
2013年08月12日
岡崎きこり塾「森林(もり)づくり人材育成事業」のご案内
皆さんこんにちは。
自然共生課からお知らせです。
昨年度に引き続き、今年も「岡崎きこり塾」との共催で、森林(もり)づくり人材育成事業として、里山整備入門講座(Ⅰ・Ⅱ)、人工林間伐講座(基礎・実践)、水とみどりの講演会を開催します。

(↑上の画像をクリックすると見やすいPDFデータが開きます)
里山の手入れや人工林の間伐、森林ボランティア活動、ご自分の山を整備したいと思っている方など、どなたでもご参加いただけます。
[各種講座一覧]
(↑上の画像をクリックすると見やすいPDFデータが開きます)
※チラシ(PDF/両面)はこちら↓
http://www.morinoeki.jp/download/kikorizyuku_h25kouza.pdf

里山整備講座の会場は、岡崎市八ツ木町にある「おかざき自然体験の森」です。未公開区域を含めると約100haもの広大な森を有し、今では貴重な里山林が広がっています。
「里山林なんて放っておいても大丈夫じゃない?」と思われがちですが、ある程度は人が手を入れ(整備)、活用することで、実りある豊かな森林が形成されていきます。放っておくと、強い樹種だけが残って、実りの少ない乏しい森になってしまうのです。
昭和中期以降、エネルギーの転換により「里山」から得ていたものは次第に活用されなくなり、市内には放置された荒れた里山林が数多く存在しています。動植物の多様性の面でも、豊かな水源林の保全の面でも、こういった里山林は、後世に残すべき大切な財産であると思います。

また、人工林間伐講座は、座学を「森の総合駅」(樫山町)、実習を額田地区内の市有林で行います。戦後、木のない山にスギ・ヒノキなど、次々と大規模な植林が行われましたが、時代は移り変わり、外国から流入する安価な木材におされ、国産材の価格は下落し、価値は落ちていきました。

結果、除伐・枝打ち・間伐などの適正な手入れはされず、放置林が増え、森林の健康状態は見るに耐え難いものとなってしまいました。また、所有者自らが山の手入れをすることも困難であり、少しでもボランティアの手によって、森林機能の回復を図りたいと、こういった人材育成事業を進めてきました。
※[写真:荒れた森林]…林内にはほとんど光が入らず、植物は生えず、地盤はもろくなって、地表の土砂が流失してしまっています。

講座では、森林整備の基本的な考え方や手法を学び、実際に森に入ってチェーソーを使用して間伐作業を行います。(グループに分かれ、講師が丁寧に指導します。)

一日にこなせる範囲はわずかではありますが、地道に継続していくことにより、森林は徐々に健康を取り戻していくと思います。
多くの方のご参加をお待ちしています。
各講座の日程等、詳しくはチラシをご覧ください。
http://www.morinoeki.jp/download/kikorizyuku_h25kouza.pdf
◆水とみどりの講演会…10月6日(日)ぬかた会館(樫山町) ※入場無料
◆里山整備入門講座Ⅰ…2日間コース(9月)
◆里山整備入門講座Ⅱ…2日間コース(12月)
◆人工林間伐基礎講座…5日間コース(9月下旬~11月初旬)
◆人工林間伐実践講座…4日間コース(11月中旬~12月初旬)
水とみどりの講演会(平成25年10月6日)
※講演会チラシはこちら↓
http://www.morinoeki.jp/download/kikorizyuku_h25kouenkai_3.pdf
[講師]
蔵治(くらじ) 光一郎 氏
東京大学大学院 農学生命科学研究科 附属演習林 生態水文学研究所所長
[テーマ]
これからの森と人とのつき合い方
[略歴]
1965 年 生まれ
1996 年 東京大学大学院 農学生命科学研究科 森林科学専攻 博士課程修了 博士(農学)
[専門]
森林水文学、森・水と人間との関係
矢作川森の研究者グループ共同代表として「矢作川森の健康診断」運営に携わるなど、現場の課題解決に総合的な視点から取り組む市民活動実践者でもある。
[著書]
『「森と水」の関係を解き明かす』(全国林業改良普及協会)、『森の「恵み」は幻想か ― 科学者が考える森と人の関係 ― 』((株) 化学同人)など、多数
お問合せ・お申込みは「森の総合駅」へ (月曜定休/8:30~17:15)
TEL:0564-82-2511
FAX:0564-82-2951
〒444-3622 岡崎市樫山町字山ノ神10-1
ホームページ:http://www.morinoeki.jp
◆「岡崎きこり塾」について◆
森林整備にかかわる人材育成を目的とし、市内で森林に関する活動を行っている各団体(※)の代表者で構成されたボランティア団体です。本講座修了後、継続して活動することを希望される方は、上記各団体をご紹介しますので、お気軽にお問い合わせください。(※ 額田林業クラブ、おかざき自然体験の森・きこりの会、おおだの森保護事業者会(山留舞会)、おかざき自然体験の森・炭焼きの会、額田炭焼の会、水守森支援隊)
自然共生課からお知らせです。
昨年度に引き続き、今年も「岡崎きこり塾」との共催で、森林(もり)づくり人材育成事業として、里山整備入門講座(Ⅰ・Ⅱ)、人工林間伐講座(基礎・実践)、水とみどりの講演会を開催します。

