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2015年05月30日

「里山」について見識を深める生涯学習


平成27年5月29日(金)、みよし市の生涯学習の一環として、
マイクロバスで17名の方がおかざき自然体験の森に訪れました。


まず、炭焼き小屋を訪れ、森の職員から炭焼きについて概要を聞きます。
昭和30年代の燃料革命以前は、どこの里山でも炭焼きがなされ、
薪炭は重要な燃料として使われていました。
この森では、市民活動団体の「岡崎炭焼きの会」の会員の皆様が、
毎週土曜日に炭焼き活動をされています。


炭焼き小屋を出て、しばし管理道路を登っていきます。


管理道路の脇に可愛い「タツナミソウ」を見つけました!


さらに登ると「コマツナギ」の赤紫色の可憐な花を見つけました!
目立ちはしませんが足元の小さな自然を観察しながら散策していきます。


Eコースの階段を登ります。ちょっと急な階段ですが
「四阿(あずまや)」への近道です。
夏鳥の「キビタキ」の可愛い鳴き声(歌声)を聞くと癒されますね。


四阿に着きました。
ここで一休み!水分補給もしっかりします。
今日はどんよりと曇っていて、名古屋のビル群は望めませんでしたが、
豊田東インター、伊勢湾岸ループ、郡界橋橋脚などは、
手に取るようによく見えました。四阿の眺望は絶景です。
森を訪れた際には、ぜひ四阿を訪れてみてください!


四阿を出て、もう一度管理道路を登ります。
「ヤマボウシ」の白く可憐な花を愛でます。

※ヤマボウシの白くて美しい花びらに見えるものは、
本当は「ガク」が変化したものです。本当の花は、中心部の
つつましいやかなものです。ヤマボウシは、ミズキ科の植物で、
皆さんお馴染の「アメリカハナミズキ」と同じ仲間です。


Aコース(林間コース)を下り、工作棟に向かいます。散策も終盤です。
(この辺りは巨大なシイの木の森となっています。)


工作棟では、竹炭のお土産を思い思いに袋に詰めます。
この竹炭は、岡崎炭焼きの会の方々が焼いてくださったものです。
岡崎炭焼きの会の方々の活動に感謝して、袋に詰めていきます。


竹炭は、脱臭剤、乾燥剤、また、ご飯を炊くときに入れると
よりおいしくご飯が炊けるとも言われています。
ぜひ、持ち帰った竹炭を活用してくださいね☆


管理棟に戻ると、「お茶ボランティア」の方が八十八夜で作った
新茶で喉を潤します。散策をすること1時間あまり、
この一杯は格別です!お茶ボランティアの方々に感謝です!

管理棟には、5月20日(水)にお茶作りボランティアで作った
「クワ茶」、「ヨモギ茶」、「スギナ茶」が乾燥のため広げられ、
「ドクダミ茶」が軒下につるされているのを興味深く見学しました!


また、管理棟の鴨居には100種類の野鳥の絵が飾られています。
写真かと見間違うほど素晴らしい作品です。

※この絵は、4年前まで体験の森に勤めておられた三浦重光さんが
実際にこの森で撮影した鳥をもとに描かれたものです。


出発までは30分ほどあります。童心に帰って森の材を使った工作
取り組んだ参加者の方もいらっしゃいます。短時間でしたがとても素晴らしい
作品を作らました!これも良い記念ですね。(いつでも無料で体験できます。)


管理棟を出発して、帰りの道中「クワ」の濃い紫の実をつまんで
食べてみます!子どもの頃に食べた舌の記憶がよみがえります。


クワの木のすぐ下には、「ウマノスズクサ」に「ジャコウアゲハ」の幼虫が
十数匹留まっています。「ウマノスズクサ」を大切に育ててくださっているのは、
岡崎市動植物調査会の大平先生と永井先生です。
(いつもありがとうございます!)

なお、ビオトープには6月になると「ヘイケボタル」そして、
ビオトープの南の沢には「ゲンジボタル」が飛翔します!
ホタルの飛翔のピークは、6月中旬で、午後8時ごろからが見ごろです。
ぜひ、機会がありましたら、その頃またいらしてください。

※安全の為、長袖、長ズボン、できましたら長靴を履いてきてください。
足元を照らす懐中電灯もお忘れなく!


午前11時30分、バスに乗ってみよし市への帰路に着きます。
半日という短い時間でしたが、里山の暮らしを思い起こすひと時でした!

おかざき自然体験の森では、大人、子どもを問わず、随時こうした「環境学習」を
受け付けております。詳しくは、お電話でお問い合わせください。

たくさんの方のご来場を職員一同心よりお待ちしています!
電話:0564-45-5544



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撮影日  平成27年5月29日(金)
撮影場所 おかざき自然体験の森(八ツ木町)
投稿者  あだち


ふたばこの森まるごと自然体験フィールドふたば
あなたも感じてみませんか『五感のワンダーランド』
HP:http://www.sizentaiken.jp/  


Posted by 岡崎市環境部環境政策課 at 08:00おかざき自然体験の森

2015年05月28日

ノイチゴ摘みに行こう!「クサイチゴ」編


初夏の陽気がわんParkに訪れるころ、
子どもたちが大喜びする“イチゴ”がわんParkに登場します。
このクサイチゴ、甘いうえに粒が大きい!という、
野生のものとしては珍しいおいしさをもつ「ノイチゴ」です。

※平成27年5月23日(土)開催


このノイチゴをお目当てに集まったのは50名を超える皆さん☆
といっても「ノイチゴ」という植物はなく、野生のベリーを
総称してノイチゴと呼んでいるのです。


説明が終わるとさっそく野外へ。実りの森を探索し、
旬の実りを少しずつ味わいました。

こちらは「ヤマグワ」
大人のほうが馴染みがあるためか、子どもたちより熱心!


今年は「キウイフルーツ」が初めて開花。
こちらもみんなで観察しました。実りのときが楽しみです☆


そして、お目当ての「クサイチゴ」を見つけて、
それからはみんな夢中に!
何か所かをまわって、みんなで野生のイチゴを味わいました。


なかには、気合いが入りすぎてイチゴの格好をしてきた子も!(可愛いですね☆)
みなさんそれぞれに旬のイチゴを味わい、満足した様子でした。



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撮影日  平成27年5月23日(土)
撮影場所 こども自然遊びの森「わんPark」(淡渕町)
投稿者  ナリキヨ


ふたば でっかい原っぱで遊ぼう! ふたば
岡崎市こども自然遊びの森(愛称:わんPark)
HP:http://www.morinoeki.jp/wanpark01.html  


Posted by 岡崎市環境部環境政策課 at 22:36わんPark(こども自然遊びの森)

2015年05月27日

ホタルを育てるコツを学ぶ!ホタルサポーター活動を開催


平成27年5月24日(日)、ホタル学校で
ホタルサポーター活動を実施しました。
今年度2回目のテーマは「ホタルの人工飼育」です。


講師はホタル学校名誉校長の古田忠久先生。長年ホタルの再生、
保護活動に取り組んできたノウハウを教えていただきます。


ホタルの人工飼育をするためにはまず産卵箱を用意して、成虫のホタルを
捕まえて産卵してもらいます。産卵箱はザルやバケツを組み合わせた
簡単なもので大丈夫です。(成虫は産卵後に自然に帰します。)

ゲンジボタルは自然の川では湿ったコケの中に産卵するので、
産卵箱でも自然環境にできるだけ近づけられるようにミズゴケを山状に積み、
乾かないように毎日水をスプレーします。

コケは平らに置くとうまくいかず、実際の川岸のように斜面ができるように
置かないと産卵はうまくいきません。


この日は古田先生が捕獲したゲンジボタルの成虫を持って
来られました。写真中央の発光器が一つしかないのがメスです。

ゲンジボタルのメスは一匹で600~800個、多い時は1,000個以上の
卵を産みます。産卵後、30日ほど経つと幼虫となって産まれてくるので、
それまでに幼虫のエサとなるカワニナの準備が必要です。


ホタル学校でも5月中旬から玄関前に水槽を並べて、鳥川で捕まえた
カワニナの飼育を始めています。発酵させた生ごみやクズの葉っぱ、
野菜くずなどを餌として与え、子どもの貝(稚貝)を産んでもらいながら数を
増やしていきます。ホタル(幼虫)は肉食なので食欲が旺盛です。


カワニナやホタルの幼虫飼育にあたり、古田先生が最近お勧めしているのが
こちらの木製の飼育容器。プラスチックやガラスの容器で飼育をするよりも
幼虫の生存率が高くなるようで、現在研究をしているところです。
ホタル学校にもいくつか木製容器が置いてあります。

コケの置き方や容器の素材にも影響を受けるホタルの人工飼育。
一番大切なのは、実際に自然のなかでホタルがどうやって生息しているのか
周辺環境も含めてよく観察し、その状況をできる限り再現すること
だと気付かされました。


次回のホタルサポーター活動は、ホタルシーズン真っ只中の
6月21日(日)にホタルの成虫の観察と産卵場所の調査を行います。
ぜひご参加ください!



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撮影日  平成27年5月24日(日)
撮影場所 ホタル学校(鳥川町)
投稿者  からさわ


ふたば 自然との共生を「ホタル」を通して考えましょう! ふたば
HP:http://www.morinoeki.jp/hotaru_gakkou/index.html
(ホタル学校ホームページ)  


Posted by 岡崎市環境部環境政策課 at 10:41鳥川ホタルの里(ホタル学校)

2015年05月26日

里山保全ボランティア活動奮闘記!(散策路補修編)


平成27年5月23日(土)、おかざき自然体験の森で
地元企業「㈱ジェイテクト」さんの有志11名と一般参加の3名の
合計14名の参加者を得て里山保全ボランティア活動を実施しました!


