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2015年11月30日

秋雨に煙る「紅葉を楽しむ」森の自然観察会開催レポート!


平成27年11月26日(木)、おかざき自然体験の森で冷たい雨の降る中、
熱心な参加者の皆さんが、雨に洗われて鮮やかさを増した紅葉の森を愛でて歩く
「森の自然観察会」を開催しました。

☆講師は「西三河自然観察会」の皆さん


午前9時頃、雨脚が強くなり中止も覚悟しかけたところ、西の空が
うっすらと明るさを見せ、何とか観察会を開始することができました!

☆この日のテーマは「紅葉を楽しむ!」です。


まず、管理棟南の「ムラサキシキブ」が雨に洗われて、美しさを増した実を観察しました。


異例の暖かさ続いていたため紅葉の進みが遅れた紅葉園も
ようやく赤みを醸し出してきました。


講師の奥居先生が「アカメガシワ」の落ちていた実を見せてくださいました。
奥居先生の奥の木が黄色く色づいた「アカメガシワ」です。


ビオトープに向けて管理道路を下ります。「アオハダ」の黄色の葉っぱを
岩月先生が見せてくださいました。少し下ると「クヌギ」と「アベマキ」
茶色く色づいた葉っぱを観察させてくださいました。

「クヌギ」と「アベマキ」の葉っぱの区別は、とても微妙な違いです。
見分ける特徴を詳しく教えてもらいました。


ビオトープでは「ハンノキ」を観察しました。(写真左の木)「ハンノキ」は
ほとんど紅葉せず、緑の葉っぱのまま落葉する特徴がありますと教えてもらいました。


ビオトープを出て食草園の前の「クリ」の葉っぱを観察します。クリの葉っぱも「クヌギ」や
「アベマキ」の葉っぱととても似ています。その区別の仕方も教えてもらいました。
ちなみに「ヤマグリ」と栽培している「クリ」の違いをお聞きすると
「実の大きさです。」と教えてもらいました。


雨も上がって、薄日が差してきました。権現池の畔に来ると「ジョウビタキ」
鳴き声がしました。さっそく双眼鏡や望遠レンズで鳥の姿を探します。
いました!「ジョウビタキ」のオスです。


炭焼き小屋の前に来ました。
写真奥の黄色や茶色に色づいている樹木は「アベマキ」です。


Dコースを登って行くとスギとヒノキの人工林があります。
スギの実とヒノキの実の区別を教えてもらいました。


少し登って行くと、赤く小さな実を見つけました。「ソヨゴ」の実です。
小鳥たちの大好物の実です。おかざき自然体験の森にたくさんの野鳥が生息しているのは、
「ソヨゴ」のような木の実が豊富にあるからですね。


DコースからCコースに移ります。美しく黄色に色づいた「タカノツメ」が、いたるところに
生えています。おかざき自然体験の森を黄色く染める主人公は、この「タカノツメ」です。


これは、「タカノツメ」の落ち葉です。講師さんから「匂いを嗅いでごらん。」と言われ
葉っぱに鼻を近づけてみます。ほんのり甘い香りがしました。
講師さん曰く「昔の子どもたちは、この木を「焼き芋の木」と言っていたんですよ。」
そう言われれば、焼き芋のような匂いに近いような気がしてきました。


(左)路肩の岩に「ツルアリドウシ」の赤い実を見つけました。参加者の方から
このツルに棘があって、その棘は、蟻を突き通す鋭いから「ツルアリドウシ」と言うんだと
教えてもらいました。誰が名づけたのか、生物の名前の付け方に感心する次第!

(右)ほんの少し歩くと今度は「クチベニタケ」を発見!
夜来の雨で、カサの上部が裂けて、赤い胞子を噴き出していました。
まさに「口紅」のようなきのこですね。


Cコースから管理道路に出ました。Aコースとの分岐点に「ゴンズイ」
赤い実が熟して濃赤色に色づいていました。


岩月先生が「ヤシャブシ」の葉っぱを見せてくださいました。
写真中央の赤く紅葉した「イロハカエデ」も愛でました。
「イロハカエデ」と言う名前は、「イ、ロ、ハ、ニ、ホ、ヘ、ト」と数えると7ですね。
「イロハカエデ」の葉っぱは、7つに分かれているので、この名前がつきました。
ちなみに「カエデ」と言うのは、「カエルの手」からきています。


(左)「コブシ」の冬芽を観察しました。かなりたくさんの冬芽がついています。
来春、美しい「コブシ」の花がたくさん咲くことが期待できます!

(右)「ヒノキ」の幹の中ほどに「ツタ」が、真っ赤に色づいていました。
「真っ赤だな♪真っ赤だな♪ツタ~の葉っぱも真っ赤だな♪・・・」
と童謡を口ずさんでしまいます。


「マルバグミ」の木を見つけました。グミの実は全くありません。
サルが食べてしまったものと推察します。


「ヤマハンノキ」の実を見つけました。「ハンノキ」も「ヤマハンノキ」も
その実は森の工作材料にうってつけです。
さて、写真に傘をさしている方がいます。雨ではなく陽が照ってきたので、
傘を乾かすのと日傘の意味もあるんです。


(左)紅葉を楽しむ会も終盤。B1コースを管理棟に向けて下ります。
路肩につやつやした緑のフキのような植物を見つけました。「ツワブキ」です。

(右)紅葉にも引けを取らない鮮やかなオレンジ色のきのこを見つけました!
その緋色が鮮やかな「ヒイロタケ」です。


B1コースの急な階段を滑れないよう気を付けて下っていくと真っ赤に色づいた
「ドウダンツツジ」や、つつましく咲く「ヤブツバキ」を愛でながら、
ゴールの管理棟に到着しました。

あいにくの雨で、参加者はいつもの半分ほどでしたが、小雨に煙る森の紅葉を
満喫した半日でした!岩月先生、奥居先生、紅葉をさらに美しく感じさせるお話、
本当にありがとうございました!

雨をも厭わない熱心な参加者の皆さん、本当にお疲れ様でした!

西三河自然観察会が主催する「森の自然観察会」は毎月第4木曜日
午前9時30分管理棟に集合です。(雨天の場合は中止)
たくさんの方のご参加をお待ちしています!


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撮影日  平成27年11月26日(木)
撮影場所 おかざき自然体験の森(八ツ木町)
投稿者  あだち


ふたばこの森まるごと自然体験フィールドふたば
あなたも感じてみませんか『五感のワンダーランド』
HP:http://www.sizentaiken.jp/  


Posted by 岡崎市環境部環境政策課 at 08:55おかざき自然体験の森

2015年11月29日

摩訶不思議な形!「飾りひょうたん作り」イベントを開催


平成27年11月23日(祝)、樫山町にある森の総合駅で
「飾りひょうたん作り」イベントを開催しました。


講師は元「岡崎愛瓢会」会員でホタル学校職員の松下昭さん。
ご自宅で「瓢箪(ひょうたん)」を栽培するかたわら、
長年「飾りひょうたん作り」をされておられます。

ホタル学校の前身である「鳥川小学校」時代も子どもたちに
ひょうたんを「ホタル」に見立てて絵付け指導をされ、その作品は
今でもホタル学校の「鳥川小学校記念室」に展示してあります。

※「鳥川ホタルの里」を象徴する作品です。


使用するひょうたんは大人の手のひらよりも少し大きめのもので、
講師の松下さんが丁寧に中身をくり抜いて乾燥させたものです。
見れば見るほど摩訶不思議な形をしていますね☆

ひょうたんは「ウリ科」の植物で、実を加工して様々な容器などに用いられます。
「食べられるのでは?」と思いがちですが嘔吐や下痢などの食中毒症状を起こす
「ククルビタシン」を含んでいるため食用には向いていないとのこと・・・。


書きたいイラストは参加者皆さんがそれぞれ決めて下書きをし、
電熱ペンを使って丁寧に線を描いていきます。


小学生の女の子もじっくりとイメージを練って作品作りに集中です!

電熱ペンで線をなぞったら次はアクリル絵の具で色付けです。
皆さんおのずと集中力が高まっていきます。


始まって約2時間、飾りひょうたん作品の完成です☆
特別に取り寄せた飾りひょうたん専用の「栓」、「組み紐」、「房」
がプレゼントされ、これらを付ければさらに作品が映えます☆

※さながら「民芸品」のようですね!


大胆にひょうたんの形を「顔」に見立てたり(左)、きれいな花を描いたり(右)、


可愛い猫などの動物を描いたりと、個性豊かな作品に仕上がりました。


最後に完成した作品を並べての記念撮影です!
皆さん、作品作りたいへんお疲れ様でした。

ぜひご自宅に飾ってみてくださいね☆


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撮影日  平成27年11月23日(祝)
撮影場所 森の総合駅(樫山町)
投稿者  環境保全課


ふたば 行こう!水とみどりの森の駅! ふたば
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Posted by 岡崎市環境部環境政策課 at 07:19森の総合駅

2015年11月28日

スポーツと健康の秋!紅葉の「水晶山トレッキング」を開催しました!


平成27年11月22日(日)、岡崎市ホタル学校で
紅葉の水晶山トレッキングを実施しました。4歳から70代の方まで、
幅広い層の28名の方にご参加いただきました。


天気は少し曇り気味ですが雨は心配なさそうです。
リピーターの参加者も多く、鳥川の山歩きのファンが着実に
増えているのが実感しました。

準備運動を終えたら早速スタートです!


登山口に向かう途中「ふないどの水」に立ち寄りました。
平成の名水百選にも選ばれた鳥川の湧水群のひとつで、
早速汲んでいく方も見えました。

※生水のため飲用は自己責任でお願いします!


