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2016年08月31日

初めての「紅茶」作り☆


平成28年8月24日(水)、晴れ。とにかく暑いっ!

この日は「おかざき自然体験の森」のお茶作りボランティア活動で
初めての「紅茶作り」をしました。

いつもは駐車場で集合してお茶畑に向かうのですが、今日は某中学校2年生の
「アオイ」さんが夏休みの自主学習として参加してくれましたので、
管理棟にて皆さんにご挨拶をしてから茶畑に向かいました。

アオイさん:「今日は色々と勉強させていただきます。カメラ
撮影もさせていただきますのでよろしくお願いします!」


皆さん、拍手っ!!


アオイさんは、今年5月1日に行った「八十八夜の茶摘み」プログラムに参加し、
新茶作りを体験したことがきっかけで、お茶に興味を持つようになったそうです。

素晴らしい姿勢ですね☆ 色んなことに興味が湧いてくるのは若い証です。
ボランティアの皆さんに混じって一生懸命に茶摘みする姿も真剣そのものです。


緑茶を作る場合、摘んだ茶葉をすぐに蒸して発酵を止めてしまうことで緑色を
保ちますが、ウーロン茶や紅茶は摘んだ茶葉をそのまま揉んで、しばらく発酵
させることで、あの赤茶色に変わっていきます。


さっそく摘んだ茶葉をそのまま手揉みします。
茶葉から水分が出てきて、その水分でゆっくりと自主発酵していきます。
この発酵時間の違いがウーロン茶と紅茶の差になります。

※昔、中国からシルクロードを通ってウーロン茶をヨーロッパに運ぶ際に、
自然発酵してできたのが「紅茶」だと聞いたことがありますが・・・?

(真偽のほどはいかに?)

緑茶・ウーロン茶・紅茶とも同じ茶葉からできていますが
皆さんはどれが一番好みでしょうか?


こうして自分で摘んできた茶葉を、一生懸命に手揉みして作りあげていく
お茶は、どのお茶を飲んでも格別においしいこと間違いなし。

でも、ドラマ「相棒」に出てくる杉下右京のような紅茶通になるには
一朝一夕では無理なようです・・・。


今日は、本発酵させるだけの時間がありませんので袋に入れ持ち帰っていただきます。
すでに少し茶色に変色してきています。あとは自宅で5~6時間以上(お好み次第)
ほど発酵させれば紅茶のでき上がりです。

天日干しすれば発酵は止まります。

アオイさん、勉強になったかな?発酵を待つ間にレポートを仕上げて
おいしい紅茶ができるのを楽しみに待っててね。

※娘が自分で作った紅茶を入れてくれたら、お父さんうれしいだろうなあ。
(スタッフ:うらやましい・・・)もしかして、特別ボーナスなんか出ちゃうかも!?


普段のお茶ボランティアは、9:30~12:00までで行っていますが、
今回は紅茶作りで長丁場になるため、皆さんお弁当持ちでご参加いただきました。


NHK「サラメシ」のナレーション(中井貴一)風にレポートしたいところですが、
皆さんシャイな方ばかりで、顔なしの昼食風景だけにします。

写真中央に焼き豚のお皿が写っていますが、実はブタではなく
「イノシシ」の肉で作ったチャーシューです。


地元の方から頂いたシシ肉を、調理人経験のあるスタッフがチャーシューにしました。
普通の焼き豚と比べるても臭みもなく、しっかりした肉の歯ごたえがあって
おいしかったそうです。(毎回こうした差し入れがあるわけではないですが)


お茶ボランティアは下記の予定で開催しています。
毎月第2・4水曜日の9:30~12:00(雨天中止)

中止等の変更もありますので、市政だより・ホームページにてご確認のうえご参加ください。
皆さんのご参加をお待ちしています☆


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撮影日  平成28年8月24日(水)
撮影場所 おかざき自然体験の森(八ツ木町)
投稿者  おかだ


ふたば この森まるごと自然体験フィールド ふたば
あなたも感じてみませんか『五感のワンダーランド』
HP:http://www.sizentaiken.jp/  


Posted by 岡崎市環境部環境政策課 at 12:08おかざき自然体験の森