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2016年08月31日

初めての「紅茶」作り☆


平成28年8月24日(水)、晴れ。とにかく暑いっ!

この日は「おかざき自然体験の森」のお茶作りボランティア活動で
初めての「紅茶作り」をしました。

いつもは駐車場で集合してお茶畑に向かうのですが、今日は某中学校2年生の
「アオイ」さんが夏休みの自主学習として参加してくれましたので、
管理棟にて皆さんにご挨拶をしてから茶畑に向かいました。

アオイさん:「今日は色々と勉強させていただきます。カメラ
撮影もさせていただきますのでよろしくお願いします!」


皆さん、拍手っ!!


アオイさんは、今年5月1日に行った「八十八夜の茶摘み」プログラムに参加し、
新茶作りを体験したことがきっかけで、お茶に興味を持つようになったそうです。

素晴らしい姿勢ですね☆ 色んなことに興味が湧いてくるのは若い証です。
ボランティアの皆さんに混じって一生懸命に茶摘みする姿も真剣そのものです。


緑茶を作る場合、摘んだ茶葉をすぐに蒸して発酵を止めてしまうことで緑色を
保ちますが、ウーロン茶や紅茶は摘んだ茶葉をそのまま揉んで、しばらく発酵
させることで、あの赤茶色に変わっていきます。


さっそく摘んだ茶葉をそのまま手揉みします。
茶葉から水分が出てきて、その水分でゆっくりと自主発酵していきます。
この発酵時間の違いがウーロン茶と紅茶の差になります。

※昔、中国からシルクロードを通ってウーロン茶をヨーロッパに運ぶ際に、
自然発酵してできたのが「紅茶」だと聞いたことがありますが・・・?

(真偽のほどはいかに?)

緑茶・ウーロン茶・紅茶とも同じ茶葉からできていますが
皆さんはどれが一番好みでしょうか?


こうして自分で摘んできた茶葉を、一生懸命に手揉みして作りあげていく
お茶は、どのお茶を飲んでも格別においしいこと間違いなし。

でも、ドラマ「相棒」に出てくる杉下右京のような紅茶通になるには
一朝一夕では無理なようです・・・。


今日は、本発酵させるだけの時間がありませんので袋に入れ持ち帰っていただきます。
すでに少し茶色に変色してきています。あとは自宅で5~6時間以上(お好み次第)
ほど発酵させれば紅茶のでき上がりです。

天日干しすれば発酵は止まります。

アオイさん、勉強になったかな?発酵を待つ間にレポートを仕上げて
おいしい紅茶ができるのを楽しみに待っててね。

※娘が自分で作った紅茶を入れてくれたら、お父さんうれしいだろうなあ。
(スタッフ:うらやましい・・・)もしかして、特別ボーナスなんか出ちゃうかも!?


普段のお茶ボランティアは、9:30~12:00までで行っていますが、
今回は紅茶作りで長丁場になるため、皆さんお弁当持ちでご参加いただきました。


NHK「サラメシ」のナレーション(中井貴一)風にレポートしたいところですが、
皆さんシャイな方ばかりで、顔なしの昼食風景だけにします。

写真中央に焼き豚のお皿が写っていますが、実はブタではなく
「イノシシ」の肉で作ったチャーシューです。


地元の方から頂いたシシ肉を、調理人経験のあるスタッフがチャーシューにしました。
普通の焼き豚と比べるても臭みもなく、しっかりした肉の歯ごたえがあって
おいしかったそうです。(毎回こうした差し入れがあるわけではないですが)


お茶ボランティアは下記の予定で開催しています。
毎月第2・4水曜日の9:30~12:00(雨天中止)

中止等の変更もありますので、市政だより・ホームページにてご確認のうえご参加ください。
皆さんのご参加をお待ちしています☆


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撮影日  平成28年8月24日(水)
撮影場所 おかざき自然体験の森(八ツ木町)
投稿者  おかだ


ふたば この森まるごと自然体験フィールド ふたば
あなたも感じてみませんか『五感のワンダーランド』
HP:http://www.sizentaiken.jp/  


Posted by 岡崎市環境部環境政策課 at 12:08おかざき自然体験の森

2016年08月30日

幻の「むらさき麦」で蛍籠(ほたるかご)作り☆


平成28年8月28日(日)、岡崎市ホタル学校で
「むらさき麦で蛍籠を作ろう」というイベントを開催しました。

昭和初期、岡崎の夏の風物詩として人気があった「蛍狩り」
古い資料によると名鉄藤川駅まで蛍列車が運行され、子どもたちには
お土産にホタルがいっぱい入った蛍籠がプレゼントされたとあります。

ホタル学校としては、蛍籠作りも皆様に覚えていただき、伝統の技を
継承していきたいと考え、このイベントを開催しました。


(むらさき麦/岡崎観光サイトフォトギャラリーより)
http://okazaki-kanko.jp/(岡崎市観光協会)


講師は、にわか仕立てのなんちゃって講師ノリレオ(ホタル学校職員の神谷)です。
あまりに心もとないため、ベテランのはっぱ先生(岡崎市動植物調査会の河江氏)に
サポートして頂きました。

材料の『むらさき麦』の麦わらは、藤川まちづくり協議会様の
ご好意によりご提供頂きました。誠にありがとうございます。


河江先生に手ほどきを受け、一生懸命作ります。
でも、なかなかうまくいきません。

一通り編み方がわかったら、あとは集中力と忍耐です。


だんだん形が出来てきました。

でもまだ道半ば。まるで、徳川家康のように、ひたすら忍耐で作業を続けます。
伝統の技を身に着けるのは簡単ではありませんね。


とにかく忍耐の3時間が過ぎ、なんとか完成した蛍籠を持って
記念写真「はい!チーズ」

あとは各自、自主トレーニングを積んでください。
反復練習のみが技習得の道です。

参加された皆様、たいへんお疲れ様でした。
河江先生、ご指導をいただき誠にありがとうございました。


松尾芭蕉の句
「ここも三河 むらさき麦の かきつばた」

藤川宿内に芭蕉の句碑が建っています。その句に「むらさき麦」が読み込まれており、
この句にちなんで、地元の人たちがむらさき麦を栽培しています。
毎年5月中旬から下旬にかけて茎や葉、穂がほのかな紫色にそまるところから
「むらさき麦」と呼ばれており、江戸時代は藤川町一帯で栽培されていました。




※「むらさき麦」を使った料理やお土産は『道の駅藤川宿』でぜひどうぞ☆
http://fujikawa37.com/


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撮影日  平成28年8月28日(日)
撮影場所 ホタル学校(鳥川町)
投稿者  かみや


ふたば 自然との共生を「ホタル」を通して考えましょう! ふたば
HP:http://www.morinoeki.jp/hotaru_gakkou/index.html  


Posted by 岡崎市環境部環境政策課 at 13:30鳥川ホタルの里(ホタル学校)

2016年08月28日

ホタルのいのちの物語「捕食編」


ホタルの幼虫が孵化してから50日が経ちました。

全長1~2mmだった幼虫たちは水槽の砂利の中にもぐりこみ
一向に姿を見せません。順調に育っているのか?心配です・・・。


8月23日(水)のことです。

飼育水槽を観察していると、幼虫がカワニナを食べているではありませんか。
さっそく写真に撮りました。10mm程度に育っていました。

水槽の中でたくさん生まれたカワニナの稚貝が減っていたのでホタルが
食べているのだろうとは思っていましたが、これで確認できました☆


一匹のカワニナに3匹の幼虫が頭を突っ込んでいます。

ホタルの幼虫は約9か月の間にカワニナを50~60個も食べます。
食べるといってもむしゃむしゃ食べるのではなく、食いついて
消化液を出しカワニナの肉を溶かして舐め取るようにして栄養を吸収します。

そんなホタルの幼虫も自然界では、他の生き物に食べられてしまうのでしょうね。
みんな食物連鎖の中で一生懸命生きているのです。

そして生き残った者だけが、来年6月に飛翔するのです。
いつまでも生態系が維持されるよう、我々人間も協力していきましょう。


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撮影日  平成28年8月23日(火)
撮影場所 ホタル学校(鳥川町)
投稿者  かみや


ふたば 自然との共生を「ホタル」を通して考えましょう! ふたば
HP:http://www.morinoeki.jp/hotaru_gakkou/index.html  


Posted by 岡崎市環境部環境政策課 at 20:31鳥川ホタルの里(ホタル学校)

2016年08月27日

鳥川ホタルの里の環境を調べよう!美合小学校ホタル飼育部が来校


平成28年8月23日(火)、岡崎市ホタル学校に美合小学校ホタル飼育部
の皆さんが環境教室に参加するためにやって来ました。


(美合小学校の前を流れる山綱川)

美合小学校の近くを流れる山綱(やまつな)川は、かつてホタルが乱舞する
川でしたが、近年は開発が進み、ホタルは随分と減ってしまいました。ホタル飼育部では
毎年ゲンジボタルの幼虫の飼育や放流に取り組んでいますが、
今日はホタルの里「鳥川」の自然からホタルが生息しやすい環境について学びます。


まずは腕試し!ホタルの生態に関するホタルクイズにチャレンジです!
5・6年生はさすがの出来栄えで、中には全問正解の子もいました。
4年生は初めてのホタル学校ということでけっこう間違えてしまった子も
いましたが、まだまだこれから勉強していけば大丈夫!