管理棟前に集まった参加者の皆さんは、森の職員から今日の
里山保全ボランティア作業の内容を聞きました。

散策路のDコースが特に「イノシシ」に荒らされています。
今日の作業は、Dコースのイノシシ痕の補修を中心に行います。


路肩はイノシシの「ラッセル痕」(イノシシがミミズなどを探して
ラッセル(雪かき)をしたような跡)があります。
鍬やスコップを使って、歩きやすいように均していきます。


木製階段もイノシシが壊してしまっています・・・驚くべき破壊力です。
重いかけやを振って杭を打ち、横木を据えます。
ラッセル痕の補修もかけやを打つのもとても力のいる作業で、
蒸し暑い日で汗がじわっと出てきます。


そんな蒸し暑さの中での作業中、ふと散策路の脇を見ると
爽やかな薄紫のヤマアジサイの花を愛でることができました。


ヤマアジサイの清々しい花でリフレッシュし、作業の手に力がよみがえります!


補修が進み、イノシシのラッセル痕がこんなにきれいになりました!
これで散策される方も安心して気持ちよく歩けますね。
里山保全ボランティアの作業、本当にありがとうございます!


Dコースの作業も終盤、散策路の真ん中に小さな御影石の石柱を見つけました。


三等三角点です。国土地理院の地図作製の標高の基になります。
「点」の旧字体からすると戦前からあるもののようです。
たいへん歴史の重さを感じます。

この三角点の標高は「164m」。自然体験の森の最高地点です。
三角広場の休憩ポイントまではあとわずか!気力を振り絞って作業再開です。


Dコースの終始点「三角広場」に来ました。木陰にベンチもあり、
散策の方々の休憩場所にもってこいの場所です。
ここで、しばしの休憩。水分補給も忘れずに!


せっかく体験の森に来られたらぜひ「四阿(あずまや)」に立ち寄ることを
お勧めします。(「四阿」と書いて「あずまや」と読みます。)
「四」は四方「東西南北」の景観をよく眺められるからこの字があてられています。

四阿は、体験の森随一の絶景ポイント(標高154m)です。
遠く名古屋のビル群、東山タワー、空気が澄んでいれば、ツインタワーの括れ、
テレビ塔、ハイウェイオアシスの観覧車が望めます。
手前は、伊勢湾岸ループ、郡界橋橋脚が手に取るように見えます。


四阿での眺望で気力・体力を回復し、散策路補修のラストスパート☆
Aコース、B1コースの2班に別れて散策路の補修をしました。

午前11時30分、D・A・B1コースの補修を終えました。
とても歩きやすいい散策路になりました。
里山保全ボランティアに参加された皆さん、暑い中、本当にありがとうございました!



里山保全ボランティアは毎月第4土曜日の朝9時、管理棟に集合です。(雨天中止)
事前の申込みは必要ありませんが、団体でのご参加は、道具などの準備の都合上
前もって電話連絡いただければ幸いです。
また、ビオトープボランティアも毎月第2日曜日の朝9時、管理棟に集合です。(雨天中止)
里山保全ボランティアと同様に実施しています。


たくさんの方のご参加を職員一同、心よりお待ちしております。

お問い合せ:おかざき自然体験の森
電話:0564-45-5544



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撮影日  平成27年5月23日(土)
撮影場所 おかざき自然体験の森(八ツ木町)
投稿者  あだち


ふたばこの森まるごと自然体験フィールドふたば
あなたも感じてみませんか『五感のワンダーランド』
HP:http://www.sizentaiken.jp/  


Posted by 岡崎市環境部環境政策課 at 14:48おかざき自然体験の森

2015年05月25日

新商品が勢ぞろい☆ホタルのガラス工芸品

ホタル学校のオープン(平成24年4月)以来、毎年ご好評をいただいております
「ガラス工芸品」の販売につきまして、平成27年6月2日(火)から
新商品の販売をいたします☆

これらのガラス工芸品は、リサイクルプラザ内にある「ガラス工房葵(あおい)」で制作しており、
3人の女性スタッフが毎年新作のアイディアを出し合ってデザインを検討し、試作を重ねながら
完成させたものです。

以下に新作のガラス工芸品をご紹介させていただきますが、これらは「ホタル学校」でのみ
販売する商品
ですので、ぜひホタル観賞に「鳥川ホタルの里」を訪れたときは学校に
お立ち寄りいただき、お手に取ってご覧いただきながらお買い求めください!

※6月のホタル学校は「夜9時」まで開館しています。



きのこのカードスタンド(400円)
有名なあのゲームの中から現実の世界に飛び出してきたような
可愛い「きのこ」のカードスタンドです。笠の色はいくつかあって迷いそう!
お気に入りの写真や素敵なカードを立てて飾ってみたいですね☆



クローバーの箸置き(400円)
葉の上には可愛い「テントウムシ」さんがおやすみ中!?
「四ツ葉のクローバー」は幸運のしるし!毎日の食卓にいかがでしょうか☆



月夜のホタルグラス(900円)
昨年のグラスは長い形でしたが、今年の新作はちょっと短め!
川辺を優雅に舞うホタルが印象的ですね☆
皆さんはこのグラスでなにを飲みたいですか?



てんとう虫のタンブラー(1,000円)
可愛い昆虫の代名詞とも言える「テントウムシ」をあしらったタンブラーが登場!
明るく華やかな風景と赤いテントウムシのコントラストが素敵です☆



まるカバンの花挿し(1,000円)
まるで丸い形をした「カバン」のような一輪挿し!
取っ手の部分に止まっているホタルが今にも飛び立ちそうです☆



ホタルのデザートカップ(1,200円)
満を持して「デザートカップ」が登場!
アイスをのせようかな?フルーツをのせようかな?使い方はあなた次第☆



月夜のホタル花器(1,800円)
こちらの花器も取っ手にホタルが止まっていて、淡い光を放っています!
花器に飾るお花を決して邪魔することなく、さりげない演出が光る作品です☆



風鈴(1,300円)
先日のブログで制作風景をご紹介しました「風鈴」です。
http://sizentaikennomori.boo-log.com/e319229.html ← クリック

こちらも所々にホタルが描かれていて、夏の間中「風」と「ホタル」を楽しむことができます☆



今年も新製品が勢ぞろいです☆(集合写真)

この他にも色いろなガラス工芸品を販売していますので、ぜひホタル学校で
直接お手に取ってご覧いただき、ご自分用に、またお土産に
お買い求めいただければ幸いです!


これから6月に入るとますます「ゲンジボタル」の舞いが増えてきます。
訪れる皆さんにホタルが生息する環境の大切さを感じていただきながら、
ホタルの舞う風景(環境)を守り、未来の人たちに残していきたいと願っています!

皆さんのお越しを心よりお待ちしております。


◆販売予定のガラス工芸品について、
詳しくは「ホタル学校」までお問い合わせください。
電話:0564-82-3027(朝9時~夕方5時)

※6月は夜9時まで開館します。



リサイクルプラザ内「ガラス工房葵」のご紹介

◆岡崎市ホームページ(リサイクルプラザ)
※所在地:岡崎市高隆寺町字阿世保5番地
※電 話:0564-22-1153(ごみ対策課)
http://www.city.okazaki.aichi.jp/300/306/p006478.html

◆フェイスブック(工房でのイベント情報など満載)
https://www.facebook.com/glassstudioaoi



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投稿日  平成27年5月25日(月)
撮影者  ガラス工房葵スタッフ
投稿者  環境保全課


ふたば 自然との共生を「ホタル」を通して考えましょう! ふたば
HP:http://www.morinoeki.jp/hotaru_gakkou/index.html
(ホタル学校ホームページ)  


Posted by 岡崎市環境部環境政策課 at 20:38鳥川ホタルの里(ホタル学校)

2015年05月23日

僕も私も「森の名探偵」!おかざきエコプロジェクト始まる

環境部では、今年度も岡崎市内の公立保育園・幼稚園の「年長児」を対象とした
環境教育プログラム「おかざきエコプロジェクト」を実施しています。

エコプロジェクト(以降「エコプロ」)は、「森の名探偵」、「川の生きもの博士」、
「もったいない!」、「リサイクル大作戦」の4コースがあります。

今回は、水とみどりの森の駅の1つである「おかざき自然体験の森」で実施している
「森の名探偵」をご紹介します。
(バスでの移動は遠足気分で車中も楽しいひと時です☆)


平成27年5月14日(木)に開催したエコプロでは根石保育園、20日(水)には
福岡保育園の年長組のみんなに参加してもらいました。両日ともに好天に恵まれ、
ちょっと暑いくらいの気候でしたが、園児のみんなはとても元気でした。


「森の名探偵」コースでは、一人ひとりが「探偵」に扮して自然にまつわる謎を
解き明かしてもらおう!というプログラムになっています。


謎解きのテーマは「土はどうやってできるか?」です。まずは土の材料になるもの
について考えます。「森の中にたくさんあるものは何だろう?」というヒントを元に
考えて出てきた答えは「葉っぱ!」

ということで、葉っぱの中でも特に色が土と似ている枯れた葉っぱを集めるため、
森に足を踏み入れます。


みんな頑張ってくれたおかげで葉っぱはたくさん集まりましたが、まだこのままでは
土とは全然違う状態ですね。土に近づけるにはどうしたらいいの?
これを湿らせたらもしかしたら土っぽくなるかも!?


ということで、今度は枯れた葉っぱを水に浸して濡らしてみます。
乾いたものと濡れたもの、それぞれ触ってみると何かが違う!?ということを
みんな感じ取っていました。こうして徐々に真相へと迫っていきます。


だんだん葉っぱから土に近づいてはきましたが、まだ最後の仕上げが足りません。


そこで、謎を解くためのとても重要な役目を担っている生き物にみんなで会いに行きます。
柔らかい土をスプーンで掘っていくと次々と「ミミズ」が姿を見せてくれました。


そうです!森の土を作るのは湿った葉っぱなどを食べた「ミミズ」だったのです。
「ミミズのウンチが土になるんだね!」と知って
みんなはとても驚いていました!(お食事中の皆さん、ごめんなさい・・・)


管理棟前の広場に戻ったら、おさらいを兼ねて「森の名探偵」の紙芝居を観ます。
みんな最後まで真剣にお話が聴けました!


