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2016年07月07日

「お!」と驚くお得で特別な体験を☆「3パークバスポート」の販売開始


(上の画像をクリックするとPDFで見ることができます)


平成28年7月1日から「お!かざき3パークパスポート」
の販売がスタートしました。岡崎で「お!」と驚くおとくで特別な体験を!
を合言葉に岡崎公園で歴史体験、南公園でわんぱく体験、
東公園で動物体験ができ、プラス水とみどりの森の駅の4施設
(おかざき自然体験の森、森の総合駅、わんPark、ホタル学校)で
色んなクラフト体験ができます。

その他にも特典いっぱいのパスポート☆
ぜひこの機会にお買い求めの上、家族で素敵な思い出を
作ってみてはいかがでしょうか。


※主催:一般社団法人 岡崎パブリックサービス

※協力:岡崎市(公園緑地課、観光課、環境保全課)



(上の画像をクリックするとPDFで見ることができます)


◆販売・体験期間:平成28年7月1日(金)~9月30日(金)

◆料金:大人1,000円(中学生以上)、小人800円(5歳以上)

◆販売場所:岡崎公園(岡崎城、三河武士のやかた家康館)、南公園、道の駅藤川宿

◆問合せ:三河武士のやかた家康館(TEL:0564-24-2204/9時~17時)




※以下はパスポートの現物イメージです。(上が表面、下が裏面)




※以下は「水とみどりの森の駅」の4施設でのクラフト体験をご紹介します。
以下の体験はパスポートをご持参いただいた方のみの体験であり、各施設で
現金払いによる体験の受付は出来かねます
のでご了承ください。

おかざき自然体験の森(岡崎市八ツ木町)
http://www.sizentaiken.jp/

手作りの竹細工体験ができます。
竹皿、竹の小鉢、竹コップ、竹の菜箸、竹の靴べら、竹の紙鉄砲
の中から一つをお選びの上、お作りください。


お子様向けには「昔ながらの火おこし体験」ができます。
舞いぎり式という方法で回転力を利用し、摩擦熱で火種を作ります。
思いのほかけっこう力がいるので、家族で協力してチャレンジしてみてください!

※必ず火が起こせるという保証は出来かねます。


森の総合駅(岡崎市樫山町)
http://www.morinoeki.jp/mori_eki.html

お子様向けに「木の車」作りが体験できます。
自由な発想で自分だけのオリジナルの車を作ることができます。


大人の方には木のコースター作りはいかがでしょうか。
肌触りの良い「リョウブ」という木を使い、可愛いイラストを描いて
アクリル絵の具で色付けすれば素敵なコースターが完成☆

多種多様なイラストの見本などもご用意しています。


こども自然遊びの森「わんPark」(岡崎市淡渕町)
http://www.morinoeki.jp/wanpark01.html

竹を使った「水鉄砲」もしくは「竹かっぽ」作りが体験できます。
特に暑い夏には竹の水鉄砲を作って、そのままわんParkで遊んでみては
いかがでしょうか?

※竹かっぽは、竹の上に足を乗せて、竹に付けたひもを手で持って
バランスよく歩く昔ながらの遊び道具です。


ホタル学校(岡崎市鳥川町)
http://www.morinoeki.jp/hotaru_gakkou/index.html

お子様向けにアート体験「ストーンペイント」が体験できます。
色んな石を使って好きな生き物やお花などを形作り、アクリル絵の具で
色付けをすれば素敵なアート作品が完成☆


大人向けには香りの良い「ヒノキのマイ箸作り」はいかがでしょうか?
専用の道具を使って簡単にお箸を作ることができます。


以上、森の駅各施設でのクラフト体験をご紹介させていただきました。
いずれも「おかざき3パークバスポート」をご購入された方のみ
体験ですので、この機会にぜひパスポートをお買い求めの上、
市内の各公園や森の駅施設を巡って、家族で素敵な夏の思い出を作ってみませんか!



☆その他にも特典がいっぱい☆


・東公園…どうぶつえんのうらがわ探検(要予約)
・奥殿陣屋…抹茶パフェ50円割引
・道の駅藤川宿…ミニカップソフトクリームのプレゼント(ミニストップ)
・岡崎駒立ぶどう狩り組合…大人200円割引、子ども100円割引
・おかざき世界子ども美術博物館…缶バッジ(小)50円割引



皆様のお越しを心よりお待ちしております☆


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投稿日  平成28年7月7日(木)
投稿者  環境保全課


ふたば 行こう!水とみどりの森の駅! ふたば
HP:http://www.morinoeki.jp/index.html  


Posted by 岡崎市環境部環境政策課 at 09:20森の総合駅

2016年07月06日

「七夕」に願いを込めて☆


おかざき自然体験の森の管理棟内で七夕飾りをしています。

管理棟入口に2か所、竹を設置し来園された方々が
星に願いを、月に祈りを捧げるために思いをつづって飾っていかれます。


少し内容を紹介します。

「楽しいことがいっぱいありますように」
「ピアノがじょうずになりたい」
「みんなといっしょにドライブに行けますように」
「おともだちと仲良く」
「ケーキやさんになりたい」


