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2017年01月30日

冬空の下に広がる絶景!音羽富士トレッキング


平成29年1月29日(日)、岡崎市ホタル学校で「音羽富士トレッキング」イベントを開催しました。


この日は晴天に恵まれ、風もなく陽が暖かい絶好の山歩き日和となりました。校庭で準備運動をして体をほぐしたら、さっそく音羽富士の登山口へと向かいます。


県道を歩くこと30分ほど「輝バラ園」につきました。今回はこのバラ園の裏にあるホド田谷道を登ります。


うす暗いヒノキ林の中を20分ほど登ると、急に明るい場所に出ました。沢山の山頂です。沢山の東側の斜面はまだ植林した木が小さいので、豊川の街並みやこれから向かう音羽富士(写真右手)が一望できます。本当に雲一つない良い天気!


一休みしたら音羽富士へ向かいます。ここからはしばらく下りなので、眺めを楽しみながら歩みを進めていきます。(皆さんお持ちのように登山用の「ストック」があると下りでもより安心!)


でも・・・音羽富士の山頂に行くためには下った分以上をまた登らないといけません・・・。音羽富士に向かう坂は鳥川の山歩きコースの中でも一番の急登!一歩一歩ゆっくりと登り詰めていきます。


だいぶ汗ばんできたころに音羽富士に到着しました!山頂はいつも風が強いことが多いのですが、この日は全く風がなくゆっくりと休むことができました。


山頂付近、鳥川側の斜面に丸太が転がっていました。実は最近、間伐が行われたばかりなのです。本当はこうした木も活用できればいいのですが、運び出すのが大変・・・なのでこのまま土に還ってもらうことになります。ちょっともったいないですが、森を健康にするための救急措置です。


下りは古坂古道を使いました。この日の参加者は皆さん健脚揃いで、予定よりも30分も早く降りて来てしまいました!


県道まで降りたら、また田んぼ沿いを歩いてホタル学校まで戻ります。


途中、鳥川ホタル保存会の片岡会長が田んぼを耕していました。もう春に向けてもう準備を始めているんですね。トラクターの音を聞いていると、もう桜が咲いてしまうのでは?と錯覚してしまうような本当に暖かい一日でした。

ご参加くださった皆様、ありがとうございました。たいへんお疲れ様でした。次回の山歩き企画は2月18日(土)の額堂山・喜桜山トレッキングです。お楽しみに!



撮影日  平成29年1月29日(日)
撮影場所 ホタル学校、鳥川ホタルの里(鳥川町)
投稿者  からさわ


ふたば 自然との共生を「ホタル」を通して考えましょう! ふたば
HP:http://www.morinoeki.jp/hotaru_gakkou/index.html  


Posted by 岡崎市環境部環境政策課 at 14:47鳥川ホタルの里(ホタル学校)

2017年01月29日

「ホタル学校だより」第12号を発行しました!

いつも「水とみどりの森の駅ブログ」をご覧いただき、誠にありがとうございます。
さて、このたび「ホタル学校だより」第12号を発行しましたのでぜひご覧ください!


※上記画像をクリックするとPDFで大きく見ることができます。

今回のトップ記事は鳥川の山歩きコースにある絶景スポットの紹介です。低山ハイキングでは木に囲まれて眺望がない場合が多いですが、鳥川では地域住民や森林ボランティアの協力であちこちに見晴らしが良い場所が整備されています。四季折々に表情を変えるホタルの里。ぜひお気に入りの場所を見つけてみてください!

今回は新企画でホタルクイズもあります!ホタル学校の校内でもスタンプクイズラリーを常設しており、子どもたちに人気です。そちらもぜひ挑戦してみてください。(ちょっとした参加賞あり☆)


※上記画像をクリックするとPDFで大きく見ることができます。

そして裏面ではシリーズもののホタル学校職員による森のコラムと星空のコラム。一見無関係?なように思えるかもしれませんが、森も大気もホタルも人も、すべて生態系の中でつながりあっています。自然環境について、様々な側面から興味をもっていただければ幸いです。

ぜひご一読ください!



発行日  平成29年1月23日(月)
投稿者  からさわ


ふたば 自然との共生を「ホタル」を通して考えましょう! ふたば
HP:http://www.morinoeki.jp/hotaru_gakkou/index.html  


Posted by 岡崎市環境部環境政策課 at 11:05鳥川ホタルの里(ホタル学校)

2017年01月28日

カワニナの増殖と飼料開発のポイント


平成29年1月22日(日)、ホタル学校で第6回「ホタルサポーター活動」を開催し、ゲンジボタルの幼虫のエサとなる「カワニナ」の増殖と飼料の開発についての勉強会を行いました。


(イメージ)

近年、護岸工事及び下水道や浄化槽の完備によって川は大変きれいになってきました。しかし、皮肉なことに、きれいな川は栄養不足になり、生き物にとっては逆に住みにくい環境となっています。


ホタルの保護・育成をするためには、まずエサとなるカワニナの増殖が課題となってきます。上の写真は、講師の古田先生が飼育しているカワニナです。たった2~3分でこれだけのカワニナが捕れるほど増殖に成功しています。


(食欲旺盛なゲンジボタルの幼虫/撮影:梅村錞二氏)

では、どうやったらカワニナを増やせるのでしょう。ホタルを飛ばそうとする川に少しでもカワニナが居ればいいのですが、居ない場合は母貝を用意しなければなりません。その場合、なるべく近くに生息する貝を活用することが大切です。なぜなら、同じように見えるカワニナも地域によって特性があり、思わぬDNA汚染を引き起こす可能性があるからです。