こうして見事に謎を解き明かしたみんなのところに、なんと岡崎市のヒーロー
「エコマンダー」が登場☆ 今回駆けつけてくれた「エコマグリーン忠勝」に
今日学んだことを報告した後は、森を守るための約束を交わし、
一人ずつしっかりと誓いの握手をしました。


土や木や水など、普段は何気なく接している自然の中にも、実はいろいろな謎が
散りばめられていて、小さな生き物が関係しているのです。園児のみんなも
「森の名探偵」の体験を通して身近な「謎」に気付き、自然に興味を持つように
なってもらえるとうれしいです。


※今後、エコプロの「森の名探偵」コースに挑戦するお子さんをお持ちの保護者の皆様は、
ネタバレ防止のため、当ブログの内容をお子さんにお教えにならないよう
ご協力をお願いいたします。


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撮影日  平成27年5月14日(木)・20日(水)
撮影場所 おかざき自然体験の森(八ツ木町)
投稿者  なかむら


ふたばこの森まるごと自然体験フィールドふたば
あなたも感じてみませんか『五感のワンダーランド』
HP:http://www.sizentaiken.jp/  


Posted by 岡崎市環境部環境政策課 at 19:04おかざき自然体験の森

2015年05月22日

「迂回路」をチェックしてから鳥川にホタルを見に行こう!

今年は例年より早く、すでにホタルが少しずつ飛び始めている「鳥川ホタルの里」ですが、
毎年6月に入ると市内外からたくさんの方が観賞に訪れます。
※ホタルの飛び始め=平成27年5月17日(日)
(4月に雨が多く降ったので幼虫の上陸が早まったと思われます。)

特に金・土・日曜日の週末には大変な混雑で渋滞が起きてしまうこともあります。

理由は、鳥川ホタルの里に近づくにつれて道路幅が狭くなり、すれ違いが難しいポイントが
いくつかあるためで、来られる方、帰られる方の車で渋滞が発生してしまうのです。


そこで、渋滞を避けて帰るための「迂回路」(東名高速岡崎IC方面)をご案内しますので、
ぜひこれをチェックして(できれば印刷して)お越しいただければと思います。


★印刷用はこちら(PDF) ↓
http://www.morinoeki.jp/download/tokkawa_hotaru_ukairo27.pdf



1.ここは「鳥川ホタルの里インフォメーションコーナー」です。川の向かいには
「岡崎市ホタル学校」が見えています。この道を南下し、豊川方面へ向かってください。
(ホタルを観に来られる方のほとんどは逆から来られます)


2.ホタル学校に駐車された方は、校門を出て右に向かってください。(豊川方面)


3.少し進むと第二東名(工事進行中)が見えます。そのまま進んでください。

※手前に岡崎市指定の天然記念物「トヨトミ梨」の木があります。


4.ホタル学校から約1kmほど進み、斜めに右折します。(白髭八柱神社に沿って)

※まっすぐ行くと豊川市に行ってしまいますので注意!
(豊川方面の道は大変狭くて車のすれ違いが厳しいです。)


5.ひたすら道なりに進んでください。どんどん山道を登って行くと頂上に七曲トンネルが見えます。
(トンネルの上には「ななまがり街道」と表示されています)
この先は下りです。ひたすら進んでください。


6.鹿勝川(かかつがわ)町という集落を進み、「止まれ」の交差点で左折します。

※左折先の道路は第二東名高速道路(工事進行中)に沿った道路になります。


7.この交差点を左折すると国道473号線に出ます。
国道一号線に出る交差点までは新たにバイパスが完成しましたので、
とても走りやすくなりました。


8.4kmほど行くと国道1号線にぶつかりますので、ここを右折します。
(交差点名は「本宿(もとじゅく)町沢渡」)

あとは国道1号線を名古屋方面にしばらく(15分ほど)進むと
岡崎インターチェンジが見えてきます。



初めて訪れた場所、慣れていない土地、夜の運転は、ただでさえ心配が絶えませんが、
来た道を引き返すと大渋滞にはまってしまいます…。ぜひ「迂回路」をチェックしてから
鳥川ホタルの里にお越しいただければ幸いです!(月~木曜日はそれほど混みません。)

とにかく時間に余裕を持ってお出掛けいただくこと、そして安全運転を心掛けることをお忘れなく!


★迂回路マップ(簡易版)はこちら↓
http://www.morinoeki.jp/download/tokkawa-map26.pdf



投稿日  平成27年5月22日(金)
投稿者  やまのうち


ふたば 自然との共生を「ホタル」を通して考えましょう! ふたば
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Posted by 岡崎市環境部環境政策課 at 08:33鳥川ホタルの里(ホタル学校)

2015年05月21日

風を感じて!「ホタルの風鈴」制作レポート

皆さんこんにちは!

いよいよ「夏」がやってきた!といった陽気になりましたね。
「夏は暑くて嫌だなぁ…」とお思いの方も多いはず。

そんな時はガラスの「風鈴」の音色で涼しさを演出してみてはいかがでしょうか!


リサイクルプラザ内にある「ガラス工房葵(あおい)」では、
6月からホタル学校で販売するガラス工芸品の制作が進められています。

今回は、風鈴制作の様子を現場からお届けしま~す!


◆吹きガラス
まずは「吹きガラス」で風鈴を作っていきます。

風鈴は大きさ、長さ、丸み、厚み、口の形で音色が変わります。
実は、皆さんが風鈴を手に取って選ぶときに色んな音色を楽しんで
もらえるよう、一つずつ少し形などを変えて制作しているんですよ☆


◆短冊作り
風を受け止める「短冊」ももちろん全て手作りです。
和紙をカットし、短冊にお手製の「消しゴムハンコ」で絵柄を押していきます。
ガラス部分だけでなく、短冊もホタルの舞いが感じられるデザインにし、
風鈴全体でホタルを演出していくというきめ細やかな作品作りが進みます。


◆消しゴムハンコ(その1)
身近な「消しゴム」を活用して、ホタルの雰囲気がしっかり出るよう
イラストを彫り、単色では寂しいので体は黒色、胸は赤色、発光は金色で
表現しています。ホタルの舞う姿がしっかりと描き出されていますね!


◆消しゴムハンコ(その2)
川に沿って飛び交うホタルを描くため、草や葉っぱ、川の流れなども
消しゴムハンコで描かれていて、ホタル乱舞の雰囲気がよく出ています。

★ホタルの豆知識
ゲンジボタルは成虫になると葉っぱなどについた夜露しか飲みません。
また、昼間は葉の裏などで身を隠しながら休んでいるんですよ。


◆組み立て
各パーツが完成したら、ひもで結んで組み合わせていきます。
きれいな音が出る所に「舌」がくるよう長さを調節します。

※「舌」とは?
風鈴本体と接触する部分のことです。この「舌」も手作りしています。


「舌」の作り方 大図解
(ガラス工房葵スタッフの手書きです)

複雑な舌を一つ作るのにわずか3分とは驚きの早さ!
目立ちにくい小さな部品作りにも繊細な技が光ります。


組み立てが終わって納品待ちの風鈴です。

透明のものや色が付けられたものなど多彩で、一つずつ音色は
違いますがどれも心地良く、選ぶときに皆さんよく迷っています!
でもそれも風鈴選びの楽しみの一つですね!


風に揺られる風鈴を見ているだけでも涼しさを感じるのは私だけでしょうか。

ガラス工房葵の女性スタッフが心を込めて作った「風鈴」は、6月2日(火)から
「ホタル学校」で販売
しますので、ホタル観賞の折りにはぜひお立ち寄り
いただければ幸いです☆

※価格は1,300円です。


風鈴のほかにも様々なガラス工芸品の販売をいたします。
詳しい内容はホタル学校のホームページをご覧ください。
http://www.morinoeki.jp/hotaru_gakkou/index.html



リサイクルプラザ「ガラス工房葵」のご紹介

◆岡崎市ホームページ(リサイクルプラザ)
※所在地:岡崎市高隆寺町字阿世保5番地
※電 話:0564-22-1153(ごみ対策課)
http://www.city.okazaki.aichi.jp/300/306/p006478.html

◆フェイスブック(工房でのイベント情報など満載)
https://www.facebook.com/glassstudioaoi


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投稿日  平成27年5月21日(木)
撮影者  ガラス工房葵スタッフ
投稿者  環境保全課


ふたば 自然との共生を「ホタル」を通して考えましょう! ふたば
HP:http://www.morinoeki.jp/hotaru_gakkou/index.html  


Posted by 岡崎市環境部環境政策課 at 11:41鳥川ホタルの里(ホタル学校)

2015年05月19日

山頂は大展望!「音羽富士トレッキング」を開催しました!


平成27年5月17日(日)、ホタル学校で「音羽富士トレッキング」
イベントを開催しました。いつも人気の山歩きイベント!
今回も岡崎市内外から23名の方にご参加いただきました。


前日は雨だったので空模様が心配でしたが、当日は青空が広がり、
風が心地よい絶好の登山日和となりました。

今回目指すのはホタル学校から南西にある「音羽富士」
尾根筋からの眺望が良く、鳥川でも特に人気の高い山歩きポイントです。


ホタル学校から県道を進み、バラの栽培をしている「輝バラ園」の前から
山に入っていきます。ここは沢沿いのルートなので大雨が出ると崩れやすく、
一部ではヒノキの倒木も…。間伐が十分に進まず、山の保水力が
低下していることも原因です。


尾根まで上がり、沢山まで抜けると急に展望が開けました!
沢山~音羽富士までは南側(豊川側)の山が植林したばかりなので
見通しがよく、天気が良いと三河湾まで見渡すことができます。

目指すは向こうに見える「音羽富士」の山頂!ここからもうひと踏ん張りです。


休憩を挟みながら尾根を進むこと40~50分、ゴールの
音羽富士の山頂に到着しました。皆さん、いい表情をしてますね!