(↑上の画像をクリックすると見やすいPDFデータが開きます)
里山の手入れや人工林の間伐、森林ボランティア活動、ご自分の山を整備したいと思っている方など、どなたでもご参加いただけます。

(↑上の画像をクリックすると見やすいPDFデータが開きます)
※チラシ(PDF/両面)はこちら↓
http://www.morinoeki.jp/download/kikorizyuku_h25kouza.pdf

里山整備講座の会場は、岡崎市八ツ木町にある「おかざき自然体験の森」です。未公開区域を含めると約100haもの広大な森を有し、今では貴重な里山林が広がっています。
「里山林なんて放っておいても大丈夫じゃない?」と思われがちですが、ある程度は人が手を入れ(整備)、活用することで、実りある豊かな森林が形成されていきます。放っておくと、強い樹種だけが残って、実りの少ない乏しい森になってしまうのです。
昭和中期以降、エネルギーの転換により「里山」から得ていたものは次第に活用されなくなり、市内には放置された荒れた里山林が数多く存在しています。動植物の多様性の面でも、豊かな水源林の保全の面でも、こういった里山林は、後世に残すべき大切な財産であると思います。
また、人工林間伐講座は、座学を「森の総合駅」(樫山町)、実習を額田地区内の市有林で行います。戦後、木のない山にスギ・ヒノキなど、次々と大規模な植林が行われましたが、時代は移り変わり、外国から流入する安価な木材におされ、国産材の価格は下落し、価値は落ちていきました。

結果、除伐・枝打ち・間伐などの適正な手入れはされず、放置林が増え、森林の健康状態は見るに耐え難いものとなってしまいました。また、所有者自らが山の手入れをすることも困難であり、少しでもボランティアの手によって、森林機能の回復を図りたいと、こういった人材育成事業を進めてきました。
※[写真:荒れた森林]…林内にはほとんど光が入らず、植物は生えず、地盤はもろくなって、地表の土砂が流失してしまっています。
講座では、森林整備の基本的な考え方や手法を学び、実際に森に入ってチェーソーを使用して間伐作業を行います。(グループに分かれ、講師が丁寧に指導します。)
一日にこなせる範囲はわずかではありますが、地道に継続していくことにより、森林は徐々に健康を取り戻していくと思います。
多くの方のご参加をお待ちしています。
各講座の日程等、詳しくはチラシをご覧ください。
http://www.morinoeki.jp/download/kikorizyuku_h25kouza.pdf
◆水とみどりの講演会…10月6日(日)ぬかた会館(樫山町) ※入場無料
◆里山整備入門講座Ⅰ…2日間コース(9月)
◆里山整備入門講座Ⅱ…2日間コース(12月)
◆人工林間伐基礎講座…5日間コース(9月下旬~11月初旬)
◆人工林間伐実践講座…4日間コース(11月中旬~12月初旬)

※講演会チラシはこちら↓
http://www.morinoeki.jp/download/kikorizyuku_h25kouenkai_3.pdf
[講師]
蔵治(くらじ) 光一郎 氏
東京大学大学院 農学生命科学研究科 附属演習林 生態水文学研究所所長
[テーマ]
これからの森と人とのつき合い方
[略歴]
1965 年 生まれ
1996 年 東京大学大学院 農学生命科学研究科 森林科学専攻 博士課程修了 博士(農学)
[専門]
森林水文学、森・水と人間との関係
矢作川森の研究者グループ共同代表として「矢作川森の健康診断」運営に携わるなど、現場の課題解決に総合的な視点から取り組む市民活動実践者でもある。
[著書]
『「森と水」の関係を解き明かす』(全国林業改良普及協会)、『森の「恵み」は幻想か ― 科学者が考える森と人の関係 ― 』((株) 化学同人)など、多数
お問合せ・お申込みは「森の総合駅」へ (月曜定休/8:30~17:15)
TEL:0564-82-2511
FAX:0564-82-2951
〒444-3622 岡崎市樫山町字山ノ神10-1
ホームページ:http://www.morinoeki.jp
◆「岡崎きこり塾」について◆
森林整備にかかわる人材育成を目的とし、市内で森林に関する活動を行っている各団体(※)の代表者で構成されたボランティア団体です。本講座修了後、継続して活動することを希望される方は、上記各団体をご紹介しますので、お気軽にお問い合わせください。(※ 額田林業クラブ、おかざき自然体験の森・きこりの会、おおだの森保護事業者会(山留舞会)、おかざき自然体験の森・炭焼きの会、額田炭焼の会、水守森支援隊)