また、貝に付着していた生物が繁殖し最悪の場合、生態系に影響することも考えられます。生き物と向き合うには細心の注意が必要です。


そのうえで、写真の中ぐらいの貝を採取します。大きな貝は老齢なので稚貝を産みません。採取後に10回以上洗浄して付着生物の侵入を防ぐことを忘れずにお願いします。母貝は水温15度以上で稚貝を産みます。その時に十分な栄養があれば一匹の母貝が800匹ほどの稚貝を産むそうです。

前記のとおり自然の川は栄養不足なので、エサを与える必要があります。古田先生は、残飯に鰹節のダシガラを混ぜてEM菌で発酵させて飼料を作り、流されないように網に入れて川に投入しているそうです。カワニナはその近くに集まってきて大繁殖。というわけで、2~3分でバットいっぱいのカワニナが捕れるほどになっているのです。

注意点としては、川に生ごみを投入するので近隣住民の理解を得てからやらないと苦情の原因になりますので、よろしくお願いします。



撮影日  平成29年1月22日(日)
撮影場所 ホタル学校(鳥川町)
投稿者  からさわ


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Posted by 岡崎市環境部環境政策課 at 07:42鳥川ホタルの里(ホタル学校)

2017年01月27日

エコな「書道作品」展示中!


ホタル学校を訪れると目を引くのが、廊下にズラリと並べられた環境に関する書道作品たち。これらの作品は市内の子どもたちに環境への意識を高めてもらおうと岡崎市地球温暖化防止隊が毎年実施している書道企画に応募されたものです。


先日、展示内容が今年度の新作品にリニューアルされました。昨年度までは書く文字は自由でしたが、今年は「エコ」「異常気象」「省エネ」など、決まった課題から選ぶ方式です。351点の応募があった中から金賞・銀賞・銅賞が各11点選ばれました。


力強い文字を眺めていると、子どもたちの「環境を大切にしたい」「自然を守りたい」という強い思いが伝わってきます。


一部、課題対象外の言葉での応募もありました。こちらは2Fの廊下に掲示されていますが、これはこれで個性があって見応えがあります。


書道作品の隣りには、引き続き平成26年度の環境ポスターコンクールの入賞作品も展示中です。こちらも個性あふれる力作ぞろいでとても見応えがあります。ホタル学校にお越しの際はぜひじっくりご覧ください。(2月上旬には27年度の入賞作品に入れ替わる予定です)



撮影日  平成29年1月24日(火)
撮影場所 ホタル学校(鳥川町)
投稿者  からさわ


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Posted by 岡崎市環境部環境政策課 at 09:23鳥川ホタルの里(ホタル学校)

2017年01月26日

第2回「河合ホタルサミット」開催レポート


昨年度に続き、河合中学校で「2017河合ホタルサミット」が開催され、参加してきました。

河合学区内の秦梨(はだなし)小学校、生平(おいだいら)小学校、また、ホタル保護活動に励む美合小学校が河合中学校に集結し、乙川(おとがわ)流域の今後の自然環境保護活動について、日ごろの活動の成果を発表しながら協議が行われ、市内の各ホタル保存会の方々も参加し、児童・生徒たちの真剣な議論に耳を傾けました。


河合ホタルサミットは、生徒市議会で提案されたもので、昨年度に第一回が開催され、その時の様子をふり返りました。その後、各校の様々な取り組みについての発表がありました。


河合中学校の自然科学部では、長年続けられているホタル幼虫の飼育・放流活動に関する課題や、取り組みの工夫点についての発表があり、また、生徒会との協力で実施した河川沿いの竹林伐採についても報告があり、継続した活動に対する難しさについて語られました。


美合小学校のホタル飼育部では、この一年の活動について発表があり、鳥川ホタルの里との比較によるホタル環境についての学びを深めるため、ホタル学校で実施した環境学習、小学校での出前講座、部員2名が参加した「ホタルマスターファミリー講座」などの成果が語られました。


秦梨小学校では、裏山での里山保全活動や自然環境と防災について考える活動、また、海外交流(アフリカのウガンダ)では「未来に残したいもの」を共通テーマに、地域の自然を壁画にして贈るという取り組みについて発表がなされました。


生平小学校では、愛鳥活動から広がる里山学習と題して、裏山の竹林伐採や人工林の「森の健康診断」などを行い、人・森・鳥がお互いに支え合っていくことの大切さを学びつつ、継続した活動の難しさなどについても語られました。


各校の活動発表後には様々な協議がなされ、お互いに質問し合ったり、アドバイスがなされたりしました。また、ホタルサミットの合言葉「Think globaiiy , Act locally」=「地球規模で考え、足元から行動する」も再確認され、自然保護・保全活動の大切さについて認識を深めました。


今年度の提言は、「身近な自然環境に興味を抱き、学び調べること」、「協力すること」、「継続を心がけること」です。

自然は人が思うようには簡単に応えてはくれず、自然の復元や保護・保全には長い時間がかかるため、あきらめずに継続・協力・行動していくことが大切だと改めて考えさせられるひと時でした。


この日は「豊田市矢作川研究所」研究員の白金晶子さんが招かれていて、矢作川の自然について、また、川の保全・浄化活動に関するお話がなされ、「環境問題の意識を多くの人と共有するためには、やはり身近な自然を好きになってもらうこと大切」とのアドバイスを受けました。

自然と向き合い、ホタルやホタルを取り巻く自然を保護・保全していこうと思えば、それは気の遠くなるような取り組みかもしれません。しかし、未来の自然環境を守るのは「今」を生きる私たちの使命ということを胸に刻みながら、これからも地道に活動を続けていきたいと思います。

市民の皆様も、子どもたちの真摯な取り組みに、ぜひご理解とご協力をお願いいたします。



撮影日  平成29年1月23日(月)
撮影場所 岡崎市立河合中学校(茅原沢町)
投稿者  やまのうち


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Posted by 岡崎市環境部環境政策課 at 14:47鳥川ホタルの里(ホタル学校)

2017年01月20日

森と私たちの暮らしの関係を学ぶ!豊富小学校で出前授業を実施


平成29年1月18日(水)、岡崎市立豊富小学校の4年生を対象に出前授業を実施しました。テーマは「森のはたらき」。日本の森のことは社会の授業でも勉強したそうですが、より具体的に森と私たちの暮らしがどう関係しているのか学びましょう!