続いてはワークシートを使いながらホタル学校の展示物を調べ、
さらにホタルの生態について理解を深めました。
卵、幼虫、さなぎ、成虫と生活場所を変えながら複雑な一生を送るゲンジボタル。
ホタルにとって棲みやすい環境が見えてきたかな?


続いては川に移動しつつ、鳥川の自然環境を確認しました。
ホタルの保全というと川の環境だけに目が行きがちですが、川の源である山や
川の周りの植生、人の暮らしの影響などにも目を向ける必要があります。



いよいよお待ちかねの川の生き物探し!
プールよりずっと冷たい鳥川の水にはじめは驚いていたようですが、
すぐに水の中の世界に引き込まれていきます。
「サワガニいたよ~!」
「魚捕まえたから水槽持ってきて!」



大きなカワムツやサワガニ、カワニナ、トンボのヤゴなどが見つかりました。
また、珍しいことにゲンジボタルの幼虫も見つかりました。
大きい幼虫だったので、今年生まれたものではなく、昨年生まれて
成虫になれなかった「越年幼虫」と思われます。


最後にパックテストのキットを使って鳥川と山綱川の水質比較実験をしました。
ホタルマスターファミリー講座にも参加して、今年、ホタルの自由研究に
取り組んだ6年生の山本君と鈴木君に手伝ってもらいました。


pHは同じ程度の中性でしたが、山綱川のほうがCOD(有機物量)は多い
という結果が出ました。


9月には山綱川でも生き物調べをするそうです。
今日の鳥川での体験を思い出しながら調べれば、色々な違いとホタルを増やす
ためのヒントが見つかるはずです。またどんな違いがあったかぜひ教えてくださいね!


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撮影日  平成28年8月23日(火)
撮影場所 ホタル学校、鳥川ホタルの里(鳥川町)
投稿者  からさわ


ふたば 自然との共生を「ホタル」を通して考えましょう! ふたば
HP:http://www.morinoeki.jp/hotaru_gakkou/index.html  


Posted by 岡崎市環境部環境政策課 at 21:11鳥川ホタルの里(ホタル学校)

2016年08月26日

「ペットボトル」を使った罠で魚とりに挑戦!


平成28年8月20日(土)、岡崎市ホタル学校で
「ペットボトルで魚を捕まえよう!」イベントを開催しました。

夏と言えば“川遊び”
水のきれいな鳥川にはたくさんの魚が棲んでいますが、網で捕まえるのは一苦労です・・・。
そこで、身近にあるペットボトルを加工した罠を作って魚捕りに挑戦します!


今回作るのはセルビンと呼ばれる、入りやすいけれど出にくい構造の罠です。
餌の匂いで魚を中に誘い込んで捕まえます。

まずは各自持ってきた2L用のペットボトルを加工します。切る場所によっては
かなり固いので、ハサミやカッターをうまく使いながら作っていきます。


スタッフが電動ドリルで穴を空けていきます。
自宅に「キリ」があればそれを使ってもOKです。
この穴から餌の匂いが出て魚をおびき寄せます!


罠が完成したら、中に入れるエサを用意します。
今回は米ぬかと鯉のエサをまぜたものを使いました。水をかけながらエサをこねて、
柔らかいお団子を作ってペットボトルの中に入れます。


重りの石も中に入れて準備完了!
流されないようにロープを付けて、魚のいそうな所に沈めておきます。
水に入るとすぐに米ぬかの匂いにひきつけられて小魚が寄ってきました。

ずっと見ていたいけれど警戒されるといけないので、そっとその場を離れます。


罠に魚が入るのを待つ間、川の生き物探しをしました。
この夏は雨が極端に少なく、鳥川の水もいつもの半分ほどしかありません。


それでもサワガニやカワムツ、カワヨシノボリなどの生き物が見つかりました。
普段川に入ったことのない子どもたちも次々見つかる生き物たちに大興奮!


小一時間経ったところで、いよいよ罠を引きあげます。
ゆっくり慎重に、緊張の一瞬!


「あっ!いっぱい入ってるよ~!」
この罠には大きなカワムツが3~4匹入っていました。良かったね!


(罠にかかったカワムツたち/イベント終了後は川にリリースしました)


全体では10個ほどの罠を仕掛けましたが、入っていたのは半分ほどでした。
すぐ近くに仕掛けてもたくさん入っている物と一匹も入っていない物があるのが不思議です。


夏休みはまだまだあります。持ち帰った罠を使って近所の池や川でも挑戦してみてください。
鳥川とは全然違った生き物が捕まるはずです。さらにエサや仕掛ける場所、時間を
変えてみると色々な発見があるでしょう。

どんな生き物がどこで捕まったか、また教えてくださいね。


ご参加くださった皆様、ありがとうございました。


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撮影日  平成28年8月20日(土)
撮影場所 ホタル学校、鳥川ホタルの里(鳥川町)
投稿者  からさわ


ふたば 自然との共生を「ホタル」を通して考えましょう! ふたば
HP:http://www.morinoeki.jp/hotaru_gakkou/index.html  


Posted by 岡崎市環境部環境政策課 at 11:17鳥川ホタルの里(ホタル学校)

2016年08月24日

暑い夏こそ!手作り「流しそうめん」in体験の森


平成28年8月20日(土)晴れ、気温34℃、湿度65%
(おかざき自然体験の森の温度計による)

今日はこの蒸し暑さを克服しようと流しそうめんを行いました。
まずはスタッフから今日の活動や注意事項についての説明です。


女の子:ねェ、早く始めましょうよぉ~。
男の子:はらへったぁ~。指でもなめとこっと。


計画では、竹林の片付けと流しそうめん用の竹の切り出しから行うつもり
でしたが、この暑さと小さいお子さんが多いことから、スタッフが事前に
竹の切り出しを行い、おかざき炭焼き会の皆さんにお手伝いいただき、
すぐに竹の節取りができるように1本だけ半割りにしておきました。

おかざき炭焼き会の皆さん、ありがとうございました☆


(左)ということで、さっそく半割りにした竹の節を
金づちでたたいて取っていきます。

おじいちゃん:ここを横から滑らすようにたたくんだよ。
孫の男の子:こんな感じかな?

さすが年の功。慣れたのもです。

(右)こちらの男の子は頭にバンダナを巻いて、気分は「職人」。
いえいえ、カッコだけじゃありませんよ。とっても上手です。


男の子:ねぇねぇママ。こんな風でいいのかなぁ?
お母さん:上手だね。その調子でがんばろうね。

「たくさん褒めて少し注意する」 このバランスが子育ての極意かも?


お母さん:あっ、手を挟まないでね。
男の子:大丈夫だよ。ぼくだってできるモン。
もう赤ちゃんじゃないんだから。
お母さん:そうね、何事も経験だもんね。


子どもたちが一生懸命節取りしている間に、お父さんたちは竹を並べるための
サポートづくりです。竹の棒を3本縛って三又のサポートを作ります。


用意していた竹の節取りが終わったので次の竹を割っていきます。

女の子:おじさん、こっちはもう終わっちゃったよ。

♪「もっともっと竹もっと!」♪ 「早く割って~ちょうだいぃ!」
(このタイミングでこの替え歌・・・おそれ入りました。)


(左)女の子:待ってられないから、お手伝いしま~す。

今回の竹割りは、始めだけナタを使って割っておいて、あとは細い竹の棒を
滑らせながら半割りに裂いていくという方法を使います。これなら小さな
お子さんたちもお手伝いできます。

(右)ハ~イ。次は私の番!