山頂の石碑は50キロ以上あるものを、以前、地元の有志が担いで登って
建てたそうです。地域住民の苦労と協力があって、こうして山登りを楽しめる
コースが整備されてきたのですね。本当に頭が下がる思いです。


帰りはユリ沢ルートから降りました。写真の右下、見覚えのある看板が!
これは今年2月11日に実施した看板作りのイベントの際に
みんなで制作して設置したものです。(設置は3月12日)

★ユリ沢ルートの案内看板設置の様子はこちら ↓
http://sizentaikennomori.boo-log.com/e311301.html


ホタルの里の登山道は多くの方の手によって現在も整備が行われています!
また、新ルートの開拓も始められていますので、そちらも楽しみです。


こうして12時には無事にホタル学校に戻ってくることができました。
天気にも恵まれ、眺望を楽しみながら歩くことができました。
ご参加いただいた皆様、誠にありがとうございました。


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これからホタルのシーズンになるため、登山のイベントは
6月から9月までお休みです。もちろん個人で登っても楽しめるコースが
整備されていますので、天気の良い週末は鳥川ホタルの里の山歩きに
お出掛けしてみてはいかがでしょうか?


ホタル学校では山歩きの地図や休憩室、トイレも提供していますので、
登山時のベースとしてもお気軽にご利用いただけます。

皆様のお越しを心よりお待ちしております!



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撮影日  平成27年5月17日(日)
撮影場所 ホタル学校(鳥川町)
投稿者  からさわ


ふたば 自然との共生を「ホタル」を通して考えましょう! ふたば
HP:http://www.morinoeki.jp/hotaru_gakkou/index.html  


Posted by 岡崎市環境部環境政策課 at 13:54鳥川ホタルの里(ホタル学校)

2015年05月18日

収穫を夢見て!昔ながらの稲作体験「田植え」&「餅つき」


平成27年5月17日(日)、おかざき自然体験の森の田んぼで
昔ながらの稲作体験「田植え」と「餅つき」を実施しました!


昨日(5/16)はあいにくの雨で一日順延となってしまいました。
そのため、参加できなくなってしまったご家族もありました。
残念ですが天気には勝てません…。
これに懲りずにぜひ来年参加してくださいね!

今日はうって変わって「五月晴れ」!さわやかな薫風の中、
30名を超える方が田植えに参加してくれました。
本当にありがとうございます!


毎年、田植えを始めとした「昔ながらの稲作体験」を
農業経験豊富な女性会の方々にご協力をいただいております。
いつもありがとうございます!(感謝感謝!)


まず、畔に並んで苗を分けてもらいます。
もち米の苗で「10日苗」を植えます。「少し小さ目の苗ですので、
いつもは3~4本ずつ植えますが、今回は4~5本と多めに
植えましょう」と森の職員から説明がありました。


いよいよ田植えの開始です。
最初はおっかなびっくり!腰が引けてしまいます。


でもいざ田んぼに入ると冷たくて気持ちいい!

手での田植えは、後ろに下がって植えることが一般的ですが、
子どもたちが下がって植えると転んでしまうことがあったり、
足跡のないところの方が植えやすいという理由で、
体験の森では、前に進んで植えていきます。


赤ちゃんを抱っこしているお母さんは、日傘をさしてカメラ撮影
しながら応援です。子どもたち、お父さんの奮闘ぶりをカメラに収めます!


皆さん少しずつ慣れてきて田植えがどんどん進みます。
苗の束は前に放り投げておきます。持っていた苗が不足してきたら、
目の前にある苗を使っていくためです。


いよいよ田植えも終盤で、向こう側の畦に着きそうです!

赤ちゃんをおぶったお母さんたちは、苗の補充をしてくださいました。
これぞ連携作業ですね。でも畦ですべって転ばないでくださいね!


田植えを始めて1時間ほど、大きな田んぼ一面に稲苗が植わりました。
皆さんとっても上手に植えられました!


履物を持って集合場所に戻ります。
一汗も二汗もかきました!のどはカラカラ、お腹も空いてきます。


軽トラックの荷台のタンクの水で泥を落とします。
お父さん、脚の裏が泥んこまみれ!でもよく働いた証拠ですね。
家族で仲睦まじく、汚れを落とし合います!


田植え真っ最中の頃、管理棟ではお餅の振る舞いの準備が着々と進みます。

かまどの火は地元の角本(かくもと)さんがお世話をしてくださいました。
燃料の竹は森の間伐材です。竹は火力がとても強いのですが、火持ちがしません。
火の番は実はとても大変な仕事です。角本さん、火の番をありがとうございます!


餅つきのとっても強力な助っ人は三浦さんご夫妻です。
夫婦ならではの息のピッタリあった杵と手返し、いつも惚れ惚れします!


餅の振る舞いは、角本さんの奥さん(左)と前川さんです。
いつも、餅つきのお手伝いをして頂いております。本当にいつも感謝です☆


餅つきの最後の〆は、子どもたちが重い杵を振り下ろす餅つき体験です。
「よいしょ!よいしょ!」と力強い掛け声が掛かり、
普段体験できない餅つきにみんな田植えの疲れを忘れて一生懸命です。


いよいよ待ちに待ったお餅の振る舞いです!思わず笑顔がこぼれます。

今日のお餅は、あんこ、きなこ、大根おろし、ヨモギ餅、
さらに、「酢じょうゆ」と、とってもバラエティ豊か!

「酢じょうゆ」はこの地方ではあまり馴染みがありませんが、
東北地方では一般的に食べられているそうです。
森の職員の及川さんが紹介してくれました!

「酢じょうゆ」は、大人に大好評!ネギがピリッと利いて、
「ビールのあてに最高!」という声がどこからともなく聞こえてきます。
(どなたの声かな?)


餅の振る舞いに長~い列ができました!もうみんなお腹ペコペコです。


管理棟前のベンチやクスノキ広場で、おいしそうに餅を頬張る姿が見られました!


「田植え」プログラムに参加されたお子さん、保護者の皆様、
暑い中本当にお疲れ様でした!

田植えをお手伝いいただいた女性会の皆さま、
また、餅つきをお手伝いいただいた角本ご夫妻、
三浦ご夫妻、前川さん、本当にいつもありがとうございました。


これからも続く「昔ながらの稲作体験プログラム」ですが、
お米作りを通して農業の大切さや食べ物の大切さなどを
体全体で実感していただける機会となれば幸いです!


※お店に行けば何でも簡単に買える時代だからこそ、こうした機会は
記憶に残る貴重な体験になるのではないかと感じています。


次回は6月6日(土)「田の手入れ&ヤゴを探そう」です。
引き続きたくさんの方のご参加を、森の職員一同心よりお待ちしています。


6月の「プログラム」の申し込みは、5月22日(金)午前9時から
おかざき自然体験の森 ℡(0564)45-5544までお電話ください。



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撮影日  平成27年5月17日(日)
撮影場所 おかざき自然体験の森(八ツ木町)
投稿者  あだち


ふたばこの森まるごと自然体験フィールドふたば
あなたも感じてみませんか『五感のワンダーランド』
HP:http://www.sizentaiken.jp/  


Posted by 岡崎市環境部環境政策課 at 13:50おかざき自然体験の森

2015年05月17日

まもなくホタルシーズン到来!「鳥川ホタルの里」情報

水とみどりの森の駅「鳥川ホタルの里」(岡崎市鳥川町)では、毎年5月末頃から
徐々に「ゲンジボタル」が飛び始めます。今年は4月上旬にたくさんの幼虫が
光りながら上陸(川岸の土手の中に土まゆを作る)し、5月の末頃から
6月下旬にかけて、例年のようなホタルの乱舞が期待できます。

★発生のピークは例年6月中旬
約2kmの範囲で例年1,000匹を超えるホタルが発生します。


ホタルの発生に合わせ、以下のとおり様々なイベントが開催されますので、
ぜひお誘いあわせの上ご参加ください。

なお、ホタルの飛翔数や観賞スポットなどは「鳥川ホタルの里ほたる情報」ホームページ
http://www.morinoeki.jp/hotaru_20.htmlで確認できます。

また、イベント情報については「ホタル学校」ホームページ
http://www.morinoeki.jp/hotaru_gakkou/で確認できますので、
こちらをご覧の上、時間に余裕をもってお早めにお出掛けください。

詳しくは「ホタル学校」までお問い合せください。
電話:0564-82-3027



↓ まずはホタル乱舞の様子からどうぞ!

鳥川の象徴「ゲンジボタルの乱舞」です。
夜8時を過ぎた頃から活発に飛び始めます。

※写真は昨年度のホタルフォトコンテストの入賞作品(推薦)です。
(撮影:谷川 智洋 氏)


同じくゲンジボタルの乱舞の様子です。

※写真は昨年度のホタルフォトコンテストの入賞作品(特選)です。
(撮影:千葉 一浩 氏)


※今年も「ホタルのフォトコンテスト」を開催します。
たくさんのご応募をお待ちしています。(詳しい内容は下記アドレスをクリック)
http://www.morinoeki.jp/hotaru_gakkou/download/hotaru27_photocon_2.pdf



↓ ここからはイベントなどのご紹介です。

1 鳥川ホタルまつり

(1)期間 平成27年6月1日(月)~6月28日(日)
(2)内容 ホタル観賞スポットの案内、軽食販売(鳥川インフォメーションコーナー)
(3)主催 鳥川ホタル保存会
(4)イベント 6月13(土) 17時~19時30分
(5)会場 ホタル学校 校庭 (雨天時は室内で開催)
(6)内容 光ヶ丘女子高等学校合唱部コンサート(17時~)
      ホタルのお話、猪汁の振る舞い、ホタル観賞


ここ数年の鳥川ホタルまつりイベントでは、二胡やハープ、
バイオリン奏者によるコンサートや、昨年度はシンガーソングライター、
地元出身のバンドメンバーによるコンサートを開催していましたが、
今年はうってかわって若さ溢れる地元「光ヶ丘女子高等学校」
素晴らしい歌声を持つ合唱部の皆さんによるコンサートが開催されます。

歴史ある同校合唱部は、昨年(平成26年)10月25日に岩手県で開催された
第67回全日本合唱コンクール全国大会(高等学校部門)で「金賞」を受賞し、
同年11月23日に香川県で開催された第67回全日本合唱コンクール全国大会
(一般部門)では「金賞」、「文部科学大臣賞(第一位)」を受賞するという
輝かしい成績を収められました!

