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2015年02月28日

「めざせ!竹馬マスター」開催レポート


平成27年2月21日(土)、毎年キャンセル待ちをいただく名物イベント
「めざせ!竹馬マスター」をわんParkで開催しました。
竹馬を作り、乗れるようになっちゃおう!という欲張りなイベントです。


しかし、ただ「作る」といっても、ほとんどが用意してあって、
ちょいちょいと作業すれば完成する…そんな甘い(!?)ものではありません。

足をノコで切り、ナタで割り、四角く切込みを入れるように加工して…
などなど、大人も子どももみんな真剣に作業します。


大変なのはスタッフも同じこと!
皆さんが作った足を竹に固定するため、
「シノ」という鉄の棒で軸となる竹に固定します。


完成したら、いざ練習!といっても、すぐに乗れる人は少なく、
こちらもひと苦労。コツを伝え、みんなで一生懸命練習しました。
なかなか大変でしたが盛り上がりましたね!

でも、竹馬が完成した時・竹馬に乗れた時の
みんなの笑顔は素敵でしたよ☆ 



撮影日  平成27年2月21日(土)
撮影場所 こども自然遊びの森「わんPark」(淡渕町)
投稿者  ナリキヨ


ふたば でっかい原っぱで遊ぼう! ふたば 岡崎市こども自然遊びの森(愛称:わんPark)
HP:http://www.morinoeki.jp/wanpark01.html  


Posted by 岡崎市環境部環境政策課 at 19:53わんPark(こども自然遊びの森)

2015年02月27日

水源林は宝物!「おと川リバーヘッド大作戦」開催レポート

平成27年2月21日(土)に、今年度2回目となる
「おと川リバーヘッド大作戦」を開催しました。
このイベントは、水に恵まれた岡崎市の水源林を
保全していくために「間伐」体験イベントを開催しています。


まずは参加者、スタッフ全員集まっての開会式です。
なぜこのイベントを開催しているのかや、
森林の働きや大切さなどについての解説を行いました。


今回は千万町町(ぜまんぢょうちょう)にある「白髭(しらひげ)神社」の近くが
開催場所です。なぜ、この場所か?実はここは乙川(おとがわ)の水源地であり、
白髭神社には「分水嶺(ぶんすいれい)」があるからです。

準備運動も兼ねて、白髭神社にある分水嶺碑を見学に向かいました。


写真にあるてっぺんが三角形になった石が「巴山三川分流碑」です。
ここで、どこに雨が降るかによって、乙川、矢作川、豊川の
どの川に流れ込むか分かれる!という場所なんです。

ちなみに、この白髭神社からは、条件が良ければ
富士山を眺めることができます。残念ながら、今回は
はっきりとその姿を確認することができませんでした。
機会があれば再チャレンジしてみたいものです。


さて、いよいよグループに分かれての間伐体験です。
間伐は危険を伴う作業ですし「大変だ…」というイメージを
もたれるかもしれませんが、各班に専門のスタッフがつき、
指導・安全管理を行います。

写真のようにスタッフがつき、お子さんにも自分で体験してもらいます。


こちらは、親子共同作業の様子です。
ノコギリで木を伐り倒すのは大変な作業です。
でも、きこりのように木を伐り倒すという体験は
なかなかできません。親子の思い出にもなったことでしょう☆


木が倒れる瞬間です。写真ではわかりにくいですが、
変な方向に倒れていかないよう、ロープで引っ張っています。
怪我がないよう「安全第一」です。


間伐した木は、長さを切りそろえ、森林内に整理しました。
今回の丸太は「おかざき自然体験の森」の散策道の補修などに
使用させていただく予定です。

せっかくなので、有効に活用させていただこうと思います!


これは「枝打ち」用の「木登り器」を体験しているところです。
初めはおそるおそる登っていましたが、慣れてくると
「もう一回やりたい!」という声が聞こえてきました。


間伐体験終了後は、自分たちの成果を見ながら、
もう一度森林整備の大切さなどをお話しました。
間伐体験の前後で、森の見え方は何か変わりましたか?


さあ、体を動かした後はお楽しみの昼食です。
今回は猪汁を準備して食べてもらいました。(いわゆるジビエ料理☆)


最近、シカやイノシシによる被害が増えています。
森林に棲むこのような動物との関係も考えていかなくてはいけません。


また、今回は参加賞ということで、この枝ペン(鉛筆タイプ)
をお渡ししました。身近なところに木があることで、
森への興味を深めてもらえればと思います。
早速このペンを使ってアンケートにも御協力いただき、
ありがとうございました。(特注なのでナイフで削ります)

昼食の後は、植林後100年をこえるような人工林を見学し、
その大きさに驚いたところで、当初の予定は無事終了しました。
でも、せっかくだから!ということで、
急きょ予定を変更し「千万町楽校」にも寄りました。


ちょうど今は、昔の雛人形などの展示を行っていて、
参加者も興味津々で眺めていました。
もしかして、森林よりもこちらのほうが記憶に残ってしまったかも?

「雛人形展」
場所:千万町楽校(旧千万町小学校)
期間:3月8日までの土・日曜日
時間:午前10時~午後3時
※入場は無料です。


最後に寄り道もしましたが、ケガもなく無事終了することができたのは、
参加者の皆さんの御協力のおかげです。ありがとうございました。


おと川リバーヘッド大作戦は今後も開催していく予定です。
その時は、市政だよりやブログで案内しますので、是非ご参加ください☆


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撮影日  平成27年2月21日(土)
撮影場所 水源林(千万町町)
投稿者  かわい


ふたば 行こう!水とみどりの森の駅! ふたば
HP:http://www.morinoeki.jp/index.html  


Posted by 岡崎市環境部環境政策課 at 14:57森の総合駅

2015年02月26日

「春の七草を探しに行こう!」開催レポート


平成27年2月21日(土)、3月中旬頃の暖かさのこの日、
おかざき自然体験の森で「愛知植物の会」主催の
「春の七草を探しに行こう!」プログラムを実施しました。


管理棟前に集まった参加者の皆さんは、講師から
「皆さんは春の七草をご存知ですか?」と聞かれると
「セリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ、スズシロ」と
すらすらと答えた方がおられ、講師も感心されていました。


「春の七草」の観察に出発前、水鉢に「イグサ」が生えていました。
イグサの茎を使って「畳(たたみ)」が作られることを教えてもらいました。


工作棟前に来るとさっそく「ハハコグサ」(ゴギョウ)を見つけました!


工作棟から駐車場に向けて少し歩くと、南向き斜面に咲き始めた
紫色の可憐な「ニオイタチツボスミレ」を見つけました。


「ニオイタチツボ」と言うようにほのかに良い香りがします。
おかざき自然体験の森では、これから4月上旬まで管理道や
散策路沿いに「ニオイタチツボスミレ」が咲きます。

ぜひ、散策の折には「ニオイタチツボスミレ」を観賞してみてください。


森の畑に入ります。ここでは、まず「ナズナ」を見つけました!
「ナズナ」は「ペンペングサ」とも言われ、種の形が三味線のバチのように
三角形になっています。三味線の音が「ペンペン」と鳴ることから
「ペンペングサ」と呼ばれます。


次に「ハコベ」(ハコベラ)を見つけました。
熱心に図鑑で確認したり、カメラで撮って記録する方もいます。


子どもたちもお父さん、お母さんに負けないぐらい
「春の七草」探しに一生懸命です!