収穫の終わった田んぼを眺めながら歩くこと20分、登山口(小安堂口)に
たどり着きました。ここからは森の中を歩いていきます。


少し登ると尾根の見晴らし場に着きました。ホタル学校まで
見渡すことのできるビュースポットで、鳥川地域を紹介する
パンフレットの表紙にもなっています。


さらに歩くこと1時間ほど、無事に水晶山の山頂に着きました!
途中で天気も良くなり、三河湾を遠くに望むことができました。

水晶山はその名の通り昔「水晶」が採れた場所で、今でも山頂付近で
足元をよく見ると小さな水晶が落ちていることがあります。


登頂記念に山頂の「ホタルの鐘」を叩きました。この鐘はホタル学校の
前身である「鳥川小学校」の児童たちが在校時に設置したもので、
鳥川の山歩きコースのあちこちに置かれています。
秋の里山に「カーン!」という音が心地よく響きました。


下りはツチノコ伝説のある水晶岩を見物しつつ別のルートから降りました。
山の草木が冬の色に移ろいゆく中、黄葉したイチョウの木
いっそう鮮やかに見えました。


山から下りてきた場所にある神社・神明宮では、正月飾りに使う
縁起物の「センリョウ」の実が真っ赤になっていました。
今年もあと1か月ちょっとだなぁと感慨深い気分になります。

11月に入っても暖かい日が続いていますが、自然のなかでは
着々と季節が移っていくのを感じることができる山行でした。
ご参加くださった皆様、ありがとうございました!

次回の山歩きのイベントは12月20日(日)開催の
「額堂山トレッキング」です。ホタル学校では山歩きの地図を配布して
おりますので、イベント以外の時にもぜひ山歩きにお越しください!


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撮影日  平成27年11月22日(日)
撮影場所 ホタル学校(鳥川町)
投稿者  からさわ


ふたば 自然との共生を「ホタル」を通して考えましょう! ふたば
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Posted by 岡崎市環境部環境政策課 at 09:20鳥川ホタルの里(ホタル学校)

2015年11月27日

芋作りプログラム最終回「干し芋作り」開催レポート!


黄金色のおいしそうな干し芋が天日に干されました!
平成27年11月22日(日)、おかざき自然体験の森の管理棟東の広場で
「干し芋作りプログラム」を行いました!


午前10時、管理棟東の広場に集合した参加者の皆さんは
職員から今日のおおよその活動内容を聞きます。


まずは森の畑で収穫したサツマイモを洗います。
このサツマイモは「森の芋作りプログラム」で収穫したものです。
これまでのプログラムに参加された皆さんに感謝です!


次に「くど」に火をおこします。燃料にする竹は森の竹林の除伐で
出た竹です。竹は火力はとても強いのですが、火持ちがしません。
こまめに竹をつぎ足さなくてはなりません。
お子さんもしっかり火の番をしてくれました。ありがとう!


湯が沸いたらサツマイモを蒸します。数十分しっかり蒸します。


サツマイモが蒸し上がりました。
このまま食べてもおいしそう☆


熱々のサツマイモの皮をむきます。思わず「あっちっち!」


きれいに皮がむけました。あとは天日に干して作業終了です。


干し芋が完成すると参加者の皆さんは、昨年作って冷凍してあった
干し芋を焼いて食べました。

「とっても甘くておいしいで~す!」

薄曇りの作業日和の半日、干し芋作りに精を出し、焼き干し芋に
舌鼓を打った一時でした。参加者の皆さん、本当にお疲れ様でした!


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撮影日  平成27年11月22日(日)
撮影場所 おかざき自然体験の森(八ツ木町)
撮影者  すぎうら
投稿者  あだち


ふたばこの森まるごと自然体験フィールドふたば
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Posted by 岡崎市環境部環境政策課 at 19:31おかざき自然体験の森

2015年11月26日

秋晴れの中の「森の秋まつり」その2~屋外プログラム編


小春日和(旧暦の10月、新暦の11月頃の春のようにポカポカ日和、
北米の「インディアンサマー」、厳しい冬を迎える前に冬支度に絶好の天候)
に恵まれたこの日の「森の秋まつり」の屋外プログラムを中心にお伝えします。


受付で「磨き竹炭」を「おかざき炭焼きの会」の方からプレゼントです。
竹炭は消臭・除湿に効果があり、ご飯を炊くときに入れるとよりおいしい
ご飯が炊けると言われています。ぜひ、活用してくださいね!


「おかざき炭焼きの会」の「親子で炭出し体験」の様子です。
「八ツ木窯」は四立方メートルの容積があり、木炭だと一度に300㎏以上も
炭が焼けます。まずはみんなその大きさにビックリ!
でも、窯の入口は狭いので頭をぶつけないようかがんで入ります。

私が炭を出しました!ちょっと手が黒くなるのが気になります。


私たちはこんなに長い竹炭を出してきたよ!
その大きさに職員もビックリ!笑顔で記念撮影です。


「岡崎野鳥の会」の「秋の探鳥会」です。野鳥観察に適する時間は早朝です。
8時前から何人かの参加者が来園され、野鳥観察を始められていました。


30数名もの参加者の方々が集まりました。
ひらひらとした飛び方の鳥の飛翔を確認しました。
「エナガかな」鳥の特徴ある飛び方を見て、名前がスッと出てきます。

「シジュウカラが鳴いていますね!」
皆さんは双眼鏡やフィードスコープでじっくり観察していきます。


12時前、くすのき広場に集合した野鳥観察会の皆さんは、
「鳥合せ」を行いました。観察した鳥の名前を読み上げられた時、手を挙げます。
「キビタキ」、「オオルリ」、「アオジ」、「クロジ」などの冬鳥を合わせて30種類
ほどを観察しました。森にはたくさんの野鳥が生息しているんですね!


市民活動団体の方々は事前の準備だけでなく、早朝より準備に大忙しです。
写真手前の方は「わらじ会」の方です。森で採れた稲わらを木槌で打って
柔らかくしています。この柔らかくなった稲わらを使って
「新年用小型リース作り」のプログラムを行ってくださいます。


「わらじ会」は、管理棟前の広場で開催しました。講師が日頃のプログラムで
作られている「わらぞうり」、「竹ぼうき」、そして今日のプログラムで作る
「新年用小型リース」を展示しました。


僕は講師と一緒に少し細めの縄をないました。
大人は2人がかりで太い縄をないます。太いので力いっぱいギュッとないました。


飾りを付けて素敵な新年用のリースができました!


工作棟前では「きこりの会」の「だいこん鉄砲作り」です。
右端のヘルメットをかぶった講師から「だいこん鉄砲作り」の作り方を
教えてもらいます。面白い講釈で、思わず吹き出してしまいました!
でも、安全、安心の気配りは決して疎かにしていません。

※工作棟にも救急箱を準備していましたが、誰一人ケガをしませんでした。
無事これ名馬!なんと今年の来園者の皆さんは秋まつり全体で
誰1人、救急箱を使いませんでした!こんなにうれしいことはありません☆

(毎年何かしらちょっとしたケガがあるものですが)


小刀を使っての作業はお父さん、お母さんにお任せします。
僕たち、私たちはサンドペーパーで竹ひごの銃身を磨きます。
銃身は鉄砲の命!曲がっていたら真っ直ぐ弾が飛びません。


みんなのだいこん鉄砲ができあがる頃、大根を1センチ角の賽の目に切ります。
これで鉄砲の弾のでき上がり!
人に決して銃口を向けないと約束できる子だけ弾をもらいます。

※昔は料理で使った大根の切れ端をもらって鉄砲遊びに使っていたとのこと。


今年は「マイ的作り」もしました。
その怖い顔は誰かな?(口が裂けても「お母さん」とは言えません・・・)
的めがけて、照準を合わせます。「ロックオン!」


シュート!「カーン」と空き缶の的が倒れます。
「やったー!」子どもたちの歓声が少し色付きかけた紅葉園にこだまします。


プログラムと並行して「餅つき」と「焼き芋作り」です。
餅つきのお手伝いには角本(かくもと)さん、前川さんご夫妻に
いつもお手伝いいただいております。本当にありがとうございます。

餅つきに使うもち米は、森の田んぼで「昔ながらの稲作体験プログラム」で
秋に収穫した新米です。 このプラグラムのご指導、お手伝いくださった
女性会の方々、参加者の皆さん、ありがとうございました。

また、焼き芋のサツマイモは、森の畑で収穫したものです。
「森の芋作りプログラム」に参加してくださった皆さん、ありがとうございました。

餅をついたり、焼き芋のお手伝いには、力自慢のおかざき炭焼きの会の
方々のお手伝いがありました。併せてお礼申し上げます。


餅と焼き芋にとてもなが~い行列ができてしまいました。
お待たせしてすみません。でも待った甲斐があると思いますよ。
数種類の味のお餅に、


あまーい焼き芋(手前味噌ですが・・・)
「本当に美味しいですよ!」


小春日和のこの日、おかざき自然体験の森の自然あふれる環境の中、
市民活動団体さんの創意あふれるプログラムを満喫して頂けたことと思います。

市民活動団体、ボランティアの皆さん、本当にありがとうございました!
また「森の秋まつり」に参加されました皆さん、本当にありがとうございました!
秋が深まっていくこの機会にぜひおかざき自然体験の森に足を運んでください。
スタッフ一同、心よりお待ちしています!


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撮影日  平成27年11月21日(土)
撮影場所 おかざき自然体験の森(八ツ木町)
投稿者  あだち


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Posted by 岡崎市環境部環境政策課 at 09:04おかざき自然体験の森

2015年11月25日

賑やかに開催!「森の秋まつり」その1~室内プログラム編


平成27年11月21日(土)、おかざき自然体験の森で
「森の秋まつり」イベントを開催しました!
イベントの様子を室内と屋外のプログラム2回に分けてお伝えします。


雲一つない小春日和のこの日、老若男女400名近い来園者を迎えて
賑々しく「森の秋まつり」を開催しました。


午前9時20分、まずは開会式です。環境保全課長の挨拶からスタートし、
「自然に親しみながら楽しんでください☆」と挨拶がありました。


続いて、8つの市民活動団体さんの日頃の活動の様子の紹介と
本日のプログラムのPRです。PRを聞くとどのプログラムも魅力的で
どこに行こうか迷ってしまいます。


以下、管理棟と工作棟で行われたプログラムを紹介します。


まず、管理棟の多目的室で行われた「森の畑倶楽部大豆でe-co」
「クリスマス飾りを作ろう」を紹介します。
子どもたちにお姉さんが何か植物を見せています。
「さて、これは一体なんでしょう?」


正解は「コットンボール」です。訳すと「綿花」ですが、
これは花ではありません。綿の花が咲いた後、その実が熟して開いたもので、
種の周りの白くて細い繊維の集まりです。この白い繊維から木綿糸ができます。

この岡崎地域でも、江戸時代は綿花栽培が盛んで、三河木綿の特産地でした。
今日のプログラムで使う「コットンボール」は、「森の畑倶楽部大豆でE-co」が
森の畑で栽培したものです。

まずは「コットンボール」から「綿繰り機」を使って種を取り除きます。
ハンドルを回すと上手に綿から種が取り出せます。


次に「唐弓(とうゆみ)」を作ります。60センチほどの竹の板に小刀で
切れ込みを入れ、弦を張るようにします。小刀の扱いは危険を伴うので
大人の人にやってもらいました。


「唐弓」の弦で、綿を弾くように糸をほぐします。


ほぐした綿を今日のクリスマス飾りに使います。
白い綿は「雪」にしようかな☆
思い思いビーズで飾ったり、マーカーペンで色付けをしたりすると
素敵なクリスマス飾りができました!


