaru_gakkou/index.html  


Posted by 岡崎市環境部環境政策課 at 14:40鳥川ホタルの里(ホタル学校)