まずは今まで学んできたことを振り返るために、抜き打ちテスト・・・ではなくクイズに挑戦です!環境を守るためには日本の木は伐らない方が良い?日本の森は増えてきている?あれれ・・・どっちだっけ?


結構答えが割れた問題もありました。クイズの答え合わせをしつつ、日本の森の歴史や森が持つはたらき、森林環境問題について学びました。大人でも森林のことを誤解している方が多いですが、今回は全問正解という子が数名!素晴らしいですね。


(水の浸み込み具合を数値化したもの)

森は二酸化炭素を固定したり生物多様性を高めたりと様々な働きを持っていますが、なかでも私たち人間の生活と関わりが深いのが「水」。森林の土は雨をいったん中にため込む「緑のダム」という働きをもっています。この働きが失われると、降った雨がすぐに流れて洪水や土砂災害を起こしかねません。


それでは実際に山から持ってきた森の土(左:腐葉土)とやせた土(右:山砂)ではどれくらい浸み込み方に違いがあるのか、比較実験をしてみましょう!


森の土は根っこや細かい葉っぱが多く、触るとふわふわしていて、持ってみても軽いです。中に空間がたくさんあるということですね。


この二つの土に同じ量の水を入れてみます。浸み込み方にどんな違いがあるでしょうか?


結果は一目瞭然!森の土(左)の方はスポンジのように水がすぐに浸み込んでいきました。


(左が腐葉土・右が山砂)

一方で山砂はほとんど浸み込んでいきません・・・もしこれが山の斜面だったら、降った雨はアッという間に流れて行ってしまうでしょう。

私たちの毎日の暮らしはこうした森の働きによって支えられています。しかし多くの森では手入れが遅れていて、森の働きが失われつつあります。どうすれば森を健康にし、私たちの暮らしを守れるでしょうか?今回の授業がこれから先の森との関係を考えるきっかけになれば幸いです。



撮影日  平成29年1月18日(水)
撮影場所 岡崎市立豊富小学校(樫山町)
投稿者  からさわ


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Posted by 岡崎市環境部環境政策課 at 09:15鳥川ホタルの里(ホタル学校)

2017年01月18日

雪の森で間伐!親子でワクワク森しごと体験


平成29年1月14日(土)、岡崎市ホタル学校で「親子でワクワク森しごと体験」を実施しました。この新企画は、親子で様々な森に関する体験にチャレンジする講座です。今回は1月~3月にかけて実施する3回連続講座の第1回目、森の手入れの一つである「間伐」に挑戦します。


この日は何と記録的な大寒波・・・冬将軍の猛威は鳥川にもおよび、朝からちらちらと雪が舞い、一面の白化粧となりました。寒さにめげずに頑張りましょう!


間伐現場まで移動したら、グループに分かれて活動に入ります。講師は林業家グループの「額田林業クラブ」の皆さん。実際に子どものころから山仕事を手伝ってきた林業の大先輩です。


まずは間伐する木の高い位置にロープをかけます。間伐の際、倒そうとした木が他の木にひっかかる「かかり木」になりやすいです。そこで、かかり木になっても安全な場所から引っ張って外せるように、あらかじめロープをかけておくのです。


木を伐るにもちゃんと技術があります。ただノコギリで横に伐っていくだけでは刃が木に挟まれてしまうし、木がどちらに倒れるか判らないので危険です。そこでまず木を倒したい方向に向けて上の図の「受け口」を作ります。その次に反対側から「追い口」を入れていくと、受け口側に木がゆっくりと倒れます。


交代しながらノコギリを進めていきます。力を合わせて「ヨイショ、ヨイショ」・・・ノコギリに初めて触る子も多かったようですが、だんだんとコツをつかめてきました。


追い口が十分に切れたら、みんなでロープを引っ張って倒します。バリバリと音を立てて木が倒れると、葉っぱの上に積もっていた雪も落ちてきて一瞬視界が真っ白になりました!


倒した木は短く伐って運び出し、次回以降薪に加工してアウトドアクッキング(カレー作り)に使います。ちなみに今回倒した木は昨年の夏に皮むき間伐をしたものなので、この時点でだいぶ乾いて軽くなっていました。

★夏の皮むき間伐イベントの様子はこちらをご覧ください!
http://sizentaikennomori.boo-log.com/e373584.html


体が冷えきってしまったのでは?と心配でしたが、雪の森での非日常体験は案外好評だった様子!?子どもたちは森から戻ってきてからも校庭で雪だるまづくりに夢中で驚かされました。

本当に大変な天気でしたが、参加者の皆様、そして講師の皆様もありがとうございました。次回2月11日(土)は薪割とロケットストーブづくりにチャレンジします!お楽しみに☆



撮影日  平成29年1月14日(土)
撮影場所 ホタル学校、鳥川ホタルの里(鳥川町)
投稿者  からさわ


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Posted by 岡崎市環境部環境政策課 at 17:25鳥川ホタルの里(ホタル学校)