管理棟の工作室では「森もり!わんぱくAじゃん隊」の「植物で遊ぼう」
が行われています。子どもたちはすぐ「イタドリのリコーダー」を
ピー!ピィ~~~!と吹き鳴らして即席の演奏会が始まります。


お兄ちゃんやお姉ちゃんが工作をしている間、ちっちゃな赤ちゃんは
マテバシイの「どんぐり風呂」で遊びます。ツルツルしてて気持ち良さそう☆


大人は「葉っぱのバッタ」作りに挑戦です!
シュロの葉で本物そっくりのバッタを作ります。講師の手慣れた手さばきに
つい見入ってしまいます。細かな作業に集中すること数十分、
素敵な葉っぱのバッタが2匹できあがりました!


「これはなんでしょう?」
「どんぐりの帽子です。」
「何ができるんですか?」
「それは出来てからのお楽しみぃ!」


どんぐりの帽子を糸どんどんでつないでいくと・・・
こんなかわいい「イモムシ君」になりました!愛嬌抜群ですね。


管理棟の座敷では「折り紙を楽しむ会」が折り紙で花玉作りを行っています。


子どもも大人もハサミを使ってていねいに切ります。
子どもたちも細かな作業に真剣に取り組みました。


集中して作業すること1時間ほど、こんな素敵な「花玉」ができました!


工作棟では「おかざき木工倶楽部」の第1部「額縁」作りが始まっています。
講師が額縁の大きさについて参加者の方から希望を取られました。
手を挙げて「先生、私はこんな大きさの額縁が作りたいです。」
「私は、この絵を飾りたいからこの大きさにしたいわ。」
さっそく曲尺で自信作の絵の大きさを測っていきます。


ノコギリを巧みに操って、縁と縁がぴったり合うように切ります。
そして、木工用ボンドで丁寧に貼り合わせていきます。
講師に微調整をしてもらって、アクリル板を取り付ければ
オリジナルのマイ額縁の完成です!


「おかざき木工倶楽部」の第2部は「バランスとんぼ」作りです。


小刀を使って「竹」をていねいに削って行きます。
羽の大きさ・重さを同じくらいに削ります。微妙な手加減が難しいですが
素晴らしいバランス感覚のトンボが完成しました!


絶好の行楽日和のこの日、おかざき自然体験の森に来園された皆さんは、
「森の秋まつり」のプログラムを思う存分楽しまれたことと思います。
皆さんお疲れ様でした!そしてご来園、誠にありがとうございました!

次回のブログ「その2」では、屋外で行われたプログラムを中心に
詳しくお伝えいたします。お楽しみに☆



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撮影日  平成27年11月21日(土)
撮影場所 おかざき自然体験の森(八ツ木町)
投稿者  あだち


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Posted by 岡崎市環境部環境政策課 at 07:00おかざき自然体験の森

2015年11月24日

参加者募集中!「木のハガキで年賀状を作ろう」


ホタル学校からこの時期にうってつけのイベントのお知らせです。
平成27年12月6日(日)に「木のハガキで年賀状を作ろう!」
を開催します。 (皆さん、年賀状の準備は進んでいますか?)

上の写真は木ハガキ年賀状の見本です。(講師が制作)
実際のハガキのサイズよりは少し大きめですが、
切手を貼って宛名を書けば実際に発送することが可能です。

書きたいイラストを持参してもいいですし、
当日は干支のイラスト集なども用意しますので、
コピーしてカーボン紙で写して、電熱ペンで線をなぞると
味わいのあるイラストが出来上がります。

また、アクリル絵の具もありますので、
イラストに着色すれば彩り豊かな年賀状ができます!


上の写真は昨年度のイベントの様子です。
皆さん、楽しみながらも筆を走らせるその表情は真剣そのもの!


宛名も「電熱ペン」で書けなぞれば消える心配はありません。
一文字ずつ丁寧に仕上げていきます。


子どもたちも思い思いにデザインをし、可愛くて楽しげな
年賀状が出来上がっていきます☆
完成したら誰に送ろうかな?


講師は登山道の看板作りなどでお馴染みの「松本吉央(よしお)」さんです。
(写真は登山道の案内看板を設置したときに撮影したものです。)

「子どもも大人も身近な自然素材である木に触れて、ぬくもりを感じてほしい」と、
様々なものづくり教室や登山道の案内看板作りなどを開催しています。

ぜひこの機会にイベントにご参加ください!
皆様のお越しを心よりお待ちしております。


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◆開催日 平成27年12月6日(日)
◆時 間 9時30分~14時ごろ
◆会 場 ホタル学校(岡崎市鳥川町字小デノ沢5-1/月曜定休)
◆H P http://www.morinoeki.jp/hotaru_gakkou/index.html
◆電 話 0564-82-3027(電話にてお申込みください。)
◆参加費 無料
◆定 員 15人(受付は先着順)
◆持ち物 細い絵筆2本、弁当、古タオル
◆講 師 鳥川ホタル保存会 松本 吉央 さん
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※完成次第お帰りいただいても大丈夫です。



自然との共生を「ホタル」を通して考えましょう!
HP:http://www.morinoeki.jp/hotaru_gakkou/index.html  


Posted by 岡崎市環境部環境政策課 at 19:41鳥川ホタルの里(ホタル学校)

2015年11月23日

ツアー参加者募集中!「とっかわ歴史ミステリーバスツアー」


※上記画像をクリックするとPDFで見ることができます。

ホタル学校イベント「とっかわ歴史ミステリーバスツアー」
参加者募集のお知らせです!


平成27年12月13日(日)、朝8時45分に「岡崎市役所」を出発し、
専用バスに乗ってホタル学校のある「鳥川ホタルの里」を目指します。

ガイドは「鳥川ホタル保存会」のアドバイザー「竹内謙作」さんです。


ゲンジボタルの生息地としては大変有名な鳥川ですが、
実は歴史的な建造物や文化財、数多くの石仏や
江戸時代に造られた「猪垣」(写真)、平成の名水百選に認定された
湧水群など、見どころ満載なスポットでもあるのです!


写真は環境省の「平成の名水百選」に認定された「鳥川ホタルの里湧水群」の一つ
「ふないどの水」です。一年中きれいな湧水があふれ出し、この地を潤しています。

この他にも名前が付いた湧水が四か所あります。(飲用は自己責任!)


写真は「慈徳院」(じとくいん)です。そこに上がっていく途中に
「西国三十三所観音」像の不思議な光景が広がっています。
三十三体の観音様は一体何を意味しているのでしょうか?

慈徳院の敷地内にある「大イチョウ」はかなりの大木で、
秋から冬にかけて木も地面も一面黄色に染まってとってもきれいです。


写真は「御嶽講霊神供養塔」(おんたけこうれいじんくようとう)。

古き昔より山岳信仰が盛んであり、この地方でも
一番身近な霊山である「御嶽山」を信仰する人が多くあり、
信仰の対象である御嶽山に度々お参りに出かけました。

その御嶽講の信者によって、講祖や先達の霊を祀るという風習が生れ、
各地に建てられたのが「霊神碑」であります。

この場所はガイドの案内なくして辿り着くのは難しく、 突然山の中に
巨大な岩が現れて、本当に昔にタイムスリップしたかのような錯覚に陥ります。


最大の謎!?がこの「鳥川城址」
誰がいつ建てたのか?どのような伝説が隠されているのでしょうか?


ご紹介したスポットはツアーで巡るほんの一部ですが、
ホタルを育むこの地には、豊かな自然と共に、人々の生活や信仰、慣習があり、
深い歴史の数々が刻まれて今日があります。それら一つずつひも解くことで
見えてくる私たちにとって「大切」な何かが語り継がれています。

ぜひご一緒に鳥川の地を巡ってみませんか!
皆さんのご参加を心よりお待ちしております。


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◆開催日 平成27年12月13日(日)
◆時 間 8時45分(岡崎市役所を出発)~12時30分頃
◆会 場 鳥川ホタルの里(岡崎市鳥川町地内)
◆H P http://www.oklab.ed.jp/tokkawa/
◆申込み 0564-82-3027(ホタル学校までお電話ください)
◆参加費 無料
◆定 員 20人(受付は先着順)
◆講 師 鳥川ホタル保存会 アドバイザー 竹内 謙作 氏



※帰りに藤川町にある道の駅「藤川宿」で少し休憩します。
http://fujikawa37.com/


※ホタル学校のホームページはこちら ↓
http://www.morinoeki.jp/hotaru_gakkou/index.html

  


Posted by 岡崎市環境部環境政策課 at 09:43鳥川ホタルの里(ホタル学校)

2015年11月20日

「ひっつき虫」の収穫祭inわんPark


「昔はよく遊んだけど、最近見かけないんですよね・・・」
こんな声がよく聞かれるのが、ひっつき虫。

こちら「オオオナモミ」はわんParkに自生しているもの。
今年は、これを使って遊ぶイベントを開催しました☆

★平成27年11月15日(日)に開催


まずは集まった参加者の皆さんとご挨拶!
みんな「ひっつき虫」って知ってるかな?


「オオオナモミを見つけるぞ!」とやる気十分の子どもたち。
森に収穫に向かいましたが、その前に2つのひっつき虫を見かけました。

ひとつめは「コセンダングサ」。V字に分かれた先端に
『返し』のようなトゲがついており、くっつきます。

ふたつめは「ヌスビトハギ」。サングラス型の平たいタネは
とても細かいトゲでくっつきます。


観察をしながら、昆虫の森の中にあるオオオナモミの群生地へ。
100~200個くらいは採れました☆


採ったオオオナモミはわんぱくハウスの中にあるフェルト製ダーツで遊びます。
でも、ちょっと遊び足りない・・・という声が多く・・・。


結局、こうなりました!(笑)

動物にくっついて分布を広げたいオオオナモミにとっては、
投げて遊ぶ僕らの行動は思惑どおりかも・・・。

来年、芝生広場がひっつき虫だらけになりませんように!