※一般部門に「Hikari Brillante」という団体で参加(合唱部のOGを中心に活動中)



(全員が素敵な浴衣での合唱☆ブダペスト国際合唱コンペティション)

さらに平成27年3月下旬にハンガリーで開催された
「第15回ブダペスト国際合唱コンペティション」では、
地元ハンガリーやスウェーデンなど19か国59団体が出場した大会で
見事「グランプリ」(第1位)を受賞するという快挙まで成し遂げられました☆


(満面の笑みで記念撮影☆)

歴史に名を刻む素晴らしい結果で、岡崎市の誇りです。
本当におめでとうございます!


活動は合唱のみにとどまらず「ハンドベル」もたいへん有名で、3月の下旬に開催された
第38回定期演奏会(市民会館)では地元中学生との合同合唱やダンス、わらべうた、
最新のヒットソングをアレンジした合唱など、その活動は一高校の部活動の枠を越えて、
聴く人、観る人を心から魅了する活動になっています。

また、福祉施設での合唱や刑務所への音楽慰問、クリスマスキャロルなど、
その活動は非常に幅広く、長年、地域社会に根差した活動を展開しておられます。

ホタルまつり当日、どのような歌(歌声)を披露してくれるか今から楽しみです!

合唱はハーモニー(調和)が大切だと言われます。「自然」もそれに似ていて
調和が重要です。人が自然界の調和を乱すとそのバランスは崩れ、復元は困難です。
合唱やホタルを通して「自然の恵み」に感謝する想いの輪を広げたいと願っています☆



※上記お写真は同校合唱部の先生よりご提供いただきました。



2 写真教室「ホタルを写そう」
※全2回コース(両日とも雨天時は翌日に順延)

(1)日時 第一回 平成27年6月6日(土) 18時~20時30分
      第二回 平成27年6月20日(土) 18時~20時30分
(2)集合場所 ホタル学校(1階交流室)
(3)定員 10人(先着)
(4)講師 中日写真協会 理事 萩原 弘氏
(5)持ち物 カメラ(フィルム、デジタルどちらでも可)、三脚、筆記用具、
       長靴、長袖・長ズボン、懐中電灯
(6)費用 無料


3 ホタルガイドツアー ※雨天中止

(1)日時 平成27年6月11日(木) 18時30分~20時30分
      平成27年6月25日(木) 18時30分~20時30分
(2)集合場所 ホタル学校(2階多目的ルーム)
(3)講師 市職員
(4)定員 各20人(先着)
(5)費用 無料
※舗装されていないところを歩きますので、履き慣れた運動靴でお越しください。


4 ホタルサポーター活動(ホタル保護活動者養成)

(1)日時 平成27年6月21日(日) 18時30分~20時30分
(2)集合場所 ホタル学校(1階交流室)
(3)内容 ホタルの成虫観察と産卵場所の調査
(4)講師 ホタル学校名誉校長 古田 忠久氏
(5)定員 10人(先着)
(6)持ち物 長靴、タオル、懐中電灯
(7)費用 無料


※上記2~4のイベントについては、平成27年5月22日(金)の9時から、
ホタル学校まで電話(0564-82-3027)又はFAX(0564-82-3689)
でお申し込みください。




5 ホタルのガラス工芸品販売
※ガラス工房「葵」で制作

(1)日時 平成27年6月2日(火)から継続して販売
(2)会場 ホタル学校(管理事務室前)
(3)販売商品 ホタルグラス、風鈴、ペーパーウェイト、箸おき、一輪挿し、ペン立てなど
※新作の販売も予定しており、どれもホタル学校でしか購入できない商品です。
ホタル学校にお立ち寄りの際は、ぜひ直接手に取ってご覧のうえ、お買い求めください。

※ガラス工房葵のフェイスブックをご覧ください!
https://www.facebook.com/glassstudioaoi


ホタルの風鈴です。一つ一つ音色が違って癒されます。
これからの暑い季節にぜひ手に入れたい一品ですね!


6 ホタル学校の施設情報

開館時間は9時~17時 ※6月は21時まで開館します。月曜日定休。
駐車場はホタル学校(40台)又は鳥川インフォメーションコーナー
(50台/鳥川町集会場隣り)をご利用ください。

7 注意事項

特に週末は道路が混み合いますので、車の運転には十分にお気をつけください。
迂回路のご案内をしています。詳しくは「鳥川ホタルの里ほたる情報」ホームページ
http://www.morinoeki.jp/hotaru_20.htmlをご覧ください。



8 道の駅「藤川宿」に寄ってホタル情報を確認!

ホタルが飛び始めた頃から、国道一号線沿い道の駅「藤川宿」(藤川町)内の
「きらり岡崎コーナー」で、コンシェルジュによる「鳥川ホタルの里」の見どころ紹介や、
観賞スポット、毎日のホタル飛翔数を含めた展示等を行います。

また、ルートマップも配布しますので、休憩がてらぜひ道の駅「藤川宿」に
お立ち寄りください。(道の駅の営業は18時まで/コンビニ・トイレは24時間利用可)

※道の駅藤川宿ホームページ
http://fujikawa37.com/



投稿日  平成27年5月17日(日)
投稿者  環境保全課


ふたば 自然との共生を「ホタル」を通して考えましょう! ふたば
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Posted by 岡崎市環境部環境政策課 at 13:25鳥川ホタルの里(ホタル学校)

2015年05月16日

ホタルの里は生き物がいっぱい!ホタルマスターファミリー講座


平成27年5月10日(日)、ホタル学校で
第2回「ホタルマスターファミリー講座」を開催しました!

ホタルを通じて自然環境と共生する人材を育成することを目的とした
全6回の連続講座、第2回目のテーマは
「ホタルの里の昆虫や植物を調べよう!」です。
ホタルの里は当然ホタルだけがいるわけではなく、たくさんの生き物が
つながりあって一つの生態系を形作っています。

今回はホタル以外の昆虫や植物にも目を向けることで、
ホタルを取り巻く自然環境を学びます。


今回はさっそく外に出て活動します。マイ網、マイ虫かごを持って来ている
子もたくさんいて待ちきれない様子でしたが、まずは観察の準備運動です。

昆虫たちは自分の存在がばれないように色や形を周囲に溶け込ませています。
注意深く探さないとなかなか見つかりません。(いわゆる『擬態』)
 
そこで、自然の中に人工物を紛れ込ませていくつ見つけられるか観察する
「カモフラージュ」というプログラムを実施しました。
(ネイチャーゲームのアクティビティの一つ)

去年までは自然・環境学習実践隊のリーダー「むしくん」が担当していましたが、
今年からは若手リーダーにバトンタッチです。


一列に並んで、ロープ沿いに歩きながら
あらかじめ隠された人工物を探り当てていきます。
いくつ隠されているかはリーダーしか知りません。


すぐに気づくものもあれば、自然のものにそっくりで、
よ~く見ないと分からないものも・・・。


「あっ、あそこにもあった!」おっと、声に出さないようにね!
見つけたものは心の中で数えてゴールにいるリーダーにその数を報告します。

果たして隠された人工物をいくつ見つけられるかな?
腰を落として目線を変えながらじっくり観察して見つけましょう☆


2周したところで答え合わせ!全部見つけられた方は全体の1割くらいでしたね。
リーダーが一つずつ答えを伝えていきます。
「あっ!それはすぐわかったよ」
「え~そんなところにあったのかぁ・・・わからなかったよ」



すぐに分かったもの、なかなか気付けなかったものを分類して、色、見た目、
形などの特徴を整理することで、自然観察をするためのコツを学びます。


リーダーたちが実際に野原などで撮った生き物の写真(自然に溶け込んでいる)で、
姿を隠した生き物を見つけられるかどうか試してみます。
お父さん・お母さんも前のめりで、子ども以上に真剣になっていました!

さあ、目が慣れてきたところでいよいよここからが本番の「生き物探し」☆
生き物だけでなく、それに関係している植物も一緒に観察して調べます。


ここからはお馴染み「むしくん」にバトンタッチです。
実はみんながカモフラージュの体験中にすでに虫を何種類も捕まえてくれていました。


こちらは森の宝石「オオセンチコガネ」。見た目は綺麗ですが、
実は動物のフンなどを食べる虫で、あちこちに転がっている
「シカ」の糞に集まってきています。

野生獣のいない都会では絶対に見られない昆虫です。


生き物を見つけたら、単に種類を記録するだけでなく、どんな場所にいたか、
他のどんな生き物と関係しているかを調べてまとめていくことで
身近な自然の「つながり」を理解していきます。


ここからはグループに分かれて生き物探しのスタートです!


捕まえたら、図鑑で種類や特徴を調べていきます。
全部教えてもらうのではなく、できるだけ自分で調べることで印象が強まり、
学習意欲も増していくと思います。


自分で調べてみてもわからない時は「むしくん」に聞いてみよう!
むしくんの頭の中の「昆虫図鑑」からすぐに教えてもらえます。


フランスギクの花粉を食べる「コアオハナムグリ」
ここにも生き物のつながりを発見!


「アサヒナカワトンボ」を捕まえたよ!