2017年01月10日

初星空ウォッチング&天体望遠鏡の使い方教室のご案内


明けましておめでとうございます。

平成28年1月3日、初日の出ならぬ「初星空ウォッチング」に行ってきました。年末にご案内した冬の星座の画像を撮ってきましたのでぜひご覧ください☆


まずは「オリオン座」です。

※以下、線や文字を付けた画像も添付しています。


冬の狩人オリオンは夏は出てきません。勇猛果敢なオリオンもサソリに刺されて痛い思いをしたためサソリなどの毒虫のいない冬だけ猟に出るそうですよ。


最初の星図の下のほうにある「おおいぬ座」です。全天一の輝星シリウスが目立っています。オリオンが連れている猟犬だと言われています。


時計回りに左上にいって「こいぬ座」です。


左端の二つの星で構成されています。ちょっと犬には見えませんがこれもオリオンの猟犬ですよ。


上にいって「ふたご座」です。


二つ仲良く並んだ星が正に双子のようです。双子なのに兄は人間、弟は神の子なので不死身だそうです。不思議ですね。


さらに見上げて天頂付近に「ぎょしゃ(御者)座」です。


生まれつき足が不自由だったので専用の車を開発し巧みに操ったそうです。
ひときわ明るい一等星「カペラ」が目立っています。


時計回りに少し下がった所にある「おうし座」です。
Vの字に並んだ星の並びが牛の顔で左斜め上にある二つの星に向かって角を振りかざす牡牛の姿が想像できますか。


牛の肩のあたりにゴチャゴチャした星の固まりが、有名なスバルです。
先ほどのカペラとスバルといい、なんかクルマのコマーシャルのようですね。
クルマでちょっとドライブがてら星を見に来ませんか。


いかがでしたか?お楽しみいただけましたでしょうか!

岡崎市でも額田地区は市街地と比べると、ずいぶん星が綺麗に見えます。
ただし、めっちゃ・・・寒いので防寒対策をお忘れなく。

2月4日(土)にはホタル学校で「冬の星座観望会」を予定しています。

また、クリスマスプレゼントに天体望遠鏡をサンタさんに貰ったけど使い方がわからない・・・というお子さんはいませんか?
昔買った天体望遠鏡が押し入れの中にあるけど、使い方を忘れちゃった・・・というお父さんはいませんか?
そういう方には「天体望遠鏡の使い方教室」も同日開催いたします。

詳しくは市政だより1月15日号をご覧ください。
たくさんの方のご参加をお待ちしています☆



撮影日  平成29年1月3日(火)
撮影場所 ホタル学校、鳥川ホタルの里(鳥川町)
投稿者  かみや


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Posted by 岡崎市環境部環境政策課 at 12:22鳥川ホタルの里(ホタル学校)

2016年12月29日

年末年始は夜空を見上げてみよう☆


皆さんは年末年始はどうお過ごしですか?
大手企業は連休になり、普段より暗い夜空が期待できます。
たまには星空を見上げてみませんか☆

冬の夜空は1等星が7個もあり、とてもにぎやかです。

上の図は、夜9時ごろの南東から天頂にかけての空です。
まず四角形の中に三つの星が一列の並んでいるオリオン座を見つけてください。
きれいな形をしているのですぐわかるはずです。

その左上に輝く赤っぽい星がベテルギウスです。
対角線上にある白い明るい星がリゲルです。

さて、ベテルギウスを中心にしてリゲルから時計回りにシリウス、プロキオン、ポルックス、
カペラ、アルデバラン、そしてリゲルに戻る六角形の星の並びがわかると思います。

冬のダイヤモンドと言われる星の並びです。いずれも明るい1等星ですので、
よく見えると思います。ぜひ探してみてください。


もう一つ、1月3日の夜11時ごろ、「しぶんぎ座流星群」
極大期を迎えます。上の図は、その時間の北北東の空です。

北斗七星が昇ってきています。ひしゃくの形がすぐわかるはずです。✕印しのところを中心に放射状に流れる流星があれば、しぶんぎ座流星群です。暗い空なら1時間に50個ぐらい見られると言われています。街中では5~10個ぐらいでしょうか。

8月のペルセウス座流星群、12月のふたご座流星群と共に三大流星群の1つです。
時間があったらぜひ眺めてみてください。

除夜の鐘つきや初日の出を見に行くついでに夜空を見上げるのも面白いと思いますよ。


一年ありがとうございました。良いお年をお迎えください。


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投稿日  平成28年12月29日(木)
投稿者  ホタル学校 かみや


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Posted by 岡崎市環境部環境政策課 at 10:25鳥川ホタルの里(ホタル学校)

2016年12月24日

鳥川の水源を探せ!美合小学校ホタル飼育部の環境教室


平成28年12月17日(土)、岡崎市立美合(みあい)小学校ホタル飼育部の児童8名が岡崎市ホタル学校の環境教室に参加しました。今回は「鳥川の水源探し」がテーマです。


「水源」と言うとみんなはどんなイメージを持っているでしょうか?ダムがある?湖みたいになっている?子どもたちは川の水が山から来ていることは学校で習ったそうですが、本当の水源には何があるのか?今日は山に登って自分の目で確かめてみましょう!