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撮影日  平成27年11月15日(日)
撮影場所 こども自然遊びの森「わんPark」(淡渕町)
投稿者  ナリキヨ


ふたば でっかい原っぱで遊ぼう! ふたば 岡崎市こども自然遊びの森(愛称:わんPark)
HP:http://www.morinoeki.jp/wanpark01.html  


Posted by 岡崎市環境部環境政策課 at 22:09わんPark(こども自然遊びの森)

2015年11月19日

再告知!わんぱくフェスタ 「ツリークライミング体験」参加者募集中


毎年、子どもたちが自然の中で元気に伸び伸びと
遊ぶ楽しさを体験するイベント「わんぱくフェスタ」!

昨年に続き今年も『空から森を見てみよう!』を合言葉に
「ツリークライミング体験」イベントを開催します。
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☆対象は「小学3~6年生」です。
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(専用のギアを装着)

ツリークライミングとは、専用の道具を使ってロープにぶら下がりながら
木に登るプログラムです。 常に体とロープがつながっているので、
落ちる心配はありません!また、手で登るのではなく、足を使って登るので
多少体力に自信のない子でも大丈夫です。

「ツリークライミングジャパン」公認のインストラクターが、楽しく安全に指導してくれます。
ツリークライミングで普段体験することができない「樹上の世界」を味わってみませんか☆

ご応募をお待ちしています!(応募多数の場合は抽選)


(3グループに分かれて行います。※1グループ8人)

◆開催日
平成27年12月5日(土) ※雨天の場合は翌日に順延します。

◆時間
第1回:9時30分~、第2回:12時~、第3回:14時30分~

※1回の体験時間は約1時間半です。
※抽選により時間を指定させていただきますのでご了承ください。

◆会場
おかざき自然体験の森(岡崎市八ツ木町字池ノ上10)
TEL:0564‐45‐5544
HP:http://www.sizentaiken.jp/

※お車のナビ設定ではうまく誘導がされずに「迷ってしまった」との声をよく聞きます。
必ず上記ホームページのアクセスマップをご確認の上、お越しください。

◆対象
岡崎市内の小学3~6年生(定員72人) ※応募多数の場合は抽選/時間選択不可

◆持ち物
動きやすい服装、運動靴、帽子、温かい飲み物、手袋(滑り止めのあるもの)


(インストラクターのお話をしっかり聴きます。)

◆お申込み
〒住所、氏名、年齢、性別、学年、学校名、電話番号
を書いて、下記の方法でお申込みください。
※すべて「環境保全課」に届きます。

・ハカギ(〒444‐8601 岡崎市役所 環境保全課 自然体験班)
・FAX(0564‐23‐6536)
・Eメール(kankyohozen@city.okazaki.lg.jp)

◆応募締切
平成27年11月24日(火) ※抽選後に通知書を郵送します。


木にもよりますが、7~10メートルほどの高さまで登ります。
その高さから見る森はなんとも絶景☆


(上まで登れたらハンモックのような「ツリーポート」で一休み!)

★オフィシャルホームページより引用

「木と友達になり、自然を大切にする気持ちを育てる」

ツリークライミングの主役はあなただけではありません。
木や森、あらゆる自然環境のすべてが主役です。
ツリークライミングを体験させてもらう木に「今日は一緒に遊んでくださいね」
という気持ちで森に入ります。ツリークライミングをして木と友達になり、
樹上から降りてきた時には、心の中に自然を大切にする「心」が育っていくのです。



上記写真は全て昨年度の開催の様子です。
少し寒い時期ですが、子どもたちの楽しげな笑顔が印象的でした☆


上の画像は「ツリークライミングジャパン」のロゴマークです。
(上記写真・ロゴマーク画像の無断使用・転用禁止)


◆ツリークライミングジャパンのオフィシャルホームページ
http://www.treeclimbingjapan.org/

◆ツリークライミング専用ギアのショップサイト
http://www.tcw.co.jp/


たくさんのご応募をお待ちしています☆


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投稿日  平成27年11月19日(木)
投稿者  環境保全課
TEL  0564-23-6921  


Posted by 岡崎市環境部環境政策課 at 11:54おかざき自然体験の森

2015年11月16日

体験の森で職場体験!岡崎市立矢作北中学校2年生が来園


平成27年11月12日(木)、13日(金)の2日間、おかざき自然体験の森で
岡崎市立矢作北中学校の2年生の5名の生徒が、職場体験をしました。


「2日間、頑張ってくださいね!」
「ハイっ!」

職場体験の開始前、やる気は満々!笑顔で記念撮影です。


まず、おかざき自然体験の森がどんな施設か、散策しておおよそを知ります。
散策路を歩くと、すぐ路肩が掘り返されているのを見つけました。
「イノシシがミミズなどを探して掘っているんです。イノシシが雪かき
のように土をかき分けるので『ラッセル痕』と言います。」

と職員に教えてもらいました。


この森は、里山の暮らしを追体験できる施設です。そこで「炭焼き窯」
見学しました。かつて炭は里山の暮らしになくてはならないものでした。
昔は、全国各地の里山でこのような炭焼き窯で炭を焼いていたんですよ。


次に「ビオトープ」を見学しました。このビオトープは里山の棚田の跡地を
利用したものです。おかざき自然体験の森の沢沿いに、山深くまで
小さな棚田の跡が残っています。先人の稲作にかける思いが伝わってきますね。
ビオトープの木道を歩いていると小型の赤とんぼ「マユタテアカネ」を見つけました!


管理棟に戻って「シイタケ」のホダ場で収穫体験をしました。
シイタケの原木にたくさんのシイタケが生えています。
原木の裏に生えていることもあり、ていねいに探していきます。

シイタケのホダ場は、ワイヤーメッシュという金網で周りも天井も覆っています。
それは、シイタケをイノシシやサルなどの野生生物から守るためです。


「大きいシイタケ、ゲット!」
上手にシイタケのじくをもって収穫しました。
竹の籠に八分ほどの入る大収穫です☆

職場体験の生徒の皆さん、せっかく自分たちで収穫したシイタケです。
焼きシイタケにしてお弁当のおかずの一品にしてね!
今、スーパーではあまりお目にかかれなくなった原木のシイタケ。
「お味はいかがでしたか?」
「おいしかったで~す!」



みんなが収穫したシイタケは、職員がスライスして干しシイタケを作ります。
天気が良ければ2~3日で干しシイタケができます。
年度末にお世話になった市民活動団体さんにお渡しする予定です。


お弁当を食べ、午後からは竹林整備と木製階段の補修をしていきます。
矢作北中学校2年生5名の生徒さんは、みんな運動部に属しているそうです。
だから、若い体力に職員も大いに期待します。
安全の為、ヘルメットをかぶって作業に出かけます。


管理棟裏の竹林で除伐をします。
伐倒方向に人のいないことを確認して切り倒しました。


除伐で出た竹を友だちと協力し合って切り、竹炭入れを作ります。


切り出した竹炭入れに竹炭を入れます。
この竹炭は、炭焼きの会の方がドラム缶窯で焼いたものです。
炭焼きの会の方に感謝!竹炭は「脱臭」や「除湿」に効果があります。
また、ご飯を炊くとき入れるとよりおいしく炊けるとも言われています。


次の作業は、散策路「Eコース」の木製階段を補修です。
Eコースは、ところどころ木の杭や横木が腐っています。
腐った杭の「かすがい(留め具)」をクギ抜きを使って取り除きます。


その後、重いかけやを使って杭打ちです。
最初はおっかなびっくり・・・ぎこちない手つきでしたが、
慣れてくるとご覧のとおり大きくかけやを振りかぶって打てました。


お見事!
杭の芯を打って「カーン」と気持ち良い音が森中に響きます。


横木と杭にかすがいをハンマーで打ち込みます。
これで木製階段の一か所の補修が完了です。


Eコースの木製階段補修を2日間かけて行いました。なんと横木を10本ほど、
杭を30本ほども新しいものに替えました。生徒さんは重い横木や杭を持って、
急なEコースの階段を何往復もしてくれました。本当にありがとう!
皆さんのおかげでEコースがより安全に散策できるようになりました。


2日間の職場体験の締めくくりにEコースの展望台「四阿(あずまや)」
に行きました。「ドウダンツツジ」が美しく紅葉しています。


曇っていて名古屋のビル群は霞んで見えませんでしたが、伊勢湾岸ループや
郡界橋橋脚は手に取るように間近に見えました。
ホッと一息、作業終了後の笑顔です!皆さんお疲れ様でした。

矢作北中学校2年生5名の生徒の皆さん、2日間の職場体験お疲れ様でした!
竹林整備や木製階段補修の力仕事など、おかげでとても助かりました。
ありがとうございました!

この森での職場体験の経験をこれからの学校生活に少しでも
活かしてもらえれば、職員一同幸いに思います。
またぜひ遊びに来てくださいね☆


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撮影日  平成27年11月12日(木)、13日(金)
撮影場所 おかざき自然体験の森(八ツ木町)
投稿者  あだち


ふたばこの森まるごと自然体験フィールドふたば
あなたも感じてみませんか『五感のワンダーランド』
HP:http://www.sizentaiken.jp/  


Posted by 岡崎市環境部環境政策課 at 20:24おかざき自然体験の森

2015年11月15日

再告知!「おかざき自然体験の森秋まつり」を開催します☆


(上記画像をクリックするとPDFでチラシをみることができます。)


皆さんこんにちは。随分と寒さが増してきましたがいかがお過ごしでしょうか。

さて、平成27年11月21日(土)に おかざき自然体験の森で
「秋まつり」イベントを開催いたします!
(小雨決行/一部中止するプログラムあり)

日頃、この森で活動されておられる市民活動団体の皆様のご協力を得まして、
以下のとおり様々な自然体験プログラムをご用意しておりますので、
ぜひたくさんの方にお越しいただき、秋の森で楽しく過ごしていただければと思います!