大人も子どもも夢中になり、あっという間に終わりの時間に
なってしまいました。何気ない場所だと思っていた所でも、
目を凝らしてみると様々な種類の虫が見つかり、
鳥川ホタルの里の自然の豊かさや奥深さ、そして生き物や植物との
「つながり」が実感できた半日でした。


★皆さんのお住いの周りには一体どんな生き物がいるでしょうか?
ぜひ目を凝らして小さな命にふれてみてください。



次回6月7日(日)はいよいよホタルシーズンの到来!
講座は夕方から集まって、明るいうちにあらかじめホタルがたくさん
飛びそうなポイントを調べて川の様子を観察し、夜まで待って
実際にどれくらい飛ぶのか観察します。次回もお楽しみに!



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撮影日  平成27年5月10日(日)
撮影場所 ホタル学校(鳥川町)
投稿者  からさわ


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Posted by 岡崎市環境部環境政策課 at 20:17鳥川ホタルの里(ホタル学校)

2015年05月13日

昔ながらの稲作体験「代かき&ドラム缶風呂」を体験☆


平成27年5月10日(日)、さわやかな皐月の風が心地よいこの日、
おかざき自然体験の森の田んぼと管理棟で「昔ながらの稲作体験」
「代かき&ドラム缶風呂」イベントを開催しました!


田んぼの北の広場に集まった参加者の皆さんは、
森の職員から本日のプログラムの活動内容を聞きます。


まず、最初は田んぼの土の感触を肌で感じます。
素足でそっと入ってみます。すぐに、駆け出してみたくなりました!


お父さん、お母さんも、子どもたちの楽しそうな様子につられて、
田んぼに素足で入ります。「冷たくて、とっても気持ちいい!」
赤ちゃんを抱いたお母さんも、田んぼの泥の感触を味わいます。

※バランスを崩して倒れたら大変・・・でもそこはさすがお母さん!
絶妙なバランスで倒れることなく田んぼの中を歩いていました。(すごい!)


いよいよ「代かき」です。森の職員から「トンボ」(道具)の使い方を聞きます。
たくさんの家族が参加してくれたので、トンボは一家族1~2台です。

★「代かき(代掻き)」とは?
田植えの前に水田に水を入れて、土の塊などを砕く作業のことで、
田植えをし易くします。また、肥料と土をよく混合し、田面を平らにする重要な作業です。



大きなトンボはお父さん・お母さんがやってくれます。


小さなトンボは子どもたちが使います。みんな真剣です!


小さな兄弟も仲むつまじく協力してトンボをかけていますね!


皆さん、楽しみながらも熱心に代かき作業をしてくれました。


トンボをかけること約1時間。あれだけで凸凹だった田んぼが、
鏡のように平らになりました。田植えに向けての準備は万端です。

「代かき」に参加してくれた子どもたち、お父さん、お母さん、
おじいちゃん、おばあちゃん、本当にありがとうございました!


作業終了後は管理棟に移動しました。

代かきで泥んこになった体を水道の水で洗います。
そしてお待ちかね!「ドラム缶風呂」に入って肩までつかります。
菖蒲の入ったお風呂で体の芯から暖まりました!


ドラム缶風呂で暖まった子どもたちは、皐月の風に誘われて
クスノキ広場で遊んだり、ビオトープでオタマジャクシをタモ網ですくったり、
クスノキの木陰でお弁当を広げたりして、思い思いの時間を過ごしていました。

皐月の薫風さわやかなこの日、泥んこになって代かきをし、
ドラム缶風呂で暖まるなど有意義なひと時だったと思います。

参加者の皆さん、本当にありがとうございました!

皆さんの努力が実って美味しいお米が収穫できると嬉しいですね☆


5月16日(土)は、いよいよ田植え体験です。
まだ、参加者の定員に若干ゆとりがありますので、
たくさんの方のご参加を、職員一同、心よりお待ちしております。


お申込みは「おかざき自然体験の森」
電話(0564)45-5544までお電話ください。



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撮影日  平成27年5月10日(日)
撮影場所 おかざき自然体験の森(八ツ木町)
撮影者  すぎうら・あだち
投稿者  あだち


ふたばこの森まるごと自然体験フィールドふたば
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Posted by 岡崎市環境部環境政策課 at 16:30おかざき自然体験の森

2015年05月12日

こっちの水は甘いぞ!「平成の名水百選巡りバスツアー」を開催!


平成27年5月9日(土)、鳥川ホタルの里で
「平成の名水百選巡りバスツアー」を開催しました。

鳥川町は平成20年6月に「鳥川ホタルの里湧水群」として
環境省の「平成の名水百選」に認定されました。
このツアーでは、これら鳥川の湧水群をバスで巡ります。

朝、岡崎市役所に集合し、早速バスに乗り込んで鳥川町へ向かいます。


ガイドは竹内謙作さんです。
竹内さんはホタル学校の前身である旧「鳥川小学校」で6年間勤められ、
閉校後、現在に至るまで豊富小学校に勤務されています。
(現在は2年生の担任)

子どもたちと共に地域のことを熱心に研究していたため
鳥川の環境や文化に精通しており、鳥川ホタル保存会のアドバイザーでもあります。


ホタル学校に集合された方が数人乗車し、
いよいよツアーのスタートです!

※公用バスは「市制100周年」PR用にカラフルにラッピングされています☆


さて、ツアーの1か所目は「延命水」です。
年中水量が安定していて、名前の縁起も良いことから大変人気のある湧水で、
市内外から車にポリタンクを積んで汲みに来る方が絶えない場所です。

早速みんなで試飲。「おいしい!」、「まろやか!」
こちらでも空のペットボトルを用意しましたがそれだけでは足りずに
自前のペットボトルに汲んで持ち帰る参加者の姿も見られました。


延命水の豊かな水の秘密は周囲の森にあります。
以前は荒れていましたが間伐が進められたことで林内が明るくなり、
低木も生えてきて多様性のある森に戻ってきています。

この森の土を数年~数十年かけて浸み込んでいった水が
今、湧水として私たちが目にしているのです。


続いて2か所目は「産湯の滝」。その名の通り、かつては鳥川で
赤ちゃんが生まれた際の産湯用に汲みに来たと言われている場所です。

道路沿いにある他の湧水と異なり、ここだけは10分ほど山を登って
行った先にあります。なぜ昔の人は不便なこの場所まで汲みに来たのでしょうか?
不思議ですね。

途中、「加茂(かも)式黒炭窯」「猪垣」にも立ち寄りました。


鳥川町ではかつて炭焼きが盛んだったそうですが、時代の流れとともに
炭焼きの文化は失われていきました。この加茂式黒炭窯は、平成になってから
復活させたもので、今でも地元の方が時々炭焼きをしています。

そして炭焼き窯の後ろにあるのが「猪垣(ししがき)」です。
猪が田畑に入らないように石を積み上げて作った垣根で、
鳥川町内には江戸時代のものが多数残っています。


大人の背丈ほどの高さがあるだけでなく、上の方が外側にせり出して
イノシシが登れないようにする「猪返し」がついていたり、
垣根の切れた部分の先には落とし穴を設置するなど、
先人が工夫を凝らして自分たちの農作物を守っていたことが伺い知れます。


さて、3か所目は「ふないどの水」。ホタル学校のすぐ近くにあり、
ここも一年中水が途切れないため、登山に訪れた方にも人気があります。

4か所目は「庚申(こうしん)の水」です。
いつもは綺麗な水なのですが、あいにく今日は濁りが入っていて
飲めませんでした。ここは山の奥からパイプで引っ張ってきている場所で、
ここ数日、どなたかが上流を掃除したことが原因のようですが、
じきにきれいな水に戻ります。


庚申の水の名前の由来はすぐ横に庚申信仰の像が立っているからです。
庚申信仰では2か月に一回巡ってくる庚申の日に、夜寝ている間に
体の中から「三尸(さんし)の虫」が出て行って天の神様に悪行を
告げ口にいくと考えられていました。

昔はそれを防ぐために庚申の日はみんなで集まって徹夜して過ごしました。
地元の方によれば、この信仰は今でも簡略化された形で残っていて、
庚申の日には当番の家に集まってお茶を飲んだり雑談をして過ごすそうです。


さあ、最後の5か所目は「大岩の水」。庚申の水のすぐ近くですが、
こちらは問題なく水を汲むことができました。


ホタル学校に戻ってきたら、昨年も好評だったお楽しみ企画
名水で淹れたコーヒーの飲み比べです!
各湧水で汲んできた水を使って、竹内さんこだわりの
自家焙煎コーヒーをドリップしていただきました。


「同じ地域の水なんだからそんな大して違わないんじゃ?」と思いきや、
汲んだ場所によって味が違うという意見が多数!

延命水や産湯の滝は苦みの強いパンチの効いた味ですが、
大岩の水は同じ豆とは思えないマイルドな味わい。
含まれているミネラル分の違いなのでしょうか?
皆さんもぜひ試してみてください。


あと2~3週間もすると、この豊かな湧き水で育った「ゲンジボタル」たちが
舞う季節がやってきます。鳥川の豊かな自然に育まれた名水を飲んで、
ホタルの気分を味わいながら観賞してみてはいかがでしょうか?


ガイドの竹内さん、ご参加いただいた皆様、本当にありがとうございました。


※「平成の名水百選」は飲用の水質を保証するものではありません。
当然「生水」のため、飲用は自己責任でお願いいたします。



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撮影日  平成27年5月9日(土)
撮影場所 ホタル学校(鳥川町)
投稿者  からさわ


ふたば 自然との共生を「ホタル」を通して考えましょう! ふたば
HP:http://www.morinoeki.jp/hotaru_gakkou/index.html  


Posted by 岡崎市環境部環境政策課 at 16:34鳥川ホタルの里(ホタル学校)

2015年05月11日

泥んこ遊びのあとはドラム缶風呂でサッパリ!


平成27年5月9日(土)、おかざき自然体験の森の田んぼと管理棟で
昔ながらの稲作体験プログラム第2回
「泥んこ遊び&ドラム缶風呂」を開催しました!