「音羽富士」を目指して長沢古道から登っていきます。ホタル学校の前では結構な水量があった鳥川ですが、登山口を入ったところでは幅1mも無い小さな沢になっていました。さらにここから沢沿いをさかのぼって行きます。


登れば登るほど沢はだんだんと細く、浅くなり、最後には水が見えなくなってしまいました。でもよく見ると足元の土から水が浸み出ていました。これこそが鳥川のはじまりなのです!みんなが想像していた「水源」とはちょっと違ったようですが、どんな川でもはじめはこんな姿をしています。


周りを見渡すとスギ・ヒノキの植林がされていました。でも斜めになっている木や倒れている木も多く、あまり元気が無い様子・・・?不健康な森は水にどんな影響を与えるのか、あとで学びましょう。


音羽富士の手前でチェンソーを持った方が木を倒していました。人工林の手入れの一つである間伐作業です。間伐された森はだいぶ明るくなっていました。プロの作業を目にすることができるなんてラッキーですね。


ついに音羽富士に到着!慣れない山歩き、ちゃんと全員登れるか心配でしたが、無事に登頂することができました。


帰る途中には、平成の名水百選「鳥川ホタルの里湧水群」のうち「庚申(こうしん)の水」と「大岩の水」にも立ち寄りました。集落のあちこちから湧き出た水も鳥川に流れ込み、川はどんどん太く、深くなっていきます。


ホタル学校に戻った後、実験装置を使って森と水の関係について学びました。実験装置に入っているのは健康な森の土(腐葉土)と、もう一方は間伐が遅れた山の土(砂)です。じょうろで水を流してみると、間伐遅れの山の土はすぐに流れてしまうのに対し、手入れのされた森の土は水を溜め込んでゆっくりと流れてくるのが分かりました。森は水を溜め込む「緑のダム」。森の手入れをしていくことは水を育み、水を使うすべての生き物の命を守ることでもあります。


半日寒い中を歩いて疲れたかもしれませんが、川がどうやって生まれてくるのかを自分の目で確かめることができましたね。ホタルを育む水も私たちが毎日使う水も、元をたどれば森の土からしみ出た水です。蛇口をひねる時に、その水が森から来ている事を思い出し、森を守るために何ができるかを考えてみてくれると嬉しいです。


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撮影日  平成28年12月17日(土)
撮影場所 ホタル学校、鳥川ホタルの里(鳥川町)
投稿者  からさわ


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Posted by 岡崎市環境部環境政策課 at 13:47鳥川ホタルの里(ホタル学校)

2016年12月22日

澄んだ空気と青い空!冬の京ケ峯トレッキング


平成28年12月18日(日)、岡崎市ホタル学校で京ケ峯トレッキングを実施しました。毎回人気の山歩き企画!今回は当日の飛び入り参加もあり、総勢29名での山行となりました。


いつもは冷え込む真冬の鳥川ですが、この日は雲ひとつ無い青空で風も無く、山歩きにはもってこいの天気になりました。


この日のルートは白髭神社(しらひげじんじゃ)の裏から一気に京ケ峯まで登るコースです。ご覧のとおり結構急な登りが続きますが、道中立てられた何合目かを示す看板を励みに歩みを進めていきます。


途中、森林ボランティア団体の水守森支援隊(みまもりしえんたい)の方々が作ってくれた休憩場で一休みしました。雑木が切ってあるので見晴らしがよく、伐採木で即席ベンチも用意されています。


30分ほど登りつめて京ケ峯の山頂に到着!ゆっくり休みたいところですが、あいにく尾根筋は下から吹き上げる風が冷たい・・・。少しだけ休んだら次の休憩ポイントまですぐに歩き出しました。


京ケ峯から少し下ったところにある見晴らし場に着きました。疲れも吹っ飛ぶ絶景です。


ここは眺めも日当たりもよく、風も来ないのでゆっくり休めます。来月のイベントで登る音羽富士(上の風景写真右側)や豊川の街並みが見渡せました。


続いては元気山までアップダウンを繰り返す尾根筋を進みます。このコースは広葉樹が多いエリアで、落ち葉を踏みしめながら変化に富んだ雑木林の間を抜けて行きました。


ようやく元気山までたどり着きました!ここはもともと送電用の鉄塔があったところで、山頂なのに空が開けていてちょっとした広場のようになっている不思議な場所です。陽だまりでしばし休息したら、あとは下山するのみ。


苦労した登りに比べて下りはあっという間です。でも山歩きの事故は大部分が下山時に起きます。落ち葉に足をとられないよう気をつけて!

お昼をちょっと過ぎたくらいに無事ホタル学校まで戻ってくることができました。冬にアウトドアなんて寒い・・・と思うかもしれませんが、山歩きをしていれば体が温まって気持ちよく汗を流せますよ。空気も澄んで見晴らしもよい冬の里山歩き、おすすめです!

ご参加くださった皆様、ありがとうございました。
次回は1月29日(日)に音羽富士に登ります!
参加をご希望の方は、ホタル学校までお問い合わせください。
(電話:0564-82-3027)


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撮影日  平成28年12月18日(日)
撮影場所 ホタル学校、鳥川ホタルの里(鳥川町)
投稿者  からさわ


ふたば 自然との共生を「ホタル」を通して考えましょう! ふたば
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Posted by 岡崎市環境部環境政策課 at 17:06鳥川ホタルの里(ホタル学校)

2016年12月11日

山里に秘められた様々な謎とは?「とっかわ歴史ミステリーバスツアー」開催


平成28年12月4日(日)、岡崎市ホタル学校主催で「とっかわ歴史ミステリーバスツアー」を実施しました。ホタルの里として知られる鳥川町は今のように道路が整備されるまでは他の集落から切り離された地理的環境にありました。そのためか鳥川には他地域とは異なる独特な史跡・文化財が残されています。このツアーではそうした歴史の足跡をたどりながら山里の文化を学びます。


ガイドは鳥川ホタル保存会アドバイザーの竹内謙作さん。現在は豊富小学校の先生ですが、以前はホタル学校の前身である鳥川小学校に6年間勤めていたため鳥川の自然や文化に精通しています。それではバスツアーで巡った中から一部をご紹介しましょう。


こちらは「瀬長の猪垣」です。江戸時代、獣害から田畑を守るために作られた石垣で鳥川町内にはのべ2km(!)ほど残っていますが、この場所のものは特に状態が良いです。特徴は「猪返し」と呼ばれる上部が反った構造。数百年経っても崩れない石垣を誰がどうやって作ったのか、記録も残っておらず謎です。


「馬の渡らん沢」は民話として伝わるミステリースポット。昔はこの山の中に沢を渡る道路がありました。しかし馬を連れた人が沢を渡ろうとしたところ、抵抗してどうしても渡ろうとしない。10mほど下流に行くとそちらのほうが沢の幅は広いのにすんなり渡ったそうです。この「馬の渡らん沢」のすぐ横には武将のものと思われる墓が残っており、それが関係しているのでしょうか・・・?