森の田んぼに来ました。
あぜ道で「オオバコ」や「チチコグサ」を見つけました。


「ホトケノザ」を見つけました。講師が観察しやすいように
「ホトケノザ」をシートにのせて見せてくださいました。

田んぼを出てビオトープに向かう途中「ヤマノイモ」の種を見つけました。
鼻に付けて「天狗の鼻になったよ!」と昔の遊びを教えてくださいました。

また、葉っぱに切れ込みを入れて、かわいいぞうりも作ってくれました。


ビオトープのアシ林の中に「セリ」を見つけました。


ビオトープから食草園に向かいます。
食草園では「セリ」と「クレソン」(オランダガラシ)を見つけました。


食草園では「イタドリ」の枯れた枝がありました。
講師が鋏で切り取って、笛を作ってくれました。
子どもたちは、さっそく「ピー!」っと鳴らしてみました。


食草園を出て、権現池の南に来ました。
「ジャノヒゲ」の青い実を取ってみたり、
「ウラジロ」でグライダーを作って遊んだりしました。


炭焼き小屋の前をとおり、沢沿いに上ります。
土手には「フユイチゴ」の赤い実がなっていました。


管理道に出て、管理棟に向かって下ります。
土手には「グミ」が実を付けています。
とってもすっぱいですが、子どもも大人もつまんで味わってみました。


Eコースを少し上がってみます。落ち葉の中に「カンアオイ」の
黒紫色のつつましい花を見つけました。「カンアオイ」は
「ギフチョウ」(幼虫)の食草になる植物です。


12時前、2時間ほどの「春の七草」を探す活動を終えて、
管理棟前に戻りました。「ゴギョウ」(ハハコグサ)、「ナズナ」、
「ハコベラ」(ハコベ)、「ホトケノザ」、「セリ」と観察して、
講師が最後に「スズシロ」(ダイコン)を見せてくださり、
今日の観察会では6つの「春の七草」を観察できました!

春の七草やいろいろな植物にふれあった有意義な半日でした。
講師の河江さん、参加者の皆さん、お疲れ様でした☆

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愛知植物の会の観察会は、毎月第3土曜日
おかざき自然体験の森の管理棟集合です。(少雨決行)

4月のプログラムは4月18日(土)「食べられる植物を探そう!」で、
散策路などで食べられる植物を採集し、天ぷらなどにして味わいます。
皆さま方のご参加を講師、職員一同、心よりお待ちしております。

※4月のプログラムは「3月22日(日)」午前9時より
電話で受け付けます。 (0564-45-5544)



撮影日  平成27年2月21日(土)
撮影場所 おかざき自然体験の森(八ツ木町)
投稿者  あだち


ふたばこの森まるごと自然体験フィールドふたば
あなたも感じてみませんか『五感のワンダーランド』
HP:http://www.sizentaiken.jp/  


Posted by 岡崎市環境部環境政策課 at 11:24おかざき自然体験の森

2015年02月25日

第2回「自然体験活動コーディネート学習講座」を開催!


平成27年2月15日(日)、第2回「自然体験活動コーディネート学習講座」
を開催しました。(会場は「おかざき自然体験の森」)

最初に、第1回を少しふり返りました。この講座は講義的な内容ではなく
「体験」を重視した活動を行い、段階的にステップアップしていく内容であり、
第1回はステップ①で「自然に目を向けよう・自然とふれ合おう」と題して
ネイチャーゲームのアクティビティ体験を通して、体験の森の自然に目を向け、
その自然とふれ合いました。また、環境教育の歴史や背景などについての
解説も行われ、環境教育の必要性についても認識を深めました。

★第1回の活動の様子はこちら ↓
http://sizentaikennomori.boo-log.com/e303064.html


第2回はステップ②で「自然を理解しよう・自然について考えよう」と題して、
少し頭も使いながら、自然や生き物について考えてもらう内容で、
午前中は野生生物を題材とした環境教育プログラム「プロジェクト・ワイルド」
午後からは水や水環境を題材とした「プロジェクト・ウェット」
のアクティビティをいくつか体験していきます。


◆体験アクティビティ「嵐」
空想の旅で「嵐」を経験して、人間と野生生物は同じ環境に共存しており、
時折同じ自然現象を経験することへの理解を深めます。
また、空想の旅で見たり感じたりしたことを話し合い、
人間は地球に住む唯一の動物ではないという認識を深めます。


「皆さんには、今からある生き物になってもらいます。自然の中で暮らす動物、
ペットや家畜、自分自身でも構いません。何か生き物を決めてその生き物になった
としてください。今から、あるストーリーを紹介しますので、目を閉じて
そのストーリーの中で、自分(決めた生き物)がどんなことを体験したり
感じたりしたか覚えておいてください。」

嵐のストーリーの紹介が終わったところで、自分はどんな生き物になり、
どんな体験をしたのか、どんなことを感じたのかなど、グループで
話し合ってもらいました。

嵐などの自然現象は、野生生物の生息に大きな影響を与えますが、
多くの生き物は自らの身を守るために様々な工夫をしています。
大雨が降り、川が増水した時に川にいる生き物はどうしているのか、
そんなことを考えてみることも川の生き物を守る上で必要なことだと思います。


◆体験アクティビティ「つながり発見!生息地」
参加者が野生動物の生息地の構成要素となり、繋がって輪を作り
生息地を表現します。この活動で、生息地の構成要素、人間や他の動物たちが
どのように生息地に依存しているのか、生息地が消失したり変化することが、
いかに重要かが分かるようになります。


最初の体験で、野生動物は嵐の時などは「隠れ場所」を探さなければ
ならないことが分かりましたが、生きていくためにはほかにも必要となるものがあります。
では、どんなものが必要なのか問いかけてみると、「食べ物」と「水」という
答えが返ってきました。野生動物も私たち人間と同じように、生きていくために
「食べ物」、「水」、「家(隠れ場所)」が必要で、これらの要素を探したりする
活動エリア「生活空間」も必要となります。


ある野生動物が生息していくためには、「食べ物」、「水」、「隠れ場所」、
「生活空間」が十分にあるだけでなく、これら生息地の構成要素が
バランス良く(適切に)配置されていなければなりません。
生息地の構成要素がバランス良くそろっている状態はどんな感じなのか、
皆さんに身を持って体験してもらいます。


構成要素1つずつ(1人ずつ)順番に並んで輪を作ります。
輪の中は、野生動物の生息地であり、生息に必要な構成要素が
バランス良く十分にある状態です。

みんなで同じ方向を向いて、前の人の肩に手を置き、肘が自分の体に
着くまで間隔を詰めます。次に、合図に合わせて膝を曲げながら
後ろの人の膝上あたりに腰を下ろすと「人間椅子」の完成です!