竹を割るなんで普段の生活の中では経験できないので、子どもたちは興味津々です。
一節ごとに交代しながら順番にお手伝いしてもらいました。


最後の締めはお父さん。

段々と竹が太くなって力が必要になります。
ここはお父さんの威厳の見せどころ!ということで頑張っていただきました。


子どもたちが一生懸命に金づちで節をとってくれましたが、それだけでは
そうめんが少し引っかかってしまいます。うまく流れるようにスタッフが
グラインダーで節のバリ(ささくれ)を取って仕上げていきます。


どうですか☆全長45mの見事な流しそうめん台が完成!
オリンピックだけではありませんよ。体験の森でも新記録達成です。

ヤードに換算すると約50ヤード。
この距離はゴルフ好きのお父さんにとって
一番微妙な距離かもしれませんが・・・。


出来上がった流しそうめん台をきれいに洗い、ミニトマトを流して
流れ具合のテストです。

傾斜の具合は良いか? つながりは良いか?
テストも終わり、スタンバイOKです!


男の子:来年はトマトじゃなくて「人」が滑られるウォータースライダーも作ってほしいな。
スタッフ:そうだね。岡崎の流水プール(スポーツガーデン)も無くなっちゃったしね。
男の子:・・・なに?それ。


(左)さあ、そうめんも茹で上がりました。水で洗って出来上がりです。
こちらのスタッフは元調理人。手慣れた手つきでそうめんを洗います。

(右)ネギ、生姜、ミョウガ、大葉、アボガドなどの薬味の準備も万端です。

男の子:はらへったぁ~。指でもなめとこっと!
でも、ボクこんな匂いのするものいらないやっ。(確かにこれは大人の味)


さあ、流れてきました「そうめん」が。
子どもたちの食べっぷりにお母さんたちは写真撮影に大忙しです。


今日は人数の割に、レーンが長いからそんなにあわてなくても大丈夫だよ。

女の子:だって待ち遠しかったんだモン。


お母さん:あッ!そうめん、流れてきたよ。
男の子:ボクね。食べたいんだけど、そうめんがどんどん通りすぎてっちゃうんだ。
お父さん:ヨッシャー。お父さんに任せなさい☆


子どもたちが一段落したところで、朝からお手伝いいただいた炭焼きの会の皆さん、
わらじ会の女性陣も合流し、一緒に流しそうめんを楽しんでいただきました。


参加者の皆さん、お手伝いいただいた皆さん、本当にお疲れさまでした。
本日はこれにて解散っ☆(ん?どこかのグループのこと?)


★今後の主なイベントのお知らせ

・9月3日(土):イモ試し堀り
・10月1日(土):稲刈り
・10月8日(土):イモ堀り
・10月15日(土):脱穀・森の十三夜音楽会
(光ヶ丘女子高等学校合唱部の皆さんによるコンサート)


などなど、秋はイベント企画満載です。


たくさんの方のご参加を待ってまーす☆


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撮影日  平成28年8月20日(土)
撮影場所 おかざき自然体験の森(八ツ木町)
投稿者  おかだ


ふたば この森まるごと自然体験フィールド ふたば
あなたも感じてみませんか『五感のワンダーランド』
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Posted by 岡崎市環境部環境政策課 at 08:35おかざき自然体験の森

2016年08月23日

ホタル学校の「スタンプクイズラリー」をリニューアル☆


岡崎市ホタル学校で常設している「スタンプクイズラリー」
クイズ内容をリニューアルしました!


スタンプクイズラリーは校内5か所に置かれたスタンプを押しながら
そこに書かれているホタルに関するクイズに答えていくものです。


この企画はホタル学校がオープンする際に地元の豊富(とよとみ)小学校
児童(平成23年度の卒業生)が考えてくれたものです。(全部で80問あり)

ホタル学校を訪れる子どもたちには大人気で、毎年ホタルを観に来る際に
必ず挑戦する!という子もいます。


(5問全部出来たら答え合わせ!どの景品をもらおうかな☆)


今回は、
◆ゲンジボタルの一生はどのくらい?
◆ゲンジボタルのオスとメスの見分け方は?
◆ゲンジボタルはどこでサナギになる?


・・・などなど、ホタルの生態に関する様々なクイズ(3択)を用意しています。
ヒントもあるので、来校時はぜひ挑戦してみてくださいね。


※ホタル学校内の展示の中から答えを探してみましょう!


ちょっとした参加賞もあるのでお楽しみに!
(昆虫消しゴムや折り紙セット、6色クレヨンなど)


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投稿日  平成28年8月23日(火)
撮影場所 ホタル学校(鳥川町)
投稿者  からさわ


ふたば 自然との共生を「ホタル」を通して考えましょう! ふたば
HP:http://www.morinoeki.jp/hotaru_gakkou/index.html  


Posted by 岡崎市環境部環境政策課 at 19:22鳥川ホタルの里(ホタル学校)

2016年08月22日

受講者募集!環境学習活動コーディネート実践講座

今年度も「おかざき自然体験の森」(岡崎市八ツ木町)で
「環境学習活動コーディネート実践講座」を開催します。
(全3日間コース)


(画像をクリックするとPDFデータが開きます)

自然に目を向け、その自然とふれあう体験を通して、私たちが自然に対して
どのように対処していくことが地球環境の保全や持続可能な社会の構築に
つながるのかを考え、意欲を持って環境保全に取り組む責任ある行動ができる人の
育成を目指した体験活動機会の提供が求められています。

そのためには、効果的な環境学習活動の企画・実践を行う能力を身に付けた
リーダーが必要となることからこの講座(全3日間)を開催し、
人材の発掘と育成を目指します。ぜひご参加ください。



(画像をクリックするとPDFデータが開きます)

◆日程
第1回 平成28年10月9日(日)
第2回 平成28年10月30日(日)
第3回 平成28年11月20日(日)


※時間は全て9時15分~15時30分 ※雨天決行


◆内容
身近な自然や生態系の仕組みを理解し、その自然を活かした様々な
環境教育プログラムを体験しながら、子供や親子を対象とした
体験活動をコーディネートする手法を段階的に学びます。

・ステップ① 自然に目を向ける、自然とふれあう
・ステップ② 自然を理解する、自然について考える
・ステップ③ 自然体験活動を企画する、体験させる



◆会場
おかざき自然体験の森(写真左の建物が管理棟)
岡崎市八ツ木町字池ノ上10番地
電話:0564-45-5544
ホームページ:http://www.sizentaiken.jp


活用する環境教育プログラムは以下の4種類です。

・ネイチャーゲーム(五感を使った自然体験プログラム)
・プロジェクトワイルド(野生生物を題材としたプログラム)
・プロジェクトウェット(水を題材としたプログラム)
・プロジェクトラーニングツリー(木を題材としたプログラム)


講師はホタル学校をはじめ、市内の様々なフィールドや小学校で
環境教育活動を実施している「自然・環境学習実践隊」の皆さんです。



環境教育(環境学習)に関する法律や様々な施策についても学びますが、
「すぐに活用できる」をキーワードに、「体験」を第一に考え、
楽しく取り組みやすいプログラムを実施します。

※写真のアクティビティは「水のことば」


夏が終わり秋へと変化していく自然の様子をじっくり観察したり、


グループワークを取り入れた多彩なプログラムを実施します。

一人では解決が困難な環境問題についてお互いに
知恵を出し合っていくことの大切さ、様々な立場の人の意見を
聴くことの重要性なども学びます。(キーワードは「合意形成」


屋外での体験活動では積極的に体を動かすプログラムを取り入れ、
体・頭(知識、記憶)・心を存分に使って活動を進めていきます!

※写真のアクティビティは「動物ヒントリレー」


最終回では「ピア・ティーチング」と題して、グループごとに体験プログラムを企画・実践し、
お互いに体験し合うプログラムもあり、主体的に参加する内容になっています。

※最終回の事前課題として配布される「ピア・ティーチング」シート


ふれあった自然や体験したプログラムをどのように活用し、他の人たちに
何をどんなふうに伝えることが効果的なのかを考え、プログラムを作成して
実際に参加者同士で提供し合うことで、企画力やプレゼンテーション能力を
養うことを目標とします。

※写真のアクティビティは「食物連鎖」


ぜひこの機会に「環境学習活動コーディネート実践講座」にご参加いただき、
環境学習活動にお役立ていただければと思います。

※最終日に「修了証」を進呈します。(全日程を受講した方のみ)

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◆参加費 すべて無料です。

◆定員 20人

◆対象 18歳以上(高校生不可)で環境学習に興味のある方

◆持ち物 弁当、飲み物、筆記用具、帽子、野外活動ができる服装、運動靴、マイカップ
(差し入れ大歓迎です☆)

◆申込方法
環境保全課へハガキ・FAX・E-mailで
①〒住所 ②氏名(ふりがな) ③年齢 ④電話番号 ⑤動機を記入してお送りください。
※宛先:〒444-8601 岡崎市 環境保全課 自然体験班


◆お問い合わせ
岡崎市 環境部 環境保全課 自然体験班
電話:0564-23-6921
ファクス:0564-23-6536
E-mail:kankyohozen@city.okazaki.lg.jp

◆申込締切 平成28年9月30日(金) ※当日の消印有効



ぜひご一緒に「環境学習」を推進していきましょう!
皆様のご応募を心よりお待ちしています。


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投稿日  平成28年8月22日(月)
投稿者  環境保全課  


Posted by 岡崎市環境部環境政策課 at 14:29おかざき自然体験の森

2016年08月21日

「お!」と驚くお得で特別な体験を☆「3パークバスポート」販売中!