秋まつりは9時20分から開会式を行い、その後、各体験ブースにおいて
9時50分から受付を実施いします。(事前の電話受付はいたしません。)

各体験プログラムは10時からスタートいたしますのでご了承ください。


★以下に8つの自然体験プログラムをご紹介します。

◆竹で作るだいこん鉄砲 (無料)
時間:①10時~11時、②11時~12時
講師:きこりの会


◆木工工作・竹細工体験 (無料)
時間:額縁作り10時~11時、バランスとんぼ11時~12時
講師:おかざき木工倶楽部


◆親子で炭出し体験 (無料)
時間:10時~12時(随時/炭がなくなり次第終了)
講師:岡崎炭焼きの会
※竹炭のお土産付き


◆クリスマス飾りを作ろう (参加費100円)
時間:①10時~11時、②11時~12時
講師:森の畑倶楽部大豆でe-co


◆秋の探鳥会 (無料)
時間:10時~12時
講師:岡崎野鳥の会(雨天中止)


◆新年用の小型リース作り (参加費100円)
時間:10時~11時
講師:わらじ会


◆植物で遊ぼう (無料)
時間:10時~12時
講師:森もり!わんぱくAじゃん隊


◆折り紙で花玉作り (参加費100円)
時間:10時~12時
講師:折り紙を楽しむ会


お昼にはつきたてのお餅と焼き物の販売も予定しています!


事前の申込受付はありませんので、当日直接会場までお越しいただき、
参加を希望する体験プログラムの各会場で申込みをしていただきます。

※受付は先着順です。

各プログラムの参加費・対象・定員・持ち物など詳しくは
おかざき自然体験の森HPのイベント情報をご覧ください。

※クリック → http://www.sizentaiken.jp/


お問い合わせ:おかざき自然体験の森
℡:0564-45-5544


(森の管理棟)

ぜひ、秋の1日、里山の自然の中で、自然を体感してみてください。
市民活動団体、スタッフ一同、皆様のお越しを心からお待ちしています!


※市民活動団体のプログラムは、森のホームページ
http://www.sizentaiken.jp/ の予定表をご覧ください。

※イベント情報は「市政だより」11月1日号にも掲載してあります。
http://www.city.okazaki.aichi.jp/shiseidayori/shiseidayori-new2_d/fil/20151101.pdf

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お問い合わせ:おかざき自然体験の森
℡:0564-45-5544



投稿日  平成27年11月15日(日)
投稿者  環境保全課


ふたばこの森まるごと自然体験フィールドふたば
あなたも感じてみませんか『五感のワンダーランド』
HP:http://www.sizentaiken.jp/  


Posted by 岡崎市環境部環境政策課 at 07:33おかざき自然体験の森

2015年11月12日

歴史から環境の変化を探る!豊富小学校6年生がホタル学校に来校


平成27年11月6日(金)、豊富小学校6年生48名がホタル学校の
環境教室に参加しました。今回参加した皆さんは3・4年生の時にも
環境教室に参加しており、これで3回目となります。


6年生では1年をかけて地域の歴史や文化について学んでいるそうですが、
鳥川ホタルの里にも様々な石仏や文化的に貴重なものがたくさん残っています。

前半は鳥川を歩きながらそうした歴史・文化遺産を調べて、人々の生活がどのように
移り変わってきたのか、そしてその変化が自然環境に与えた影響を学びます。



まず目についたのは道沿いに植えられた「アジサイ」です。
ホタルの成虫はオスとメスが互いに光ることでコミュニケーションをとっていますが、
そこに人工の光が当たると会話が出来なくなり繁殖の妨げになってしまいます。

昔の提灯(ちょうちん)の灯りくらいなら問題はなかったのですが、自動車ができて
川沿いを走るようになったことでヘッドライトの光が川に当たってしまうようになりました。
そこで鳥川では車道沿いにアジサイを植えてホタルに光が当たらないようにしているのです。


さて、続いて見つけたのは湧水の「ふないどの水」です。鳥川はあちこちから
きれいな水が湧きだしていて、環境省の平成の名水百選に「鳥川ホタルの里湧水群」
として認定されています。

長い時間をかけて地下を通ってきた綺麗な湧き水が川に流れ込み、
ホタルを育んでいるのです。ホタルだけでなく、上水道がなかった時代は湧水や井戸水は
生活に無くてはならないものでしたし、現代でもこうした湧水が集まって川となり
下流域の人たちの生活を支えていることに変わりはありません。


ふないどの水のすぐそばに小さな観音様がありました。頭に馬が掘られている
「馬頭観音」です。車もトラクターもない時代、畑や田んぼを耕したり、
物を運んだりするために牛や馬は無くてはならないものでした。
そうした牛馬の安全を祈るため、または死んでしまったときの供養として
こうした馬頭観音を立てたと言われています。

日々ともに暮らす牛馬は家族も同然だったのでしょうね。


さらに進んでいくと変わった屋根が見えてきました。加茂式(かもしき)黒炭窯
です。ガスも石油もなかった時代、毎日の料理やお風呂には薪や炭が
欠かすことが出来ず、鳥川のような農山村にとって「炭」は大切な収入源でした。

しかし時代の変化と共に炭は使われなくなり、鳥川の炭焼きも廃れていきました。
しかし、この炭焼き窯は最近になって地元の方が復活させたものです。
今でも年に1回くらい炭焼きをしているそうです。


炭焼き窯の奥には変わった「石垣」が見えてきました。猪が田畑に入るのを防ぐために
造られた猪垣(ししがき)です。鳥川町内にはあちこちに猪垣が残っており、
中でもこのこの「瀬長の猪垣」は保存状態が良く、しっかり残っています。

最近は金属製のフェンスや電気柵で防いでいますが、そうした便利なものがなかった時代、
一つ一つ重い石を積み上げて田畑を守ろうとした農民の苦労が感じられますね。


ホタル学校へ川沿いの道を戻っていく途中「土手」の様子を観察しました。
ホタルの幼虫は5月頃に川から土手へ上陸してサナギになり、1か月ほど過ごした後に
成虫となって出てきます。しかしこのサナギの状態で土の中に潜っているときに
雑菌のせいで死んでしまうホタルが多いそうです。

実は土手の雑菌は昔より今の方が増えていますが、なぜでしょうか?
ヒントは土手に捨てられている雑草です。昔は雑草を家畜のエサや
堆肥にするために集めていましたが、今はそのまま土手に捨てられてしまい、
土の栄養が多くなり過ぎて雑菌が湧きやすくなってしまったのです。

そこで鳥川ホタル保存会では土手の環境を守るために毎年新鮮な土をまいています。


最後にホタル学校の手前でヒノキの人工林を観察しました。ひょろひょろしていて
中には折れたり曲がったりしているものもあります。間伐が遅れて荒れてしまって
いるのです。海外から木材が輸入されるようになったり、家や燃料として木をあまり
使わなくなったことが原因です。森が荒れると洪水や土砂災害の原因にもなります。

どうすれば再び山を元気にできるでしょうか?みんなで考えていきます。


さて、教室に戻って後半のプログラムです。前半では過去と今の暮らしを比べながら、
生活の変化が環境にも様々な影響を与えてきたことを学びました。
後半では未来のことを考える「みんなのホタル川」という活動に取組ます。


鳥川地域の開発に取り組むことになった6年生の皆さん!鳥川の土地に見立てた
シートの上に家や公園、農園や道路、リゾートホテルなどを配置して設計していきます。
(グループワーク)


便利で魅力的な街にしていきたいところですが、一方で川にはホタルやカエルなどの
生き物もたくさん棲んでいます。どうすれば人と自然が共生する街づくりを実現できる
でしょうか?前半に学んだことを振り返りながらどんな街にすればよいかを議論していきます。


いくつかのグループに完成した計画を発表してもらいました。こちらのはゲームセンターや
マンションの横に背の高いひまわり畑を作り、光が川に当たらないように工夫しました。

さらに間伐材で作ったアスレチックのあるキャンプ場を作ったり、サクラやモミジを植えるなど
ホタルシーズン以外にも鳥川に人が来てくれるように考えてくれました。


こちらのグループは、馬や牛のいる牧場を作って土手の草が活用されるように工夫しました。
さらに川にかける橋を「木造」にすることで人工林の活用も図っています。

岡崎市の「リバーフロント計画」でも乙川に地元の木材を使った橋を造ることになっており、
全く同じ発想なのでとても驚きました!他のグループもとても魅力的な街を考えてくれました。

ぜひ学校に戻ってからお互いにどんな工夫をしたか発表し合ってみてくださいね。


(最後にみんなで記念撮影)



今の私たちが暮らす地域は自然にできあがったのではなく、昔、誰かが「こうしたい!」
と願ったことが実現した結果です。そのおかげで便利になった一方、自然環境に様々な
悪影響を与えてしまいました。そして今度は皆さん自身が街をつくっていく番です。

どうすれば次の世代にかけがえのない自然を残していけるでしょうか?
今日学んだ昔ながらの暮らしの中にそのヒントがきっとあるはずです。

これからも頑張って学習を続けてくださいね!ありがとうございました。


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撮影日  平成27年11月6日(金)
撮影場所 ホタル学校(鳥川町)
投稿者  からさわ


ふたば 自然との共生を「ホタル」を通して考えましょう! ふたば
HP:http://www.morinoeki.jp/hotaru_gakkou/index.html  


Posted by 岡崎市環境部環境政策課 at 10:41鳥川ホタルの里(ホタル学校)

2015年11月09日

「ホタル学校だより」第6号を発行しました!

いつも「水とみどりの森の駅ブログ」をご覧いただき、
誠にありがとうございます!

さて、このたび「ホタル学校だより」第6号
を発行しましたのでぜひご覧いただきたいと思います!