これは力が分散されることで、さほど重さを感じないということで、
この状態を野生動物の生息に必要な要素がバランス良く十分に
整っていることになぞらえ、体験してもらいました。

野生動物の生息地に必要な構成要素がどんなものなのか、
構成要素のバランスが崩れたり、量が減少してしまうと、
野生動物の生息に影響が現れたりすることが
この体験を通して理解することができたと思います。


◆体験アクティビティ「オー!ディア」
シカとその生息地の3つの要素(食べ物、水、隠れ場所)に分かれ、
活発に体を動かしながら、シカが生き残りをかけて欲しいものを探す体験をします。
この活動で、動物にとって良い生息地が重要であることへの理解が深まります。
また、生態系は絶えず変化するため、野生生物の個体数が
ある程度変動するのは当然であることを認識できるようになります。


まず、3つの要素それぞれを体を使って表すとどうなるのか、
皆さんに考えてもらいました。「水」は喉が渇いた時に必要になるので、
喉の辺りに両手を当てる、「食べ物」はお腹がすいたということで、
両手をおへその辺りに当てる、「隠れ場所」は家を表すように
両手を頭の上で屋根のようにするというように決まりました。


3つの要素のポーズが決まったところで、シカ役の5人を選びました。
この活動は、シカと必要要素に分かれて、笛の合図に合わせて
シカは今自分が必要だと思うもの(食べ物・水・隠れ場所)のポーズをとり、
必要要素役の人も今自分が思ったもののポーズをとります。


次の笛の合図でシカは走って自分が必要(同じポーズ)な要素を取りに行き、
要素が見つかったシカは元の場所に要素を持ち帰ります。
必要要素を手に入れたシカは繁殖できるので、次の年(次の回)には
持ち帰られた要素役もシカとなり、1年目(1回目)と同じように
合図に合わせてポーズをとり、必要要素を取りに行きます。
必要要素が手に入らなかったシカは死んでしまい、1回休む(1年経過)ことで
分解されたり他の生き物に食べられたりして自然に戻って必要要素となります。
これを10年(10回)行い、シカの数の変化を記録していきます。


何回か(何年か)すると、シカの数に比べ必要要素が少なくなり、
死んでしまうシカがいました。また、時には必要要素の一つがなくなるなど
予想できない現象が起こりました。それにしても、皆さんシカになりきって、
必死に走っていましたね。

10回(10年)行ったところで、シカの生息数がどう変化したか確認してみました。
近年、シカだけでなくイノシシやサル、クマなどが人里にも現れて
農作物を荒らしたり、時には人間に危害を加えたという報道を
よく聞きます。これは、自然の中の必要要素バランスと野生動物の生息数の
バランスが崩れているために起こっていると言えます。

自然の中で暮らす生き物たちは、自然の変化に常に影響を受け、
たとえ自然のバランスが崩れても自分たちではどうすることもできません。
そんなことが、この体験から理解できたと思います。


◆体験アクティビティ「死のつながり」
「タカ」、「ネズミ」、「バッタ」になって体を動かす活動を行い、
食物連鎖に侵入した農薬の影響を体験します。


目の前の広場を草原だとします。生い茂った草を求めて「バッタ」たちが
たくさん集まっています。合図に合わせてバッタたちはエサ(木製ダボ)を食べ、
胃袋(紙袋)に貯めていき、次の合図でネズミたちは草原に出て
バッタを食べ(捕まえる)、バッタの胃袋を集めます。
その次の合図でタカたちがネズミを食べ(捕まえる)、
ネズミが持っていたバッタの胃袋を回収していきます。


バッタ役の人は胃袋(紙袋)を持ち、ネズミ役の人は食べ物がたくさんいる場所で
パーティーを行うという設定で「パーティー帽子」を被ってもらい、
生態系ピラミッドの頂点に君臨するタカ役の人には「王冠」を被ってもらい、
それぞれが何になったかがよく分かるようにしました。
(皆さんのご協力に感謝です!)


バッタ2匹、ネズミ2匹が最後まで生き残りました。
バッタの胃袋の中身から見てみると、赤いエサが殆どです。
実はこの草原には除草剤が散布され、汚染された草は赤くなっているという設定です。


人間は雑草を除去するために除草剤を、害虫を駆除するために
殺虫剤を開発しました。これらの農薬が適切に使用される場合は、
人間に役立つこともありますが、農薬が最終的には意図しないところに
侵入する場合が少なからずあります。

多くの有毒化学物質が環境に残存し、予想外の好ましくない場所
(食物や水、さらには野生生物、時には人間に至るまで)に、時折、蓄積されます。
このように、ある種の化学物質が生態系の食物連鎖を経て
生物体内に濃縮されていく現象を「生物濃縮」と言います。

このような現象は、地球上の至る所で実際に起こっています。
そんなことも認識していく必要があることが分かったのではないでしょうか


◆体験アクティビティ「水の言葉」
水に関係している言葉をできるだけ多く出し、それらの言葉のつながりを考えます。
この活動で、人間や生き物にとって、なぜ水が必要なのか、どのように水を
利用しているのか、その重要性などについて説明できるようになります。

私たち人間だけでなく、生き物にとっても水は必要不可欠なものです。
この先は、そんな「水」を題材とした体験をしていきます。
まず、水に関係するものをそれぞれ考えて「水の言葉」シートに書き込みます。


自然現象や人間の活動、野生動物やペットなど、それぞれ色んな言葉を
考えたようです。今度は、グループみんなでどんな言葉があるか確認して、
カードに一つずつその言葉を書いていきます。

カードに書き込んだら、模造紙にカードを貼り付けて、
関係のある言葉同士を線でつないでいきます。


たくさんの言葉があるので、どの言葉からスタートするのか、
自然現象や人間の活動というようにグループ分けするのか、
みんなで意見を出し合いながら決めていきます。

順に見て回ると、どのグループも活発に議論していました。
カードを並べていくと、違う新しい言葉も浮かんできます。
言葉を追加したり、絵を描き加えたりしてどんどん作業が進みます。


時間となったところで、順番に紹介してもらいました。

水はあらゆる生命の、また、あらゆる生命活動の源です。
動物も植物も水がなければ生きていけません。地球上に存在する
ありとあらゆるものが、殆ど例外なく直接的に間接的に水と関わりを持っています。

生き物が生存するためには、水は有毒物質などを含まない
清浄な状態でなければなりません。特に、私たち人間は飲み水以外にも
様々な方法で水を利用しています。そのため、水質を保全するための
努力が求められています。

この体験で、水は限りある資源であり、人間だけでなく地球上で生きる生物にとって、
かけがえのないとても重要なものであるということが理解できたと思います。

ある生き物の生息環境や、自分たちが暮らしている地域の環境を考える時に
この活動を取り入れると効果が得られると思います。


◆体験アクティビティ「水のオリンピック」
簡単な実験を通して、凝集、凝着といった水が持つ不思議な特性について学びます。
この体験で水の特性である凝集、凝着を実証でき、日常生活に関連付けられるようになります。

この活動は、グループ内で2人か3人のチームを作って行います。
机の上のコップには、上いっぱいまで水が入れられています。
このコップの水をこぼさないように、おはじきを何個入れられるか競います。


今度の競技は個人戦です。1円玉の上からこぼれないように、
スポイトで水滴を何滴乗せられるか競います。


1円玉の裏表どちらを使うか、どのあたりから水滴を乗せるのかは
自分で考えて決めます。合図に合わせて水滴を乗せていくと、
20滴ほどで1円玉全体に水が広がり、まるで鏡餅のような形になりました。
最後まで残った人は、なんと40滴を超えました。


最後の競技です。この競技はグループ対抗で行います。
水がいっぱいに入れられたコップの水面にクリップを何個浮かせられるか
挑戦してもらいます。この競技は、スタートの合図から1分経過した時点での
浮いているクリップの数で競います。


皆さんは「表面張力」という言葉はよくご存じかと思います。
これは、水分子間の凝集によって、水の表面は常に収縮しようとする
薄く張った膜に覆われているようになり、この現象を表面張力と言います。

クリップが軽いから浮いているわけではなく、これも表面張力によるものです。
「クリップのように水の上で生活している生き物を知っていますか」
という問いかけに「アメンボ」という答えが返ってきました。
表面張力は、昆虫など多くの水生生物が生きていく上で重要なものです。

スポイトに、ある透明の液体が入っています。これをクリップが浮いている
コップに垂らすと、クリップはあっという間に沈んでしまいました。
透明の液体の正体は、食器洗剤をかなり薄めたものです。
洗剤の主成分は界面活性剤というもので、表面張力を低下させる働きがあります。

これがアメンボだったらどうなるか・・・アメンボがいる場所の水が洗剤などで汚染され、
表面張力が起こらなくなると、クリップと同じようにアメンボは溺れて死んでしまいます。
この体験で分かったように、水は清浄な状態でなければ凝集、凝着といった特性は
維持できません。水が持つ特性によって多くの生き物の生息が支えられており、
水質を保っていく必要があるということも再認識できたのではないでしょうか?