(上の画像をクリックするとPDFで見ることができます)


平成28年7月1日から「お!かざき3パークパスポート」
の販売がスタートしています。岡崎で「お!」と驚くおとくで特別な体験を!
を合言葉に岡崎公園で歴史体験、南公園でわんぱく体験、
東公園で動物体験ができ、プラス水とみどりの森の駅の4施設
(おかざき自然体験の森、森の総合駅、わんPark、ホタル学校)で
色んなクラフト体験ができます。

その他にも特典いっぱいのパスポート☆
ぜひこの機会にお買い求めの上、家族で素敵な思い出を
作ってみてはいかがでしょうか。


※主催:一般社団法人 岡崎パブリックサービス

※協力:岡崎市(公園緑地課、観光課、環境保全課)



(上の画像をクリックするとPDFで見ることができます)


◆販売・体験期間:平成28年7月1日(金)~9月30日(金)

◆料金:大人1,000円(中学生以上)、小人800円(5歳以上)

◆販売場所:岡崎公園(岡崎城、三河武士のやかた家康館)、南公園、道の駅藤川宿

◆問合せ:三河武士のやかた家康館(TEL:0564-24-2204/9時~17時)




※以下はパスポートの現物イメージです。(上が表面、下が裏面)




※以下は「水とみどりの森の駅」の4施設でのクラフト体験をご紹介します。
以下の体験はパスポートをご持参いただいた方のみの体験であり、各施設で
現金払いによる体験の受付は出来かねます
のでご了承ください。

おかざき自然体験の森(岡崎市八ツ木町)
http://www.sizentaiken.jp/

手作りの竹細工体験ができます。
竹皿、竹の小鉢、竹コップ、竹の菜箸、竹の靴べら、竹の紙鉄砲
の中から一つをお選びの上、お作りください。


お子様向けには「昔ながらの火おこし体験」ができます。
舞いぎり式という方法で回転力を利用し、摩擦熱で火種を作ります。
思いのほかけっこう力がいるので、家族で協力してチャレンジしてみてください!


森の総合駅(岡崎市樫山町)
http://www.morinoeki.jp/mori_eki.html

お子様向けに「木の車」作りが体験できます。
自由な発想で自分だけのオリジナルの車を作ることができます。


大人の方には木のコースター作りはいかがでしょうか。
肌触りの良い「リョウブ」という木を使い、可愛いイラストを描いて
アクリル絵の具で色付けすれば素敵なコースターが完成☆

多種多様なイラストの見本などもご用意しています。


こども自然遊びの森「わんPark」(岡崎市淡渕町)
http://www.morinoeki.jp/wanpark01.html

竹を使った「水鉄砲」もしくは「竹かっぽ」作りが体験できます。
特に暑い夏には竹の水鉄砲を作って、そのままわんParkで遊んでみては
いかがでしょうか?

※竹かっぽは、竹の上に足を乗せて、竹に付けたひもを手で持って
バランスよく歩く昔ながらの遊び道具です。


ホタル学校(岡崎市鳥川町)
http://www.morinoeki.jp/hotaru_gakkou/index.html

お子様向けにアート体験「ストーンペイント」が体験できます。
色んな石を使って好きな生き物やお花などを形作り、アクリル絵の具で
色付けをすれば素敵なアート作品が完成☆


大人向けには香りの良い「ヒノキのマイ箸作り」はいかがでしょうか?
専用の道具を使って簡単にお箸を作ることができます。


以上、森の駅各施設でのクラフト体験をご紹介させていただきました。
いずれも「おかざき3パークバスポート」をご購入された方のみ
体験ですので、この機会にぜひパスポートをお買い求めの上、
市内の各公園や森の駅施設を巡って、家族で素敵な夏の思い出を作ってみませんか!



☆その他にも特典がいっぱい☆


・東公園…どうぶつえんのうらがわ探検(要予約)
・奥殿陣屋…抹茶パフェ50円割引
・道の駅藤川宿…ミニカップソフトクリームのプレゼント(ミニストップ)
・岡崎駒立ぶどう狩り組合…大人200円割引、子ども100円割引
・おかざき世界子ども美術博物館…缶バッジ(小)50円割引



夏休みも残りわずか!早く宿題を終わらせて遊びに出掛けましょう。
皆様のお越しを心よりお待ちしております☆


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投稿日  平成28年8月21日(日)
投稿者  環境保全課


ふたば 行こう!水とみどりの森の駅! ふたば
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Posted by 岡崎市環境部環境政策課 at 17:04森の総合駅

2016年08月18日

夜のわんParkでカブトムシ探し&スターウオッチ☆


夏の夜のイベントとして、第1回目の「夜の森でカブトムシ探し&
スターウオッチ」が、平成28年8月13日(土)に開催しました。

今回は、参加希望者が大変多かったことにより、予約の際には皆様に
ご迷惑をおかけしました。

当日は“雨男”もいましたが(誰かな?)、参加者の思いの方が
強かったのでしょうね。一時曇りはしましたがほぼ晴れに恵まれました。


わんぱくハウス内でカブトムシ・星について、それぞれの指導員より解説を聴きます。
参加者の皆さんには2グループに分かれてもらい、わんぱくハウスを出ました。


「さあ、夜の森へ懐中電灯を持って出発です☆」
何が捕れるか楽しみですね。


昆虫の森で木を懐中電灯で照らしながら、
幹、枝、葉の裏などを探しました。


「見つけたっ!」
もう子どもたちは虫のとり合いです。捕れて良かったね!


カブトムシ探しが終わると少し雲が出たため、室内にて星空観察の
講師より解説を聴きました。しかし、途中で運よく晴れてきました。


星の広場で月、火星、土星、二重星などを大きな望遠鏡を使って
見ることが出来ました。


(大きな望遠鏡での観察に大人も子どもも興味津々☆)


最後に、わんパークで飼育しているカブトムシなどの虫を観察しました。
子どもたちは大はしゃぎです。喜んでくれて私たちも良かったです。


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撮影日  平成28年8月13日(土)
撮影場所 こども自然遊びの森「わんPark」(淡渕町)
投稿者  すずき


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Posted by 岡崎市環境部環境政策課 at 10:33わんPark(こども自然遊びの森)

2016年08月17日

昆虫博士と巡る「昆虫教室親子バスツアー」を開催☆

8月に入ってからというもの、連日の猛暑日となっておりますが、
皆さま熱中症など召されておりませんでしょうか。

さて、当日も見事に真夏日となった平成28年8月9日(火)に
「昆虫教室親子バスツアー」を開催しました。


岡崎市役所からバスに乗って額田地区の各地を回ります。

今年度も講師として3名の先生方に御協力いただき、昆虫の世界に
ついて楽しく、そしてしっかりと教えていただきます。


参加者の皆さんも揃い、バスに乗り込んだらまずは最初の目的地「わんPark」へと出発!
杉坂先生の昆虫クイズで車内は大盛り上がり。あっという間にわんParkに到着です。


本格的に昆虫採集を始める前に、まずは恒例の虫取り練習。
ボールを飛んでくる昆虫に見立てて網で捕獲します。

ただ飛んでくるのをやみ雲にキャッチするのではなく、
ボールが自分を通り過ぎた後で、後ろ(昆虫の死角)から取るのが
ポイントです。これが結構難しい・・・のですが、
確実に虫を捕まえるためには、実に効果的な練習です。


ナイスキャッチ!

トレーニングが済んだら、いよいよ本物の昆虫を捕まえにいざ出発!
わんParkの広い芝生広場には、様々な種類の昆虫が潜んでいますよ。


練習の成果を今こそ見せる時!
「えいっ!」 何が採れたのかな?


こちらのご家族は大きなバッタを捕まえました。
ジャンプ力がすごいうえに飛ぶのも早いバッタを捕るなんてすごいっ!


こちらのお友だちはカマキリをゲットしました。
エサとなる小さな虫を探して現れたのでしょうか? 

