2015年09月15日
体験の森で環境教室を開催!岩津小学校3年生102人が参加☆
平成27年9月11日(金)、岩津小学校の3年生102人が来園!
台風一過の秋晴れの日、おかざき自然体験の森で環境教室を行いました。
まず、管理棟でおかざき自然体験の森という施設が
昭和30年代までの里山を再現していることを知りました。
そして、里山の雑木林のコナラから薪や炭、竹を使って
民具、稲作で出た藁からわらぞうりや荒縄作りなど、
里山の暮らしを知ることができました。
次に、学年を2つに分けて自然観察と竹コップ・竹箸作りを体験します。
自然観察は、森の動植物を観察します。
最初に観察したのは、管理棟北のクサギの花です。
「くさ~い!」
葉っぱを触った男の子が思わず叫んでしまいました。
「臭い木」の名前の通り、とても嫌な匂いがします。
でも、クサギの花はとっても良い香りがします。
子どもたちも先生も鼻を近づけて、その香りを嗅いでみました。
そして、先生は花の様子をカメラでパチリッ!
クサギの花の蜜は、森のアゲハチョウの仲間の昆虫とって
最高のごちそうです。それは、ストローのような長い口を持つ
アゲハチョウの仲間の昆虫は、花の奥にある蜜を上手に吸えるからです。
クサギの花の近くをジャコウアゲハのメスが飛来するのを
目の当たりにすることができました。
管理道路を駐車場方向に向かって、動植物を観察しながら歩きます。
工作棟の前には、ススキが白い穂を出しています。
「ススキは、稲の仲間で葉っぱの筋が、平行に走っていて、
きれいに細長く裂けます。」など、職員から説明を聞きながら進みます。
もう少し進むと、男の子が青いどんぐりの実がたくさん落ちているのを見つけました。
「チョッキリという昆虫が、未熟な青いコナラの実に卵を産み付けて
枝から切り落とすんです。」
「なるほど、ハサミでチョキンと切ったような枝の切り口だよ。」
「チョキンと枝を切り落とす虫だから、チョッキリというんだね!」
などと、つぶやきが聞こえます。
コナラの木の隣には、天然のクリの木が生えています。俗にいう山栗です。
地面に落ちたイガを恐る恐る拾い上げました!ケガをしないでね!
権現(ごんげん)池の畔にはネムノキが生えています。
ネムノキは、夜になると眠るように葉を閉じるからこの名前が付きました。
ネムノキは豆の仲間の植物で、大豆のような実を付けます。
「サルがこの実を食べに来るんだよ」と教えてもらいました。
作業道を降りると、水路からトノサマガエルが飛び出してきました。
ショウリョウバッタ(米つきバッタとか機織りバッタと呼ばれ、
後ろ脚を持つと、ピョコピョコかわいい仕草をします。)
を始め数種類のバッタを捕まえました。
子どもたちが、何か見つけました。イノシシの足跡です!
イノシシにサル、キツネ、タヌキ、イタチにかわいいノウサギやリスも
この体験の森に暮らしています。こうして森の自然の豊かさを感じ取っていきます。
食草園に入ります。竹のアーチにウマノスズクサのツルが巻き付いています。
※一見「雑草」に見えますが、多くの生き物たちにとっては貴重な食草です。
よく見ると、ウマノスズクサにジャコウアゲハの幼虫がとまっています。
とてもグロテスクな姿形をしていますが、この幼虫があの優雅な
ジャコウアゲハの成虫になるなんて不思議です!
大小数匹のジャコウアゲハの幼虫を見つけることができました。
ビオトープの散策路を歩きます。池の中にはニホンメダカが
群れを成して泳いでいます。かつて、日本のどこの池や小川にもいた
ニホンメダカは絶滅危惧種に指定されるほど、激減しています。
※「メダカならいっぱいいるよ!」いやいや、ひょっとすると、
それは「カダヤシ」別名アメリカメダカかもしれません。パッと見は
メダカそっくりで、蚊を退治するため移入され、メダカとは全く違う魚なんです。
池の上を大きなオニヤンマが飛んできました。
シオカラトンボが、水面にお尻をこすりつけるように産卵しています。
森の田んぼに来ました。もち米が黄金色のモミを重そうに頭を垂れてきました。
「田んぼは自然のビオトープです!」と職員が一言。
さっそく、あぜ道を歩きます。アキアカネ(赤とんぼ)が、
子どもたちを迎えてくれました!水路にはトノサマガエル、
ヌマガエルが泳いでいます。「アメリカザリガニ、見っ~け!」と
さっそく男の子!ザリガニに指を挟まれないように気を付けて!
真っ赤で大きなアメリカザリガニをゲットです☆
アンパンマンのかかしのマントの下に変わった生き物を見つけました。
カレハガでした。枯葉そっくりで、動かなければ枯葉と見間違えてしまいます。
田んぼを出て、管理道路脇の広場の日影で質問タイム。
観察してきたことで、疑問に思ったことをたくさん質問しました。
1時間ほどで森の動植物観察を終えました。
森の動植物の豊かさを感じた一時です。
お弁当と休憩をはさんで、午前・午後の活動を交代します。
管理棟東の広場で、竹コップ・竹箸作りを体験します。
この活動に使う竹はもちろん森の竹です。
里山保全は、「里山保全ボランティア」の市民の協力を得て、
また、市民活動団体「きこりの会」の方々の定例活動で、
そして、職員が日々行っています。
竹林整備も進めていますが、まだまだ除伐の必要があり、
今回の環境学習の竹も職員が管理棟北の竹林の除伐で出た竹を使ってもらいました。
竹をノコギリで切ります。初めてノコギリを使う子もかなりいます。
始めは慣れない手つきでしたが、友だちに竹を押さえてもらって、
上手に竹コップができました。
紙やすりを使ってバリ取りをして、マイ竹コップ・マイ竹箸を作りました。
予定の活動を終えると、管理棟南の沢で
サワガニ探しに熱中する子たちもいました。
岩津小学校3年生の皆さん、おかざき自然体験の森の環境教室
いかがでしたか?爽やかな初秋の一日、お疲れ様でした!
おかざき自然体験の森で、動植物を観察したことを
総合学習に生かしてもらえればスタッフ一同大きな喜びです。
おかざき自然体験の森では、小・中・高校や
子ども会などの環境学習を適宜承っております。
詳しくは電話(0564)45‐5544までお問い合わせください!
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撮影日 平成27年9月11日(金)
撮影場所 おかざき自然体験の森(八ツ木町)
投稿者 あだち


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HP:http://www.sizentaiken.jp/
Posted by 岡崎市環境部環境政策課 at 20:29
│おかざき自然体験の森