◆体験アクティビティ「選択と好み/水のインデックス」
人間は生活する中で多くのものに優先順位を付けます。
水資源の利用法をランク付けして比較することで、人々は色々な水の利用に対して、
どのように違う価値観を抱くのか、異なる意見が水資源の管理方法に
どのような影響を与えるのかを考えます。

水は、私たちの暮らしや様々な生物の生息を支えていますが、
水を自分たちの都合に合わせて利用しているのは人間だけです。
水は、人間にとって資源であり、社会全体で利用されており、
工業では材料の処理に、農業では作物の灌漑に、住宅地では飲料、清掃、調理などに
使われています。殆どの場所では、水の利用者全員にとって必要な分の水を
手に入れることができます。しかし、水の供給が制限されたり、
特定の水の利用法が水質を悪化させるとしたら、一つの水の利用法だけを
大切にすれば良いでしょうか?

ここでは、いろんな水の利用法に優先順位を付け、その結果を分析します。


まず、記録シートの項目を見て、その項目の中で最も重要だと思うものを10点、
次の項目は9点、一番低いと思う項目が1点というように、自分の評価を書きます。
次に、グループの人全員の点数を記録し、項目ごとにグループの平均点を出します。
点数を記録するだけでなく、どうしてこのような順位になったのか、
それぞれの考えについても話し合っていきます。

最後に、グループ全体の平均点を出して、そのランキングで項目を並べてみました。

それぞれの項目はどれも重要であり、順位を付けることはとても難しいものです。
しかし、水の管理者という立場やあらゆるレベルの政策立案者などは、
水の配分に関する重要な決断を下さなければならない場合があります。
この体験で、同じことを考えようとすると、人によっての価値観の違いがあり、
結論を導き出す上で、考えのすり合わせが重要であるということが分かったと思います。


◆体験アクティビティ「驚異の旅」
サイコロを転がして、水循環内の水の移動をシミュレートします。
水循環内の水の移動について理解し、水が移動する様々な状態を
識別することができるようになります。


「水の言葉」を体験したことで、水は川から海へ流れ、蒸発して雲になり、
雨となって山に落ち、再び川に流れるといった一巡りの水の移動は
理解できていると思いますが、水循環において、水は一つの地点や状態から
別の地点や状態へ移る経路は様々です。


たとえば、氷河が溶けて溜り水となり、それが溢れて川に流れ、
そしてその水は大気中に蒸発するという具合です。水が地球の地下や水面、
そして大気中を移動できるのには、引力の影響があります。

個体、液体、気体の状態では、水は質量があるので引力の影響を受け、
山頂の雪は溶けて流域を下り世界中の海洋へと流れ込みます。
生物も水の移動を助け、最も水を移動させるのが植物で、根は水を吸収し、
この水の一部は植物自身によって使われますが、大部分は葉の表面に移動します。
水が葉に移動すると、大気と太陽エネルギーによって蒸発しやすくなり、
このプロセスを蒸散と呼びます。このようなすべてのプロセスが一体となって、
地球の表面や地中、上空に水を移動させています。


ここでは、それぞれが水分子となって、水循環内の「雲」、「植物」、「動物」、「川」、
「海」、「湖」、「地下水」、「土」、「氷河」の9つの地点間の移動を体験してもらいます。

「驚異の旅」記録シートには、1から10まで移動地点を記録できるようになっています。
好きな場所を選んでその地点に置いてあるカードを1に貼り、サイコロを振って
出た地点に移動し、その地点のカードを2に貼って、またサイコロを振ります。


サイコロを振って、「そのままとどまる」という目が出たら、その地点を動かずに
次の番号にカードを貼り、再びサイコロを振ります。これを10回行い、
水分子(自分)がどの地点をスタートして、どんな場所を移動するのか記録します。

10回行ったところで、グループでシートを見せ合ってもらいました。


水は、地球上の様々な場所に存在し循環しています。
そんな水循環について、この体験を通して、さらに理解が深まったと思います。

ある生き物の生息エリアについて、水循環内の水の移動に際し、
その生き物の生息に影響を与えるような水質汚染がある場合、
どのように汚染され、きれいになるのか調べたりする時に
有効な手法の一つだと考えられます。


今日の活動は、楽しみながらも頭を使ったり、グループで協力し合ったり、
意見交換したりして、かなり忙しくも充実感のある活動ができたと思いますが、
皆さんはどう感じたでしょうか?

いよいよ次回は最終回、皆さんに満足していただけるよう、
精いっぱい取り組んでいきたいと思っています。
皆さんも体調管理に気を付けて、元気に最終回を迎えてください。
お疲れ様でした。


                    自然・環境学習実践隊
                     MUSHIKUN

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★次回(第3回)は平成27年3月8日(日)開催です。
体験アクティビティは「プロジェクト・ラーニング・ツリー」で、
その後に「ピア・ティーチング」(実践体験)です。お楽しみに☆

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撮影日  平成27年2月15日(日)
撮影場所 おかざき自然体験の森(八ツ木町)
投稿者  やまのうち


ふたばこの森まるごと自然体験フィールドふたば
あなたも感じてみませんか『五感のワンダーランド』
HP:http://www.sizentaiken.jp/


★第1回の活動の様子はこちら ↓
http://sizentaikennomori.boo-log.com/e303064.html  


Posted by 岡崎市環境部環境政策課 at 09:31おかざき自然体験の森

2015年02月24日

「音羽富士」ルートに案内看板を設置しました!


平成27年2月11日(祝)、鳥川ホタルの里で登山道の案内看板の
設置活動が行われました。いつも看板の制作から設置まで
ご協力をいただいている里山歩きの会の皆さんをはじめ、多くの方々に
ご協力をいただきながら、ようやく全ルートの半分ほどが完成しました!


朝9時にホタル学校に集合し、まずは準備体操です。
看板の設置は山歩きを楽しみながら順に行いますので、
まずは体をほぐし、しっかり温めてから出発します。


看板の資材は参加する方々で手分けして持って歩きますが、
やはり杭打ちなどの力仕事では男性の出番です。
足場の安定しないところでの杭打ちは意外に難しく、
コツがいるものですが、そこは皆さん手慣れた様子で
スムーズに作業をこなしていかれます。


今回設置したルートは、鳥川ホタルの里でも最も難易度の高い
「音羽富士」を目指すルートで、設置箇所に向かうだけでも
相当の労力が必要ですが、皆さんは声を掛け合いながら、
時に談笑しながら和気あいあいと山歩きを楽しんでおられます☆


音羽富士の頂上を目指す急な登りで、最も体力を必要とするポイントです。
一人で歩くのでは辛いところですが、複数で登ると前の人に引っ張られながら、
また、後ろの人から背中を押される感じで不思議と登って行けます!