ほかにもシオカラトンボ、ウスバキトンボ、クルマバッタ、
ニイニイゼミ
など、様々な昆虫が捕れました。


また、昆虫だけでなく、こんなに大きなトノサマガエルも出現しました。
いまや貴重な種類となったトノサマガエル。大切にしなければいけませんね。


虫捕りが終わった後は、先生方が採った昆虫の解説をしてくださいました!
先生方の説明をみんな真剣に聞いています。
専門家の方に解説してもらえる機会などはなかなかないので、
とても貴重な体験になったと思います。

思う存分昆虫採集をした後はわんParkを出てホタル学校に移動します。


お昼休憩中に思わぬ闖入者(ちんにゅうしゃ)が・・・日本最大のトンボ「オニヤンマ」です。
杉坂先生の見事な網さばきで捕獲され、お披露目されました。


また、ホタル学校の職員の方が育てた「オオクワガタ」も登場。
大人気でしかも貴重な種で、参加者の皆さんもその大きさに驚いていました。


休憩が終ってホタル学校を出発する直前にはこんな光景も。
カマキリによるヒグラシの捕食シーンです。
一見残酷にも思えますが、これも自然の営みの一部です。
思わぬ遭遇に、子どもたちも息をのんで観察していたのが印象的でした。


最後は「森の総合駅」です。
ここでは7月30日~8月31日までの期間で
「おかざき大昆虫展」が開催されています。

◆昆虫展の詳細はこちら ↓
http://sizentaikennomori.boo-log.com/e373876.html

この昆虫展では、世界中の珍しい昆虫標本が展示されているのですが、
なんとこれらの昆虫標本は、全て今日の先生方が制作・提供してくれたものです。
今回は先生方から直々に標本について解説していただくことができました。


(左)テレビや本でしか見たことのない様々な昆虫たち。
大人も子どももみんな、とても興味深そうに標本に見入っていました。

(右)星先生によるゲンジボタルの解説。市内での保護活動に携わって
いらっしゃる方の解説は重みがあります。


さらに昨年も大好評だった「昆虫クイズコーナー」。今年度も実施しています!
昆虫展をじっくり見て回れば全問正解も夢ではありません。
この展覧会だけの特別賞品が当たるかもしれませんので、是非チャレンジしてみてください。


他にも、大平先生が丹精込めて育ててくれたスズムシの配布コーナーもあります。
ちゃんと育てれば、秋になったら良い声がお家で聞けるかもしれません。

※ご希望の方は飼育ケースをご持参ください。お分けいたします。


森の総合駅を出発する前に、最後にみんなで記念撮影!
暑い中でしたが、皆さん満足そうな笑顔です。

帰りのバスも杉坂先生の昆虫クイズが開催され、一日中昆虫づくしのバスツアーとなりました。
(ちょっと疲れちゃったかな)


今回のバスツアーは、参加者の皆さんが様々な昆虫と触れ合い、また弱肉強食という
自然の摂理の一部を目撃するなど、濃い内容になったかと思います。

これを機に、昆虫たちの世界に少しでも関心を持ってもらえれば幸いです。

最後になりましたが、ツアーにご尽力いただきました大平先生、杉坂先生、
星先生、ならびに各施設職員の皆さん、本当にありがとうございました。



※この場を借りて各先生方をご紹介させていただきます。

大平 仁夫 氏
農学博士。岡崎国立共同研究機構名誉技官。岡崎市動植物調査会会長。
コメツキムシ研究の分野における世界的権威であり、
数多くの研究論文を発表しておられます。
著作に「日本産コメツキムシ科の幼虫の形態学的ならびに
分類学的研究」(1962)など。

杉坂 美典 氏
日本鱗翅学会・岡崎市動植物調査会所属。
五十年以上にわたって昆虫の研究を行っておられます。
特にチョウに関する分野において著名であり、論文・著作も多数。
著書に「ゴマシジミの謎を探る」(1988)など。

星 宏 氏
おかざき湿地保護の会所属。国内大手の合成繊維関連企業に勤務する傍ら、
電子顕微鏡による最新技術を用いた昆虫の写真撮影を行い、注目を集める。
定年退職後は、岡崎市内の湿地、ホタル保護活動に携わっておられます。


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撮影日  平成28年8月9日(火)
撮影場所 わんPark(淡渕町)、ホタル学校(鳥川町)、森の総合駅(樫山町)
投稿者  なかむら


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Posted by 岡崎市環境部環境政策課 at 19:06森の総合駅

2016年08月16日

秘境の名水「幻の岩清水」をご存知ですか?


鳥川ホタルの里湧水群は、今年、環境省の名水百選選抜総選挙で
「秘境として素晴らしい名水部門」で第一位を獲得し、
一躍脚光を浴び、訪れる人が後を絶ちません。

メディアで紹介された湧水は「延命水」「産湯の滝」「大岩の水」「庚申の水」の
4か所ですが、もう一つ秘境の名水にふさわしい湧水があります。
それが「幻の岩清水(いわしみず)」です。

愛宕山から京ケ峯に向かう尾根道の途中にある見晴らし場から
少し下った所にあり、あまり訪れる人もいません。


上記画像をクリックすると山歩きマップを大きく見ることができます。

※鳥川ホタル保存会ホームページにリンクしています。
※青丸の中心が「幻の岩清水」です。


“幻”では無くなってしまいますが、
この度、登山道に案内看板を設置しました。


この看板を見つけたら見晴らし場の方へ下りて行きます。


この「幻の岩清水入口」と書いてある看板を右の方へさらに下ります。


この看板が見えたらもうすぐそこです。


苔むした岩の間から清水が染み出ています。


「秘境の名水」と呼ぶにふさわしい趣でしょ☆

なぜ、こんな山の上の方なのに水が湧いてくるのか不思議です。
ホタル学校から山道を徒歩で一時間ほどかかります。
そう簡単には行けないところも「秘境の名水」たる所以です。
ぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか。

詳しくは岡崎市ホタル学校にお問い合わせください。
(電話:0564-82-3027)


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撮影日  平成28年8月14日(日)
撮影場所 鳥川ホタルの里(鳥川町)
投稿者  かみや


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Posted by 岡崎市環境部環境政策課 at 13:05鳥川ホタルの里(ホタル学校)

2016年08月13日

ホタルの自由研究に挑戦!第5回ホタルマスターファミリー講座を開催


平成28年8月7日(日)、岡崎市ホタル学校で第5回目となる
ホタルマスターファミリー講座を開催しました。

夏休みまっただ中!子どもたちは毎日ウキウキでしょうが
自由研究は悩みのタネ・・・。今回は今まで学んできたことを活かして
しっかり自由研究に取り組みます!


参加者は今年初めて自由研究に取り組む子もいれば、過去に学年代表も
経験しているベテランリピーターまで様々です。
講師の自然・環境学習実践隊による強力なサポートの元、
各自研究を進めていきます。


こちらは既に山綱川のホタルの飛翔状況や環境を入念に調査し、
細かい絵地図を作っていました。課題は、学校から定められた分量に
どうまとめるか。必要な情報をコンパクトに伝える技術も大切ですね。


学年代表を経験している杉本君(左)と三浦君(右)はさすがです!
パソコンを持ち込んで資料をパワーポイントやエクセルで作成しています。
やっていることはもはや大学生と同じレベル☆(凄い)今年も期待大です!


3年生にとっては初めての自由研究。全体の構成や結果のまとめ方など
一つ一つが未知のチャレンジです。これまでの講座の内容も振り返りながら、
お父さんと一緒に真剣にまとめていました。


まだ自由研究が無い低学年の子は、別室でストーンペイントなどの
クラフト体験に取り組みました。川の石を何かに見立てて色を塗っていきます。


途中からは自由研究がひと段落したお兄ちゃんたちも合流!
なんだか自由研究よりもこっちのほうが集中しているような・・・?


はじめは何から手を付ければ良いのか途方に暮れている子も多かったよう
でしたが、半日しっかりと進めた結果、随分とまとめの方向性が定まってきた
様子でした。夏休みはあと3週間、遊びも大事だけど宿題も計画的に
進めていきましょう!

9月にはホタル学校で自由研究の作品展も行いますので、子どもたちの
力作をご覧にぜひお立ち寄りください。

参加者の皆さん大変お疲れ様でした!
そして暑い中、さらに熱い指導をいただいた自然・環境学習実践隊の皆様、
ありがとうございました☆


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撮影日  平成28年8月7日(日)
撮影場所 ホタル学校(鳥川町)
投稿者  からさわ


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Posted by 岡崎市環境部環境政策課 at 21:40鳥川ホタルの里(ホタル学校)

2016年08月12日

空に広がる星の光☆ホタル学校で星空観望会を開催!


