
2016年08月11日
ホタルの川で生きもの探し☆
平成28年8月7日(日)、岡崎市ホタル学校で
「ホタルの川で生き物探そう」と銘打った
夏休み特別イベントが開催されました。
講師は市民活動団体「森もり!わんぱくAじゃん隊」の皆さんと、
特別講師として岡崎市動植物調査会の永井貞(ただし)先生が加わって
くださいました。お忙しいところ、誠にありがとうございます。
☆永井先生は元教員で、動植物(特に魚類や両生類)に精通しておられます。
さっそく、川に入って生き物探しです。
Aじゃん隊の田中会長によると鳥川の生き物も以前と比べて少なくなったそうです。
でも、まだまだたくさんの生き物がいますのでがんばって捕まえましょう。
網を構えてガサガサガサ。何か入ったかな?
大人も必死でガサガサガサ。
「おっ!はいっとる、はいっとる。」
教室に持ち帰って名前や生態を調べてみましょう。
カワムツ、カワヨシノボリ、サワガニ、トンボのヤゴ、ドジョウなどなど
水のきれいな川に棲む生き物がたくさん捕まりました。
解説は永井先生にお願いしました。
永井先生は小さい頃、今の竜美ヶ丘にまだ田んぼや雑木林が
いっぱいあった頃、自分の庭のように遊びまわっていたそうです。
その頃はまだカエルやメダカや、たくさんの生き物が居ましたが
今は、ほとんどが絶滅寸前・・・。
一番の原因は田んぼの乾田化だそうです。
現在の農法では、ある程度、稲が育ったら田んぼから水を抜いたほうが
米が良く獲れるのだそうです。水が無ければ生き物は生きていけません。
また、生き物は一度絶滅すると二度と戻ってはきません。
永井先生は生き物たちを守るため「おかざき自然体験の森」で
ビオトーブを作って管理しています。カエルもメダカもたくさんいます。
ザリガニやウシガエルは多すぎて困っているとのこと・・・。
「もしよければ皆さんお手伝いに来てください」
とおっしゃっていました。
小さいお子さんには、少し難しいお話だったかもしれませんが、
生き物の生態など、一生懸命記録しておきます。
☆自由研究の題材にしている子もいました!
最後に質疑応答の時間です。
多くのお子さんから質問があり、勉強しようという意識の高さに驚かされました。
楽しい時間は「あっ」という間に過ぎてしまいました。
とっても楽しく、有意義な時を過ごせたことと思います。
「森もり!わんぱくAじゃん隊」の皆さん、永井先生、
そしてご参加いただきました皆様、本当に有難うございました。
このブログをお読みの皆様も、ぜひお子様と一緒にホタル学校にお越しください☆
川用の網(タモ)や飼育ケース、川の中を見る「アクアスコープ」など
ホタル学校で無料で貸し出しています。
夏の思い出作りに、また、自由研究にも活用できますよ!
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撮影日 平成28年8月7日(日)
撮影場所 ホタル学校、鳥川ホタルの里(鳥川町)
投稿者 かみや


HP:http://www.morinoeki.jp/hotaru_gakkou/index.html
Posted by 岡崎市環境部環境政策課 at
15:38
│鳥川ホタルの里(ホタル学校)