などなど、皆さんの真摯な気持ちがつづられています。
私だったら「宝くじが当たりますように」などと
下世話な発想しか浮かびません・・・。


せっかくですから体験の森の管理棟も少しご紹介します。

この建物は江戸時代後期の古民家を移築したものです。
市内のとある庄屋さんが住まわれていた建物だそうです。
2005年には「木の使い方コンテスト」
愛知県森林組合の最優秀賞を頂いています。

写真は玄関横の縁側です。
「おばあちゃんが猫と日向ぼっこをして、傍らにはミカンが置いてある」
そんな景色が浮かんできそうです。


和室もけっこう風情があっていいですよ。
襖を開くと「遠山の金さん」が現れそうです。


来場された皆さんが休憩に使ったり、
イベントの会場として使ったりする広間です。

フローリングではありません。板の間です。


こちらはちょっとした工作(無料)とか
イベント会場などにも使う部屋です。

来場された親子で工作したりして楽しんでいます☆


蔵書もたくさんあります。

動植物関係だけでなく「ビオトープ関係」「森林関係」
「里山関係」といった図書から、「チェーンソー入門」など
といった実用書までそろっています。

図書館ではないので貸し出しはできませんが、
ここでしっかり勉強できますよ。
一度足を運んでみてくださいね!


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撮影日  平成28年6月29日(水)
撮影場所 おかざき自然体験の森(八ツ木町)
投稿者  おかだ


ふたば この森まるごと自然体験フィールド ふたば
あなたも感じてみませんか『五感のワンダーランド』
HP:http://www.sizentaiken.jp/  


Posted by 岡崎市環境部環境政策課 at 09:36おかざき自然体験の森

2016年07月05日

ホタルのいのちの物語「誕生編」


平成28年7月1日(金)、ホタル学校で展示用に飼育している
ゲンジボタルの幼虫が孵化しました。

産卵確認から20日です。通常、産卵から孵化まで約一か月と
言われていますのでもう少し前から産卵していたかもしれません。

糸くずの塊みたいなものが全て幼虫です。
全長は1~2mmといったところでしょうか。とにかく可愛いです☆


二つの産卵箱に5匹ずつのメスのホタルがいましたので、一匹が500個の
卵を産んだとして、全部孵れば5,000匹の幼虫が生まれる計算になります。
実際にはどれぐらい孵るか楽しみです。


※ゲンジボタルの幼虫は「肉食」。好物はカワニナという淡水の巻貝です。
幼虫は自分の体と同じ大きさのカワニナを食べて成長するので、
この小さな幼虫に見合うカワニナの稚貝を与えなければいけません。

飼育で一番大変なのがこのエサやりです。稚貝の確保には神経を使います。


今年の鳥川ホタルの里の通算飛翔数は15,000匹ほど。
いったいどれ程の卵があればこれだけの飛翔数になるのでしょうか。
想像もつきません。自然界のバランスを崩さず保全するには、
私たち人間はどんな生活・行動をしていけばよいか、考えさせられます。


ホタル学校では地元「鳥川ホタル保存会」の皆さんとの協力体制で
幼虫を五つの水槽で育てていきます。

常時、展示していますので時々会いに来てくださいね。


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撮影日  平成28年7月1日(金)
撮影場所 ホタル学校(鳥川町)
投稿者  かみや


ふたば 自然との共生を「ホタル」を通して考えましょう! ふたば
HP:http://www.morinoeki.jp/hotaru_gakkou/index.html  


Posted by 岡崎市環境部環境政策課 at 13:00鳥川ホタルの里(ホタル学校)

2016年07月02日

ホタルの里の自然に学ぼう!常磐小学校4年生が環境教室に参加


平成28年6月24日(金)、岡崎市立常磐(ときわ)小学校の4年生
岡崎市ホタル学校の環境教室に参加しました。
2クラスで60名を超える大勢での参加です!

一日かけてホタルの生きる里山の自然について学びます。


まずはホタルクイズで腕試しをします。ホタルやホタルの周囲の環境に
関するクイズに自分の予想を書き込んでいきます。予想が書けたら、
答え合わせをしながら解説を行いました。

何人かは全問正解でした!大人だってほどんと答えられない問題ばかりなので、
間違えた子も別に恥ずかしいことではありません。これを機に覚えていってくださいね。


続いてはワークシートを使ってホタル学校の展示物を調べていきます。
成虫はなじみがありますが、卵を産む場所や幼虫の生活などはあまり知りませんね。


(展示のクイズにもチャレンジ)

ホタルの一生が理解できると
ホタルが生きるために必要な環境も見えてきます。


さて、午後に雨が降りそうなので、本当は昼食後に予定をしていた
川の生き物探しを先に行うことにしました。
せっかくこれだけ川のきれいな所に来たのだから、やっぱり川に入りたいですよね。
網やアクアスコープを配って川に向かいます!