今回は、今年の4月から9月までの半年間に開催しました
「ホタルマスターファミリー講座」の様子や、ホタル学校の古田名誉校長の
執筆による歳時記、10月に開催された「ホタルの里の山歩きイベント」や
ホタルのフォトコンテストなどを特集しています。

ぜひ最後までお読みいただけると幸いです。


◆画像をクリックするとPDFが開き、大きくきれいに表示されます。

「ホタルマスターファミリー講座」(全6 回)とは、ネイチャーゲームを
はじめとする各種の環境教育プログラムを体験しながら、ホタルの生態や
生息環境などへの理解を深めていくもので、“家族”で参加するものです。

ホタルを中心として鳥川ホタルの里の自然に目を向け、様々な体験を通して
段階的に、「自然の不思議さや大切さ」、「命の尊さ」を感じ取り、
自然保護の意識を高めていただきました。

参加した多くの子が1 年だけの取り組みでなく、継続してホタルや
自然に関する研究を続けていることをうれしく思います。(講師談)



◆画像をクリックするとPDFが開き、大きくきれいに表示されます。


最後の記事は「渡り」をする不思議な生態の「アサギマダラ」というチョウの特集です。
秋から冬にかけて南下するチョウで、毎年、鳥川ホタルの里にもたくさん飛来します。

翅(はね)にマーキングして移動を調査する活動も全国的に行われていますが
その行動はいまだ多くの謎に包まれています。


ホタルをはじめ“自然”は不思議に満ちています。そして知れば知るほど奥深いものです。
これからもホタルをとおして、また身近な自然をとおしてご一緒に自然を探求していきましょう☆



※ホタル学校だよりのバックナンバーはこちら
http://www.morinoeki.jp/hotaru_gakkou/hotaru_news.html

※11月のイベントはこちら
http://www.morinoeki.jp/download/events_2711_2.pdf

※12月のイベントはこちら
http://www.morinoeki.jp/download/events_2712.pdf



発行日  平成27年11月3日(祝)
制作者  からさわ
投稿者  やまのうち  


Posted by 岡崎市環境部環境政策課 at 08:59鳥川ホタルの里(ホタル学校)

2015年11月06日

第2回「環境学習活動コーディネート実践講座」を開催!


平成27年10月25日(日)、おかざき自然体験の森で
第2回「環境学習活動コーディネート実践講座」
を開催しました。

最初に、第1回を少しふり返りました。この講座は講義的な内容ではなく
「体験」を重視した活動を行い、段階的にステップアップしていく内容であり、
第1回はステップ①で「自然に目を向けよう・自然とふれ合おう」と題して
ネイチャーゲームのアクティビティ体験を通して、体験の森の自然に目を向け、
その自然とふれ合いました。また、環境教育の歴史や背景などについての
解説も行われ、環境教育・環境学習の必要性についても認識を深めました。


★第1回の活動の様子はこちら ↓
http://sizentaikennomori.boo-log.com/e336986.html


第2回はステップ②「自然を理解しよう・自然について考えよう」と題して、
少し頭も使いながら、自然や生き物について考えてもらう内容で、
午前中は野生生物を題材とした環境教育プログラム「プロジェクト・ワイルド」、
午後からは水や水環境を題材とした「プロジェクト・ウェット」、
木や森林を題材とした「プロジェクト・ラーニングツリー」
のアクティビティをいくつか体験していきます。


◆体験アクティビティ「つながり発見!生息地」

参加者が野生動物の生息地の構成要素となり、繋がって輪を作り
生息地を表現します。この活動で、生息地の構成要素、人間や他の動物たちが
どのように生息地に依存しているのか、生息地が消失したり変化することが、
いかに重大なことかが分かるようになります。

ある野生動物が生息していくためには、「食べ物」、「水」、「隠れ場所」、
「生活空間」
が十分にあるだけでなく、これら生息地の構成要素が
バランス良く(適切に)配置されていなければなりません。
生息地の構成要素がバランスよくそろっている状態はどんな感じなのか、
皆さんに身を持って体験してもらいます。


構成要素を1つずつ(1人ずつ)順番に並んで輪を作ります。
輪の中は、野生動物の生息地であり、生息に必要な構成要素が
バランス良く十分にある状態です。

みんなで同じ方向を向いて、前の人の肩に手を置き、肘が自分の体に
つくまで間隔を詰めます。次に、合図に合わせて膝を曲げながら
後ろの人の膝上あたりに腰を下ろすと「人間椅子」の完成です!

これは力が分散されることで、さほど重さを感じないということで、
この状態を野生動物の生息に必要な要素がバランス良く十分に
整っていることになぞらえ、体験してもらいました。

野生動物の生息地に必要な構成要素がどんなものなのか、
構成要素のバランスが崩れたり、量が減少してしまうと、
野生動物の生息に影響が現れたりすることが
この体験を通して理解することができたと思います。


◆体験アクティビティ「オー!ディア」

シカとその生息地の3つの要素(食べ物、水、隠れ場所)に分かれ、
活発に体を動かしながら、シカが生き残りをかけて欲しいものを探す体験をします。

この活動で、動物にとって良い生息地が重要であることへの理解が深まります。
また、生態系は絶えず変化するため、野生生物の個体数が
ある程度変動するのは当然であることを認識できるようになります。


まず、3つの要素それぞれを体を使って表すとどうなるのか、
皆さんに考えてもらいました。「水」は喉が渇いた時に必要になるので、
喉の辺りに両手を当てる、「食べ物」はお腹がすいたということで、
両手をおへその辺りに当てる、「隠れ場所」は家を表すように
両手を頭の上で屋根のようにするというように決まりました。


3つの要素のポーズが決まったところで、シカ役を数人選びました。
この活動は、シカと必要要素に分かれて、笛の合図に合わせて
シカは今自分が必要だと思うもの(食べ物・水・隠れ場所)のポーズをとり、
必要要素役の人も今自分が思ったもののポーズをとります。

次の笛の合図でシカは走って自分が必要(同じポーズ)な要素を取りに行き、
要素が見つかったシカは元の場所に要素を持ち帰ります。

必要要素を手に入れたシカは繁殖できるので、次の年(次の回)には
持ち帰られた要素役もシカとなり、1年目(1回目)と同じように
合図に合わせてポーズをとり、必要要素を取りに行きます。

必要要素が手に入らなかったシカは死んでしまい、1回休む(1年経過)ことで
分解されたり他の生き物に食べられたりして自然に戻って必要要素となります。
これを10年(10回)行い、シカの数の変化を記録していきます。


何回か(何年か)すると、シカの数に比べ必要要素が少なくなり、
死んでしまうシカがいました。また、時には必要要素の一つがなくなるなど
予想できない現象が起こりました。それにしても、皆さんシカになりきって、
必死に走っていましたね。

10回(10年)行ったところで、シカの生息数がどう変化したか確認してみました。
近年、シカだけでなくイノシシやサル、クマなどが人里にも現れて
農作物を荒らしたり、時には人間に危害を加えたという報道を
よく聞きます。これは、自然の中の必要要素バランスと野生動物の生息数の
バランスが崩れているために起こっている
と言えます。

自然の中で暮らす生き物たちは、常に自然の変化の影響を受け、
たとえ自然のバランスが崩れても自分たちではどうすることもできません。
そんなことが、この体験から理解できたと思います。


◆体験アクティビティ「フリーズ/死のつながり」

「タカ」、「ネズミ」、「バッタ」になって体を動かす活動を行い、
食物連鎖に侵入した農薬の影響を体験します。


目の前の広場を草原だとします。生い茂った草を求めて「バッタ」たちが
たくさん集まっています。合図に合わせてバッタたちはエサ(木製ダボ)を食べ、
胃袋(紙袋)に貯めていき、次の合図でネズミたちは草原に出て
バッタを食べ(捕まえる)、バッタの胃袋を集めます。

その次の合図でタカたちがネズミを食べ(捕まえる)、
ネズミが持っていたバッタの胃袋を回収していきます。


バッタ役の人は胃袋(紙袋)を持ち、ネズミ役や生態系ピラミッドの頂点に
君臨するタカ役の人には目印となる被り物を付けてもらい、
それぞれが何になったかがよく分かるようにしました。


捕食者から逃げのびたバッタ、ネズミともに数匹が最後まで生き残りました。
※真ん中の輪の中は「安全地帯」です。でもずっとそこにいることは出来ません。


バッタの胃袋の中身から見てみると、赤や黄色いエサが殆どです。
実はこの草原には除草剤が散布され、汚染された草は赤や黄色になっているという設定です。

人間は雑草を除去するために除草剤を、害虫を駆除するために
殺虫剤を開発しました。これらの農薬が適切に使用される場合は、
人間に役立つこともありますが、農薬が最終的には意図しないところに
侵入する場合が少なからずあります。

多くの有毒化学物質が環境に残存し、予想外の好ましくない場所
(食物や水、さらには野生生物、時には人間に至るまで)に、時折蓄積されます。
このように、ある種の化学物質が生態系の食物連鎖を経て
生物体内に濃縮されていく現象を「生物濃縮」と言います。

このような現象は、地球上の至る所で実際に起こっています。
そんなことも認識していく必要があることが分かったのではないでしょうか。


◆体験アクティビティ「水の言葉」

水に関係している言葉をできるだけ多く出し、それらの言葉のつながりを考えます。
この活動で、人間や生き物にとって、なぜ水が必要なのか、どのように水を
利用しているのか、その重要性などについて説明できるようになります。

私たち人間だけでなく、生き物にとっても水は必要不可欠なものです。
この先は、そんな「水」を題材とした体験をしていきます。
まず、水に関係するものをそれぞれ考えて「水の言葉」シートに書き込みます。


自然現象や人間の活動、野生動物やペットなど、それぞれ色んな言葉を
考えたようです。今度は、グループみんなでどんな言葉があるか確認して、
カード(宛名シール)に一つずつその言葉を書いていきます。

カードに書き込んだら、模造紙にカードを貼り付けて、
関係のある言葉同士を線でつないでいきます。


たくさんの言葉があるので、どの言葉からスタートするのか、
自然現象や人間の活動というようにグループ分けするのか、
みんなで意見を出し合いながら決めていきます。

順に見て回ると、どのグループも活発に議論していました。
カードを並べていくと、違う新しい言葉も浮かんできます。
言葉を追加したり、絵を描き加えたりしてどんどん作業が進みます。


時間となったところで、順番に紹介してもらいました。

水はあらゆる生命の、また、あらゆる生命活動の源です。
動物も植物も水がなければ生きていけません。地球上に存在する
ありとあらゆるものが、殆ど例外なく直接的に間接的に水と関わりを持っています。

生き物が生存するためには、水は有毒物質などを含まない
清浄な状態でなければなりません。特に、私たち人間は飲み水以外にも
様々な方法で水を利用しています。そのため、水質を保全するための
努力が求められています。


この体験で、水は限りある資源であり、人間だけでなく地球上で生きる生物にとって、
かけがえのないとても重要なものであるということが理解できたと思います。

ある生き物の生息環境や、自分たちが暮らしている地域の環境を考える時に
この活動を取り入れると効果が得られると思います。


◆体験アクティビティ「水のオリンピック」

簡単な実験を通して、凝集、凝着といった水が持つ不思議な特性について学びます。
この体験で水の特性である凝集、凝着を実証でき、日常生活に関連付けられるようになります。