平成28年8月11日(山の日)、夜7時からホタル学校で
初の試みとなる「七夕星空観望会」イベントを開催しました。

講師は、今年の4月からホタル学校職員となった通称「ノリレオ(神谷紀行)」です。
望遠鏡による観察は岡崎天文同好会の清水さん、中村さんにサポートいただきました。


まず、教室内で今日の空に何が見えるか確認します。
星座早見盤をぐるぐる回し日付と時間を合わせます。


そして、今日見える星について解説を聞きました。


古代の人たちは星座に絵をはめ込みました。
そのほとんどがギリシャ神話に登場する神様や人、動物たちです。


一通り解説が終わったら、いよいよ校庭に出て望遠鏡を覗きます。
子どもも大人も興味津々です☆


「わーすごい。土星の輪が見える」
と歓喜の声が上がります。

「えー、小ちゃい・・・」
感想はさまざまです。


「すごい!クレーターがはっきり見える」
また歓喜の声。

「ウサギはどこにいるの?」
やはりお月様は一番人気です!


その他、七夕伝説の星(織姫・彦星)や星雲、二重星などの肉眼では見えない
星も見ました。時々、雲がかかりましたが、まずまずの天候で良く星が見えました。

星の観察は「大気」の影響を大きく受けます。
岡崎を含むこの辺りの大気はきれいなので比較的星はよく見えます。

もしも大気が汚染されたら・・・暗い空では光を見ることはできませんね。


アッという間に時が過ぎてイベントは終了となりました。
天体望遠鏡で星を見る機会はあまりないので、いい体験ができたと思います。

皆さん、夜遅くまでお疲れ様でした。

また、観察のサポートしていただいた岡崎天文同好会の皆さん、
本当にありがとうございました!


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撮影日  平成28年8月11日(祝)
撮影場所 ホタル学校、鳥川ホタルの里(鳥川町)
投稿者  かみや


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★イベント告知★
平成28年8月21日(日)の夜7時から、乙川(おとがわ)河川敷で
おとがワ!ンダーランド「乙川星空観望会」が開催されます。
詳しくは下記サイトをご覧ください!(“ノリレオ”が待ってます☆)

http://otogawa.jp/(おとがワ!ンダーランドHP)
http://otogawa.jp/exhibitor/98/(乙川星空観望会紹介ページ)


おとがワ!ンダーランドでは多彩なイベントが目白押し☆
この夏は「乙川河川敷」に遊びに行こう~!  (^0^)/

※平成28年7月19日~9月4日まで開催中  


Posted by 岡崎市環境部環境政策課 at 20:18鳥川ホタルの里(ホタル学校)

2016年08月11日

ホタルの川で生きもの探し☆


平成28年8月7日(日)、岡崎市ホタル学校で
「ホタルの川で生き物探そう」と銘打った
夏休み特別イベントが開催されました。


講師は市民活動団体「森もり!わんぱくAじゃん隊」の皆さんと、
特別講師として岡崎市動植物調査会の永井貞(ただし)先生が加わって
くださいました。お忙しいところ、誠にありがとうございます。

☆永井先生は元教員で、動植物(特に魚類や両生類)に精通しておられます。


さっそく、川に入って生き物探しです。
Aじゃん隊の田中会長によると鳥川の生き物も以前と比べて少なくなったそうです。
でも、まだまだたくさんの生き物がいますのでがんばって捕まえましょう。


網を構えてガサガサガサ。何か入ったかな?


大人も必死でガサガサガサ。
「おっ!はいっとる、はいっとる。」
教室に持ち帰って名前や生態を調べてみましょう。


カワムツ、カワヨシノボリ、サワガニ、トンボのヤゴ、ドジョウなどなど
水のきれいな川に棲む生き物がたくさん捕まりました。

解説は永井先生にお願いしました。
永井先生は小さい頃、今の竜美ヶ丘にまだ田んぼや雑木林が
いっぱいあった頃、自分の庭のように遊びまわっていたそうです。


その頃はまだカエルやメダカや、たくさんの生き物が居ましたが
今は、ほとんどが絶滅寸前・・・。
一番の原因は田んぼの乾田化だそうです。

現在の農法では、ある程度、稲が育ったら田んぼから水を抜いたほうが
米が良く獲れるのだそうです。水が無ければ生き物は生きていけません。

また、生き物は一度絶滅すると二度と戻ってはきません。
永井先生は生き物たちを守るため「おかざき自然体験の森」で
ビオトーブ
を作って管理しています。カエルもメダカもたくさんいます。
ザリガニやウシガエルは多すぎて困っているとのこと・・・。

「もしよければ皆さんお手伝いに来てください」
とおっしゃっていました。


小さいお子さんには、少し難しいお話だったかもしれませんが、
生き物の生態など、一生懸命記録しておきます。

☆自由研究の題材にしている子もいました!


最後に質疑応答の時間です。
多くのお子さんから質問があり、勉強しようという意識の高さに驚かされました。

楽しい時間は「あっ」という間に過ぎてしまいました。

とっても楽しく、有意義な時を過ごせたことと思います。
「森もり!わんぱくAじゃん隊」の皆さん、永井先生、
そしてご参加いただきました皆様、本当に有難うございました。


このブログをお読みの皆様も、ぜひお子様と一緒にホタル学校にお越しください☆
川用の網(タモ)や飼育ケース、川の中を見る「アクアスコープ」など
ホタル学校で無料で貸し出しています。

夏の思い出作りに、また、自由研究にも活用できますよ!


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撮影日  平成28年8月7日(日)
撮影場所 ホタル学校、鳥川ホタルの里(鳥川町)
投稿者  かみや


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Posted by 岡崎市環境部環境政策課 at 15:38鳥川ホタルの里(ホタル学校)

2016年08月10日

昔ながらの稲作体験プログラム「かかし作り」編


平成28年8月6日(土)、
おかざき自然体験の森は晴天、気温は34℃!(暑っ・・・)

この日は昔ながらの稲作体験プログラム「かかし」を作ります。

とっても暑い日なので、屋外でのかかし作りは取りやめて、
エアコンの利いた管理棟内でかかり作りを行うことにしました。

まずはスタッフから「かかし作り」の要点などについて説明を受けます。


(左)かかし作りのために「岡崎女性会」から6名の皆さんが
指導・応援に来てくださいました。
皆さん、暑い中本当にありがとうございます。
と言うことで、まずは活動前のミーティング?
単に井戸端会議に花が咲いていただけだったりして。
失礼しました・・・今は「ガールズトーク」ですね。

(右)ガールズトークが一段落したところで、
さっそくかかしの頭になる布作り開始です。
今でもご自分の田んぼで使うかかしを手作りされているのかな?
皆さん手慣れたものです。


今度はかかしの骨組みになる竹を固定します。

ここはお父さんの威厳の見せどころ。
娘を前にカッコいいところを見せようと頑張ります。

女の子「お父さん、ス・テ・キ!」

休みの日に家族そろって体験プログラムに参加できるのは
仲良し家族の証ですね☆


わたしは、先にお顔の絵を描こっと!
キティちゃんみたいに可愛いのがいいな。


わたしは服の中に詰めるわらを調達します。

※この女の子は、以前にもご紹介したことがありますが
昔ながらの稲作体験はほぼ皆勤賞の常連さんファミリーです。
かかし作りは初めてのはずですが、とっても手際がいいです。


そして黙々と一人でかかし作りをしていきます。
とても小学校3年生とは思えません。将来が楽しみです!