「西国三十三所観音」は鳥川の高台にあるお寺・慈徳院(じとくいん)に向かう坂にずらりとならんだ観音像です。江戸時代に観音巡礼信仰が広まりましたが、鳥川からあちこちの霊場を巡るのは大変なこと。そこで各地の本尊の石像を並べて参拝し、巡礼の代わりとしたというものです。過去の話かと思いきや、各観音像に新しいシキミの葉が供えられていました。今でも誰かがきちんとお参りをしているのですね。


※サービスカットは「慈徳院」の大イチョウ

散った黄色い葉っぱが地面を覆い尽くし、「黄色の絨毯」のようできれいです!


さて、慈徳院から山奥に入ること数分。周囲には何もない森の中に「御嶽講霊神供養塔」が現れました(写真中央の石碑)。御嶽信仰は鳥川周辺でも人気があったようで、その先達(ガイド)を勤めた方の霊を祀るために建てられたと考えられています。すぐ近くには観音様や不動様の像もありますが、なぜこんな誰も来ない山奥に設置したのか、ミステリーです。


※拡大写真がこちら


最後に立ち寄ったのは「双体道祖神」(そうたいどうそしん)です。この像の前が昔の主要道路だったことから、道行く人の安全を祈って建てられたのでしょう。しかし男女ペアの道祖神は珍しく、信州では見られますが、なぜそれが鳥川にあるのか?昔、この地域で心中した男女がいてその供養のために建てられたという説もあるそうですが、真相は謎のままです。


この写真は番外編。移動中の一コマですが、あることに気づくでしょうか?歩道の落ち葉を誰かがほうきで丁寧に掃除していたのです。誰かに言われたわけでもないのに自分から地域のために奉仕する行動に一同感動!このツアーで見てきた様々な信仰は家族や地域の安全と発展を願う心の現われでしょう。そうした地域を大切に思う心は時代を超えて今も鳥川の住民に受け継がれているのだなとしみじみ感じました。


丁寧なガイドをしてくださった竹内先生、ご参加くださった皆様、誠にありがとうございました!今回ご案内した石仏等はまだまだ一部です。石仏巡りのマップもございますので、関心のある方はぜひホタル学校にお立ち寄りください。


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撮影日  平成28年12月4日(日)
撮影場所 鳥川ホタルの里(鳥川町)
投稿者  からさわ


ふたば 自然との共生を「ホタル」を通して考えましょう! ふたば
HP:http://www.morinoeki.jp/hotaru_gakkou/index.html  


Posted by 岡崎市環境部環境政策課 at 17:08鳥川ホタルの里(ホタル学校)

2016年12月07日

森を育てる&木を使う「親子でワクワク!森しごと体験」参加者募集中


(上のチラシ画像をクリックするとPDFで見ることができます)


平成29年1月から3月にかけて、岡崎市ホタル学校で全3回の連続講座
「親子でワクワク!森しごと体験」を実施します!

豊かな水を育む「森」を守ることは、ホタルや私たちが生きていくうえでとても大切です。森(人工林)を健康な姿にしていくためには木を間伐し木材を活用していく必要があります。今回の講座では3回に分けて、山から木を出して薪として調理するところまで一通りの「森しごと」を体験します。


第1回目(1月14日・土曜日)は間伐体験で、手ノコギリを使って立木(りゅうぼく/実際に森に生えている木)を伐採します。大きな木が倒れる瞬間は大迫力!林業家グループである額田林業クラブのベテラン講師が指導してくれるので、安全に楽しく体験することが出来ますよ。


第2回目(2月11日・土曜日)は薪割り体験とロケットストーブ作りです。自分たちで伐採した木を斧やクサビを使って薪に加工していきます。パカーンと割れると気分爽快!さらに、一斗缶を利用して薪を燃やすための「ロケットストーブ」を自作します。


こちらがロケットストーブです。煙突の上昇気流を利用した仕組みで、ロケットのようにゴーっという音を出しながら勢いよく薪が燃えます。作ったストーブはお持ち帰りいただけるので災害時も活躍するでしょう。


第3回(3月11日・土曜日)は自分たちで作った薪とロケットストーブでアウトドアクッキングにチャレンジします!(カレー作り/写真はイメージ)


普段はできない体験を通じて、楽しく森と木にふれあいましょう!
ご参加をお待ちしています☆(ホタル学校までお電話を!)