この活動は、グループ内で2人か3人のチームを作って行います。
机の上のコップには、上いっぱいまで水が入れられています。
このコップの水をこぼさないように、おはじきを何個入れられるか競います。


今度の競技は個人戦です。1円玉の上からこぼれないように、
スポイトで水滴を何滴乗せられるか競います。

1円玉の裏表どちらを使うか、どのあたりから水滴を乗せるのかは
自分で考えて決めます。合図に合わせて水滴を乗せていくと、
20滴ほどで1円玉全体に水が広がり、まるで鏡餅のような形になりました。
最後まで残った人は、なんと40滴を超えました。


最後の競技です。この競技はグループ対抗で行います。
水がいっぱいに入れられたコップの水面にクリップを何個浮かせられるか
挑戦してもらいます。この競技は、スタートの合図から1分が経過した時点での
浮いているクリップの数で競います。


皆さんは「表面張力」という言葉はよくご存じかと思います。
これは、水分子間の凝集によって、水の表面は常に収縮しようとする
薄く張った膜に覆われているようになり、この現象を表面張力と言います。

クリップが軽いから浮いているわけではなく、これも表面張力によるものです。
「クリップのように水の上で生活している生き物を知っていますか?」
という問いかけに「アメンボ」という答えが返ってきました。
表面張力は、昆虫など多くの水生生物が生きていく上で重要なものです。


講師が持つスポイトに、ある透明の液体が入っています。これをクリップが
浮いているコップに垂らすと、クリップはあっという間に沈んでしまいました。
透明の液体の正体は「食器用洗剤」をかなり薄めたものです。
洗剤の主成分は界面活性剤というもので、表面張力を低下させる働きがあります。

これがアメンボだったらどうなるか・・・アメンボがいる場所の水が洗剤などで汚染され、
表面張力が起こらなくなると、クリップと同じようにアメンボは溺れて死んでしまいます。
この体験で分かったように、水は清浄な状態でなければ凝集、凝着といった特性は
維持できません。水が持つ特性によって多くの生き物の生息が支えられており、
水質を保っていく必要があるということも再認識できたのではないでしょうか?


◆体験アクティビティ「選択と好み/水のインデックス」

人間は生活する中で多くのものに優先順位を付けます。
水資源の利用法をランク付けして比較することで、人々は様々な水の利用に対して、
どのように違う価値観を抱くのか、異なる意見が水資源の管理方法に
どのような影響を与えるのかを考えます。

水は、私たちの暮らしや様々な生物の生息を支えていますが、
水を自分たちの都合に合わせて利用しているのは人間だけです。

水は、人間にとって資源であり、社会全体で利用されており、
工業では材料の処理に、農業では作物の灌漑に、住宅地では飲料、清掃、調理などに
使われています。殆どの場所では、水の利用者全員にとって必要な分の水を
手に入れることができます。しかし、水の供給が制限されたり、
特定の水の利用法が水質を悪化させるとしたら、一つの水の利用法だけを
大切にすれば良いでしょうか?

ここでは、色んな水の利用法に優先順位を付け、その結果を分析します。


まず、記録シートの項目を見て、その項目の中で自分が最も重要だと思うものを10点、
次の項目は9点、一番低いと思う項目が1点というように、自分の評価を書きます。
次に、グループの人全員の点数を記録し、項目ごとにグループの平均点を出します。
点数を記録するだけでなく、どうしてこのような順位になったのか、
それぞれの考えについても話し合っていきます。


最後にグループ全体の平均点を出して、そのランキングで項目を並べてみました。

それぞれの項目はどれも重要であり、順位を付けることはとても難しいものです。
しかし、水の管理者という立場やあらゆるレベルの政策立案者などは、
水の配分に関する重要な決断を下さなければならない場合があります。

この体験で、同じことを考えようとすると、人によっての価値観の違いがあり、
結論を導き出す上で、考えのすり合わせが重要であるということが分かったと思います。


◆体験アクティビティ「驚異の旅」

サイコロを転がして、水循環内の水の移動をシミュレートします。
水循環内の水の移動について理解し、水が移動する様々な状態を
識別することができるようになります。


「水の言葉」を体験したことで、水は川から海へ流れ、蒸発して雲になり、
雨となって山に落ち、再び川に流れるといった一巡りの水の移動は
理解できていると思いますが、水循環において、水は一つの地点や状態から
別の地点や状態へ移る経路は様々です。

たとえば、氷河が溶けて溜り水となり、それが溢れて川に流れ、
そしてその水は大気中に蒸発するという具合です。水が地球の地下や水面、
そして大気中を移動できるのには、引力の影響があります。

個体、液体、気体の状態では、水は質量があるので引力の影響を受け、
山頂の雪は溶けて流域を下り世界中の海洋へと流れ込みます。

生物も水の移動を助け、最も水を移動させるのが植物で、根は水を吸収し、
この水の一部は植物自身によって使われますが、大部分は葉の表面に移動します。
水が葉に移動すると、大気と太陽エネルギーによって蒸発しやすくなり、
このプロセスを蒸散と呼びます。このようなすべてのプロセスが一体となって、
地球の表面や地中、上空に水を移動させています。


ここでは、それぞれが水分子となって、水循環内の「雲」、「植物」、「動物」、「川」、
「海」、「湖」、「地下水」、「土」、「氷河」
の9つの地点間の移動を体験します。

「驚異の旅」記録シートには、1から10まで移動地点を記録できるようになっています。
好きな場所を選んでその地点に置いてあるカードを1に貼り、サイコロを振って
出た地点に移動し、その地点のカードを2に貼って、またサイコロを振ります。


どうやらこの水の分子は色んな旅をしてきたようですね!
でも「海」のように大量に水がある所ではずっと「海」にとどまるケースもあります。


サイコロを振って「そのままとどまる」という目が出たら、その地点を動かずに
次の番号にカードを貼り、再びサイコロを振ります。これを10回行い、
水分子(自分)がどの地点をスタートして、どんな場所を移動するのか記録します。

10回行ったところで、グループでシートを見せ合ってもらいました。

水は、地球上の様々な場所に存在し循環しています。
そんな水循環について、この体験を通して、さらに理解が深まったと思います。

ある生き物の生息エリアについて、水循環内の水の移動に際し、
その生き物の生息に影響を与えるような水質汚染がある場合、
どのように汚染され、きれいになるのか調べたりする時に
有効な手法の一つだと考えられます。


◆体験アクティビティ「ある行為の長期的影響・短期的影響」

「自分たちが住んでいる土地には6本の大木があり、それ以外には
1本も木がない。冬用の薪が必要なので、この冬の間に6本の木を全部
切り倒そうかどうしようか
決断を迫られている。」ということから、
最善と思われる行為を話し合います。

いよいよ本日最後のアクティビティ体験です。

自分たちが住んでいる土地には6本の大木があり、それ以外は木がない。
家の暖房は薪ストーブという設定で、この冬を過ごすために6本の木を
どうすべきか
グループで話し合います。


冬を過ごすためには、薪が必要になります。6本しかない木を
どうしていけばいいのか、グループで話し合います。

この冬のことだけを考えれば、必要なだけ木を切ってしまえば
良いかもしれませんが、来年以降のことを考えると、
6本の木だけでは限界があるので、どうすることが最善の策なのかも含めて、
グループの考えをまとめなければいけません。

なかなか良い案が出ないようで、どのグループも苦労している様子でした。

順番にグループで話し合った結果を発表してもらいましたが、
「幹は切らずに枝を切って使う」、「弱っている木を切る」、「苗木を植える」、
「木はそのままにして、薪を買う」
など、色んな意見が出たようです。

実はこの問いかけに対する「正解」はありません。木を利用する際、
将来のことを考えずに使ってしまうと、必ず問題が起こってきます。
森の木を利用することは、時にはその森の環境が良くなることもありますが、
生態系への影響は少なからずあるはずです。

木や森林環境を題材としたアクティビティ体験を通して、
このようなことに気づいてもらえたと思います。



最後は第3回の「ピア・ティーチング」(実践活動)のための事前学習シートが配布され、
4つのネイチャーゲームアクティビティについて活動のねらいや実施方法、
役割分担などを予習してきていただくようお願いをしました。

自分がどのアクティビティを担当することになるかは当日に発表しますので、
しっかり予習してきてもらいたいと思います!実践することでわかることも多いです。



今日の活動は、楽しみながらも頭を使ったり、グループで協力し合ったり、
意見交換したりして、かなり忙しくも充実感のある活動ができたと思いますが、
皆さんはどう感じたでしょうか?

いよいよ次回は最終回、皆さんに満足していただけるよう、
精いっぱい取り組んでいきたいと思っています。
皆さんも体調管理に気を付けて、元気に最終回を迎えてください。
お疲れ様でした。


                    自然・環境学習実践隊
                      MUSHIKUN


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★次回(第3回)は平成27年11月15日(日)開催です。
体験アクティビティは「ネイチャーゲーム」で、その後に
「ピア・ティーチング」(実践体験)です。お楽しみに☆

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撮影日  平成27年10月25日(日)
撮影場所 おかざき自然体験の森(八ツ木町)
投稿者  やまのうち


ふたばこの森まるごと自然体験フィールドふたば
あなたも感じてみませんか『五感のワンダーランド』
HP:http://www.sizentaiken.jp/  


Posted by 岡崎市環境部環境政策課 at 19:01おかざき自然体験の森

2015年11月05日

秋空の下で環境教室を開催!「植物と遊ぼう☆秋」


平成27年11月3日(火)、雲一つない秋空の下(昨日の冷たい雨と
打って変わって、さすが文化の日、晴れの特異日ですね。)
トーエネック労働組合さんの環境教室を実施しました!


「愛知植物の会」の河江さんを講師に迎え「植物と遊ぼう☆秋」
どんぐりなど森の素材を生かした「森の仲間の鉛筆立て」作りを行いました。


三河の各地から集まった親子50名を超える参加者の皆さんは
くすのき広場で「環境教室」の開会式を行いました。


まずは講師を先頭に森を散策します。炭焼き小屋の前には
「八ツ木窯」があり、木炭を一度に300㎏以上焼くことができます。
皆さん、その窯の大きさと取れる炭の量にびっくりです。


Dコース「からたちの小径」の横を登っていきます。


Cコースに入って「ウラジロ」を採って「グライダー」を作りました。
結構うまく飛翔したのにはみんなびっくり!