「あっカニがいた!」
「魚を捕まえたよ!」
「なんか変な虫がいる!」



いつもは静かな鳥川に元気な子どもたちの声が響きました。
どんな子もすぐ夢中になってしまうのが川の不思議な力ですね。

中には泳ぎだす子もいたりして・・・凄い!


川から戻ったら着替えて昼食タイムです。普段と違う場所で食べるお弁当は
美味しさも格別です。ちなみに写真の部屋は元「校長室」
ちょっと偉くなった気分!?


続いては午後のプログラムです。

まずは鳥川にどんな生き物がいたのかをふり返りました。たくさん捕まえられたのは
サワガニやカワムツ。いずれも水のきれいな上流部に棲む生き物です。

常磐小学校の近くではあまりサワガニはいないそうですが、なぜでしょうか?
ぜひ研究してみてください。


サワガニように川の水質の参考となる生き物を「指標生物」といいますが、化学的な
側面からも水質を調べてみましょう。学校の近くを流れる青木川(中流部と下流部)と
鳥川の水についてパックテストを使って水質の比較をしてみました。


結果は、COD(有機物)は鳥川<青木川下流<青木川中流の順で多くなりました。
下流より中流の方が多いのが意外です。

phは鳥川がややアルカリ性、青木川は中性からやや酸性に傾いていることが分かりました。
もっといろいろな水で試してみると面白いですよ。


さて、天気が何とか持ってくれたので、外に出てフィールドビンゴをしました。
鳥川の自然を散策しながら、ビンゴカードにかかれたアイテム
(Yの形のもの、つるつるしたもの等)を探していくアクティビティです。


ただ歩くだけだと見落としてしまいますが、意識してみると鳥、小さい虫、
色とりどりの花など、色いろなものに気づきます。


おっと、こちらは珍客!畑でニホンザルが麦の落ち穂をつまんでいました。
野生のサルが当たり前のようにいることにみんなビックリ!

鳥川の農家さんは野菜を取られることもあるので困っていますが・・・。
自然との共生はなかなか難しいですね。


ホタルの生態から川の環境、里山の自然まで内容盛りだくさんな一日でした。
今日学んだことを踏まえていつも目にする自然を見直してみると、様々な疑問が
湧いてくるのではないかと思います。

「何でだろう?」
と思ったことが次の学びへの入り口です。


どんどん自然に親しみ、たくさんのことを学び取っていってくださいね!


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撮影日  平成28年6月24日(金)
撮影場所 ホタル学校、鳥川ホタルの里(鳥川町)
投稿者  かみや


ふたば 自然との共生を「ホタル」を通して考えましょう! ふたば
HP:http://www.morinoeki.jp/hotaru_gakkou/index.html  


Posted by 岡崎市環境部環境政策課 at 21:52鳥川ホタルの里(ホタル学校)

2016年07月01日

堂々たる風格「ミヤマクワガタ」を確認!


平成28年6月23日(木)、ホタル学校の壁に
「ミヤマクワガタ」が止まっていました。
以前は旧環境庁の環境指標昆虫に指定されていたクワガタです。

ほぼ全国に分布し、良好な自然環境下で生息する昆虫です。
なかなか見かけないので心配していましたが、確認できて一安心です。

温暖化が進む中、生息地が高地、あるいは北上している傾向にあり
もしかすると、そのうち鳥川では見られなくなるかも知れません・・・。


今春には、鳥川で初めて南方系のチョウ「ナガサキアゲハ」
が確認されています。温暖化防止のためCO2削減を
真剣に取り組まないといけないと感じます。

ナガサキアゲハは緩やかに飛んで色々な花で吸蜜し、幼虫の食草は
「ミカン科」の葉です。メスは翅の基部が赤色で白色紋があります。


ナガサキアゲハと似てますが、違う種類のチョウを紹介!

(上)クロアゲハ
樹木が茂ったところなど、やや暗い場所をフワフワゆったりと飛ぶことが多く、
街中から山地まで、黒いアゲハの中では一番普通に見られます。
幼虫は、「ミカン」や「カラタチ」などの葉を食べます。

(下)オナガアゲハ
山地の渓流沿いなどで見られ、ツツジやクルマユリなどの花に吸蜜に訪れます。
幼虫は「コクサギ」、「サンショウ」、「カラスザンショウ」、「ツルシキミ」
などの葉を食べます。


ホタル飛翔シーズンは終わりましたが、ホタル以外にもたくさんの
昆虫がいる「鳥川ホタルの里」へぜひお越しください!


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投稿日  平成28年6月23日(木)
撮影場所 ホタル学校(鳥川町)
投稿者  かみや


ふたば 自然との共生を「ホタル」を通して考えましょう! ふたば
HP:http://www.morinoeki.jp/hotaru_gakkou/index.html  


Posted by 岡崎市環境部環境政策課 at 17:52鳥川ホタルの里(ホタル学校)