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親子でワクワク!森しごと体験
(イベント概要)

◆日 時:
1.間伐を体験しよう!(雨天翌日) 平成29年1月14日(土)9時30分~12時
2.薪割体験&ロケットストーブ作り 平成29年2月11日(土)9時30分~12時
3.薪でアウトドアクッキング! 平成29年3月11日(土)10時~13時
※全3回のイベント全体でのお申込みとなります。
◆集 合:岡崎市ホタル学校(岡崎市鳥川町字小デノ沢5-1)
◆参加費:一人1,500円(材料費、食材費)
◆対 象:小学生親子15名
◆講 師:額田林業クラブ
◆持ち物:軍手、長そで、長ズボン、タオル、水筒、防寒着、食器類(第3回のみ)
◆申込み:岡崎市ホタル学校(TEL:0564-82-3027)


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投稿日  平成28年12月7日(水)
投稿者  からさわ


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Posted by 岡崎市環境部環境政策課 at 16:38鳥川ホタルの里(ホタル学校)

2016年12月07日

もらって嬉しい!木ハガキの年賀状作り


平成28年12月3日(土)、ホタル学校で「木のハガキで年賀状を作ろう」というイベントを開催しました。ハガキ大の木の板で年賀状を作るという人気イベントで、今年で3年目となります。講師は登山道の案内看板作り等でもお世話になっている松本吉央(よしお)さんです。


来年は「酉(とり)年」。鶏にちなんだ年賀状のイラスト集から気に入ったものを選び、カーボン用紙で木ハガキに写し取ります。


下絵が写せたら、電熱ペンを使って輪郭を焼きこんでいきます。焼くことで絵の立体感が増し、絵の具での色塗り作業も進めやすくなります。


細かい模様や宛名を電熱ペンで書くのは一苦労です。木ハガキ用に松本さんがご用意くださったセンの木の板材は珍しく、枚数も限られています。失敗しないように慎重に・・・慎重に・・・


電熱ペンでの作業が終了しました。これだけでも十分に味わいがありますね!


続いてはアクリル絵の具での色付けです。家族、親戚、友人・・・年賀状を受け取る方の顔を思い浮かべながら細かい作業を進めます。「孫に送ったら喜ぶかと思ってね☆」きっと喜んでくれると思いますよ!


集中して作業すること約3時間。個性あふれる作品が続々と出来上がってきました!同じ下絵でも人によって色使いが異なるので、お互いのものを見比べてみても面白いです。


この木ハガキは140円切手で定形外郵便として実際に発送できます。郵便局員も受け取った方もきっと元旦からビックリするに違いありません!

ご参加くださった皆さん、材料の準備から当日ご指導いただいた松本さん、
ありがとうございました!

もしかしたらあなたの所に届くかも?お楽しみに!


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撮影日  平成28年12月3日(土)
撮影場所 ホタル学校(鳥川町)
投稿者  かみや


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Posted by 岡崎市環境部環境政策課 at 08:44鳥川ホタルの里(ホタル学校)

2016年12月04日

毎年恒例「自然素材でクリスマス飾り作り」イベントを開催☆


毎年恒例となっております「自然素材でクリスマス飾り作り」イベントが
11月27日(日)に開催されました。


講師の「自然・環境学習実践隊」の皆さんが用意してくれたクリスマス飾り素材が参加してくださった皆さんをお出迎えしています。


まず、飾り付けの基本となるリースを小さい子から順番に選んでいきます。意外とワイルドな野趣あふれるものを選ぶお子さんが多かったのは、普段の環境学習の成果でしょうか。


次に天然素材の木の実や葉っぱなどを選びます。リースのどこにどんなものを付けるか考えながら選びます。


そして、華やかさを演出するため加工素材を選びます。こちらは、有料です。320円分のチケットでお買い物体験です。10円~100円までの素材がそろっています。どんなものをいくつ買えるか、計算力も必要です。


素材がそろいました。いよいよ作成にかかります。センスが問われるところです。講師から「お子さんのセンスに任せましょう。親は口出ししてはいけません。」とアドバイスをいただきます。親が口を出すとろくなことは無い・・・そうです。(笑)


リースに素材を巻きつけたり、押し付けたり、引っ張ってみたり、


飾りをホットボンドで貼り付けたり、手に張り付いてしまったり・・・


みんな楽しく作業を続けます。最初はガヤガヤしていましたが、だんだんみんな無口になり真剣になってきます。


素晴らしい出来栄えのリース飾りの完成です。お店屋さんで売っているものにも勝るとも劣らない作品に驚きの声があがります。満足そうな笑顔も素敵ですね。

そんなこんなで、みんなで楽しい時間を過ごすことが出来ました。参加してくださったご家族の皆さん、自然・環境学習実践隊の皆さん、本当にありがとうございました。


寒い日が続きますが風邪など引かないよう気をつけて、楽しいクリスマスをお迎えください☆


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撮影日  平成28年11月27日(日)
撮影場所 ホタル学校(鳥川町)
投稿者  かみや


ふたば 自然との共生を「ホタル」を通して考えましょう! ふたば
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Posted by 岡崎市環境部環境政策課 at 15:38鳥川ホタルの里(ホタル学校)

2016年12月01日

ホタルのいのちの物語「脱皮編」


11月20日(日)、ホタル学校にある水槽の水替えをしていたら「ゲンジボタル」の幼虫が脱皮していました。


体を曲げたり、


伸ばしたり、


曲げたり、


伸ばしたりして、古くなった皮を少しずつ脱いでいきます。
(「ん~~~頑張れっ!」と言いたくなります)


脱皮したての幼虫は白くて綺麗です。
こうやって、だんだん大きくなっていくのですね。
夏には、綺麗な光を見せてくれることでしょう。



★ホタル豆知識!
ゲンジボタルは昆虫ですので足は6本。
幼虫の足はもっとあるぞ!と思うかもしれませんが、
前の3本ずつが足で、その後ろの突起は「エラ」。
水の中で過ごすためエラ呼吸しているんですよ。

なお、幼虫時代の脱皮は6回ほど行われます。


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撮影日  平成28年11月10日(日)
撮影場所 ホタル学校(鳥川町)
投稿者  かみや


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Posted by 岡崎市環境部環境政策課 at 13:10鳥川ホタルの里(ホタル学校)