数十分散策して管理道路を下りて管理棟に向かいます。


河江さんは遊ぶ材料にする植物をたくさん採集して来られました!


最初に遊んだのは、「ガマ」の葉を使った「手裏剣」作りです。
葉っぱを組み合わせて「十字手裏剣」を作りました!


さっそく、手裏剣投げ!
「手裏剣シュッシュ!シュッシュッシュー!」思わず懐かしい歌詞を
口ずさんでしまいます。昭和の子どもたちが真剣に取り組んでいました!


手裏剣の的当ても、平成の子どもたちも一生懸命遊びました!


次に植物で遊んだのは草笛です!まずは「ヤブツバキ」で「草笛」を作ります。


「ビー!」と力強い音が響きます!


次の草笛は「イタドリ」で「リコーダー」を作ります。心棒を伸び縮みさせると
「ピ~ィ!ピィ~~~!」と面白い音程が森中に響きました!


朴葉(ほおば)のお面を作ってくださいました。
お面を付けると思わずヒーローに変身です!
決めポーズ、ばっちり決まってます!かっこいい!


「植物と遊ぼう☆秋」の締めくくりは「どんぐり風呂」体験です!
講師がマテバシイのどんぐりをた~くさん集めてきてくれました。


どんぐり風呂の湯加減はいかが?「いっい湯だな!ははは~ん♪」


赤ちゃんもどんぐり風呂の湯船につかりました!


河江さんから縄文人も食べたという「どんぐりクッキー」の差し入れ
までありました。思う存分「植物と遊ぼう☆秋」満喫しました。
河江さん、本当にありがとうござまいす!


楽しみのお弁当の時間です。

秋空の下、くすのき広場でお弁当を広げる家族もあり、
四阿(あずまや)まで景色を楽しみに散策される家族もありました。


お昼の休憩が終わると管理棟内で「大ビンゴ大会です!」
豪華景品が目白押し☆「ビンゴ!」の掛け声が管理棟に響きました。
僕は最高の景品「組合委員長賞」をゲット!


環境教室も最後のプログラム「森の仲間の鉛筆立て」作りです。


どんぐり、松かさ、小枝、森の素材を生かした
個性あふれる鉛筆立て作りに集中です!


「僕はこんなに素敵な鉛筆立てを作ったよ!」
笑顔で記念撮影です。


絶好の行楽日和のこの日、トーエネック労働組合の皆さん、
おかざき自然体験の森で思う存分植物と触れ合い、
親睦を深められたことと思います。大変、お疲れさまでした!
ぜひ、また機会がありましたらおかざき自然体験の森を訪れてくださいね。

愛知植物の会、河江さん、植物を使った数々の遊び、大変な準備をして、
参加者の皆さんを「植物と遊ぼう☆秋」の世界に誘ってくださり
誠にありがとうございました!


おかざき自然体験の森では、学校、社会教育団体、企業などの
環境教室を随時受け付けています。(内容は要相談)
皆さんのお越しお待ちしています☆

お問い合わせは、℡(0564)45-5544(9:00~16:00)まで


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撮影日  平成27年11月3日(祝)
撮影場所 おかざき自然体験の森(八ツ木町)
投稿者  あだち


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Posted by 岡崎市環境部環境政策課 at 09:32おかざき自然体験の森

2015年11月03日

空から“森”を見てみよう!「わんぱくフェスタ」参加者募集中


毎年、子どもたちが自然の中で元気に伸び伸びと
遊ぶ楽しさを体験するイベント「わんぱくフェスタ」!

昨年に続き今年も『空から森を見てみよう!』を合言葉に
「ツリークライミング体験」イベントを開催します。
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☆対象は「小学3~6年生」です。
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(専用のギアを装着)

ツリークライミングとは、専用の道具を使ってロープにぶら下がりながら
木に登るプログラムです。 常に体とロープがつながっているので、
落ちる心配はありません!また、手で登るのではなく、足を使って登るので
多少体力に自信のない子でも大丈夫です。

「ツリークライミングジャパン」公認のインストラクターが、楽しく安全に指導してくれます。
ツリークライミングで普段体験することができない「樹上の世界」を味わってみませんか☆

ご応募をお待ちしています!(応募多数の場合は抽選)


(3グループに分かれて行います。※1グループ8人)

◆開催日
平成27年12月5日(土) ※雨天の場合は翌日に順延します。

◆時間
第1回:9時30分~、第2回:12時~、第3回:14時30分~

※1回の体験時間は約1時間半です。
※抽選により時間を指定させていただきますのでご了承ください。

◆会場
おかざき自然体験の森(岡崎市八ツ木町字池ノ上10)
TEL:0564‐45‐5544
HP:http://www.sizentaiken.jp/

※お車のナビ設定ではうまく誘導がされずに「迷ってしまった」との声をよく聞きます。
必ず上記ホームページのアクセスマップをご確認の上、お越しください。

◆対象
岡崎市内の小学3~6年生(定員72人) ※応募多数の場合は抽選/時間選択不可

◆持ち物
動きやすい服装、運動靴、帽子、温かい飲み物、手袋(滑り止めのあるもの)


(インストラクターのお話をしっかり聴きます。)

◆お申込み
〒住所、氏名、年齢、性別、学年、学校名、電話番号
を書いて、下記の方法でお申込みください。
※すべて「環境保全課」に届きます。

・ハカギ(〒444‐8601 岡崎市役所 環境保全課 自然体験班)
・FAX(0564‐23‐6536)
・Eメール(kankyohozen@city.okazaki.lg.jp)

◆応募締切
平成27年11月24日(火) ※抽選後に通知書を郵送します。


木にもよりますが、7~10メートルほどの高さまで登ります。
その高さから見る森はなんとも絶景☆


(上まで登れたらハンモックのような「ツリーポート」で一休み!)

★オフィシャルホームページより引用

「木と友達になり、自然を大切にする気持ちを育てる」

ツリークライミングの主役はあなただけではありません。
木や森、あらゆる自然環境のすべてが主役です。
ツリークライミングを体験させてもらう木に「今日は一緒に遊んでくださいね」
という気持ちで森に入ります。ツリークライミングをして木と友達になり、
樹上から降りてきた時には、心の中に自然を大切にする「心」が育っていくのです。



上記写真は全て昨年度の開催の様子です。
少し寒い時期ですが、子どもたちの楽しげな笑顔が印象的でした☆


上の画像は「ツリークライミングジャパン」のロゴマークです。
(上記写真・ロゴマーク画像の無断使用・転用禁止)


◆ツリークライミングジャパンのオフィシャルホームページ
http://www.treeclimbingjapan.org/

◆ツリークライミング専用ギアのショップサイト
http://www.tcw.co.jp/


たくさんのご応募をお待ちしています☆


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投稿日  平成27年11月3日(祝)
投稿者  環境保全課
TEL  0564-23-6921

  


Posted by 岡崎市環境部環境政策課 at 16:10おかざき自然体験の森

2015年11月02日

おかざき自然体験の森「秋まつり」開催のお知らせ!



皆さんこんにちは。随分と寒さが増してきましたがいかがお過ごしでしょうか。

さて、平成27年11月21日(土)に おかざき自然体験の森で
「秋まつり」イベントを開催いたします!
(小雨決行/一部中止するプログラムあり)

日頃、この森で活動されておられる市民活動団体の皆様のご協力を得まして、
以下のとおり様々な自然体験プログラムをご用意しておりますので、
ぜひたくさんの方にお越しいただき、秋の森で楽しく過ごしていただければと思います!

秋まつりは9時20分から開会式を行い、その後、各体験ブースにおいて
9時50分から受付を実施いします。(事前の電話受付はいたしません。)

各体験プログラムは10時からスタートいたしますのでご了承ください。


★以下に8つの自然体験プログラムをご紹介します。

◆竹で作るだいこん鉄砲 (無料)
時間:①10時~11時、②11時~12時
講師:きこりの会


◆木工工作・竹細工体験 (無料)
時間:額縁作り10時~11時、バランスとんぼ11時~12時
講師:おかざき木工倶楽部


◆親子で炭出し体験 (無料)
時間:10時~12時(随時/炭がなくなり次第終了)
講師:岡崎炭焼きの会
※竹炭のお土産付き


◆クリスマス飾りを作ろう (参加費100円)
時間:①10時~11時、②11時~12時
講師:森の畑倶楽部大豆でe-co


◆秋の探鳥会 (無料)
時間:10時~12時
講師:岡崎野鳥の会(雨天中止)


◆新年用の小型リース作り (参加費100円)
時間:10時~11時
講師:わらじ会


◆植物で遊ぼう (無料)
時間:10時~12時
講師:森もり!わんぱくAじゃん隊


◆折り紙で花玉作り (参加費100円)
時間:10時~12時
講師:折り紙を楽しむ会


お昼にはつきたてのお餅と焼き物の販売も予定しています!


事前の申込受付はありませんので、当日直接会場までお越しいただき、
参加を希望する体験プログラムの各会場で申込みをしていただきます。

※受付は先着順です。

各プログラムの参加費・対象・定員・持ち物など詳しくは
おかざき自然体験の森HPのイベント情報をご覧ください。

※クリック → http://www.sizentaiken.jp/


お問い合わせ:おかざき自然体験の森
℡:0564-45-5544


(森の管理棟)

ぜひ、秋の1日、里山の自然の中で、自然を体感してみてください。
市民活動団体、スタッフ一同、皆様のお越しを心からお待ちしています!


※市民活動団体のプログラムは、森のホームページ
http://www.sizentaiken.jp/ の予定表をご覧ください。

※イベント情報は「市政だより」11月1日号にも掲載してあります。
http://www.city.okazaki.aichi.jp/shiseidayori/shiseidayori-new2_d/fil/20151101.pdf

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お問い合わせ:おかざき自然体験の森
℡:0564-45-5544



投稿日  平成27年11月2日(月)
投稿者  環境保全課


ふたばこの森まるごと自然体験フィールドふたば
あなたも感じてみませんか『五感のワンダーランド』
HP:http://www.sizentaiken.jp/  


Posted by 岡崎市環境部環境政策課 at 21:11おかざき自然体験の森