今回は「ホタルの里自然歩道」というルート案内看板を設置していきました。
お孫さんも山歩きに挑戦しながら看板の設置に協力してくれました。
貴重な戦力ですね!

ここからは各自看板を制作・設置された方の記念撮影です。


看板はルートやその場所の名称だけでなく、いろいろな語り言葉が
記されていて、それを詠みながら歩くのもまた楽しみの一つです。

※「昔はキツネとタヌキ 今はハクヒシン」 環境の変化を感じる一句です。


皆さん、とってもすがすがしい表情をされておられます☆


高木会長さんです。いつもご協力ありがとうございます!


看板の前で「ハイ ピース!」


「音羽富士 ホド田山とせいくらべ」

昭さんも初回からの参加メンバーです。
いつもご協力ありがとうございます!


こうしたルート案内看板があると、迷うことなく
安心して山歩きを楽しむことができるので嬉しいですね☆


最後は講師の松本吉央さんです。
「まだまだ看板を付けたい場所はいっぱいあるよ!」と
意欲的に活動を続けておられます。


音羽富士の山頂で集合写真です。(真ん中に石碑が見えます)
途中、休憩をはさみながら、また、昼食をとりながら無事に
看板を設置し、ホタル学校に戻ってくることができました。
皆さん一日本当にお疲れ様でした。


この登山道の案内看板作り・設置活動は、今後もまだまだ続きます。
どなたさまも自由にご参加できますので、多くの方々のご協力を
引き続きよろしくお願いいたします☆


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撮影日  平成27年2月11日(祝)
撮影場所 ホタル学校・鳥川ホタルの里(鳥川町)
撮影者  ホタル学校スタッフ
投稿者  やまのうち


ふたば 自然との共生を「ホタル」を通して考えましょう! ふたば
HP:http://www.morinoeki.jp/hotaru_gakkou/index.html  


Posted by 岡崎市環境部環境政策課 at 00:16鳥川ホタルの里(ホタル学校)

2015年02月22日

大人も子供もみんなで登山道看板作り!


平成27年2月11日(祝)、ホタル学校で「登山道の案内看板作り」
イベントが開催されました。この日は並行して看板の設置も行われ、
制作グループと設置グループに分かれての実施となりました。

※たくさんの方にご参加いただき感謝です☆


看板の資材は講師の松本吉央さんが事前に準備され、
建築材などで余った部分の材をいただいたものを看板に加工し、
毎回提供していただいております。

今回は大人だけでなく小学生の子どもたちも参加し、
電熱ペンやアクリル絵の具を駆使して制作していきました。


電熱ペンは力の加減で陰影を付けることができたり、
焦げ目をしっかり付けることで見た目の印象が変わってきます。


看板を設置する場所を示す名称の横には花のイラストなど
挿し絵を入れて、親しみのある看板作りを心掛けています!
皆さん、楽しみながらも真剣に取り組んでおられました。


これらの看板には制作者の方のお名前を入れてもらっています。
看板を作るだけでなく、設置にもお手伝いいただきながら、
その登山ルートを歩けば、看板の前で記念撮影したり
愛着を感じながら山歩きを楽しむことができることと思います☆


小学生の男の子もお父さんに手伝ってもらいながら
色とりどりの素敵な看板が完成しました!


こちらの男の子も慣れない筆を上手に使いながら
一生懸命看板を作ってくれました!

ご参加いただきました皆様、長時間にわたりお疲れ様でした。
看板は乾燥させた後に透明の防腐剤を二度塗って乾燥させます。

設置の際にはぜひともご協力をよろしくお願いします!
登山道看板の制作はまだ全体の半分ほどしか完成しておりません。


今後も引き続き「市民参加」で進めさせていただきたいと
思っていますので、たくさんの方のご協力をよろしくお願いします。


◆同日実施しました看板設置の様子は次回のブログでお伝えいたします☆



撮影日  平成27年2月11日(祝)
撮影場所 ホタル学校(鳥川町)
撮影者  ホタル学校スタッフ
投稿者  やまのうち


ふたば 自然との共生を「ホタル」を通して考えましょう! ふたば
HP:http://www.morinoeki.jp/hotaru_gakkou/index.html  


Posted by 岡崎市環境部環境政策課 at 08:52鳥川ホタルの里(ホタル学校)

2015年02月20日

どうすればホタルは増やせる?ホタルサポーター活動実施中!

市内のホタルの保護活動を支援し、ホタルの生態や生息環境への
理解を深め、市内におけるホタル生息地の拡大を図るため、
毎月一回「ホタルサポーター活動」を実施しています。


講師はホタル学校名誉校長の古田忠久先生です。(写真)
※全国ホタル研究会顧問・生田蛍保存会会長


平成27年2月7日(土)、この日の活動には「美合小学校」
ホタル部の児童が郊外学習に訪れ、大人と一緒にホタルについて学びました。

※「美合」=「みあい」と読みます。

美合小学校のホタル部の活動は伝統があり、
学校内にはホタル飼育施設も充実していて、
懸命な活動が続けられています。


古田先生お手製の資料を基に講義が進められ、
カワニナやゲンジホタルの飼育方法についての解説を聞きました。

ホタル部の部員ともあって、みんな真剣なまなざしでお話を聞いています。


美合小学校では、四年生になると「マイホタル活動」が始まります。
一人一匹のゲンジボタルの幼虫の世話を続け、観察をしていきす。
そして毎年9月の終り頃、成虫になってきれいに舞ってくれるよう
願いを込めてに川に放流します。

これらの伝統的な活動により、ホタルへの愛着はたいへん強く、
学習にも熱が入ります!


児童からの質問では「ヒルがたくさん発生してカワニナがやられてしまい
大変だった。どうしたらいいでしょうか?」といった、実際に起こった問題
などについて議論が交わされました。

生き物を飼育することは大変なことで、毎日の観察や異常の有無など
気を配ることの大切さを教えてもらいました。


この日、初めてホタル学校を訪れた児童もいて、
ホタルに関するいろいろな展示を見て回り、クイズにもチャレンジしました!

これからもぜひホタルの学習を続け、それぞれの地域で
ホタルが安心して棲める環境が整えられ、当たり前の光景として
ホタルの光を観ることができるよう頑張っていきましょう☆


◆美合小学校のホームページです。
http://www.oklab.ed.jp/weblog/miai/

学校行事や部活動、ホタルに関する活動のことも紹介されています。
ぜひご覧ください!