泥んこ遊びを楽しみながら田んぼの泥を柔らかくします。
このイベントが終わって水を張ったらいよいよ「田植え」です。
(5月16日に田植え予定)


たくさんの子どもたちが元気よく参加してくれ、
みんな走って田んぼにやって来ました。

※子どもだけでなんと「39名」も参加してくれました☆


まずは職員から、お米作りや田んぼの手入れ、
そして今日の体験内容など、色んなお話を聞きます。

まずはじめに参加者を赤組・青組に分けます。
「赤組の人、手を挙げて!」、「は~い!」
「青組の人は?」、「は~い!」

子どもたちの返事の元気さは最高です!


さあ、いよいよ田んぼに入って最初の競技「玉入れ」です。
泥んこになるのがちょっと怖いかな?
男の子はお父さんに抱っこしてもらっています。


でも、抱っこの男の子も、すぐに泥んこ遊びの魅力に気付いたようで、
田んぼに入って夢中で玉を投げ入れます!


勢い余って転倒する子も! あっという間に競技は終了です。


玉入れの結果は、1回戦15対15の引き分け、
2回戦は11対19で青組の勝ちでした!やったね☆


次の競技は「ソリレース」です。ワクワクしますね!


ソリを引っ張るお父さん、お母さん、泥に足を取られながらも
わが子のために大奮闘です。レースは白熱の展開!
皆さん本気モードにスイッチが入りました。


あらら!勢い余って、田んぼに落ちてしまいました。
でもこれも楽しいね☆


どれだけ泥んこになっても、みんな笑顔でソリに乗っています。
なんとレースは赤組・青組のメンバーが入り乱れて「引き分け」でした!


田んぼでの玉入れとソリレースが終るとしばし休憩です。

たくさんの子どもたちが一度に「ドラム缶風呂」には入れませんので、
幼児から先にドラム缶風呂に行ってもらいました。


休憩をはさんで心機一転!いよいよ最後の競技「綱引き」です。
まず、子どもたちだけで綱引きをしました!


勝負は2回戦とも「赤組」の勝利でした!


最後にお父さん、お母さんも加わっての綱引きです。
この勝負も「赤組」の勝ちでした!すごいぞ「赤組」☆


全ての泥んこ競技が終了し、体を洗うため管理棟に向かいます。
まずは工作棟の水道で田んぼの泥を洗い落とします。
子どもたちは、何も言われなくても並んで洗ってもらっています。
みんなえらいね!


管理棟東の広場には「ドラム缶風呂」が2つ準備してあります。
泥んこ遊びで体が冷えて少し寒いですがね、湯加減はちょうどいいようです!


田んぼでは、まだ遊び足りない子供たちが、泥んこになって遊んでいます。

※実はドラム缶風呂の時間調整になって助かります。(職員の心の声)


ビオトープの「菖蒲」を入れた菖蒲湯は
「あったかいんだからぁ~♪」
と思わず流行りの歌が聴こえてきます。


菖蒲湯であったまった心と体で、満開のツツジを愛でながら帰路に着きます。

「楽しかったかな?」
「とっても楽しかったです!」 みんな満足気な表情でした。


今日は曇っていて小雨のぱらつく不安定な天候でしたが、
たくさんの親子の笑顔が輝く一日で、しっかりと記憶に残る体験になったと思います☆

参加された皆さん、本当にお疲れ様でした!

昔ながらの稲作体験プログラムは、10月の脱穀まで色んな活動が続きます
皆様方のご参加を、職員一同心よりお待ちしています!



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撮影日  平成27年5月9日(土)
撮影場所 おかざき自然体験の森(八ツ木町)
投稿者  あだち


ふたばこの森まるごと自然体験フィールドふたば
あなたも感じてみませんか『五感のワンダーランド』
HP:http://www.sizentaiken.jp/  


Posted by 岡崎市環境部環境政策課 at 10:45おかざき自然体験の森

2015年05月10日

いのちを育む森!ツツジの里で「ニホンカモシカ」に出会う



平成27年4月26日(日)、きこりの会(市民活動団体)で市内在住の江見章臣さんが、
熊野神社西にある「ツツジの里」の小常緑樹伐採の下草刈りの作業をしていました。


※江見さんのお話
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この日はきこりの会の定例活動日でした。作業が進み、奥のほうまで進むと、
突然「どーっ!」という音がしたので「何だろう?」と思って顔をあげると、
こちらを見つめている「ニホンカモシカ」がいました。
早速、持っていたカメラでシャッターを切り、カメラに収めました!



江見さんはきこりの会の広報担当で、会の活動の様子を適宜カメラに収めておられるので
今回の貴重なニホンカモシカとの遭遇もカメラに収めることができたとのことです。


撮影場所は、きこりの会の方々が手入れをしてくださっている熊野神社周辺の
「つつじの里」で、カモシカの手前には、赤紫色の美しい「ヤマツツジ」が咲く
取り合わせも素晴らしいですね!


江見さん、貴重な特別天然記念物ニホンカモシカのお写真、誠にありがとうございました!
そして「きこりの会」の皆様、日々の里山保全活動、いつもありがとうございます。

改めてこの森が、様々な生き物の命を育む場所であることを再認識しました。
こうした野生動物との出会いも森ならではの光景です。


おかざき自然体験の森では、訪れる皆様方が撮影された野生動植物の
お写真の投稿を受け付けています!


◆投稿の際の必要事項
ご芳名、ご住所、お電話番号 
撮影場所、日時、動植物の名前、撮影時などに関するコメント など。

※メール受信の容量上、写真のデーターは一枚1MB程度に変換して送信してください。


◆メールアドレス 
shizentaikennomori@city.okazaki.lg.jp   投稿をお待ちしています☆


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撮影日  平成27年4月26日(日)
撮影場所 おかざき自然体験の森(八ツ木町)
撮影者  江見 章臣 さん
文 責  あだち


ふたばこの森まるごと自然体験フィールドふたば
あなたも感じてみませんか『五感のワンダーランド』
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Posted by 岡崎市環境部環境政策課 at 08:34おかざき自然体験の森

2015年05月09日

「くらがり渓谷」自然観察会だより

皆さんこんにちは!

今回は「くらがり渓谷」で毎月開催されている自然観察会についてお伝えします。
※くらがり渓谷は「森の駅」に認定されており、環境保全課で広報活動などを行っています。

くらがり渓谷は「三河の奥座敷」と呼ばれ、コテージやバーベキュー場、
マス釣り場、散策コースなどが整備されていて、多くの方々に親しまれています。

渓谷一帯は岡崎市の「水源地」の一つとしてたいへん貴重な地域であるとともに、
そこにある自然は四季折々に様々な表情を見せてくれます。

この渓谷で、毎月第2日曜日「西三河自然観察会」の皆さんによる自然観察会が
開催されており、どなた様でも気軽に参加できる観察会として人気を博しています。

※市政だより毎月15日号に開催のお知らせを掲載しています。
http://www.city.okazaki.aichi.jp/shiseidayori/index.html
(↑ 市政だよりをPDFでご覧いただけます。)



くらがり渓谷自然観察会は、朝9時にくらがり渓谷駐車場の観光案内所前に集合して
ゆっくり散策しながら、季節の花や樹木、キノコや昆虫などをじっくり観察していきます。

※事前のお申込みはありません。当日直接お出掛けください。(雨天中止です。)

観察会は午後3時頃まで行われますので、お弁当やお飲み物をご持参ください。
また、メモ用紙やカメラなどもお持ちいただけるとしっかりと記録することができ、
名前や特徴、花であれば咲く時期などを覚えれば自然散策の世界が広がります!

上記(画像)は、観察会終了後に作成される「くらがり渓谷自然観察会だより」です。
(4月12日に開催した内容です。)
画像をクリックするとPDFで大きく見ることができます。

※今後、下記「水とみどりの森の駅」ホームページ内に順次アップいたします。
http://www.morinoeki.jp/events/events.html



上記(画像)は、西三河自然観察会のホームページです。
同会では、くらがり渓谷やおかざき自然体験の森をはじめとした西三河地域で
自然観察会を開催していますので、興味のある方はぜひご参加いただければ幸いです!

※画像をクリックすると西三河自然観察会のホームページが開きます。



※明日の観察会のお知らせ ↓
「くらがり渓谷自然観察会」
開催日 平成27年5月10日(日) ※雨天中止です。
時 間 午前9時~午後3時
集 合 くらがり渓谷観光案内所前
講 師 西三河自然観察会
持ち物 弁当、飲み物、帽子、筆記用具、カメラなど

※事前のお申込みはありません。当日時間までに集合場所にお集まりください。

※観察会は3月~12月まで毎月1回(第2日曜日)開催されます。(1・2月はお休み)

※くらがり渓谷ホームページはこちら ↓
http://www.kuragari.jp/index.html


たくさんの方のご参加をお待ちしています☆


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投稿日  平成27年5月9日(土)
投稿者  環境保全課


ふたば 行こう!水とみどりの森の駅! ふたば
HP:http://www.morinoeki.jp/index.html
  


Posted by 岡崎市環境部環境政策課 at 10:13くらがり渓谷

2015年05月08日

第1回稲作体験「田起こし&カエルを探そう」を開催しました!


平成27年5月2日(土)、おかざき自然体験の森の田んぼで
「田起こし&カエルを探そう」
プログラムを実施しました!


今年度最初の「昔ながらの稲作体験プログラム」です。
まずは職員から米作り(もち米)のおおよその流れの説明を聞きます。
全9回ある「昔ながらの稲作体験プログラム」のうち3回以上参加されたご家族には、
もち米のプレゼントがあります。
(昨年は5家族にプレゼントしました。)

※天候不順や獣害による不作の場合はプレゼントできないこともあります。


一通り説明を聞いたら田んぼに入ります。
職員が備中鍬(びっちゅうぐわ)の安全な使い方の手本を見せます。


さぁいよいよ田起こしの開始です。
「お父さん、頑張って!」重い備中鍬を振り下ろします。
お母さんは日傘をさして、赤ちゃんを抱っこしての応援です。


「僕はお父さんといっしょに耕すよ!」
手に手を取って「よいしょっ!」
親子で頑張る微笑ましい姿を名カメラマンのママが
ばっちりカメラに収めました!


