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2017年01月24日

この寒い時期に作るから「寒茶」

この寒い時期に作るから「寒茶」
平成29年1月21日(土)、「おかざき自然体験の森」は晴れ

ちょっと北風が強く肌寒い日となりましたが、元気よく「寒茶」作りを行いました。

普段「お茶作りボランティア」活動に協力していただいている方々を、中心にたくさんの方に参加いただきました。まずはお約束のキックオフミーティング。スタッフが今日の活動内容をしっかりと周知します。

この寒い時期に作るから「寒茶」
さっそく片道徒歩20分ほどかけて体験の森の「茶畑」に移動し、茶摘みの開始です。5月初め頃に行っている「八十八夜の茶摘み」の時は、「一芯三葉」といって、茶葉の先の新芽の部分だけを摘みとりましたが、今回の「寒茶作り」の場合は茶葉の先端15cmほどを茎ごと選定バサミで切断して茶葉を摘みます。

この寒い時期に作るから「寒茶」
こんな感じで茎ごと選定バサミで摘み取ります。

この寒い時期に作るから「寒茶」
こんな若い学生諸君も参加してくれました。彼らは毎月1回第4土曜日に行っている「里山保全活動ボランティア」に毎回参加してくれているのですが(時々ビオトープボランティアにも参加してくれてます)、来週予定されているボランティア活動日をたまたま今週と勘違いして来てくれて、そのまま「面白そうだから!」ということで一緒に参加してくれました。

この寒い時期に作るから「寒茶」
こうして皆さんが摘んでくれた茶葉を40~50分ほど蒸します。目安としては茎の部分をを持って振ってみて葉の部分がパラっと落ちれば蒸しあがりです。

この寒い時期に作るから「寒茶」
そうして蒸しあがった茶葉を茎から葉の部分のみに選別し、金網の上に広げていきます。

この寒い時期に作るから「寒茶」
あとはこうして天日干しすれば完成です。新茶の場合、蒸して・揉んで・乾煎りして・また揉んでなど、たくさんの作業工程を経ておいしいお茶になりますが、寒茶の場合は、蒸して茎を取り除いて天日干しするだけで新茶とは一味違ったおいしいお茶が出来上がります。今日の作業はここまでで完了です。残念ながら今日はまだお茶として飲めません。

この寒い時期に作るから「寒茶」
朝の9時半集合で作業を始めてますが、蒸しあげる工程に時間がかかるため、あらかじめ皆さんには弁当持参で来てもらってます。作業の関係上、全員一度に昼食タイムというわけにはいかないので交代での昼食となります。でもちょっと小腹がすいてしまうので、ストックしてあった
お餅を焼いて食べました。餅につけた砂糖醤油が網目からこぼれ落ちて、炭火の上で焼ける匂いがな何とも食欲をそそります。「日本人に生まれてよかったなぁ」と思う瞬間です。

この寒い時期に作るから「寒茶」
顔の表情を見るだけで「まいう~☆」と声が聞こえてきます。「星3つ★★★」いただきました。サービスしちゃおうー。「もう一個どうぞ」

この寒い時期に作るから「寒茶」
今日作った寒茶は天日干し中ですので、参加してくださった皆さんには、昨年作った寒茶をお土産にお持ち帰りいただきました。数回分しかなくて申し訳ありませんが、ぜひご家庭で寒茶を味わってみてください。

やったー!「寒茶もらったどォ~~~」

今度は「八十八夜の茶摘み」にも来てくださいね。待ってま~す。



撮影日  平成29年1月21日(土)
撮影場所 おかざき自然体験の森(八ツ木町)
投稿者  おかだ


ふたば この森まるごと自然体験フィールド ふたば
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HP:http://www.sizentaiken.jp/



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Posted by 岡崎市環境部環境政策課 at 09:32 │おかざき自然体験の森

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