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撮影日  平成27年2月7日(土)
撮影場所 ホタル学校(鳥川町)
記録   ホタル学校スタッフ
投稿者  やまのうち


ふたば 自然との共生を「ホタル」を通して考えましょう! ふたば
HP:http://www.morinoeki.jp/hotaru_gakkou/index.html  


Posted by 岡崎市環境部環境政策課 at 08:15鳥川ホタルの里(ホタル学校)

2015年02月18日

ホタルに願いを込めて!幼虫放流式を開催します。

ホタル学校では、施設を訪れる方々に、普段、目にすることが難しい
ゲンジボタルの幼虫や、幼虫のエサとなる「カワニナ」の存在について
広く知っていただくため、地元の鳥川ホタル保存会と共同で
ゲンジボタルの幼虫を飼育してきました。

今回は、4月の上陸(土の中でまゆを作ってサナギになる)を前に、
市民参加で「鳥川(とりかわ/河川名)」に幼虫を放流しますので、ぜひご参加ください。

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「ホタルの幼虫放流式」

1.日時
平成27年3月22日(日) 11時~12時
※受付は10時30分から

2.場所
ホタル学校(岡崎市鳥川町字小デノ沢5番地1)

3.内容
ホタル自由研究発表、ゲンジボタルの幼虫放流、交流会(猪汁の振る舞い)

4.出席者
約100名(市内各地のホタル保存会や地元鳥川町の方々、
豊富小学校の児童、ホタル学校関係者等)

5.放流数
ゲンジボタルの幼虫約300匹

6.一般募集
20名(どなたでも参加可/受付は先着順)

7.申込み
ホタル学校で参加の申込みを受け付けます。参加ご希望の方は、
参加者全員の郵便番号・住所・氏名(ふりがな)・年齢・性別・電話番号を
ホタル学校に電話:0564-82-3027
又はファクス:0564-82-3689でお申込みください。
2月22日(日)から受付を開始します。
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※以下の写真は昨年度末の放流式のものです。

午前11時から2階の多目的ルームで式典を行います。
今回は、夏休みのホタルの自由研究で金賞を受賞した
2人の児童にその成果を発表してもらい、ホタル保護活動への
提言なども含め、子どもの目線で感じ取ったことや実践したいことを
発表してもらう予定です。(素晴らしい研究成果です☆)


ホタルの幼虫は成虫の姿からは想像もできない姿をしていますが、
この生き物が初夏の夜を美しく彩るのか!と思うと愛着がわいてきます。
幼虫のエサとなるカワニナと一緒に放流します。

※幼虫もカワニナも、元々この鳥川に生息していた個体から
繁殖させたもので、他の地域から移動させてきたものではありません。


地元「鳥川ホタル保存会」の方から紙コップに入った幼虫と
カワニナを受け取り、ホタル学校裏手の川に向かいます。
放流する前にじっくり観察してみましょう!


春の陽気が漂う中で、参加する皆さんと一緒に
ゲンジボタルの幼虫を放流していきます。

幼虫は4月の桜が散る頃、雨の日の夜中に川から上陸し、
土手の土の中でサナギになるためのまゆを作ります。
そこで約1か月の期間を過ごして成虫になるのです。

※神秘的な幼虫上陸の様子はこちら!
http://sizentaikennomori.boo-log.com/e267616.html


学区の「豊富小学校」の児童も参加し、願いを込めて幼虫を放流します。
児童の学年はバラバラですが、学年ごとにホタル学校の環境教室に参加しており、
学区の自然の豊かさ・素晴らしさを体で感じ取っています。
「もっともっとホタルやいろんな生き物が増えてほしい!」と願っています。


最後の交流会では鳥川町特製の「猪汁」が振る舞われます。
実際に獣害対策で捕獲したイノシシの柔らかい肉がたっぷりと使われ、
自然の恵みに感謝しながら美味しくいただきます。


ホタルといえば「6月(初夏)」と思いがちですが、
約9か月間は川の中で懸命に生き、命をつなごうとしています。

なかなか私たち人の目に触れるものではありませんが、
こうした自然界の営みを通して身近な自然の「叡智(えいち)」を感じるとき、
私たちの心の中に自然を愛おしむ気持ちが芽生えるのではないでしょうか。


ぜひ「ホタルの幼虫放流式」にご参加いただき、ホタルや身近な自然への
愛着を深めていただければ幸いです。


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投稿日  平成27年2月18日(水)
投稿者  やまのうち  


Posted by 岡崎市環境部環境政策課 at 23:36鳥川ホタルの里(ホタル学校)

2015年02月15日

参加ファミリー募集中!27年度「ホタルマスターファミリ講座」

平成27年4月から半年にかけて行う連続体験講座
「ホタルマスターファミリー講座」
の参加家族を募集しています。(対象は小中学生の親子)

※会場は「岡崎市ホタル学校」
所在地:岡崎市鳥川町字小デノ沢5番地1

↓ 画像をクリックするとPDF(チラシ)で見ることが出来ます。

この講座は、ホタルやホタルを取り巻く自然について、
様々な体験プログラムを通して家族で楽しく学ぶ全6回の継続プログラムです。

様々な体験から自然や生き物への理解を深め、発見や感動を家族で
分かち合いながら自然保護意識を高めることで、自然との共生を考え、
責任ある行動ができる人材の育成を目指していきます。

↓ 画像をクリックするとPDF(チラシ)で見ることが出来ます。

全6回の日程は以下のとおりです。

第1回 27年4月5日(日)/ ホタルについて知ろう
第2回 27年5月10日(日)/ホタルの里の昆虫や植物を調べよう
第3回 27年6月7日(日)/ホタルの発光と生息環境を調べよう・ホタルの観察
第4回 27年7月12日(日)/川の生き物を調べよう・自由研究の基礎を学ぼう
第5回 27年8月2日(土)/ホタルの自由研究に取り組もう
第6回 27年9月27日(日)/第1部(午前) 自然からの恩恵を体感しよう
 〃  27年9月27日(日)/第2部(午後) 環境教育プログラム体験と総まとめ



◆期間:27年4月~9月(月1回/各回2時間半程度/最終回のみ1日)
◆対象:小中学生親子(10組程度/応募多数の場合は抽選)
◆費用:すべて無料です
◆講師:自然・環境学習実践隊
◆申込:ホタル学校までメール・ハガキ・FAXのいずれかでお申込みください
 ・メール hotaru.gakko@city.okazaki.aichi.jp
 ・ハガキ 〒444-3614 岡崎市鳥川町字小デノ沢5番地1
 ・FAX 0564-82‐3689
 ※〒住所・氏名・学年・性別・電話番号をお知らせください。
◆締切:平成27年3月20日(金)
◆最終回に「認定証」と「記念品」を進呈します。(4回以上参加の方)


※以下は27年度の日程と内容紹介です。(画像は26年度のもの)

第1回 平成27年4月5日(日)
ホタル学校の展示物を見ながら、ホタルとはどんな生き物なのか、
どのような環境に暮らしているのかなどを楽しく学びます。
また、外に出て川や周辺の自然を観察します。


第2回 平成27年5月10日(日)
ゲンジボタルが生息している所にはどんな自然があるのか?
色々な環境教育プログラムを体験しながらホタルの里を散策し、
昆虫や植物などを調べ、その関係性を学びます。


第3回 平成27年6月7日(日)
第1部(夕方)では、ホタルはなぜ光るのか、どのように光るのかなど、
展示物を活用した環境教育プログラム体験や、川沿いを歩いて
ホタルの発生場所を予想し、ホタルの謎に迫ります。

第2部(夜)では、第1部で調査した川の各区間での
ゲンジボタルの発生状況や、光り方・飛び方などを実際に観察します。


第4回 平成27年7月12日(日)
前半は、ゲンジボタルの幼虫は川の中で暮らしますが、
その川は一体どんな所なのか、水質はどうか、
他にどのような生き物がいるかなど、川に入って調べます。

また、後半は夏休みの自由研究の進め方について、基礎的なことから
第4回前半までの活動で調べたことの活かし方を指導します。


第5回 平成27年8月2日(日)
各自考えてきた自由研究のテーマや持参した資料を基に、
講師の指導を受けながら、個々の考えに沿ってまとめていきます。目指せ金賞!