「何かいたぞ!」耕すごとに茶色い「ヌマガエル」が飛び出してきます。
あちこちで「ヌマガエルをゲット!」の歓声が上がります!
耕すこと20数分・・・しかし今日のメインゲストである
「シュレーゲルアオガエル」がなかなか見つかりません。
森の職員にも焦りの色が出始めたころ・・・


奥の小さい田んぼから「緑色のカエルがいたよ~!」
さっそく森の職員に捕まえたカエルを見せてくれました。


間違いなく「シュレーゲルアオガエル」です!
(よかった~!職員の偽らざる安堵の声)

子どもたちを呼び集めて「シュレーゲルアオガエル」の観察会です。
「シュレーゲルアオガエル」によく似た緑色のカエルで、
私たちになじみの深い「ニホンアマガエル」にそっくりです。

でも、区別の仕方は、目の周りに黒い線がないのが「シュレーゲルアオガエル」です。
すっぴん美人は「シュレーゲルアオガエル」、
アイシャドー美人は「ニホンアマガエル」と覚えると分かりやすいですね。

※「シュレーゲルアオガエル」という名前からすると外国のカエルのようですが、
オランダ人動物学者「シュレーゲル」さんからきていて、実は日本固有のカエルです。



1匹目のシュレーゲルアオガエルが見つかると、皆さん、がぜん勢いが出てきました。
するとすぐ女の子が、かわいい小さなシュレーゲルアオガエルを見つけました。
その後、2匹シュレーゲルアオガエルが見つかりましたが、
合計4匹しか見つけることができませんでした。

ただ、残念だったのは、メレンゲのように白くてふわふわの
シュレーゲルアオガエルの卵の塊が見つからなかったこと・・・。

カエル探しでは、シュレーゲルアオガエルは4匹、トノサマガエルが10匹ほど、
ヌマガエルが数十匹見つかりました!


田起こしとカエル探しに1時間ほど汗を流して木陰で休憩です。
今日は、真夏日になろうかというほどの暑さで、水分補給を十分に行い、
熱中症対策はばっちりです!


大人は気力・体力の回復にまったりした時間がほしいところですが・・・
もう子どもたちは、森のタモと水槽を借りるや否や
水路での生き物探しに飛び出していきました!


水路のあちこちで、「ザリガニ捕まえたよ!」、
「メダカをゲットしたよ!」と歓声が上がります!


写真のお子さんとお父さんは、「ホトケドジョウ」を2匹、
ふつうの「ドジョウ」を1匹捕まえました。


写真の男の子は泥んこになって、生き物探しに熱中していました。たくましい!
その成果が、子どもたちが捕まえた生き物で、「ホトケドジョウ」、「ヒメタイコウチ」、
トンボの「ヤゴ」、「アメリカザリガニ」の大人から子どもまで、そして「メダカ」も何十匹!


子どもたちが、水路での生き物探しに熱中している間、
森の職員とお父さん方は、何とか「シュレーゲルアオガエル」の卵の塊を
子どもたちに見せたい!と、その一心で暑い中、黙々と鍬を揮いました。

しかし、11時30分・・・ついにタイムアップです。
残念ながら今回は「シュレーゲルアオガエル」の卵の塊は
見つけられませんでした。(昨年は3個見つかりました。)


最後は水槽を持って生き物観察会の始まりです。
子どもたちは「森のいきもの下敷き」をもらって、
自分たちの捕まえた生き物を下敷きの写真で確認しました。

そして、かわいい「シュレーゲルアオガエル」をもう一度見てみます。
「ホトケドジョウ」と「ドジョウ」の大きさの違いを比べてみます。
「ヒメタイコウチ」は、「ヒメ」がつくように小さめの「タイコウチ」なんだよ!
そうこうしているうちに12時が近づきます。


観察した後は、捕まえた生き物たちを自然に帰しました。
「ありがとう!」という気持ちで逃がしました。
子どもたちのイキイキとした表情が印象的なイベントでした☆

真夏のような暑い日差しが降り注ぐ森の田んぼで
「田起こし&カエルを探そう」プログラに参加されたお子さん、
そして保護者の皆様、本当にお疲れ様でした!


私たち人間の生活に欠かせない「米」ですが、この米を作る田んぼも
実にたくさんの生き物の命を育んでいるということが実感できた一日でした!



これから続く「昔ながらの稲作体験プログラム」にも、たくさんの方のご参加を
森の職員一同心よりお待ちしております。

昔ながらの稲作体験プログラムのお申し込みは、
おかざき自然体験の森
電話:0564-45-5544

までお電話ください。



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撮影日  平成27年5月2日(土)
撮影場所 おかざき自然体験の森(八ツ木町)
投稿者  あだち


ふたばこの森まるごと自然体験フィールドふたば
あなたも感じてみませんか『五感のワンダーランド』
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Posted by 岡崎市環境部環境政策課 at 10:41おかざき自然体験の森

2015年05月07日

「キジ」の壮絶バトル!


岡崎市在住の伊藤隆さんが、おかざき自然体験の森の駐車場と
森の田んぼの間の低地にキジのメス2羽とオス1羽を確認し、
撮影されたお写真を提供してくださいました。

※撮影時期は平成26年4月22日(火)


メスのキジ2羽は、素早く竹藪に逃げ込みましたが、
オスのキジは付近を徘徊しだしたので、その様子を追っかけました。
すると駐車場近くの盛土の上で「ホロ打ち」の姿
(翼を激しく動かし、縄張りと求愛の意思を示す行動)をカメラに収めました。


そして翌日、伊藤さんはオスキジのバトルを期待して
再びおかざき自然体験の森を訪れました。

12時23分、期待していたオスキジの壮絶なバトルの撮影に成功しました!

以後、4月の終りまで伊藤さんは、たびたび森を訪れました。
時に、オスキジ同士が20mほどにまで接近しましたが、
バトルにまでは至りませんでした。

伊藤さん、オスキジの壮絶なバトルの一瞬を切り取った
素晴らしいお写真をありがとうございました!

おかざき自然体験の森では、訪れる皆様が撮影された
貴重な野生動植物のお写真の投稿をお待ちしております!
随時ブログにてご紹介させていただきます。



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撮影日  平成26年4月22日(火)
撮影場所 おかざき自然体験の森(八ツ木町)
撮影者  伊藤 隆 さん
文 責   あだち


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Posted by 岡崎市環境部環境政策課 at 14:54おかざき自然体験の森

2015年05月06日

絶景!見晴らし「桑谷展望園地」で散策を!

皆さんこんにちは!
いつも「水とみどりの森の駅ブログ」をご覧いただき、
本当にありがとうございます!


今回は、この4月から環境保全課で管理することになりました
「桑谷展望園地」についてご紹介させていただきます。
(岡崎市山綱町地内/観光課からの所属替え)

平成24年12月末で惜しまれつつ閉館した「桑谷山荘」は、平成26年度中に
解体工事が進められ、同時に跡地利用として散策する方のための駐車場と
公衆トイレが設置されました。


(展望台からの眺め/三河湾(蒲郡市・渥美半島)が一望)

展望台や周辺広場は、散策や自然観察、バードウォッチングを
楽し むことができる市民の皆様の憩いの場として親しまれています。


旧「桑谷山荘」前には元々駐車場はありましたが、老朽化により痛みが
激しかったため舗装をし直し、駐車区画を設置し直しました。

そして、写真奥にあるのが新しく設置された公衆トイレです。


トイレは平成27年4月からすでに使用が可能となっています。
ご利用される皆様には、きれいにお使いいただきますよう
ご協力をお願いいたします!

※トイレットペーパーはありませんので、桑谷展望園地にお越しの際は
必ずティッシュペーパー(水に溶けるタイプ)をご持参ください。

※ゴミや吸い殻など、必ず各自でお持ち帰りください。


建物があった場所は更地に戻され、いずれ山に戻るよう植栽がしてあります。
決して「広場」ではありませんので立ち入らないようにしてください。

※植栽されている場所は「林務課」の管理地です。


駐車場から展望台へ向かう散策道の入口に「桑谷山系散策案内」
の看板があり、ちょっとしたトレッキングを楽しむにはうってつけの場所です。

※散策の際は運動靴でお出掛けください。革靴やハイヒールは不向きです。
※飲料水などの自動販売機はありませんので、お飲み物などはご持参ください。


「この森に集まるおもな野鳥」を紹介した看板も設置されています。
この場所では「サシバ」などのワシタカ類の渡りが観察でき、
また、身近な山林でよく見られる様々な野鳥に出会うこともでき、
多くの野鳥ファンを魅了するスポットとして知られています。

もちろん野鳥のみならず、様々な野生生物が生息していますので
生き物ウォッチングにも最適な空間と言えます。


今年度(27年度)は、写真の展望台の一部改良工事(防風スクリーン・
木製ベンチの設置)と駐車場から展望台までの散策道(管理道)の
舗装などの整備工事を予定しています。

工事期間中はご不便をお掛けしますが、皆様のご理解とご協力をお願いいたします。
(秋頃までに整備終了予定)


今後も、これまでと同様に眺望を楽しみながら身近な自然に親しむことができる
場所として整備・管理を行って参ります。引き続き市民の皆様のご理解とご協力を
よろしくお願いします。


◆桑谷展望園地に関するお問い合せは「環境保全課」までお願いします。
電話:0564-23-6671(環境保全課 自然体験班)


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撮影日  平成27年3月下旬~4月初旬
撮影場所 桑谷展望園地(山綱町)
投稿者  環境保全課


ふたば 行こう!水とみどりの森の駅! ふたば
HP:http://www.morinoeki.jp/index.html  


Posted by 岡崎市環境部環境政策課 at 10:15桑谷展望園地