学校を卒業したら、ぜひおかざき自然体験の森に就職してくださいね。
待ってマ~ス☆


僕ね、ちょっと退屈したので「ポケ◆ンGO」でもして遊ぼうかなぁ?
心配しなくて大丈夫だよ。僕はまだ「歩きスマホ」できないから。

※捜してみましたが体験の森では「モンスター」は見つかりませんでした。


男の子:「お母さん、服に詰めるわらをもってきたよ」
お母さん:「じゃあ一度脱がせて、もっとかっぷくのいいかかしにしよっか」

(スタッフ心の声)いいなぁかかしは・・・太ったり痩せたり簡単にできて。


(左)男の子:「やったぁ~!もうキミを離さないぞ☆」

(右)女の子:「最後にエプロンを着せましょうね。あっ!お母さん踏んじゃダメ」


ぼくは、この子を美しく仕上げます。
将来はカリスマ「メークアップアーティスト」かも。

「ちょっとちょっと顔に乗らないで~どんだけぇ~!」(ちょっと古かったですね・・・)


岡崎女性会の皆さんのかかしはなんと浴衣姿です。
姉さんかぶりが色っぽいです。さすがに手慣れたものです。


(左)出来上がったかかしに囲まれながら美味しいスイカを頬張ります。
子どもたちも一仕事終えた後のスイカは美味しいらしく
ものすごい勢いでヘタまで食べ尽くします。

カブト虫・クワガタの分も残してあげてほしいくらい。

(右)わらぞうり作りの永田先生たちも飛び入り参加しました。
どうですか、この昭和の香り満点のスリーショット。
このかかし、「コロンビアローズ」というそうです。

このブログを読んでくださっているほとんど方は???でしょうね。


今日作った9体のかかしを使って
「八ツ木ガールズコレクション」です☆☆☆


管理棟をバックに参加者全員で記念撮影「はい!チーズ」です。

皆さん、暑い中お疲れ様でした。

※昔ながらの稲作体験では、
10月1日(土)稲刈り、10月15日(土)脱穀
を計画しています。またぜひ来てくださいねー☆


さっそく体験の森の田んぼにかかしを設置してきました。
殺風景な田んぼが一気に華やぎました。

これで「アル◆ック」も「セ◆ム」も必要ありません。
かかしたちがしっかりと田んぼを守ります。
「カラス・イノシシたち。かかってきなさい!」


ちなみに、体験の森は17時で終了します。

17時以降、暗くなってからウォーキングされる方は
田んぼ入口のかかしがこーんな感じ(ちょっと恐い)に見えるので、
「でっ…出たぁ~~~」っと腰を抜かさないように気をつけてください。


でも夕涼みにはちょうどいいかもしれませんが。(笑)


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撮影日  平成28年8月6日(土)
撮影場所 おかざき自然体験の森(八ツ木町)
投稿者  おかだ


ふたば この森まるごと自然体験フィールド ふたば
あなたも感じてみませんか『五感のワンダーランド』
HP:http://www.sizentaiken.jp/  


Posted by 岡崎市環境部環境政策課 at 14:56おかざき自然体験の森

2016年08月08日

岡崎の水源を探る「夏休み!水道水源探訪親子バスツアー」を開催


平成28年8月4日(木)、上下水道局と環境部合同の
「夏休み!水道水源探訪親子バスツアー」を開催しました。

今年は定員30人に対して2倍近い応募があり、
抽選で選ばれた小学生親子11組が元気に参加してくれました!

専用のバスに乗って、いざ出発☆


(配布されたクイズ&記録シートに答えを書き込む)

朝9時に岡崎市役所を出発した一行は、まず大平町にある
「男川(おとがわ)浄水場」を訪れました。

市内の水道水の約50%を供給している浄水場は「ナゴヤドーム」
(観客席などの施設を含む)とほぼ同じ面積で、一人当たり1日平均
約300リットル使用する水を作っています。凄いですね!


浄水場をグルッと一回りして川の水が飲み水になるまでの工程を学びます。

最初は「えっ!この水がきれいになるの?」と思ってしまいますが、
様々な工程を経てきれいになった水がここから各家庭に送られていると知って
大人も子どもも興味津々です☆

飲み水に困らないって、実は凄いことなんですね!


このツアーでは「水はどこからやってくる?」と題して、男川浄水場の水源を巡り、
各地の川の水を採水して簡易な方法で水質検査を実施しました。

写真左は「透視度」を測っている様子で、透明の筒に川の水を入れて
どの程度の水位で底の十字マークが見えるかを確認します。

写真右は「COD」を測っている様子で、水に溶け込んでいる有機物が少ないと
比較的きれいで、多いと汚れているという結果が“色”で判別できます。


他にも「水温」や「導電率」を確認し、配布された実験結果表に記録して
いきます。果たしてどの場所の水が一番きれいでしょうか?


施設の見学で、とある薬品を使って水の中の汚れを集めて固める工程があり、
それを室内で実験してみました。ペットボトルには泥水(左)が入っており、
その中に薬品を少し垂らして何度か振り、しばらく置いておくと右の
ペットボトルのように徐々にきれいになっていき、みんなビックリ☆

こうした一つずつの工程を経て水がきれいになっていくのです!


最後は「水のオリンピック」という環境教育プログラムを行いました。
水の凝集・凝着といった性質を簡単なアクティビティを通して考えます。

最初の競技は、コップ一杯に入った水に何個のおはじきを入れられるか?


また、コップの水面に何個のクリップを浮かせられるか?を競いました。

水はきれいな状態では凝集・凝着といった性質が働きますが、
一たび汚染されればそれらの性質は失われてしまいます。

※このコップに食器用洗剤(界面活性剤)を薄めた液体を数滴
垂らしただけで、クリップはみるみるうちに沈んでしまいました。


飲み水の供給源である「川」はもちろんのこと、身近な自然を
汚さないよう大切にする必要があることがわかりました!


続いて向かったのは石原町にある「くらがり渓谷」です。
バーベキューや川遊びを楽しむ人たちで賑わっていました。


ここでは一つのパネルを使って水を育む山(森)の働きや重要性について
学びました。実は岡崎市には水道用の「ダム」がありません。
その代わりに山が「緑のダム」としての役割を果たしているのです。
改めて水源地(水源林)の大切さがわかりました!


ここでも水質検査を行いましたが、水は冷たくきれいで、
男川浄水場の水源地の水がとてもきれいであることが確認できました!

各自昼食をとった後のフリータイムでは子どもたちは川遊びに夢中でした。
やっぱり夏の川遊びは涼しくて楽しいですね☆


最後はゲンジボタルで有名な「鳥川ホタルの里(ホタル学校)」です。
鳥川(とりかわ/河川名)も男川浄水場の水源地の一つで、平成の名水百選にも
選ばれている湧水群があり、水はきれいでホタル以外にも色んな生き物がいます。


室内でホタルクイズに挑戦した後はお待ちかねの「川の生き物探し」です!
タモ(網)とアクアスコープを持ってみんな一生懸命生き物を捕まえていました。


捕まえた生き物は教室に持っていき、みんなで観察しながら
どんな生き物なのか、また生き物を通してわかる川の環境などについて
ふりかえりをしました。

※鳥川には「きれいな川」、「ややきれいな川」に棲む生き物が混在しています。


帰りに額田支所の裏にある「森の総合駅」に寄って昆虫展を見学しました。

滞在時間はわずかでしたが、子どもたちは昆虫クイズに挑戦したり
昆虫標本を見ながらスタンプラリーをしたりして楽しく過ごしました。


「えっ?この中に昆虫がいるの?全部木や葉っぱにしか見えなよ」
クイズにチャレンジした子どもたちは“擬態”する虫に夢中でした。


こうしてツアーは無事終了し、予定どおり午後4時半に市役所に到着しました。

今日の体験活動を夏休みの自由研究にしたいとの子どももいましたので
ぜひ参考にしながら、これからも「水(川)」や水を育む「山(森)」を大切に
感じてもらえたら幸いです。


ご参加いただきました皆様、暑い中、一日お疲れ様でした☆


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撮影日  平成28年8月4日(木)
撮影場所 男川浄水場、くらがり渓谷、ホタル学校、森の総合駅
投稿者  環境保全課、水道浄水課


ふたば 行こう!水とみどりの森の駅! ふたば
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Posted by 岡崎市環境部環境政策課 at 15:16鳥川ホタルの里(ホタル学校)

2016年08月06日

「生物多様性親子バスツアー」が開催されました!


平成28年8月2日(火)、晴れ、気温32℃の真夏日

この日は、愛知県西三河県民事務所環境保全課主催の
「生物多様性バスツアー」に、岡崎・豊田・安城・知立・高浜など
西三河各地から17家族の皆さんがおかざき自然体験の森に来られました。

「こんにちはぁ!」と元気のいい子どもたちの声が聞こえます。


(左)担当職員の方から本日の日程等についてまずはオリエンテーション!