☆途中でちょっとブレイク!工作体験などもあります。


第6回第1部 平成27年9月27日(日)
最終日のこの日は丸1日の活動となります。
午前中、いくつかの環境教育プログラムを体験しながら
「鳥川ホタルの里」を散策し、自然からの「恩恵」について考えます。


第6回第2部 平成27年9月27日(日)
午後からは、鳥川の自然や生き物などを題材とした
環境教育プログラムを体験しながら、活動の全体をふりかえり、総まとめをします。


最後に「ホタルマスターファミリー認定証」と「記念品」を進呈します。お楽しみに!
皆様のご参加を心よりお待ちしています。


★合言葉★
「岡崎はホタルのまち ホタルの気持ちになって岡崎の自然を知ろう!」


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投稿日  平成27年2月15日(日)
投稿者  環境保全課


ふたば 自然との共生を「ホタル」を通して考えましょう! ふたば
HP:http://www.morinoeki.jp/hotaru_gakkou/index.html  


Posted by 岡崎市環境部環境政策課 at 23:03鳥川ホタルの里(ホタル学校)

2015年02月11日

ホタルの「ガラス工芸品」制作の舞台裏をご紹介!

皆さんは「岡崎ガラス工房・葵」をご存知ですか?
※岡崎リサイクルプラザ内(旧中央クリーンセンター)にあります。

◆市のホームページ http://www.city.okazaki.aichi.jp/300/306/p006478.html
◆フェイスブック https://www.facebook.com/glassstudioaoi


ご家庭から出される廃ビン(ガラス)をリサイクルして様々な
ガラス工芸品を制作し、ホタル学校をはじめ市内各地で販売をしています。

実際に作品(商品)をお手に取ってご覧になられた方、
ご購入いただいた方もお見えかと思いますが、
今回は、来年度「ホタル学校」で販売を予定している作品の
制作の舞台裏をご紹介させていただきます!


試作品その1

ガラス工房・葵には三名の女性スタッフが在籍しており、
それぞれが作品のアイデアを出し合い、相談を重ねながら
デザイン画を描いたり、試作をしながら徐々に作品を決めていきます。


試作品その2

グラスや花瓶のほか、箸置きやペーパーウェイト、可愛い置物など
女性ならではの可愛くて優しい、繊細なタッチの作品ばかりです。


制作風景その1

こちらは工房での制作風景です。(このブログでは初紹介☆)
可愛らしい作品からはちょっと想像しにくいかもしれませんが、
特殊な炉や機材に囲まれた、熱気あふれる制作現場の様子です。
約1,300度で溶かした熱々(アツアツ)のガラスを巻き取り、

制作風景その2
色ガラスの粉を付けたり、小さなバーナーで
ホタルの模様を付けたりして作品を作っていきます。
※写真はホタルのグラス作り(まだ試作段階です)


焼き直し

冬場はまだいいですが、夏場の工房は当然エアコンもなく、
炉の熱もすさまじく、日々熱気との闘いです。(相当な暑さ+熱さ!)


グラス模様付け

作品はもちろん一つずつ全て手作りです。
グラスの形を整え、小さなホタルの模様を付けていきます。
とても繊細な作業です。


ガラス色付け

廃ビン(ガラス)は透明のものを使用するため、
作品に色付けする場合は写真のように色んな色の粉を付け、
組み合わせながら色彩豊かな作品に仕上げていきます。


きのこの成形

来年度販売用に企画された「きのこのカードスタンド」を制作しています。


きのこのドット付け(頭の部分の模様)


きのこの土台作り

繊細な力加減と技術が必要で、イメージ通りの形を作っていきます。


きのこ切れ込み

カードや絵葉書、写真などを立てるための切れ込みを入れます。
角度や深さなどを計算しながら切れ込みを入れていきます。


完成作品その1

きのこのカードスタンドの完成品です。
徐冷炉(ガラスをゆっくり冷ます炉)から出てきた作品を並べて、
納品の準備をしていきます。


完成作品その2

こちらは「ホタルの一輪挿し」です。新たに取っ手が付きました。
小さなホタルが光ながら川辺を舞う様子が再現されています!
これらの作品をお手に取っていただき、ホタルの感動を
ぜひご家庭にお持ち帰りいただけると嬉しいです☆


どれも三人のスタッフが心を込めて作ったガラス工芸品です!
毎年新作が登場しますのでお楽しみに☆
(販売時期は、また当ブログにてお知らせいたします)


すでにホタル学校で販売しています作品につきましては
下記ブログをご覧いただき、ぜひホタル学校でお買い求めください。
http://sizentaikennomori.boo-log.com/e272129.html



☆ガラス工房葵からイベントのお知らせを一つ! ↓

色のガラス板を重ねて溶かし、オーナメントや アクセサリー、
表札などが作れる「フュージング教室」が開催されます。
興味のある方、これからガラス作品作りに挑戦してみたい方など
ぜひご参加ください。詳細は以下のとおりです。

※作品は当日お持ち帰りが出来ませんので
あらかじめご了承ください。(約1か月後が目安)


◆開催日 平成27年3月1日(日)
◆時 間 午前の部9:30~12:00、午後の部13:00~16:00
◆定 員 午前・午後ともに各20名(抽選)
◆対 象 中学生以上
◆参加費 一人1,000円
◆申 込 往復ハガキに住所、氏名、電話番号、年齢、午前・午後
     の区別を明記の上、リサイクルプラザ宛に郵送 して下さい。(一家族一枚)
◆期 限 2月13日(金)必着
◆申込先 岡崎市リザイクルプラザ内「岡崎ガラス工房・葵」
     〒444-0002 岡崎市高隆寺町字阿世保5番地

詳しいお問い合せは電話0564-22-1153
までお願いします。



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撮影日  平成27年2月11日(祝)
撮影場所 岡崎ガラス工房・葵(高隆寺町)
撮影者  岡崎ガラス工房・葵スタッフ
投稿者  やまのうち


ふたば 自然との共生を「ホタル」を通して考えましょう! ふたば
HP:http://www.morinoeki.jp/hotaru_gakkou/index.html  


Posted by 岡崎市環境部環境政策課 at 21:12鳥川ホタルの里(ホタル学校)

2015年02月08日

イベント盛り沢山!森の駅にぜひお越しください!

皆さんこんばんは☆
いつも「水とみどりの森の駅ブログ」をご覧いただき、
誠にありがとうございます!

今後の「森の駅」各施設におけるイベント・活動情報をお知らせします。
一人でも多くの方に、ぜひご参加いただければ嬉しいです☆
(森の総合駅・おおだの森・わんPark・ホタル学校)

お問合せ・お申込みは各施設までお電話でお願いします。
※事前の申込みが不要のものもあります。
※お申込み時に、〒住所・氏名・年齢(学年)・性別・電話番号をお知らせください。



「ミニすだれ作り」
会場:森の総合駅(樫山町)
日時:平成27年2月1日(日)~2月28日(土)
講師:職員
定員:なし(どなたでもご参加いただけます)
申込:期間中、随時受付・実施をしていますので事前の申込は不要です。
内容:セイタカアワダチソウの茎を利用した小さくてかわいい「ミニすだれ」を作ります。
※製作時間は45分程度です。


「おと川リバーヘッド大作戦(間伐体験)」
会場:千万町町(ぜまんぢょうちょう)の森林
日時:平成27年2月21日(土) 8時45分(岡崎市役所集合)~15時解散予定
講師:おと川水源の森づくり実行委員会
定員:小学生以上(小学生は保護者同伴)30人
申込:0564-82-2511(森の総合駅)
内容:水源林で間伐などの森林整備体験を行います。(バスで作業地まで移動)
※昼食時に美味しい「猪汁」の振る舞いがあります。
※雨天時は「森の総合駅」で木工教室を行います。