2016年11月28日

ドングリを使って「ホタル」作り☆


平成28年11月20日(日)、ホタル学校でドングリを使った3D(立体)の「ホタル」をあしらったアクセサリーを制作するイベントを開催しました。


講師は登山道看板作りでおなじみの松本吉央さんです。
材料の下準備もしてくださいました。
お忙しい中、お時間を割いていただき誠に有難うございます。


地元の「鳥川ホタル保存会」と、年金者里山ハイキングの会のメンバーを中心に18名の方が参加してくださいました。


みなさん、一斉に作業に取り掛かります。
いつも登山道の案内看板作りを行ってくださっているので手馴れたものです。


まず、カーボン紙を挟んで台木に下書きをします。


次に電熱ペンを使って下書きを焼き付けていきます。
失敗は許されない工程なので慎重に作業をします。


ドングリをボンドで貼り付け色を塗っていきます。
平面のイラストと違って3Dのドングリに色を付けるのがなかなか大変です。
こちらも集中して作業を進めていきます。


それぞれ個性あるアクセサリーが出来上がりました。
参加していただいた皆様、大変お疲れ様でした。

このドングリボタルのアクセサリーは、来年の鳥川ホタルまつりの記念品としてホタル保護活動に御芳志頂いた方に差し上げる予定でおります。お楽しみに!


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撮影日  平成28年11月20日(日)
撮影場所 ホタル学校(鳥川町)
投稿者  かみや


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Posted by 岡崎市環境部環境政策課 at 08:27鳥川ホタルの里(ホタル学校)

2016年11月27日

慈徳院の「大イチョウ」黄葉真っ盛り!


11月25日、鳥川町にある「慈徳院(じとくいん)」の大イチョウが黄葉しています。街道沿いから見えますが、近くまで行って見ましょう!


バックの山の緑と青空に大イチョウの黄色が映えています。


立派な大木です。樹齢約300年と言われていますが詳細は不明です。


境内は黄色のじゅうたんを敷き詰めた様です。


先日の山歩きイベントで販売していた銀杏はここのイチョウの実も入っていたんですよ。秋も鳥川は見所いっぱいです。天気のいい日はぜひハイキングに来てくださいね。ホタル学校で見所マップなど差し上げます。


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撮影日  平成28年11月25日(金)
撮影場所 鳥川ホタルの里(鳥川町)
投稿者  かみや


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Posted by 岡崎市環境部環境政策課 at 15:04鳥川ホタルの里(ホタル学校)

2016年11月26日

「ホタル学校だより」第11号を発行!

いつも「水とみどりの森の駅ブログ」をご覧いただき、誠にありがとうございます。
さて、このたび「ホタル学校だより」第11号を発行しましたのでぜひご覧ください!


(上の画像をクリックするとPDFで見ることができます)


今回のトップ記事は11月5日(土)に開催された「ホタルの里の山歩きイベント」と「あるく・まなぶ・あそぶinとっかわ」イベントのレポートです。

毎年人気の鳥川ホタル保存会による山歩きイベントですが、今回は午後から鳥川を遊びつくす会による「あるく・まなぶ・あそぶinとっかわ」も同時開催となり、秋晴れの鳥川にのべ500人を超える人が集まりました。山歩き、猪汁、自然遊び、地場野菜の即売会など、子どもからシニアまで楽しめる里山の魅力が詰まった一日となりました。



(上の画像をクリックするとPDFで見ることができます)


そして裏面では、今年、ホタル保護活動が50周年を迎えた岡崎ゲンジボタル河合保存会の記念式典の模様をご紹介します。河合地区はホタル学校名誉校長の古田忠久先生の原点でもあります。中学校と地域が一体となり半世紀続けてきた取り組みが、今後世代を超えてさらに発展していくことを期待します。

また、ホタル学校スタッフによるクワガタ飼育や森林環境のコラムも掲載されています。ぜひご一読ください!


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発行日  平成28年11月21日(月)
投稿者  からさわ


ふたば 自然との共生を「ホタル」を通して考えましょう! ふたば
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Posted by 岡崎市環境部環境政策課 at 08:33鳥川ホタルの里(ホタル学校)

2016年11月22日

「タカ柱」鳥川の空に出現!


平成28年11月16日(水)の午後4時ごろのことです。
ふと、空を見上げるとたくさんの鳥が舞っていました。

(黒い点は「鳥」です)


よ~く見ると「タカ(鷹)」のようです。30~40羽ほど飛んでます。


※「タカ柱」とは?
秋のタカの渡りの際などに上昇気流に乗って複数のタカが竜巻状に
旋回上昇をしている状態のことで、柱のように見えるのでこう呼ばれています。



望遠鏡で拡大してみると、差し詰め「サシバ」でしょうか?
(違っていたらごめんなさい)


もう、渡りの季節なのでしょう。
図鑑によると「夏鳥として渡来し、低山の林で繁殖し
秋には群れを作ってフィリッピンへ渡ります。
愛知県の伊良湖岬では大群が通るのが見られる。」
とのことです。
その一部が、鳥川の空に現れたのでしょう。


そういえば、山歩きをしていると時々タカの羽が落ちています。
鳥川の山でも繁殖していたのでしょうか。

「気を付けていってらしゃ~い!」


鳥川の山歩きはいろいろなものが見れて楽しいですよ☆
登山道の案内看板もしっかり設置されているので安心です。

雑木の紅葉も渋くて素敵です。
ホタル学校でマップ差し上げています。


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撮影日  平成28年11月16日(水)
撮影場所 鳥川ホタルの里(鳥川町)
投稿者  かみや


ふたば 自然との共生を「ホタル」を通して考えましょう! ふたば
HP:http://www.morinoeki.jp/hotaru_gakkou/index.html  


Posted by 岡崎市環境部環境政策課 at 08:37鳥川ホタルの里(ホタル学校)