体験の森のイベントに参加経験のあるご家族は
勝手知ったる他人の家状態ですが、初めてお越しになったご家族は
古民家を移築した管理棟建屋を興味深めにキョロキョロされてます。

(右)続いて、同じく西三河県民事務所環境保全課長さんから
自然環境保護の大切さ、動植物の生態系維持の必要性など、
今回のツアー趣旨を紹介いただきました。


続いて、この日ご指導いただく生き物担当の「永井先生」(右)と
植物関係担当の「河江先生」(左)の紹介です。
いつも体験の森のイベントでもご指導いただいています。
暑い中、ありがとうございます。

※お二人は「岡崎市動植物調査会」に所属されておられ、
自然に大変お詳しい方で、この森のことを知り尽くしておられます。


この日は17家族を植物観察グループと生物観察グループ
の2グループに分けて(途中交代)ツアースタートです。

こちらは、河江先生率いる植物観察です。
さっそく管理棟前のクスノキからレクチャー開始です。

クスノキは常緑樹と思ってましたが、春に一度葉っぱが
全部落ちてしまうそうです。しかしその時には新しい
葉っぱが生えてきているので、見た目には常に緑の葉が
茂っているように見えるんだそうです。
全員:「へェ~。そうだったのか」


河江先生:「このツルっとした細い葉っぱは何だかわかりますか?」
全員:「・・・・・・?」
河江先生:「これは皆さんの家にもたぶんあると思いますがイグサです。
畳の材料ですね。」
お母さん:「わが家の畳・・・そろそろ新しくしないといけないわ!」


こちらは、永井先生率いる生物観察グループです。
さっそくビオトープでカエルなど観察した後、ザリガニ釣りに挑戦します。

永井先生から「アメリカザリガニはビオトープでは有害生物(外来生物)
なのでどんどん釣ってください!」とOKをもらってます。

「餌をつけて、よ~い、スタート!」

※ちなみに餌は「スルメ」です。


意気込んでサリガニ釣りを始めたのですが、
今日はザリガニの機嫌が悪いのかなかなか釣れません。
いつもは、永井先生特製の餌をまくと、みるみる間に
ザリガニがハサミを挙げて上がってくるのですが・・・。


それでも、
女の子:「見てみて!『ザリガニ』ゲットぉ~~~☆」

この女の子、釣りのセンス抜群なのか、みるみる間に3匹も釣りあげちゃいました。


まだまだ釣りの途中ですが、ケースの中はこーんな感じです。


ザリガニだけでなくイシガメも釣れました。

女の子:「こっちの亀さんの方が可愛いよ」
せっかくだから名前を付けてあげましょう。こっちの亀さんだから、ええ~~と。
そうだ。「両ちゃん」にしよう。(もしかして、「こち亀」から取った・・・?)


(左)オイらは「トノサマガエル」だよ~ん。
向こうが「両ちゃん」なら、自分は「ピョン吉」とでも呼んでもらおうかな?
(アニメは古い・・・けど、少し前にドラマでやってたよね☆)

皆さんに挨拶するために顔を出しました。
よろしく!ゲロゲーロ!

(右)こっちは「メダカ」です。
そっと覗いてみたんですが、みんなでお遊戯している
ようには見えませんでした。
(想像力の乏しいオヤジですいません・・・)



こうして森の生き物と植物を楽しく観察&体験をしながら
時間はアッという間に過ぎてお昼になりました。

お母さんが作ってくれたお弁当を食べたら森を出発!
次は岡崎市の南部(福岡町)にある「太田油脂」という会社を訪ねるそうです。



(森のビオトープには生き物がいっぱい!)

まだ夏休みはこれから!またぜひ体験の森に家族で遊びに来てくださいね☆
色んな自然体験イベントをご用意してお待ちしてま~す!


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撮影日  平成28年8月2日(火)
撮影場所 おかざき自然体験の森(八ツ木町)
投稿者  おかだ


ふたば この森まるごと自然体験フィールド ふたば
あなたも感じてみませんか『五感のワンダーランド』
HP:http://www.sizentaiken.jp/  


Posted by 岡崎市環境部環境政策課 at 16:43おかざき自然体験の森

2016年08月04日

届いてびっくり!木のハガキで暑中見舞い


平成28年7月23日(土) 森の総合駅(樫山町)で、
「木のハガキで暑中見舞いを作ろう!」イベントを開催しました。

講師は鳥川ホタル保存会会員の松本吉央(よしお)さんです。

鳥川の登山道の看板作りなどでいつもお世話になっており、お馴染みという方も
多いかと思います。ちなみに木ハガキに使われる木は「ハリギリ」といい、
額田地域にもわずかに自生しているそうです。

※スギやヒノキの板では乾燥して反ってしまうので木ハガキには向かないとのこと。


まずは、自分が描きたいイラストを選びます。
スイカやヒマワリ、風鈴といった夏を感じさせるサンプルを
今回もたくさん御用意いただきました。


絵を選び終えたら、カーボン紙を使って絵を木ハガキに転写する作業に入ります。
簡単な作業に思えますが、ここで失敗してしまうとリカバーは難しい・・・ので、
真剣に取り組まなくてはいけません。


綺麗に写せました!


続いてはイラストの線を電熱ペンでなぞって、板に焼き付ける作業です。
電熱ペンは一気に物凄く熱くなるので取扱注意です。

皆さんが作業に入ると、木がうっすらと焦げる香ばしい匂いが部屋中に立ち込めます。
※意外にクセになる匂い!


こんな複雑な構造のイラストにチャレンジする方もいました。(花火)


黙々と・・・


集中して・・・(大人顔負けの色彩力)


焼き付け作業が完了したら、アクリル絵の具で思い思いの色を付けていきます。
お手本と同じ色にきっちり塗る方、完全オリジナルな色合いを作り出す方など、
皆さんの個性がいちばん発揮される作業となりました。

あとは絵の具が乾けば完成です。


今年の完成作品がこちら。いずれも力作ぞろいです☆

この裏面に送りたい相手の名前や住所など必要事項を電熱ペンで刻み、
140円切手を貼れば本当に送ることができます。

暑中見舞いを出すという方も最近はめっきりと減っているようですが、こんな立派な
ハガキが届いたらうれしくなって返事を出したくなるかもしれませんね。


最後に自分の作品を持って記念撮影「ハイ!チーズ☆」

皆さん、どなたにこの暑中見舞いを出すのでしょうか?


今回は小さなお子さんからご年配の方まで、幅広い年代の方にご参加いただくことが
出来ました。「木でできたハガキが届くなんて素敵だな」と感じられた方は、
是非この夏、挑戦してみてはいかがでしょうか。


講師の松本さん、事前の準備、また、当日はご丁寧にご指導いただき、
本当にありがとうございました!


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撮影日  平成28年7月23日(土)
撮影場所 森の総合駅(樫山町)
投稿者  なかむら


ふたば 行こう!水とみどりの森の駅! ふたば
HP:http://www.morinoeki.jp/index.html  


Posted by 岡崎市環境部環境政策課 at 07:19森の総合駅

2016年08月03日

待ちに待った夏休み☆木の「虫かご」を作ったよ!


平成28年7月30日(土)、岡崎市ホタル学校で
木の虫かご作り教室を開催しました。

夏休みといえば虫捕り!
今回は木製の虫かごを自分で作ってしまおうという企画です。


講師は看板作りなどでおなじみの松本吉央(よしお)さんです。
市内外から19名の方が参加されました。


まずは松本さんの用意してくれた材料にイラストを描いていきます。

チョウやクワガタ、ホタル学校のマークなど、お気に入りのイラストを
カーボン紙で木に写します。


下絵が写せたら、電熱ペンで輪郭を焼きこんでいきます。
これは失敗できないので慎重に…慎重に…


輪郭が焼けたら、今度はアクリル絵の具で色を付けていきます。
登山道の看板作りで慣れているリピーターの方はさすがの出来栄えです!


続いては組み立てです。ビスや釘で箱を組み立てて、金網を張っていきます。

トントン!カンカン!

金槌の音がホタル学校の校庭まで響きます。


側面に金網が張れたら完成です!

入り口部分は木の板が上下にスライドするようになっていて、
捕まえた虫を入れられるようになっています。

戸がスムーズにスライドし、かつ、ゆるすぎないようにするには
微妙な幅の調整が必要ですが、松本さんが上手に加工してくれました。


さらにこの日は特別ゲストで「はっぱ先生」こと河江喜久代さん
(愛知植物の会所属)をお招きして草や葉っぱを使った
ネイチャークラフトを指導していただきました。

葉っぱで作るバッタや笛には大人も子どもも夢中です!


虫かごに中に葉っぱで作ったバッタを入れると、
これだけでも立派なインテリアになります。(本物みたいでしょ☆)


お昼を挟んで午後1時過ぎには全員ほぼ完成させることができました!

それぞれ素敵な虫かごが出来上がり、最後に記念撮影☆

小学生の皆さんはぜひ夏休みに虫を捕まえたら、この虫かごを
使って昆虫採集・観察などしてみてくださいね!


講師の松本さん・河江さん、ご参加くださった皆様、
本当にありがとうございました。


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撮影日  平成28年7月30日(土)
撮影場所 ホタル学校(鳥川町)
投稿者  からさわ


ふたば 自然との共生を「ホタル」を通して考えましょう! ふたば
HP:http://www.morinoeki.jp/hotaru_gakkou/index.html  


Posted by 岡崎市環境部環境政策課 at 09:38鳥川ホタルの里(ホタル学校)