「おおだの森里山づくり」
会場:おおだの森(樫山町・夏山町)
日時:平成27年2月22日(日) 9時~12時
講師:山留舞会(やるまいかい)
定員:なし(どなたでもご参加いただけます)
申込:事前の申込みは不要(ふもとの鬼沢八幡社に集合)
内容:これまでに植栽した樹木周辺の下刈りを行います。(雨天の場合は道具の手入れ)


「めざせ!竹馬マスター」
会場:わんPark(淡渕町)
日時:平成27年2月21日(土) 10時~12時
講師:職員
定員:就園時以上の親子10組
申込:0564-82-3511(わんPark)
内容:親子で協力して竹馬を作り、乗る練習をします。


「登山道の道しるべ看板作り」
会場:ホタル学校(鳥川町)
日時:平成27年2月11日(祝) 9時~14時
講師:松本 吉央 氏
定員:20人
申込:0564-82-3027(ホタル学校)
内容:ホタルの里の登山コースに設置する案内看板を手作りします。(設置は後日)


「冬の愛宕山(あたごやま)トレッキング」
会場:ホタル学校(鳥川町)
日時:平成27年2月15日(日) 9時~12時 ※雨天中止
講師:職員
定員:20人
申込:0564-82-3027(ホタル学校)
内容:愛宕山から標高441.8mの京ヶ峯を目指します。
「平成の大崩れ」からの見晴らしは絶景!


「作って遊ぼう!ダイコン鉄砲」
会場:森の総合駅(樫山町)
日時:平成27年3月1日(日)~3月29日(日)
講師:職員
定員:なし(どなたでもご参加いただけます)
申込:期間中、随時受付・実施をしていますので事前の申込は不要です。
内容:竹林の整備で出た竹を使って、昔ながらの竹鉄砲を手作りして遊びます。
※製作時間は30分程度です。


「おおだの森里山づくり」
会場:おおだの森(樫山町・夏山町)
日時:平成27年3月8日(日)・3月22日(日) 両日とも9時~12時
講師:山留舞会(やるまいかい)
定員:なし(どなたでもご参加いただけます)
申込:事前の申込みは不要(ふもとの鬼沢八幡社に集合)
内容:これまでに植栽した樹木周辺の下刈りを行います。(雨天の場合は道具の手入れ)


「春の昆虫を探そう!」
会場:わんPark(淡渕町)
日時:平成27年3月15日(日) 10時30分~12時
講師:職員
定員:就園時以上の親子15組
申込:0564-82-3511(わんPark)
内容:暖かくなってくると色んな生き物が活動を始めます。
春の昆虫を探しながら園内探検をします。


「草笛の達人教室」
会場:わんPark(淡渕町)
日時:平成27年3月21日(祝) 10時30分~12時
講師:職員
定員:就園時以上の親子15組
申込:0564-82-3511(わんPark)
内容:その辺に生えている草が楽しい「笛」に早変わり☆目指せ草笛達人!


「春の額堂山(がくどうさん)トレッキング」
会場:ホタル学校(鳥川町)
日時:平成27年3月8日(日) 9時~12時 ※雨天中止
講師:職員
定員:20人
申込:0564-82-3027(ホタル学校)
内容:春の陽気に包まれながら「鳥川ホタルの里」の山歩きを楽しみます。
(距離約7.3km)


「ホタルの幼虫放流式」
会場:ホタル学校(鳥川町)
日時:平成27年3月22日(日) 11時~12時 ※小雨決行
協力:鳥川ホタル保存会
定員:20人
申込:0564-82-3027(ホタル学校)
内容:ホタル学校で飼育してきたゲンジボタルの幼虫とカワニナをみんなで放流します。
お昼には「猪汁」の振る舞いもあります。



すでに受付が始まっているものにつきましては、
お申込みが定員に達していてご希望に添えない場合がありますので
あらかじめご了承ください。

皆様のご参加を心よりお待ちしております☆


◆2月のイベント一覧表はこちら(PDF)
http://www.morinoeki.jp/download/events_2702_2.pdf

◆3月のイベント一覧表はこちら(PDF)
http://www.morinoeki.jp/download/events_2703.pdf



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投稿日  平成27年2月8日(日)
投稿者  環境保全課


ふたば 行こう!水とみどりの森の駅! ふたば
HP:http://www.morinoeki.jp/index.html  


Posted by 岡崎市環境部環境政策課 at 20:33森の総合駅

2015年02月04日

「水」は森からの恵み!「おと川リバーヘッド大作戦」イベントを開催します!

私たちに貴重な「水」を作り出してくれる水源の森で、今年度2回目の
「おと川リバーヘッド大作戦(間伐体験)」
イベントを開催します。(現在参加者募集中です)


(上記画像をクリックするとPDFで大きく見ることが出来ます)

市の水道水の約50%を供給する「男川(おとがわ)浄水場」の上流の森で、
植えられてからなかなか手入れが進まず、木が密集した暗い森に行き、
木を間引く「間伐」作業を通して、「リバーヘッド(水源地)」の森を
市民皆様の手で少しずつきれいにしようと体験イベントを開催します。


朝8時45分に岡崎市役所(西庁舎正面ロータリー)から
専用のバスが出ますので、ぜひご利用ください。

※「森の総合駅」に集合していただき、
そこからバスに乗車して行くことも可能です。


[イベント概要]
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◆開催日 平成27年2月21日(土)
     8時45分(市役所出発)~15時解散予定
     ※市役所を出発して「森の総合駅」(樫山町)を経由して間伐会場へ向かいます。
     ※雨天の場合は「森の総合駅」で木工教室を開催します。

◆間伐地 千万町町(ぜまんぢょうちょう)地内

◆内 容 人工林(ヒノキ林)の間伐体験

◆対 象 小学生以上(小学生は保護者同伴) ※参加無料です。

◆定 員 30人(先着順)

◆持ち物 作業ができる服装、弁当、水筒、帽子、軍手、タオル

◆申込み 森の総合駅までお電話ください(0564-82-2511)


前回(平成26年9月20日)のイベントの様子はこちら ↓
http://sizentaikennomori.boo-log.com/e287002.html


グループごとに専門の講師がついて丁寧に指導いたします。
小学生のお子様でも安全に体験ができます。


普段、なかなか使うことがない「ノコギリ」ですが、
講師からコツを教えてもらいながら一本一本切っていきます。

間伐(成長の悪い木を切って間引くこと)をすることで、森の中に光が入り、
下草が生え、木はしっかりと太陽の光を浴びて成長をし、
森全体が健康を取り戻すのです。


お昼のお楽しみとして額田名物「猪汁」が振る舞われます!
もちろん無料で、おかわり自由です。
具だくさんな鍋なので「おにぎり」さえあればお腹も満腹です。

こちらも普段なかなか味わうことができない一品なので、
ぜひイベントにご参加いただいて食していただければと思います。


毎回イベントの最後に撮影する集合写真です。

一人でも多くの方のお力を借りなければ水源の森の健康は保てません。
ぜひこの機会に「おと川リバーヘッド大作戦」イベントにご参加いただき、
森林(水源林)の大切さを肌で感じていただければ!と思います。


皆様のご参加を心よりお待ちしています。


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再投稿  平成27年2月4日(水)
投稿者  環境保全課  


Posted by 岡崎市環境部環境政策課 at 10:43森の総合駅